Android SDKはAndroidアプリを開発するためのプラットフォームです。Android SDKをWindows10で利用するためには、どのように設定したら良いのでしょうか。この記事では、Android SDKの設定方法を解説します。
スマホのアプリ開発に興味がある人にとって、欠かせないツールにAndroid SDKがあります。この記事では、Android SDKとはどのようなもので、Windows10で使い始めるためにはAndroid SDKをどのようにセットアップすればいいのか、詳しく解説します。
まずはAndroid SDKについて解説します。SDKとは「Software Development Kit」の略で、日本語にすると「ソフトウェア開発キット」です。
Android SDKとは、つまりAndroidのソフトウェア開発キットということです。Android SDKはAndroidのアプリを開発するためのツールです。
Android SDKはGoogleから無償で提供されています。Androidのアプリ開発に興味のある方は、誰でも自由にAndroid SDKを利用できます。
Android SDKは利用する環境ごとに、Windows用、Mac用、Linux用、Chrome OS用と用意されています。それぞれの環境ごとに、PCの必要スペックが定められています。
Windowsの場合には、OSは7、8、10のいずれか、メモリは最低4GBで8GB以上推奨、ディスクの空き領域は最低でも2GB以上で4GB以上推奨、ディスプレー解像度は1280×800となっています。
お使いのWindows10にAndroid SDKをインストールしようと考えている場合は、事前にPCのスペックが上記の条件を満たしているか確認しておきましょう。
お使いのWindows10のスペックがAndroid SDKを利用するための条件を満たしているようであれば、Android SDKを利用できるように開発環境を準備しましょう。
Android SDKを利用するためにはJavaが必要です。JDK(Java開発キット)が必要だという記事もありますが、JDKは現在は「Android Studio」に同梱されているので、特に事前にインストールしておく必要はありません。Javaだけは念の為にインストールしておきましょう。
上記のリンクから「無料Javaのダウンロード」をクリックします。ダウンロードされたファイルをダブルクリックすると、Javaをインストールしても良いか確認する画面が表示されます。
インストールを許可するとJavaのセットアップ画面が開くので「インストール」をクリックすると、Javaがインストールされます。
Windows10の環境を整えたら、Android SDKを利用できるようにダウンロードしてインストールして、PCに設定していきましょう。
まずはAndroid SDKをダウンロードします。Android SDKはAndroid Studioをインストールすると利用できるようになります。
上記のリンクから「DOWNLOAD ANDROID STUDIO」をクリックします。するとインストール用のファイルをダウンロードできます。
ダウンロードされたファイルをダブルクリックして開きます。
ANDROID STUDIOのセットアップ画面が開いたら「Next」をクリックします。するとインストールが始まります。色々な設定画面が開きますが、最初のうちはデフォルトの設定のままでそのまま進んで大丈夫です。特にこだわりの設定がなければ、あらかじめ用意されている設定でどんどんと進んでいきましょう。
設定するべき項目の確認が終わったら「Install(インストール)」のボタンが出現します。こちらでインストールボタンをクリックすると、インストールが始まります。
インストールが完了すると「Next」のボタンが出ます。こちらで画面を閉じてしまうと、ANDROID STUDIOのインストールは完了しません。
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