Chromeにはツールバーのように、常に画面上に表示できるメニューバーがありません。メニューを開きたいときは、画面右上にある縦に点が3つ並んだボタンをクリックすると表示されます。この記事では、Chromeのメニューバーについて詳しく解説します。
インターネット上のWebサイトを利用するときには、必ずブラウザを使います。ブラウザにはいくつもの種類がありますが、MicrosoftのInternet Explorerから現在最も使い勝手がいいと言われているGoogle Chromeに乗り換える方も少なくありません。
IEからChromeに乗り換えた時に戸惑う方が多い点が、ChromeにはIEのように常に上に表示されているメニューバーがない点です。
Google Chromeでは、IEのように「ファイル」「編集」「表示」「ツール」といったメニューを常に画面の上に表示させるためのメニューバーを表示させることはできません。設定の変更などを色々と調べてみても、残念ながらGoogle Chromeにはメニューバーを表示させる方法はありません。
一方、Windows10に搭載されているIEを開くと、現在はデフォルトの状態ではメニューバーは表示されません。しかし、アドレスバーの辺りで右クリックして「メニューバー」をクリックすると、上記の画像のようにメニューバーをアドレスバーの上に表示させることができます。
しかし、IEのメニューバーに表示されるようなメニューはGoogle Chromeでも必要になります。メニューバーに本来表示するべきメニューが、Chromeでは利用できないのかと言うと、そういうわけではありません。
メニューバーを常に表示させておくことはできませんが、メニューバーと同じような機能を利用することはできます。Chromeでも、IEのメニューバーに表示するようなメニューを利用することができます。
この記事では、Chromeでメニューバーと同じ機能を利用する方法について詳しく解説します。
Google ChromeでIEのメニューバーと同じようなメニューを表示する方法は次のとおりです。
Google Chromeで本来メニューバーから開くようなメニューを利用するためには、Chromeの右上にある「︙」をクリックします。すると、上記の画像のように、タブや履歴を開く、印刷などのメニューが表示されます。Chromeで各種のメニューを利用したい場合には、「︙」からメニューに入りましょう。
ショートカットキーでChromeのメニューを表示する方法もあります。
キーボードの「Alt」+「F」のショートカットキーでGoogle Chromeのメニューが表示されます。
Google Chromeには「ファイル」「編集」といった、IEなどの従来のブラウザに搭載されていたメニューを表示するためのメニューバーはありません。しかし、画面の上のメニューバーの位置に表示できる項目を設定することができます。
画面の上のメニューバーの位置に表示できる項目は、いつでもホーム画面に戻れるホームボタンと、ブックマークを表示できるブックマークバーです。ホームボタンとブックマークバーの設定方法は次の通りです。
ホームボタンを表示するためには、Google Chromeの右上の「︙」をクリックして「設定」を開きます。Chromeの「設定」の「デザイン」を開き、「ホームボタンを表示する」をオンにします。
するといつでもホーム画面に戻れるホームボタンが設置されます。
Google Chromeのブックマークバーとは、アドレスバーの下にブックマークに追加したウエブページを表示できる機能です。ブックマークバーを常に画面の上に表示するように設定しておくと、いつでもお気に入りページにブックマークバーから入れるのでとても便利です。
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