【Android】高速化する7つの方法!重くなったスマホを軽量化する設定は?
Androidを日常生活で使っているときに動きが重いと感じた時は、アプリなどを整理し、処理速度の高速化を図りましょう。Androidを高速化するテクニックをまとめてみました。快適なスマホ生活のために高速化の確認をしておきましょう。
目次
スマホが重いと感じたらAndroidの高速化・軽量化で軽くする!
スマホは今や毎日使うものです。スマホの画面をタップしても反応が遅かったり、通信が遅かったりと重さを感じるとストレスになります。パソコンと同じで重いと感じたときはスマホも高速化・軽量化を行い、軽くしていきましょう。今回はAndroid版の高速化・軽量化テクニックを確認していきましょう。
まずはAndroid端末の再起動を行う
なかなか電源を落とす機会のないスマホですが、Androidなどスマホメーカーも一日に一度はスマホの再起動を行いましょうとおすすめしています。
最も簡単に高速化できる方法が再起動
スマホは起動したままでいると、システムの処理がずっと溜まっていきます。表で検索していて、さらに裏でもずっと作業をしているイメージです。そうするとスマホが重くなってきたと感じるのです。Androidの処理速度が落ちていかないよう軽くするために、一日に一回再起動するように習慣にしていきましょう。これがまず高速化テクニックの一つの方法になります。
Androidに入れているアプリの見直しで高速化する方法3つ
スマホといえば、よく使うアプリをホーム画面に持ってきてすぐに起動することが出来るといううれしい機能があります。しかし、このアプリがAndroidを重くし、高速化・軽量化を阻んでいる原因になることは少なくありません。アプリの設定を見直していきましょう。
ホーム画面のアプリ・ウィジェットの整理
Androidのホーム画面をアプリやウィジェットで埋め尽くされていませんか。ホーム画面にアプリがあるだけでスマホのメモリを消費します。とりあえずダウンロードしてみた無料アプリや、全く使っていないアプリはアンインストールし、軽くしていきましょう。軽量化のために必要なアプリだけをホーム画面に残すように整理を行いましょう。
ウィジェットとはホーム画面で天気予報やニュース、音楽、バッテリー残量などが表示されている小型のアプリになります。常に通信を行って最新の情報を仕入れているため、ウィジェットはAndroidの処理容量を多く使用しています。初期設定で設定されていることも多いので必要ないウィジェットは削除しましょう。
バックグラウンド待機状態のアプリを終了
Androidでアプリを起動し、また別のアプリを起動させたとき、最初のアプリは完全に終了していません。アプリの画面は消えていてもバックグラウンド待機状態になっていますので、最初のアプリを起動させればすぐに立ち上がるはずです。これはAndroidの処理速度を使用していることになりますので、使っていないアプリは終了させることによって、高速化していきましょう。
バックグラウンド待機状態をなくすテクニックを使ってみましょう。Android端末によって異なりますが、スマホの「マルチタスクボタン」をタップし、アプリの横にある「×」をタップするか、横にスワイプしたりすることでアプリを終了させることが出来ます。意外と気づかないうちにアプリがたくさん起動したまま溜まっていることが多いので細目に気を付けましょう。
アプリのアップデート
アプリは常に新しくアップデートを行いましょう。新しくアップデートすると、新しい機能が使えるようになったり、Androidの処理速度が改善されたり、今よりも高速化で使用できるようになる可能性があります。Playストアで常に最新のアプリにアップデートできるように設定をしておきましょう。
Playストアのアプリを起動させ、左上の「三本ライン」のマークをタップしましょう。「設定」をタップします。
「アプリの自動更新」をタップしましょう。
「ネットワーク指定なし」「Wi-Fi経由のみ」のどちらかにチェックマークを入れ「完了」ボタンを押しましょう。
多くアプリを入れているのであれば、アップデートに容量がかかるので、Wi-Fiが使用できるときにアップデートを行う「Wi-Fi経由のみ」を選択することをお勧めします。
Androidの容量確保で高速化する方法3つ
