iPadがBluetoothでイヤホンやスピーカーに繋がらない・接続できない対処法を解説!

iPadをBluetoothを使ってイヤホンやスピーカーに接続する際、接続できなかったことはありませんか。本記事は、iPadのBluetooth接続に関する注意点や対処方法などを詳しく解説していきます。是非、参考にしてください。



目次

  1. 1iPadのBluetoothを接続する場合に気をつけること
  2. 接続機器の確認
  3. バージョンの確認
  4. 周波数の確認
  5. 2iPadのBluetoothが接続できない場合の確認事項
  6. iPadが最新バージョンかどうか
  7. Bluetoothが充電されているか
  8. BluetoothがONになっているか
  9. ペアリングに設定をしているか
  10. 3iPadのBluetoothに繫がらない場合の対処法
  11. iPadとBluetoothを近づける
  12. BluetoothとiPadの再起動
  13. Bluetoothの電源のON・OFFの確認
  14. 4iPadのBluetoothにどうしても接続できない場合の対処法
  15. ペアリングを解除する
  16. ネット接続のリセット
  17. iPadを初期化する
  18. 別のBluetooth(イヤホン・スピーカー)で接続する
  19. iPadの診断依頼をする
  20. 5iPadのBluetoothが繫がらない・接続できない原因を解決!

iPadのBluetoothを接続する場合に気をつけること

iPadのBluetoothを接続する場合に、いくつか注意事項があります。接続機器・バージョン・周波数の3つをそれぞれ解説していきますので、よく確認してください。

接続機器の確認

iPadでBluetoothでペアリングする場合、Bluetooth対応の接続機器同士(イヤホン・スピーカー)のプロファイルが一致していないと、接続することはできないのです。プロファイルとは、Bluetooth接続の際に送受信するデータや動作のことを言います。

このプロファイルの種類はいくつかありますが、例えばA2DPに対応している機器(イヤホン・スピーカー)があったとします。しかし、接続する機器がA2DPに対応していなければ、接続することはできないのです。従って、iPadでBluetoothでペアリングする際は、まずプロファイルが一致しているのかを確認する必要があります。

プロファイルをいくつかご紹介します。
 

  • A2DP:イヤホンなどの機器と音声データを送受信します。
  • BPP:携帯電話からプリンターへ印刷データを転送します。
  • HSP:ヘッドセットと音声データを送受信します。
  • HID:マウス・キーボードなどの操作をします。
  • HCRP:プリンターに印刷データを転送します。
  • PBAP:携帯電話へ連絡先データを転送します。
  • aptX:イヤホンなどの機器と音声データを送受信します。
  • BIP:機器に画像データを転送します。

プロファイルはこれだけではありませんが、それぞれが一致しなければペアリングはできませんので、ペアリングする機器(イヤホン・スピーカー)のプロファイルをよく確認してください。機器のメーカーホームページや取扱説明書などで確認できます。

バージョンの確認

Bluetoothにはバージョンがあり、最新のBluetoothはバージョンが5.0になっています。主流のBluetooth機器は4.0ですが、このBluetooth4.0からは通信方式がBLEというものに変わっています。それまでのBluetooth3.0以前では、BLEという通信方式ではありません。

それぞれ通信方式が違うため、このバージョンが一致していないと、ペアリングはできないのです。よって、プロファイルとバージョンの両方が一致していなければ繋がらないのです。

しかし、機器によってはBluetooth4.0であっても、Bluetooth3.0までの通信方式に対応しているものもあります。それは、マークを見て判断することができますので、下の図を参考にしてください。

BLEとBluetooth3.0以前の通信方式、両方に対応しています。

BLEのみ対応しています。

Bluetooth3.0以前の通信方式のみ対応しています。

周波数の確認

Bluetoothでペアリングする場合、周波数という電波の通り道を使って接続しています。この周波数は、2.4GHzと5.0GHzがあります。この内、2.4GHzを使って接続している機器は多く、どうしても電波干渉を起こしてしまいます。道路で例えると、渋滞している状態です。

この2.4GHzは、Wi-Fi接続・電子レンジ・スマホなどに使われおり、電波干渉を起こすことによって、繋がらないという現象が起きます。また、接続する機器と機器の間に、コンクリートなどの壁があると、電波が遮断されて繋がらないこともあります。

Bluetoothでペアリングする際は、電波干渉を起こす機器が周りにないか環境をよく確認してください。環境が整っていない場合は、電波干渉を起こす機器を全てOFFにしてください。

iPadのBluetoothが接続できない場合の確認事項

iPadのBluetoothが接続できない場合の確認事項ですが、バージョン・充電・機能・設定、それぞれを解説していきます。

iPadが最新バージョンかどうか

iPadのバージョンが最新ではない場合、ペアリングできないことがあります。バージョンが最新ではない場合は、iPadのアップデートをしてください。アップデートした後にもう一度、ペアリングできるかを確認してください。iPadのバージョンを最新にすることで、プロファイルも最新の状態になり、ペアリングすることができます。

また、iPadをアップデートしている間は、電話やメールなど全ての操作ができなくなります。アップデートする際は、注意して行ってください。

Bluetoothが充電されているか

iPadとペアリングする機器(イヤホン・スピーカー)の電源が入っているかを確認してください。充電式の機器(イヤホン・スピーカー)は、充電がされているか、もし充電していない場合は、充電した後に電源が入るかどうかの確認をしてください。購入したばかりの機器(イヤホン・スピーカー)は充電が十分されていないことがあります。

また、電池式の機器(イヤホン・スピーカー)で、電池の充電がない場合は、新しい電池と交換した後に、電源が入るかどうか確認してください。繋がらない原因として、Bluetooth機器の充電がない場合が考えられます。また、iPadの充電が十分でない場合、BluetoothがOFFになってしまうことがありますので、その場合もしっかりと充電をしてください。

BluetoothがONになっているか

iPadの設定でBluetoothがONになっているか確認してください。繋がらない原因として、BluetoothがOFFになっている場合があります。確認手順は、iPadホーム画面にある「設定」「Bluetooth」で下の画面のようにONになっているか確認してください。

ペアリングに設定をしているか

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この記事のライター
leiyu
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