2019年03月12日更新
iPhoneの標準カレンダーアプリの使い方!基本から応用までを解説!
iPhoneに標準のアプリとして搭載されている「カレンダー」を使ったことはございますか。実は複数人でのスケジュール管理が可能です。便利なiPhoneのカレンダーアプリについて、基本的な使い方から、応用の使い方まで紹介いたします。
目次
- 1iPhoneのカレンダーアプリとは?使い方を覚えるメリットを紹介
- ・共有カレンダーを利用すればチームのスケジュール管理ができる
- 2iPhoneカレンダーアプリの使い方【基本編】
- ・新規イベントの作成方法
- ・様々なカレンダーの表示方法
- 3iPhoneカレンダーアプリの使い方【応用編】
- ・前後の日付や時間を確認する方法
- ・イベントの詳細を確認する方法
- ・イベントリストを表示する方法
- ・今日のスケジュールを確認する方法
- ・イベントを検索する方法
- 4iPhoneカレンダーアプリの使い方【iOS共有編】
- ・iCloudの共有カレンダーでスケジュールを管理するメリット
- ・iCloudの共有カレンダーを作成する方法
- 5iPhoneカレンダーアプリの使い方【Android・iOS間での共有編】
- ・Googleカレンダーを利用する
- 6iPhoneのカレンダーアプリの使い方をマスターしよう!
iPhoneのカレンダーアプリとは?使い方を覚えるメリットを紹介
皆さんはご自分のスケジュールをどのように管理しているでしょうか。まだまだ紙派が主流ではあるようですが、既にスマホのスケジュール管理アプリを使っている方もいらっしゃるでしょう。4割近くが電子機器を利用してスケジュール管理をしているという統計もあるようです。中には、これからスマホのアプリでスケジュール管理しようとしている方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、もしもiPhoneを持っていてiPhoneでスケジュール管理したいと思っているけど、どのアプリを使うのがいいのかわからない、というような方には、iPhoneに最初から入っている「カレンダー」というアプリをおすすめします。この記事では、iPhoneの標準アプリの「カレンダー」の使い方を紹介していきます。
共有カレンダーを利用すればチームのスケジュール管理ができる
そもそも、iPhoneに最初から入っている「カレンダー」をおすすめする理由ですが、「共有カレンダー」という機能が非常に便利だから、というのがあります。この共有カレンダーというのは、その名の通り、家族や同僚同士など複数人でスケジュールを共有したいという場合にカレンダーを共有できる、というものです。
この場合の共有というのは、一つのカレンダーを複数人が同時に閲覧できるというのはもちろん、スケジュールの編集も複数人で出来てしまうところまでを指しています。複数人でスケジュールを管理できるというわけです。紙のスケジュール帳などではなかなかできないことです。iPhoneをお持ちなら、ぜひカレンダーアプリを使用してみてはいかがでしょうか。
iPhoneカレンダーアプリの使い方【基本編】
それでは、iPhoneに標準でインストールされているカレンダーアプリの使い方について紹介していきます。まずは基本編です。新規イベントの作り方や、カレンダーを表示する方法など、基本となる機能の使い方について確認していきましょう。
新規イベントの作成方法
基本編の1つ目は、新規イベントの作成方法についてご紹介します。「イベント」とは、予定のことだと考えてください。家族と食事に行く、ですとか、仕事の商談、などの一つひとつの予定を「イベント」と呼びます。カレンダーアプリの基本となる操作ですので、ぜひ覚えましょう。
最初に、iPhoneの標準カレンダーアプリを開き、右上の「+」のアイコンをタップします。
新規イベントの作成画面に行きますので、必要事項を入力していきましょう。「タイトル」はそのイベントの名前を書きます。彼女とデート、ですとか、職場の飲み会、などです。また、「場所」には、そのイベントを行う場所を入力します。場所は省略しても構いません。
続いて、イベントの日時を入力していきます。「開始」と「終了」にはそれぞれイベントの開始日時・終了日時を入力します。
さらに、カレンダーを複数設定している場合、イベントを作成するカレンダーを選択します。例えば、共有カレンダーにイベントを作りたい場合には、ここで共有カレンダーを選択しなければなりません。ここまで入力すれば、基本的には十分かと思います。
イベントに関する情報の入力が完了したら、右上の「追加」をタップすると、カレンダーにイベントが作成されます。
イベントが作成されると、上の画像のように、予定時間帯にイベントの帯が作られます。これでイベントの作成は完了です。基本的な操作ですので、ぜひ覚えましょう。