Androidには気づかないうちにメモリやキャッシュが溜まっています。メモリやキャッシュが溜まるとAndroidの処理速度が遅くなったり、スマホ自体の動きが重くなります。Androidを軽量化・高速化テクニックの一つとして必要のないメモリやキャッシュは整理を行い、必要ないものは削除を行いましょう。
メモリの開放・最適化
Androidでアプリを使用するとメモリの容量が必要になります。スマホによってメモリの容量は違いがありますが、アプリを数個インストールしただけで大幅にメモリを使用し、Androidの処理速度を重くすることもあります。メモリの開放・最適化は専用のアプリなどを入れると簡単に行うことが出来ます。
ストレージの整理
Androidのストレージを整理して容量を軽くしていきましょう。気が付けば不要になった画像や動画やアプリなどがどんどん溜まっていき、Androidの処理速度が重くなるということはよくあります。ブラウザで検索を行ったときやアプリを使用した時などはキャッシュと言われる閲覧したページやアプリの画像データがAndroid端末内に一時的に保存されています。
キャッシュは削除しなければずっと溜まっていきますのでこちらも整理を行いましょう。スマホの軽量化を邪魔しているアプリのキャッシュは削除していきましょう。Androidのホーム画面から「設定」をタップしましょう。「アプリ」を選択します。現在スマホの中にインストールしているアプリが出てきます。その中でキャッシュを削除したいアプリをタップします。
項目の中の一番上にある「ストレージ」をタップしましょう。
次の画面が開きましたら、最下部にある「キャッシュを削除」をタップしましょう。これでアプリのキャッシュの削除が完了になります。キャッシュを削除したいアプリごとにすべて行っていきましょう。
定期的にアプリのキャッシュを削除することによって、スマホの軽量化になり、Androidが快適に使いやすくなります。
Androidの表示設定の変更で高速化するテクニック
Android6.0、Android7.0、Android8.0には開発者向けオプションというものが隠されています。この開発者向けオプションのテクニックを使って、さらにスマホを軽くしていきましょう。
アニメーション表示をオフ
Androidにはアニメーション表示と呼ばれる機能があります。アニメーション表示とはウィンドウやメニューを開いたときに滑らかにスタイリッシュに動く効果です。実際に効果はそれだけになりますので、普段スマホを使用する際には高速化するためにオフにしておいてもとくに問題はありません。スマホのほとんどのスマホは初期設定の時点ではアニメーション表示がオンになっています。
Androidのホーム画面から「設定」をタップしましょう。設定が開きましたら、「端末情報」を選択しましょう。「端末情報」が開きましたら「ビルド番号」と書かれた項目を7回くらいタップしましょう。
そうすると、「これでデベロッパーになりました!」とメッセージが出ます。
一つ前の「設定」の画面に戻ると「開発者向けオプション」という項目が出てきていますのでそちらをタップしましょう。
開発者向けオプションのページを開きましたら、まず最上部のオフになっているところをタップし、オンにして作業が出来る状態にしましょう。
ページを下に進むと、「ウィンドウアニメスケール」、「トランジションアニメスケール」、「Animator再生スケール」と項目が出てきますので、それぞれタップし、「アニメーションオフ」にチェックマークを入れていきましょう。これでアニメーション機能がオフになりますのでずいぶん軽くなり、高速化できます。
開発者向けオプションというとかなり難しいイメージですが、簡単な操作で軽量化・高速化テクニックが行えます。
Androidが重い時は高速化をして快適に使おう!
今回はAndroidスマホが重い時の軽量化・高速化テクニックを紹介しましたが、すべて簡単な作業で行うことが出来ます。無料だからと言って必要のないアプリをホーム画面に置いたままにしておくとその分Androidの処理速度が遅くなるので快適なスマホ生活が行いにくくなります。重いなと感じた時は、めんどくさがらずにアプリの整理を行い、不要なキャッシュは削除して再起動を行い、Androidを軽くしましょう。
また、どうしても写真や動画など保存したいものが多くて処理速度が遅くなる方は、自分に合った容量の大きなAndroidを選びましょう。