PC初心者に優しいLinuxディストリビューションである「Ubuntu」をより快適に使うために、世界で最も使われているGoogleChromeをインストールする方法をご紹介します。正しいChromeのインストール方法を憶えUbuntuにインストールしましょう。
Ubuntuは、「誰にでも使いやすいOS」を提供することを目的として作られた初心者に優しいLinuxディストリビューションです。そもそも「Ubuntu」という言葉は南アフリカのズールー語で「他者への思いやり」を意味しています。
オープンソースで気軽に使うことのできるLinuxのOSですが、Linux ディストリビューションには初めから Firefox がインストールされています。
しかし、世界で最も使われているブラウザのGoogleChromeを使いたい方も多いはずです。GoogleChromeをインストールする事は可能ですので、今回はGoogleChromeのインストール方法についてご紹介します。
「Ubuntu」は、Ubuntu Japanese Teamの日本語サイトからローカライズ版をインストールすることができます。ダウンロードに際して聞かれる項目や設定等少なくスムーズにインストールすることができます。
Ubuntuでは、他のOSと違い「ソフトウェア」アプリや「apt」コマンドでデスクトップアプリを追加します。Google ChromeはUbuntuのソフトウェアの配布元には含まれていないため、インストールできません。既存の方法ではChromeをインストールすることができませんので、今回は、Google Chromeを正常にインストールする方法をご紹介します。
最も簡単かつスムーズな方法が、ターミナルからコマンドを実行してGoogle Chromeをダウンロードすることです。Google Chromeをダウンロードするまでの手順とコマンドについても細かくご紹介しますので試してみてください。
1.Ubuntuに以下のGoogle Chromeリポジトリを追加します。
sudo sh -c 'echo "deb http://dl.google.com/linux/chrome/deb/ stable main" >> /etc/apt/sources.list.d/google.list' |
2.Googleの署名鍵のダウンロードと登録、パッケージマネージャがGoogle Chromeの完全性を検証できるようにする為、以下を入力します。
sudo wget -q -O - https://dl-ssl.google.com/linux/linux_signing_key.pub | sudo apt-key add - |
これによりGoogle Chromeの完全性を検証できるようになります。
3.パッケージインデックスの更新をします。
sudo apt-get update |
これによりGoogle Chromeのパッケージを更新することができます。
4.最後にGoogle Chromeをインストールするためのコマンドを入力して完了です。
sudo apt-get install google-chrome-stable |
これを入力する事により、Google Chromeをインストールできます。
FirefoxなどのWebブラウザで、Google Chromeの公式ダウンロードページを開きます。
Google Chromeの「64bit .deb (Debian/Ubuntu版)」を選択し、「同意してインストール」をクリックします。32bitバージョンはありませんので、ここでは64bitを選択するようにしてください。
「sudo apt update」というコマンドを実行しエラーの内容を確認しましょう。表記の変更があった場合にこのようなエラーが表示が出る事が多いです。
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