新規イベントの詳細設定
ちなみに、イベントの詳細な設定についても説明いたします。
日時は詳細な設定もできます。もし、そのイベントが終日行われる場合には、横のスイッチをタップして有効にします。また、もし、イベントが定期的にあるような場合は「繰り返し」の設定をします。さらに、イベントに向かうまでの時間を考慮したい場合には、「移動時間」を設定しましょう。
イベントへの「予定出席者」を設定することもできます。共有カレンダーを使っている場合には、設定する必要はないでしょう。また、イベントの通知の設定もできます。イベントの開始予定時刻の何分前という具合に、通知されるタイミングの設定ができます。表示方法は、他のユーザーからイベントがどのように見えるかを設定できます。
また、イベントに関連したWebサイトがある場合には、そのURLを設定することも可能です。さらに、イベントに関するメモも設定できます。必要に応じて入力しておきましょう。
様々なカレンダーの表示方法
新規イベントの作成方法が分かったところで、基本編の2つ目は、iPhone標準カレンダーアプリの様々な表示について確認していきましょう。これも基本的な操作になりますので、押さえておきましょう。
年間カレンダーを表示する方法
まずは年間カレンダーです。年間カレンダーは、月間カレンダーの画面で右上の〇年をタップすると表示されます。
月間カレンダーを表示する方法
次に、月間カレンダーは、年間カレンダーの画面で見たい月のカレンダーをタップすると表示されます。あるいは、日別カレンダーの左上の〇月をタップしても表示されます。
週間カレンダーを表示する方法
週間カレンダーは、スマホを縦向きから横向きにしてみてください。すると週間カレンダーが表示されます。
日別のスケジュールを表示する方法
日別のスケジュールは、月間カレンダーの画面で、スケジュールを表示させたい日をタップすると表示されます。
カレンダーの表示の切り替えまとめ
年間カレンダー、月間カレンダー、週間カレンダー、日別スケジュールと4つの表示方法があることが分かったかと思います。これらの切り替えは上の画像の通りになっています。目的に応じて、カレンダーの表示方法を変えられるようになりましょう。
iPhoneカレンダーアプリの使い方【応用編】
iPhoneのカレンダーアプリの基本的な操作が分かったところで、次は応用編です。応用といっても、難しいことはございません。様々な操作について、一つひとつ紹介していきます。
前後の日付や時間を確認する方法
応用編その1は、日別スケジュールの画面で前後の日付や時間を確認する方法です。まず日別スケジュールの画面を開いてみてください。
日別スケジュールの画面で、上にスワイプすると前の時間、下にスワイプすると後の時間のスケジュールを確認できます。
また、今度は左にスワイプすると前日の、右にスワイプすると翌日のスケジュールを確認できます。
イベントの詳細を確認する方法
応用編その2は、イベントの詳細を確認する方法です。
これはとても簡単で、日別スケジュールの画面で、詳細を確認したいイベントの帯をタップするだけです。
タップすると、イベントの詳細が表示されます。
イベントリストを表示する方法
応用編その3は、イベントリストを表示する方法です。イベントリストとは、イベントが登録されている日の一覧です。登録されているイベントだけを表示できるので、手早くイベントを探したいというときに便利です。
表示方法は、日別スケジュールの画面で画面上部中ほどの「リスト表示」のアイコンをタップするだけです。
今日のスケジュールを確認する方法
応用編その4は、今日のスケジュールを確認する方法です。これは、どの画面にいても一発で今日のスケジュールを表示できます。
方法はいたってシンプルです。画面の左下の「今日」をタップするだけです。今日の日別スケジュールが表示されます。
イベントを検索する方法
応用編の最後は、イベントを検索する方法です。あのイベントっていつだっけ、というような場合には検索機能を活用しましょう。
方法は、各画面において画面上部の右側にある虫眼鏡の形をした「検索」のアイコンをタップします。
検索窓が表示されますので、検索キーワードを入力し、検索をタップします。
すると、イベントの候補がリストで表示されます。予定を確認したいイベントをタップすると、詳細を確認できます。
iPhoneカレンダーアプリの使い方【iOS共有編】
iPhoneの標準カレンダーアプリの使い方の基本編と応用編を確認したところで、さらに応用編である共有カレンダーの作成方法をご紹介していきます。複数人でのスケジュール管理まであと一歩です。まずは、iPhoneやiPadなどのiOS端末で共有カレンダーを作成する方法について確認していきましょう。
iCloudの共有カレンダーでスケジュールを管理するメリット
