iPadのコントロールセンターを表示させる方法とカスタマイズ方法を解説！

iPadのコントロールセンターとは、Wi-Fi、Air Drop、Bluetooth、機内モードなどの機能をオン/オフにすることができたり、カメラ、メモのアプリなどの起動や明るさや音量設定。お休みモードなど色々な機能をすぐに利用できるものです。

また、枠内を長押しをするとその機能の追加オプションを見ることができるものもあります。例えばカメラであれば長押しすると「セルフィーを撮る」「ビデオ撮影」「QRコードをスキャン」「写真を撮る」から選ぶことができます。

まずこのiPadでこのコントロールセンターを使用するために、iPadでコントロールセンターを表示させる方法について、iOSのバージョンによって違いがあるため、それぞれの表示方法について説明していきます。

iPadにiOS12以降を搭載している場合のコントロールセンターの表示方法は、画面の右上から下にスワイプするとコントロールセンターを表示できます。

ロック画面、ホーム画面、アプリを起動中であっても、どの画面からでもiPadのコントロールセンターを表示することができます。

画面上中央や左上からスワイプすると通知センターが出てきてしまうので右上のほうからスワイプするように注意してください。また、コントロールセンターを閉じる場合は、ホームボタンを押すか、下から上に向かってスワイプをすると元の画面にもどります。

iPadにiOS11以前を搭載している場合のコントロールセンターの表示方法は、画面下から上にスワイプすることでコントロールセンターを表示することができます。こちらもロック画面、ホーム画面、アプリ起動中でもiPadのコントロールセンターを表示することが可能です。

コントロールセンターを閉じる場合は、同様にホームボタンを押すか、下から上に向かってスワイプをすると元の画面にもどります。

iPadでのコントロールセンターのiOS別の表示方法について説明してきました。

ここでは、iPadのコントロールセンターが出ない場合の対処法について説明していきます。思わぬものが原因でiPadのコントロールセンターが出ない場合があるので、一つずつ確認していき、コントロールセンターを表示できるようにしましょう。

iPadのコントロールセンターの設定が無効になっていないか確認してみましょう。App使用中のアクセスがオフになっている場合は、アプリ起動中はiPadのコントロールセンターが表示しない状態になっています。

iPadの「設定」→「コントロールセンター」と開いて「App使用中のアクセス」がオンになっているかどうかを確認しましょう。オンになっていればアプリを使用していてもコントロールセンターを表示させることができます。

また、iOS11以前の場合は「ロック画面のアクセス」という設定があるので、その設定もオンにしておきましょう。

iPadのコントロールセンターが出ない場合、iPadを再起動することでコントロールセンターが出てくるようになる場合があります。

iPadの再起動の方法は、画面右上にある電源ボタンを長押しすると「スライドで電源オフ」という画面が表示されるので、表示の内容どうりに右にスワイプすると電源完全にオフになります。その後、再び電源ボタンを長押しするとiPadは起動します。

起動したらiPadのコントロールセンターが出てくるか確認してみましょう。

iPadのOS、iOSのバージョンが古いとバクによってiPadのコントロールセンターが出ない可能性もあります。ソフトフェアのバージョンを確認して、アップデートの表示がアイコンバッジなどに出ている場合は、ソフトウェアのアップデートをして見ましょう。

「設定」→「一般」→「情報」で、現在のiPadのソフトウェアのバージョンの確認ができます。また、「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」を押すとアップデートがあるかの確認をしてくれます。

アップデートがある場合は「ダウンロードとインストール」を押してソフトウェアのバージョンを新しくしましょう。ソフトウェアのアップデートには通信時間がかかったり電力がいるので、通信速度のよいWi-Fiを使い、充電器につないだ状態で行いましょう。

iPadのコントロールセンターが表示されくなる前にケースやフィルムを新調して付けたばかりだった場合は、そのケースやフィルムが原因の場合があります。ケースやフィルムが画面に干渉している可能性があります。

ごくまれな原因ではありますが、いちどケースやフィルムを外してコントロールセンターが表示されるかどうかを確認してみてください。ただし、フィルムは一度はがすと貼り直しができなかったり、難しい場合があるので注意してください。

iPadでコントロールセンターが出ない場合の対処方法について、説明してきました。ここでは、iPadのコントロールセンターをカスタマイズする方法について説明していきます。

iPadコントロールセンターでの機能の追加や削除、並び替えの方法や他のアプリを使用中に表示させない方法について説明していきます。

iPadのコントロールセンターは、ある程度ならばカスタマイズが可能です。画面の明るさ、音量、お休みモード、ミュージックやWi-Fi、Air Drop、Bluetooth、機内モードの枠などは固定ですが、カメラやメモなどのアプリの起動部分はカスタマイズが可能です。

「設定」→「コントロールセンター」の「コントロールのカスタマイズ」から機能の追加や削除ができます。追加したい機能の「+」の部分をタップすることで、コントロールセンターに機能の追加をしていきます。

逆にコントロールセンターから削除したい機能は「-」の部分をタップします。すると「削除」のボタンが出てくるのでそれをタップするとコントロールセンターからその機能は削除されます。

削除した機能は、下のコントロールを追加の部分に移動するので必要な場合はまた追加することができます。

iPadのコントロールセンターに追加できる機能の一覧は、「設定」→「コントロールセンター」の「コントロールのカスタマイズ」から確認することができます。

下記の機能が、カスタマイズ可能な機能の一覧です。

• タイマー
• カメラ
• ホーム
• QRコードをスキャン
• Apple TV Remote
• アクセシビリティーのショートカット
• アクセスガイド
• アラーム
• ストップウォッチ
• テイストサイズ
• ボイスメモ
• メモ
• 画面収録
• 拡大鏡
• 聴覚サポート

iPadのコントロールセンターでのカスタマイズ可能な部分は、コントロールセンターでの並び順を変更することができます。

「設定」→「コントロールセンター」の「コントロールのカスタマイズ」の機能の右端を長押しするとその機能をドラッグすることができるようになり、並び順を変更することができます。これでiPadのコントロールセンターの並び順をかえることができます。

コントロールセンターのカスタマイズ可能な部分を自分の使いやすいように並べておきましょう。

並び替えたものは、上から順に左詰でコントロールセンターに並んでいきます。４つ並ぶと次の列に加わり増えていくようになります。

アプリを使用中にコントロールセンターの表示を無効にする設定方法について説明していきます。コントロールセンターを表示させたくない場合は、「設定」→「コントロールセンター」と開いて「App使用中のアクセス」をオフにします。

この部分をオフにすることで、コントロールセンターを誤作動でアプリを使用中に表示するのを防ぎます。

iPadでのコントロールセンターの表示の方法やカスタマイズの方法、表示されないときの対象法などについて説明してきました。iPadのコントロールセンターは、カスタマイズなどは簡単で使用すると便利なのでぜひ活用していってください。