【Android】スマホでPDFの文書を閲覧・編集できるアプリのおすすめ7選！

Android「7」からChromeで、PDFファイルが開けなくなっていました。Androidのバージョンアップによって、従来当然のように閲覧していたPDFファイルが、アプリなしでは読めなくなってしまいました。

ユーザーにとってはAndroidの退化ともいえるこの事態に、なにが最善の対処法なのか気になるところでしょう。本記事で詳しく解説していきます。

ビジネスの席で資料が開けなかったらどうでしょう。大事なお客様を前にあたふたするのは避けたいところでしょう。緊急事態ですが、この場合三つの方法があります。

• Chromeでなく標準のブラウザを使用する
• Googleドライブを使用する
• PDF閲覧アプリをインストールする​​​​​​​

Androidスマホの「Chrome」でPDFが閲覧できないので、Androidスマホの標準ブラウザで開いてみます。上の写真左はシャープの標準ブラウザで、右はソニーの標準ブラウザです。このようにメーカーにより仕様に特徴があります。

Androidスマホのホーム画面で「Googleドライブ」を起動、ファイルの保管場所を指定して、取り込めば閲覧できるようになります。

Androidスマホには元々「Chrome」の他に「Googleドライブ」、「標準ブラウザ」が用意されています。ChromeでPDFファイルが開けないときは、こちらで試してみることをおすすめします。そしてもう一つの方法は、急いで「PDF」閲覧用のアプリ（Android版）を、ダウンロードすることです。

AndroidでPDF閲覧アプリをインストールする際の選択の基準に、ひとつはPDFファイルの閲覧用に特化したアプリがあります。

二つ目は閲覧だけでなく、注釈（コメント）の書き込みやマーキングでの色分け、署名など、ファイルの編集やクラウド、SNSとの共有ができる、オールインワンの閲覧、編集アプリがあります。

本来AndroidでPDFの閲覧には「標準ブラウザ」と「Googleドライブ」があり、これだけでPDFファイルの閲覧には十分です。しかし、お持ちのAndroidが「Chrome」のみの環境だとしたら、PDF閲覧アプリ（Android対応）の導入しか方法がありません。

Android対応の閲覧用アプリにも、一般の文章を対象とした閲覧アプリと、コミックなど電子書籍を対象にした閲覧アプリがあります。前者の一般文章ファイルを対象にした、アプリ（Android対応）で有名なのは「Adobe Acrobat Reader」です。

対する後者の電子書籍（コミック、小説、等）を対象にした、閲覧アプリで代表的なのはAmazon「kindle book」の「kindle」アプリ（Android,ios対応）ではないでしょうか。

一般のPDFファイルを閲覧するAndroid対応アプリには、なるべくライトな面倒な手順が一切ないアプリがよいでしょう。閲覧することだけに特化して、PDFファイルがすぐ読み込めて、クリアに文章や画像を表示できる、というアプリが最適です。

スマホでコミックや小説,How To本などを、読んだり閲覧するときのアプリに、「kindle」「Sony電子書籍」があります。「kindle」も「sony電子書籍（Android対応）」も、電子書籍を閲覧するためのアプリだけあって、”ぺーじめくり”も実際の本をめくる感覚でできます。

ご存じAmazonの電子書籍を購読するためのアプリです。コミック、小説。雑誌等Amazonの膨大な電子書籍が読めます。読み込めるファイル形式はkindle標準の「MOBI」「AZW」の他「doc」「PDF」「jpg」「png」「html」‣・・など多岐にわたります

Android版、iPhone版、両方に対応していて「検索欄」に入力検索すればすぐヒットします。

「Sony電子書籍」もAndroidのPlayストアから上位にヒットする。PDF対応の、おすすめ電子書籍閲覧アプリです。このアプリの特徴は、起動にすこし時間がかかりますが、とにかくページめくりのスムーズさにあります。ページジャンプも高速でストレスを感じさせません。

PDFの編集は本来パソコンで行うのが、画面も大きく見やすい上に、キーボードで訂正もたやすく効率的ですが、マーキングによる要点の強調や、簡単なコメントの挿入、不要部分の削除、程度でしたらスマホ（Android,iOs）やタブレット(Android,iOs)上でも十分可能です。

本記事では、後半の記事で二つのPDF編集アプリ(Android対応)を紹介していますが、下のリンク「スマホでPDFファイルを保存・見る・編集できるおすすめアプリを解説！」でも優れたPDF編集アプリ（android対応）を2～3紹介しております。ぜひご覧ください。

次にAndroidスマホで一般文章を読むために、おすすめのアプリを紹介します。

最初に紹介するのはPC(Mac,Windows)やスマホ、タブレット（Android,iOs）で定番のAdobe Acrobat Readerです。

「Adobe Acrobat Reader」はとても有名なPDF用アプリで、Playストアで検索するとすぐ見つかります。

インストール後の設定は厳格で、アカウントの作成からメールで認証コードが送られて入力して初めて、使用できるようになります。

上の「確認コード」をAcrobat Readerの設定で入力します。（コードの入力なしで認証されることもあります）

これでPDFファイルを閲覧できるようになりました。⊕ボタンをタップするとPDFファイルを取り込むことができます。

Acrobat Readerは単なる閲覧用だけでなく「編集」もPDFファイルの作成もできます。もしPDFの編集、作成にこのアプリを使用する場合は上の「Adobe Scan」もインストールしておくとよいでしょう。

