Apple WatchでSiriを使う場合、腕を顔に近づけて『Hey Siri』と話しかけます。しかしこれがうまく認識されず恥ずかしい思いをする事があります。今回の記事ではApple WatchでSiriが反応しない場合の対処法と設定を詳しく解説します。
Siriを含むApple Watchのすべての機能を利用するには、ペアリングされたiPhoneでWi-FiとBluetoothが有効になっている必要があります。iPhoneの『設定』をタップして、『Wi-Fi』と『Bluetooth』を『オン』にします。またはiPhoneの『コントロールセンター』から『Wi-Fi』と『Bluetooth』をタップして、各アイコンをタップします。
続いてiPhoneの設定でSiriが有効になっているか確認します。iPhoneの『設定』をタップして『Siriと検索』をタップします。画面が切り替わったら、Siriの各項目がオンになっているか確認します。
設定が完了してもSiriが反応しない場合、Apple Watchを『再起動』します。再起動の方法は2種類あります。
まず通常の『再起動』は、Apple Watchの『電源のオン・オフ』です。Apple Watch本体の右側面にある『サイドボタン』を長押しします。すると『電源オフ』の項目が表示されますので、項目をスライドしてオフにします。再度電源を入れる際も『サイドボタン』を長押しします。
電源のオン・オフでもSiriが反応しない場合、『強制再起動』を試します。Apple Watch本体の右側面にある『Digital Crown』と『サイドボタン』を『同時長押し』します。Apple Watchが再起動して画面にAppleのロゴが表示されたら同時長押しを離します。
最近ではサードパーティー製のApple Watch用保護ケースが多数発売されています。保護ケースのマイク・スピーカーの穴の位置がずれていたり、保護ケースを装着した際に穴の位置がずれてしまったりする物もあります。するとApple Watch本体のマイク・スピーカーを塞いでしまい音声が認識されなくなります。装着感が緩い保護ケースも音声が共鳴して影響があります。
Apple Watch series3までの各モデルはApple Watchの本体左側面にマイクとスピーカーがあります。保護ケースを装着した際にはこの部分が塞がれていないか確認します。
Apple Watch series4は筐体が新設計になりました。Apple Watchの本体右側面にマイクがあり、本体左側面にスピーカーがあります。こちらも保護ケースを使用する際はしっかりと確認しましょう。
ここまで確認してもSiriが反応しない場合、Apple Watchのシステムに問題がある可能性があります。iPhoneのトラブル対処と同様に、Apple Watchにも『設定のリセット』機能があります。
iPhoneで『Apple Watchアプリ』をタップします。
Apple Watchアプリの各項目から『一般』をタップします。
画面が切り替わったら、一番下にある『リセット』をタップします。
ここで『Apple Watchのコンテンツと設定を消去』をタップすると、Apple Watchがリセットされます。リセットが終了したら再度設定を行います。再設定で『バックアップから復元』してください。
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