iPad用の無料CADアプリのおすすめ9選!設計図面の作成や製図がiPadでできる!

iPad用無料CADアプリのおすすめ9選を紹介します。おすすめCADアプリを利用すれば、設計図面の作成や製図がiPadでできるようになります。おすすめのiPad用CADアプリのスペックをチェックして、自分のニーズに合った便利なCADアプリを見つけてください。

目次

  1. 1iPad用のおすすめ無料CAD作図アプリ【設計図面の確認】
  2. AutoCAD
  3. DWG FastView
  4. TouchJW v2
  5. ARES Touch
  6. 2iPad用のおすすめ無料CAD作図アプリ【製図・図面の作成】
  7. CAD Pockets
  8. IJCAD Mobile
  9. 3iPad用のおすすめ無料CAD作図アプリ【データの共有・管理】
  10. A360
  11. 4iPad用のおすすめ無料CAD作図アプリ【データのダウンロード】
  12. 3D CAD Models エンジニアリング
  13. 5iPad用のおすすめ無料CAD作図アプリ【2D・3Dに対応】
  14. TurboViewer
  15. 6iPad用の無料CADアプリを使ってみよう!

iPad用のおすすめ無料CAD作図アプリ【設計図面の確認】

今回はiPad用のおすすめ無料CADアプリ(作図・製図アプリ)をレビューします。設計業・製造業ではCADアプリ・ソフトは欠かせないツールですが、現在はiPad用として、十分仕事の現場で利用できるスペックを持つCADアプリが多数提供されています。

iPad用の無料CADアプリを紹介するにあたっては、「設計図面の確認」「製図・図面の作成」「データの共有・管理」「データのダウンロード」「2D・3Dに対応」の5つの用途別に分けて紹介します。

まずは「設計図面の確認」で利用できるiPad用のおすすめ無料CADアプリ(作図・製図アプリ)から紹介します。

AutoCAD

初めに紹介するのは、これまで端末に限らず多くのユーザーに親しまれてきたCADソフトの定番である「AutoCAD」です。PCソフトとしては長年世界中で利用されてきた「AutoCAD」ですが、iPad用としてもCADアプリとして提供されています。

iPad用としての「AutoCAD」は無料版・有料版が用意されており、無料版では基本的に2DのCADデータ閲覧・計測のみの機能限定利用になります。また、Dropbox・Google Drive・OneDriveなどの外部クラウドストレージサービスと連携できる機能があります(「AutoCAD」のサービス提供元でもクラウドストレージサービスの用意があります)。

有料版では作図(製図)・編集・データ共有が利用できる機能として加わり、月額540円で利用できます。また、iPad用「AutoCAD」ではさらに上位有料版が用意されており、月額2160円で100 GBの専用ストレージ容量(ファイルサイズ上限は40MB)を利用できます。

iPad用「AutoCAD」を利用すれば、iPadで図面を現場に持ち込めるので、現場の確認作業などは紙媒体の図面がなくても十分に行えます。iPad用「AutoCAD」はオフラインで図面の閲覧もできるので、一度読み込んでおいて、オンライン時に図面データを更新するといやり方もできます。

DWG FastView

「DWG FastView」は無料でCADデータ作成(製図)・閲覧・編集できる機能が装備されています。DWG FastViewの特徴は2DのCAD図面・設計図だけでなく、3DのCAD図面・設計図にも対応している点です。2Dと3Dの閲覧モード(ビューモード)の表示切り替えができるので、図面閲覧に重宝します。

また、「DWG FastView」では図面・設計図を出力できる画像形式が豊富です。PDF・BMP・JPG・PNGなどの一般的な画像形式に加え、OCF・DWG・ DXFなどの画像形式にも対応しています。CAD図面データをPDF・BMP・JPG・PNGに変換して、図面サイズ・縦横向き・カラーなどを調整して保存・共有できます。

他の機能としては、Dropboxなどの外部クラウドストレージサービスと連携できる機能を持ち、メールへのファイル添付も容易に行えます。

「DWG FastView」を利用するときは特にユーザー登録は必要ありません。また作業はオフラインでも可能なので、オフラインで作図してiPad上のローカルストレージに保存するという使い方ができます。「DWG FastView」の基本的な機能は図面ビューワーですが、無料でありながら図面サイズに制限がないCAD図面の作図が可能である点が大きな特徴です。

TouchJW v2

「TouchJW v2」はJW-WINで製図した図面・設計図を閲覧できるCADアプリです。JWW図面(JW-WINで製図した図面・設計図)の距離・面積の計測を行えます。

ちなみに、JW-WINとは、WindowsOSが台頭する前の世代のDOS版の世代からCADソフトとして広く利用されていた「JW-CAD」をWindowsOSでも利用できるようにアップデートしたツールです。

また、「TouchJW v2」は、線・矢印・雲形囲いなどの8種類の図形とテキストを図面に埋め込む、アノテーションデータの編集が可能です。作成したアノテーションデータはPDFで出力できます。

ARES Touch

「ARES Touch」は、DWG図面のほか、JWW・SXFなどの図面形式にも対応しています。無料版の機能は基本的にデータ閲覧に限られます(多少、メモを添付できる機能あり)。

また、Dropbox・Google Drive・OneDriveなどの外部クラウドストレージサービスと連携できる機能があります。iPadにストレージの空き容量があれば、iPad内のストレージに図面ファイルを保存することもできます。

「ARES Touch」では、DWG図面であれば2Dだけでなく3Dの図面・設計図の閲覧にも対応しています。ビューワーはモデル空間とレイアウト空間の表示切替が可能で、簡単な注釈機能として、テキスト・引出線・雲マークなどを添付できます。

図面ファイルはDWGファイルで保存しますが、PDFに変換する機能が搭載されています。距離・面積の計測が可能です。

月額3500円の有料版では作図(製図)機能を利用できますが、14日間の無料お試しサービスが用意されています。

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iPad用のおすすめ無料CAD作図アプリ【製図・図面の作成】

次に「製図・図面の作成」で利用できるiPad用のおすすめ無料CAD作図アプリから紹介します。

CAD Pockets

「CAD Pockets」は、無料でありながら図面作成・編集機能が多数搭載されているマルチ図面作成・編集アプリです。基本的にDWG図面ファイルの作成・編集が可能ですが、DWFまたはJPEG・PDFへの変換が可能です。2D・3D図面・設計図の閲覧が可能で、背景色の変更も行えます。ビューワーはモデル空間とレイアウト空間の表示切替が可能です。

「CAD Pockets」は、描画ツールや注釈ツールが充実しており、ブロック挿入・雲マーク・ブラシなどの多彩な機能を利用できます。また、テキスト検索機能が装備されており、文字列で図面上を検索することで、該当箇所・場所を迅速に探り当てます。

他には、Dropbox・Google Drive・OneDriveなどの外部クラウドストレージサービスと連携でき、音声注釈機能が搭載されています。

IJCAD Mobile

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この記事のライター
KOUSUKE
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