2019年7月現在、現行のiPadは5モデルです。スペックや価格に違いのある5つのモデルの中から、どれを選んでいいのか迷ってしまいます。そこで5モデルを比較、用途に合ったiPadをおすすめします。この記事を読んであなたにおすすめのiPadを見つけてください。
2019年7月現在、iPadには、ふたつのiPad Pro、iPad Air、iPad、iPad miniの5モデルがあります。iPadが欲しいと思っても、買うならどれがいいのか、迷いがちです。そこで本記事では、これらiPadを比較し、価格やスペックの違いから、正しいiPadの選び方をお伝えします。
それでは、最初にiPadの5つの2019年モデルを、おすすめ対象ユーザー別に「買うならどれがいいか」をざっと説明します。
5モデルもあるiPadには、それぞれ画面サイズやCPUのスペックなどの違いがあります。また、それだけではなく、同じモデルの間でもストレージ容量やセルラーモデルかWi-Fiモデルかで価格に違いが生じます。こうした違いを認識した上で、買うならどれがいいのかを比較する必要があります。
まず確認しなければならないのが、認証機能が顔認証のFace IDなのか、指紋認証のTouch IDなのか、という違いです。どちらもパスコードでの認証に比べて手間がかからず非常に便利な機能ですが、2018年発売のiPad ProはホームボタンのないFace ID、それ以外のiPadモデルはホームボタンを使用するTouch IDと、搭載モデルに違いがあります。
基本的にFace IDの方がコスト高なため、価格の高いiPad Proに搭載されているわけですが、Face IDを採用することでベゼルレスデザインとなり、画面サイズに比べて本体サイズが小型化されています。それが目立つのがiPad Pro 11インチモデルで、iPad Airよりも画面サイズを大きくしながら、本体サイズを小さくすることに成功しています。
またFace IDは、濡れた手で触れると認証してくれないTouch IDとは違い、台所でのレシピ確認などでも便利に使えます。iPad Proを台所に持ち込む人はさほど多くはないと思われますけれども。反対にFace IDにはマスクを着けていると認識してくれないという弱点もあります。花粉症の季節などは、かえって使いづらくなる可能性もあります。
2019年7月現在、iPadのWi-Fiモデルの、容量別税別価格は以下の表の通りです。
iPad Pro | iPad Air | iPad | iPad mini | ||
---|---|---|---|---|---|
画面サイズ | 12.9 | 11 | 10.5 | 9.7 | 7.9 |
32GB | --- | --- | --- | 37,800円 | --- |
64GB | 118,000円 | 89,800円 | 54,800円 | --- | 45,800円 |
128GB | --- | --- | --- | 48,800円 | --- |
256GB | 128,800円 | 106,800円 | 71,800円 | --- | 62,800円 |
512GB | 150,800円 | 128,800円 | --- | --- | --- |
1TB | 194,800円 | 172,800円 | --- | --- | --- |
iPadはシステムや初期アプリなどで、メモリを20GB近く使用するため、どういう使い方であれ32GBモデルの購入はおすすめできません。幸いiPad以外はすべて64GB始まりですから、2019年にiPadを買うなら、iPad以外のモデルであれば最低限のメモリ容量はクリアされていると言えます。
ただし、iPadはAndroidタブレットと違い、SDメモリカードでメモリ拡張ができないため、購入時にスペックを絞りすぎると、あとでメモリ容量が足りなくなって困ることになります。特に動画を収録したり、撮り貯めたり、動画編集をするつもりであれば、買うなら想定より一つ上のメモリ容量のiPadを選ぶべきです。
セルラーモデルとWi-Fiモデルは、iPad Proで17,000円、それ以外のモデルで15,000円の価格差があります。あなたの行動パターンにもよりますが、ほとんど家から一歩もでないとか、家と会社ではWi-Fiが使えて通勤は車なのでiPadに触れられない、などという使い方を除けば、外でもiPadが利用できるセルラーモデルがおすすめです。
また、持ち歩きしづらい上に、机の上で利用するという使い方がメインであろうiPad Pro 12.9インチモデルはWi-Fiモデルがいいでしょうし、それとは違い主に外に持ち出す使い方が主となるであろうiPad miniはセルラーモデルがおすすめです。買うならどれがいいのかは、あなたの使い方によって大きな違いが生まれてきます。
あと忘れてはならないのが、セルラーモデルを有効利用するなら、モバイル回線を別途契約しなければならないことです。3大キャリアで購入すれば自動的に契約が付いてきますが、そうでない場合は格安SIMで最低1GB月500円ほどの使用料が必要です。3年使うとして18,000円とWi-Fiモデルとの価格差程度の金額が別途必要となります。
それではまず、ひと目で比較できるiPadの画面サイズの違いに基づいて、あなたの使い方ならどれがおすすめなのかを見ていきます。いわば、使い方に合わせた選び方、画面サイズ編です。
画面サイズ | 12.9 | 11 | 10.5 | 9.7 | 7.9 |
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モデル | iPad Pro | iPad Air | iPad | iPad mini |
iPad Pro 12.9インチモデルは、ほかのiPadモデルとは比較にならないほど大きなディスプレイが特徴です。そのため、iPadを液晶タブレット代わりに利用して絵を描いたり、写真のRAWデータを現像したり加工するというクリエイティブな使い方には最適です。
またExcelなどの表計算ソフトや、PageなどのDTPソフトを使うには、画面サイズが大きい方が圧倒的に使いやすく、価格差を上回る利便性が得られます。
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