PCのiTunesにiPhoneやiPadを接続した時に、「0xe800000a」のエラーが出てしまい、iTunesがiPhoneやiPadを認識しないことがあります。この記事では、0xe800000aのエラーへの対処法について詳しく解説します。
iPhoneやiPadのバックアップを、iCloudではなくPCにインストールしたiTunesで行っている方もまだまだ多いことでしょう。iCloudは無料で使えるストレージ容量に制限がありますが、iTunesへのバックアップなら容量に制限はほぼありません。
しかし、iPhoneやiPadをiTunesに接続した時に、「0xe800000a」というエラーが出て、バックアップできないことがあります。この記事では、0xe800000aのエラーはどのような場合に出て、このエラーが出た場合にはどのように対処したらいいのか解説します。
0xe800000aのエラーは、PCにiPhoneやiPadを接続して、iTunesが起動しても「不明なデバイス」と表示されてしまうエラーです。通常は、ケーブルでPCにiPhoneやiPadを接続して、PCが認識すると自動でiTunesが起動します。しかし、iTunesが起動しても、「不明なデバイス」となってしまうのが0xe800000aのエラーです。
この時に、iPhoneやiPadが接続されたことは、PCでは認識ができています。PCが認識しているのに、iTunesとの接続が上手くいかない状態が、0xe800000aのエラーです。
iPhoneやiPadはApple社製なので、どちらかというとWindowsよりもMacの方が相性がいいとされています。しかし、このエラーはWindowsだけではなく、Macでも報告されています。Windowsでもマックでもどちらのユーザーでも起こりうる問題ということは理解しておきましょう。
0xe800000aのエラーが起きた場合には、速やかに修復しないと、iPhoneのバックアップが取れません。iCloudの無料ストレージは5GBしかないので、写真や動画だけですでにいっぱいになっていて、iPhoneやiPadのバックアップまで使えないという方も多いためです。0xe800000aのエラーが起きてしまった場合の対処法は次の順番で試していきましょう。
まずは、PCとiPhone、iPadを再起動してみましょう。0xe800000aのエラーに限らず、原因不明のエラーが出た場合には、端末を再起動することで改善することがよくあります。PCとiPhone、iPadを再起動して、0xe800000aが解消されないか確認しましょう。
Macを再起動する方法はこちらの記事で解説しています。
iPadを差起動する方法は、こちらの記事で解説しています。
0xe800000aのエラーが起こる原因が、セキュリティソフトの場合があります。セキュリティソフトのガードする効果が協力過ぎて、本来必要なものもシャットアウトしてしまう場合があります。
セキュリティ上、あまり好ましいことではありませんが、再起動しても0xe800000aのエラーが出るようであれば、いったんセキュリティソフトを停止してみましょう。
セキュリティソフトを停止後に0xe800000aのエラーが出なくなった場合には、セキュリティソフトの設定を見直す必要があります。設定方法はセキュリティソフトのメーカーに問い合わせてみて下さい。
OSのアップデートが行われ、iTunesとPCやiPhone、iPadのOSのバージョンがかみ合わなくなってしまったことが、0xe800000aのエラーが起こる原因になる場合があります。PCと、iPhone、iPadそれぞれのOSのアップデートがないか確認してみましょう。
iPhoneやiPadは、「設定」アプリから「一般」を開いて、「ソフトウェアアップデート」がないか確認してみましょう。ソフトウェアアップデートがある場合には、数字でアップデートできるプログラムの数が表示されています。
Windows10の場合には「設定」から「更新とセキュリティ」を開いて「Windows Update」を確認しましょう。「更新プログラムのチェック」をクリックすると、新しい更新がないか確認できます。
Macのソフトウェアアップデート方法はこちらの記事で解説しています。ぜひご確認ください。
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