Windowsでファイル削除できない対処法!強制的にファイル削除する方法は?

Windowsでどうしても削除できないファイルがあった場合にはどのように対処したらいいのでしょうか。この場合にはコマンドプロンプトを使うなどして、強制的に削除できます。この記事ではエラーなどで削除できないファイルがあった場合の対処法について詳しく解説します。

目次

  1. 1ファイルが削除できないときの対処法【確認するべきこと】
  2. ファイルやプログラムを開いていないか
  3. 隠しファイルを削除しようとしていないか
  4. 2ファイルが削除できないときの対処法【コマンドプロンプトで強制削除】
  5. ファイルの削除エラーが出る場合に
  6. コマンドプロンプトで削除する方法
  7. コマンドプロンプトで削除する場合の注意点
  8. 3ファイルが削除できないときの対処法【システムエラーのチェック】
  9. ファイルシステムの問題が原因でファイルが消せない場合も
  10. Windowsのディスクのエラーチェックの方法
  11. 4ファイルが削除できないときの対処法【別ファイルで上書き】
  12. ファイルが壊れているときに有効
  13. 上書きから削除する方法
  14. 5ファイルが削除できないときの対処法【アクセス権を取得】
  15. 6削除できないファイルも消す方法は必ずある!

ファイルが削除できないときの対処法【確認するべきこと】

不要になったファイルやフォルダは削除していかないと、いつの間にかPCの中がごちゃごちゃとどうしようもない状態になってしまいます。ファイル整理はこまめに実行したいものです。しかし、理由はわからないのに、WindowsのPCで消したいのにファイルを削除できないときがあります。

削除したいファイルが削除できないときには、コマンドプロンプトを使って強制的に削除する方法もあります。しかし、強制削除を実行する前に、消せない原因が何かあるのではないかと確認した方がいいこともあります。まずはファイルがエラーメッセージが出て消せないときに、確認するべきことについてみていきましょう。

ファイルやプログラムを開いていないか

まずは削除したいファイルを開いていたり、ファイルを開くためのプログラムを実行したりしていないかどうかを確認しましょう。WindowsのPCではプログラムを実行中には該当するファイルや、そのプログラムを使って開くファイルは削除できないようになっています。

PCで実行中の開いているファイルをフォルダから削除しようとすると、このようなエラーメッセージが出て削除できません。

また、ファイル自体は開いていなくても、ファイルを開くためのプログラムを使って他のファイルを実行している場合にも、削除できないことがあります。この場合にも、プログラムを実行中のために削除できない、というエラーメッセージが表示されます。

ファイルやプログラムを閉じて再度削除

ファイルやプログラムを開いているために、ファイルを消せない場合には、そのファイルもしくはプログラムを完全に閉じてから再度フォルダから削除してみましょう。何も問題なければ、それでファイルを削除できるはずです。

自分では開いていなくても、同じPCにログインしている他の人がプログラムを開きっぱなしにしていることで、ファイルを消せない状態になってしまっていることもあります。この場合にはタスクマネージャーを開いてみると、そのPCで実行中のプログラムを確認することができます。

タスクマネージャーを確認してみて、他のユーザーがプログラムを実行中だった場合には、そのユーザーにお願いしていったんプログラムを閉じてもらうか、そのユーザーがログオフするのを待つしかありません。

隠しファイルを削除しようとしていないか

WindowsのPCの中には、システムを動かすために重要なプログラムを格納しているフォルダや、システムファイルがたくさんあります。通常はシステム関連の重要なファイルやフォルダは隠しファイルとして表示されないようになっています。

しかし、システム関連の変更を加えたいときには、隠しファイルを表示することがあります。隠しファイルを表示設定にしたままにしてしまい、間違えて隠しファイルを削除しようとすることもあります。基本的に隠しファイルは削除してしまうと、Windowsのシステムの動作に支障をきたす恐れがあります。そのために削除できないようになっています

もしもあなたが隠しファイルを削除しようとしても基本的には消せないので注意しましょう。また、コマンドプロンプトを使って強制的に削除することができないわけではありません。しかし、強制削除してしまうと、PCのシステムが正常に動作しなくなる恐れがあります。

Windowsのシステムに関する詳しい知識があって、どんな働きをしているファイルなのか理解した上で、必要性があって削除するのなら構いませんが、そうでない場合には絶対に削除しないように気を付けましょう。

隠しファイルの表示・非表示の切り替え方法

もしも隠しファイルを表示する設定になっていた場合には、間違えて強制的に隠しファイルを削除してしまうと大変なことになります。隠しファイルを表示しない設定にしておきましょう。まずはWindowsのエクスプローラーを開きます。

表示」のタブを開くと、上のリボンの中に「隠しファイル」があります。こちらのチェックが外れていれば隠しファイルが表示されない設定になっています。隠しファイルは必要があるときだけ表示するようにして、設定が終わったらすぐに非表示に切り替えておいた方がいいでしょう。

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ファイルが削除できないときの対処法【コマンドプロンプトで強制削除】

ファイルが削除できないときでも、強制的に削除することも可能です。まずはコマンドプロンプトを利用して強制的に削除する方法についてみていきましょう。

ファイルの削除エラーが出る場合に

コマンドプロンプトを使って強制的にファイルを削除するのは、「ファイルの削除エラー」や「ファイルを削除できません。送り側のファイルまたはディスクから読み取れません」というエラーメッセージが表示される場合に有効的な方法です。

削除しても何も問題がないファイルなのに、ファイルの削除エラーが出てしまって削除できないときには、まずはコマンドプロンプトを使った削除方法を試してみましょう

コマンドプロンプトで削除する方法

コマンドプロンプトでのファイルを強制的に削除する削除方法です。今回はドキュメントの中に作った「テスト」というフォルダの中の「test」というファイルを削除してみます。

まずはコマンドプロンプトを開きます。Windows10の場合には、スタートボタンから「すべてのアプリ」>「Windowsシステムツール」と進むと「コマンドプロンプト」があります。

コマンドプロンプトを開いたら、カーソルが点滅しているところに「cd \」と入力してEnterキーを押します。

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この記事のライター
K.C
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