Acrobat ReaderでPDFファイルを閲覧するときは、ホーム画面からAcrobat REaderをタップして開くだけでファイルが選択できます。

二番目に紹介する「Google PDF Viewer」（Android対応）は機能面では多くは望めませんが、操作性もよく高品質な表示が定評となっています。

「Google PDF Viewer」（Android対応）の閲覧品質には、とてもよいものがあります。その上シンプルで操作性もよく扱いやすいアプリです。本来「Googleドライブ」の、足らない部分を補う意味でインストールされるべきアプリですが、操作性がよいため人気のアプリといえます。

Google Play(Playストア)で検索できインストールできます。

PDFファイルのあるフォルダや、クラウド上（ドロップボックス、Googleドライブなど）からダウンロードして、「別のアプリを使用」を選択、「Google PDF ビューア」を選択します。

すると上の様に、PDFファイルとして閲覧することができます。文字が小さくて見づらいときはピンチアウトして文字を大きく見やすくできます。このアプリでは画質は高いのですが、できることはここまでです。

次に紹介するのはAndroid対応の「WPS Offis -オフィスソフト/PDFファイル閲覧」という長い名前のアプリです。このソフトの特徴は、閲覧するだけでなく編集もできるところです。それもMicrosoftの「Word」「Excel」「Power point」の編集もこなせるのです。

上は
Androidスマホでのインストール画面ですが、もちろんタブレットでも大丈夫です。

タブレット（Android）で「WPS Office」を開いたトップページです。

上の画面はPDFファイルを閲覧するのに「ナイトモード」に切り替えました。文字が反転して白文字で表示されています。

AndroidでおすすめのＰＤＦ閲覧用アプリで、電子書籍を読むためのアプリとしてのトップバッターは「Side Books」です。

インストールは簡単で、クラウド等へのアクセスの許可ぐらいですぐ終わります。上に示されているようにドロップボックス（クラウドサービス）や、インターネットサービス、直接「USB」での取り込みなど、分かりやすく説明があります。

取り込んだ書籍やファイルのあるフォルダなどは本棚に直観的に分かりやすく保存されます。タップすることで閲覧も自由です。

「Side Books(Android対応)」の最大の特徴は上に記載されているようにページめくりのスムーズさです。めくっている裏面が透けているように紙の書籍を、リアルに再現しています。それとマニュアルの豊富さです。「Side Books」のように、丁寧なマニュアルを用意したアプリは珍しいです。

電子書籍閲覧で人気のある「Perfect Viewer（Android対応）」の登場です。このアプリにはインストール時の注意点があります。

いつもの通りにAndroidスマホで「Playストア」からインストールします。

インストールに成功しますと、規約への同意を求められますので「同意する」をタップします。

インストール中、少し待ちます。

「開く」ボタンをタップします。

「プラグイン」のインストールを求められますので、インストールします。注意点というのはこのことで、プラグインという小さな付属アプリを、インストールしないと、PDFファイルを閲覧することができません。

後からAndroidのPlayストアから検索して、インストールもできますが、早めに一緒にインストールしましょう。これで「Perfect Viewer」と「Perfect Viewer PDFプラグイン」のインストールは終了です。

Perfect Viewer（Android対応）ではページをめくるアクションは、左右のスワイプ（スライド）してページをめくります。画面をタップするとページをジャンプさせる、スライドバーを表示できます。

徐々にたまってくる書籍は本棚に保管されます。

「Foxit PDF Reader & Editor」(Android対応)は編集用PDFアプリとして高機能で人気のアプリです。ダウンロード数100万件以上でレビューの評価も上々です。

検索も上位にあり簡単にインストールできます。

すぐに利用開始できます。

「許可」をタップします。

「完了」をタップするとPDFを作成できます。

シンプルで分かりやすいアプリです。

「Write on PDF」はサムスンで開発された、ライトで使いやすいAndroid用PDF編集アプリです。閲覧に利用するほか、タッチペンを使用してのマーキング、および彩色、そのほかコメントの記入などの軽い編集ができます。

しかし現在「Write on PDF」はAndroidのPlayストアでは検索してもヒットせず、インストールできない状態です。今後アップデートされ再登場されることを期待します。

「Write on PDF」がインストールできない状態でした、そこで「Foxit PDF Reader&Editor」と並んでおすすめの、「Xodo PDF Reader&Editor」をインストールすることにします。

「Xodo PDF Reader」のインストールはPlayストアの検索欄に「PDF」と入力するだけで、リスト上位に現れすぐインストールできます。

Androidスマホ内にアクセスができるよう「許可」をタップします。

「Xodo PDF Read&Editor」にPdfファイルを取り込むには赤枠の「⊕」ボタンをタップします。すると真ん中のようにポップアップメニューが出て、PDFファイル作成方法を選択できます。右は任意のホームページからの取り込みの様子です。

先ほど左画面の上段、横三本線のアイコンをタップすると、上の画面が横から出てファイルの取り込み先を指定できます。クラウドサービスやSDカードにもアクセスできます。

Androidスマホで使える「PDFファイル閲覧アプリ7選」紹介してきましたが、理解も深まったのではないでしょうか。結論からいえば「Googleドライブ」が標準装備されていれば、閲覧も簡単な編集も可能です。しかし電子書籍の閲覧や高度な管理編集にはアプリの導入も賢明な選択でしょう。