iPadを売る前にはデータを初期化するといった注意点がいろいろとあります。注意点を守らないと売却できなかったり、査定額が下げられてしまうこともあります。この記事ではiPadを売る前にやるべき注意点と、高額買取実現のためのコツをお伝えします。
さまざまなタブレット端末が発売されていますが、やはりiPadに代わる性能を持つタブレット端末はないと感じている人も大勢いることでしょう。最新型のiPadではなくて、ある程度型落ちしたiPadも中古市場では人気があります。
新型iPadが登場した時に買い替える人の多くが、古いiPadは売却してしまうことでしょう。iPadを売る売り方には、自分でメルカリやラクマ、ヤフオクなどのフリマアプリで売る売り方と、iPadの中古買取を行っているお店に売る売り方があります。
自分でフリマアプリやヤフオクを使って売る場合でも、iPadを売る前には自分で設定などの売るための準備が必要です。iPadを売るための注意点に沿った準備を行わないと次のような困ったことが起きてしまいます。
iPadを売却する前に準備をしないと次のような困ったことが起きてしまいます。
iPadにはあなたの様々な個人情報が登録されています。例えばあなたが使っているApple IDとApple IDに登録しているクレジットカード情報、SNSやショッピングサイトへのログイン情報、ショッピングサイトなどでお買い物をするためのお支払い情報や、本名や住所などの個人情報やログイン情報が保存されています。
iPadを売る前にデータの初期化などの準備をせずに売却してしまうと、個人情報やログイン情報が他の人に流出しまいます。そしてiPadに登録してあるクレジットカードの不正使用や、SNSやショッピングサイトへの不正ログインといった被害を受けてしまう可能性があります。
リアルな中古品買取店に自分で持ち込んで売却する場合には、レジで店員さんが丁寧に売却する前の準備について教えてくれるので、その場で買い取ってもらえない、ということはありません。しかし、高額買取が望めるネット査定の場合には、買取店の方が指定した操作をちゃんと行っていないと、着払いで返送されてしまうこともあります。
急いでお金が欲しい場合でも、そうなると売るのに時間がかかってしまい、思うように売却が進まないこともあります。
また、注意点を記載した上で着払いで返送してくれるのならいいのですが、注意点も教えてもらえずに買い取れない旨だけ記載して着払いで送り返されてしまうこともあります。そうなると、自分でもどうしたら売ることができるのかわからずに売れなくなってしまうこともあります。
どんな状態のiPadでも引き受ける、と明言しているネット買取店もあります。しかし、iPadのデータの初期化やiPadを探すをオフにするといった注意点をしっかりと守っていない場合には、買取店の方で行うことになります。
そうなるとマイナス査定となってしまって、本来売れたはずの価格では買い取ってもらえなくなります。自分で少し手間をかけてやっておけば高額買取が望めたiPadも、安い価格で買い叩かれてしまいます。
iPadを売る前にチェックするべき注意点についてここから見ていきましょう。まずはネットワーク利用制限のチェックについて解説します。
ネットワーク利用制限とは、スマホの端末を分割払いで購入した場合に、支払いが滞ったり遅れたり、支払われていなかったりする場合に、通信制限を受けてしまうことを言います。iPadでもSIMカードを挿入してデータ通信を行えるセルラーモデルや3Gモデルを分割払いで購入している場合には対象になります。
ネットワーク利用制限を受けているiPadの場合、オーナーが代わってiPadに違うSIMカードを挿入したとしても、通信キャリアからの通信制限を受けてしまいます。Wi-Fiモデルとして利用することはできますが、セルラーモデルとしてデータ通信を利用することはできません。
ということはネットワーク利用制限を受けているiPadは中古買取店には売ることはできません。フリマアプリなどで売却できても、ネットワーク利用制限を受けている旨を伝えた上で売却しないと、後からトラブルになることは間違いありません。
iPadを売る前には、自分が売ろうとしているiPadがネットワーク利用制限を受けていないかどうか念のために確認しておきましょう。
iPadのネットワーク利用制限の確認方法を説明します。まずはiPadの「設定」を開いて「一般」>「情報」と進み、15桁の数字の「IMEI」を確認してメモを取ります。
次にiPadの同じページに記載されているキャリア名を確認します。ブラウザを立ち上げて、検索窓に「ネットワーク利用制限 キャリア名」と入力して検索します。SoftbankのiPadであれば「ネットワーク利用制限 Softbank」と検索します。
するとこのように検索結果の一番上に、各キャリアのネットワーク利用制限を確認できる画面が表示されるので、そのページに入ります。
各キャリアの確認ページに入ったら15桁の「IMEI」(製造番号)を入力します。
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