iPhoneなどを持っているiOSユーザー同士の場合、iCloudのアカウントを使ってスケジュールを共有できます。メリットは、同じiOSということもあり、簡単な設定だけで共有カレンダーでスケジュールを管理できるという点です。最初の設定について確認しておきましょう。
まずは、iPhoneの「設定」を開き、ユーザー名をタップします。
次に、「iCloud」をタップします。
最後に、カレンダーのスイッチを有効にすれば設定完了です。これでiCloudにカレンダーを同期でき、iOSユーザーとカレンダーを共有できます。
iCloudの共有カレンダーを作成する方法
iPhoneでの基本の設定ができたところで、早速共有カレンダーを作成してみましょう。作成方法も難しくありませんので、ぜひ覚えてしまいましょう。
共有カレンダーを作成する方法
まず、iPhoneのカレンダーアプリを開き、画面下部中ほどの「カレンダー」をタップします。
続いて、画面下部左側の「カレンダーの追加」をタップします。
カレンダーを追加する画面に行きますので、カレンダーの名前を入力し、アカウントを「iCloud」に設定して、右上の「完了」をタップすると、新しいカレンダーを追加できます。アカウントを「iCloud」に設定するのがポイントです。
カレンダーを共有する方法
ここで終わりではありません。カレンダーを共有して初めて共有カレンダーの完成です。カレンダーを共有する方法を確認しましょう。
iPhoneのカレンダーアプリを開き、画面下部中ほどの「カレンダー」をタップし、共有したいカレンダーの「i」のアイコンをタップします。
ここで、共有相手のすぐ下の「個人を追加」をタップします。
次の画面で、「+」のアイコンをタップします。
すると、連絡先の一覧画面が出てきますので、カレンダーを共有したい相手をタップします。
招待を送るメールアドレスを選択します。
カレンダーの共有相手を選んだら、右上の「追加」をタップします。
すると、共有相手に先ほど選んだメンバーが表示されます。問題なければ、右上の「完了」をタップします。このタイミングで相手に招待メールが送信されます。
共有カレンダーに参加する方法【招待されたユーザーの手順】
共有カレンダーに招待された相手側では、上の画像のような招待メールが届きます。ここで、「カレンダーへ参加」をタップします。
ブラウザが立ち上がるので、iCloudにサインインします。最後にカレンダーへの参加を承認して完了です。
iPhoneカレンダーアプリの使い方【Android・iOS間での共有編】
ここまでは、iPhoneのカレンダーアプリにおける、iOS同士での共有カレンダーの作り方についてご紹介しました。さらに、ここからは相手がiPhoneユーザーではなく、Androidユーザーの場合のカレンダーの共有方法についてご紹介します。
Googleカレンダーを利用する
スケジュールを共有したい相手がAndroidユーザーの場合、Googleカレンダーを利用してスケジュールを共有できます。AndroidとiOS間でスケジュールを共有できるとは、非常に便利ですね。ちなみに、Googleアカウントの取得とGmailアプリのインストールはしておいてください。
Googleカレンダーで共有カレンダーを作成する
まずは、Googleカレンダーで共有カレンダーを作成します。パソコンでの作成を説明します。Googleカレンダーを開いてください。
カレンダーを追加の横の「…」をクリックします。
「新しいカレンダーを作成」をクリックします。
任意の名前を入力し、「カレンダーを作成」をクリックします。
続いて、先ほど作成したカレンダーの横の「…」をクリックし、「設定と共有」をクリックします。
「特定のユーザーとの共有」をクリックします。
ここで、「ユーザーを追加」をクリックします。
連絡先の一覧が表示されますので、共有したい相手の連絡先をクリックします。
ここで、権限の横の「▼」をクリックし、「予定の変更権限」を選択します。
最後に、右下の「送信」をクリックします。すると相手に招待メールが届きます。
iPhoneで共有カレンダーを設定
最後に、iPhoneで先ほど作成した共有カレンダーを設定します。
まず、iPhoneの設定を開き、「パスワードとアカウント」をタップします。
次に、アカウントの「Gmail」をタップします。
最後に、カレンダーのスイッチを有効にします。これで、iPhoneのカレンダーアプリで、Googleカレンダーの予定の同期が完了しました。
iPhoneのカレンダーアプリの使い方をマスターしよう!
iPhoneのカレンダーアプリの使い方から、共有カレンダーの作成方法までご紹介して参りましたが、いかがだったでしょうか。共有カレンダーを使えば、複数人でスケジュールを管理できます。仕事からプライベートまで幅広く活用できるiPhoneのカレンダーアプリをぜひ使って、使い方をマスターしてみてください。