iPadでもzipファイルを解凍・圧縮することができるのを知っていますか?iPadをメインデバイスで作業している方は、zipを解凍・圧縮する方法を覚えておくと非常に便利です。本記事紹介する方法を参考に、iPadでzipファイルを開いてみてください。
iPadでzip形式のファイルを開く場合は、「ファイル.app」を利用します。「ファイル.app」iOS11以降のバージョンから登場したアプリのため、iOS10以前のバージョンをiPadにインストールしている人は利用できないので、iOSのバージョンをアップデートしてください。
「ファイル.app」は、iOS11以降のバージョンに標準搭載されていますが、「ファイル.app」iPadから削除してしまった人は、上記のリンクにアクセスしてiPadに「ファイル.app」をインストールしてください。
インターネット上からzip形式のファイルをダウンロードしても、解凍出来ない圧縮ファイル形式があります。またiPadの「ファイル.app」では、ファイルの圧縮化はできません。解凍できない圧縮ファイルや、ファイルを圧縮したい場合は、外部アプリを利用する必要があります。
本記事後半の章で紹介する「iZip」「Documents by Readdle」を利用すれば、開けない圧縮ファイルと、ファイルの圧縮が可能なのでそちらの章を参考にしてください。
zip形式のファイルを開く場合「ファイル.app」をiCloud Driveで表示する必要があります。iPad内の「ファイル.app」にダウンロードした場合は、zipファイルを解凍出来ないので注意してください。インターネット上でzipファイルをダウンロードすると、ブラウザ上に下の画面が表示されます。
上の画面が表示されたら「次の方法で開く...」をタップしてください。
メニューがポップされるので、下の段のメニューアイコン一覧から「ファイルに保存」をタップしてください。
ダウンロードするzip形式のファイルの保存先を選択します。「iCloud Drive」を選択して、任意のフォルダにzip形式のファイルを保存してください。
続いて、本章ではiPadにzip形式でダウンロードした圧縮ファイルを解凍する方法を紹介します。
「ファイル」アプリを起動してzip形式の圧縮ファイルを検索してください。zip形式のファイルには、ファイルアイコンに「zip」と表示されています。zip形式のファイルが見つかったらファイルアイコンをタップしてください。
上の画面が表示されます。ファイル名の下にある「内容をプレビュー」をタップします。
上の画像のようにzip形式のファイルが表示されます。複数のファイルが内包されている場合は、画面上をタップすれば次の内包されているファイルが表示されます。
zip形式の圧縮ファイルの解凍方法は以上です。画面右上の表示されている「共有」アイコンをタップして、表示されるポップアップメニューから「画像を保存」をタップすれば、「写真」アプリに解凍された圧縮ファイルの画像データが保存されます。
「ファイル」アプリはiPadに標準搭載されているアプリで、ダウンロードした圧縮ファイルを無料で解凍・保存できますが、iCloud Driveを利用しなければならないというデメリットがあります。ネット接続のない環境では圧縮ファイルを解凍できないので不便で、ファイルの圧縮機能が搭載されていません。
そういった場合は、次の章から紹介する外部アプリを利用すれば、iCloud Driveを使わず、ファイルの解凍と圧縮ができるので参考にしてみてください。
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