2019年10月04日更新
WindowsPCでiTunesがダウンロードできない対処法!確認項目を解説!
iTunesがダウンロードできない原因はセキュリティソフトに邪魔されていたり、管理者権限でなかったり、PCの空き容量が不足していたり、ブラウザが適していなかったりと様々です。WindowsPCでiTunesがダウンロードできない原因と対処法を紹介します。
目次
- 1iTunesがダウンロードできない時の対処法は?
- ・まずはもう一度iTunesのダウンロード方法を確認
- 2iTunesがダウンロードできない時に確かめる項目
- ・ネットが接続されているかを確認
- ・パソコンを再起動する
- 3iTunesがダウンロードできない時に確認したいPCの設定など
- ・PCの空き容量の確認
- ・セキュリティソフトが邪魔をしていないか
- ・ブラウザを変えて対処する
- ・iTunesと競合しているソフトは入ってないか
- ・メモリを開放する
- ・管理者としてログイン
- ・コンポーネントの削除を行う
- 4iTunesのダウンロードとアップデートができない時に確認したいこと
- ・iTunesを最新バージョンにアップデートするためには
- ・Appleのサーバーを確認する
- ・Windows updateが行われているか
- ・iTunesの修復を行う
- ・どうしても解決しない時はサポートに連絡を
- 5iTunesがダウンロードできないも慌てずに作業を行う事で解決
iTunesがダウンロードできない時の対処法は?
Appleで開発されているアプリ、iTunes。iPhoneやiPad等のデバイスのデータを同期したりバックアップする機能を持っている非常に便利なソフトウェアです。iTunesを使えば、パソコンに入っている動画や音楽等をiPhoneやiPad等のデバイスに入れて楽しむことができます。万一のデバイスの故障に備えて、バックアップを保存することもできます。
そんなiPhoneやiPadを使っている人には欠かせないiTunesですが、パソコンにダウンロードできないという不具合が発生することがあります。他のソフトウェアと同じように特段難しい作業なくダウンロードできるはずですが、一体なぜこのようなエラーが発生するのでしょうか。iTunesがダウンロードできない際の対処法を紹介していきます。
まずはもう一度iTunesのダウンロード方法を確認
対処法の一つ目として紹介するのが、iTunesのダウンロード方法の確認です。そもそもここが間違っていると、正しくiTunesをダウンロードできなくて当然です。もう一度確認しておきましょう。
ダウンロードする方法
まずはアップルの公式サイトよりダウンロードしましょう。現在はMicrosoftのWebサイトより最新版がダウンロードできます。iTunesをインストールしたいパソコンから下記リンクへアクセスしましょう。画面右上の『入手』をクリックしましょう。下画像はWindows10でiTunes(バージョン12.10.0.7)をインストールした際の画面になります。
『Microsoft Storeを開きますか?』というウィンドウが画面上部に表示されたら『Microsoft Storeを開く』をクリックしましょう。下画面のようにMicrosoft StoreのiTunesのダウンロードページが表示されますので、もう一度、『入手』をクリックしましょう。iTunesのダウンロードが始まります。
しばらく待つとダウンロードが完了します。iTunesのダウンロードが完了すると、画面左上に『この製品はインストール済みです。』という表示が出ます。
インストールする方法
上の画面の『この製品はインストール済みです。』という表記からもわかるように、この手順通りに行うことでダウンロードとインストールが一括で行えます。一括でできない場合はダウンロード後に別途インストールが必要です。その際はセットアップファイルをダウンロードしているはずなので、それを開き『実行』をクリックすればインストールできます。
iTunesがダウンロードできない時に確かめる項目
ダウンロード方法に問題なければ他の部分で何かが引っ掛かっているということになります。iTunesがPCにダウンロードできない時に確かめるべき項目・対処法を紹介します。
ネットが接続されているかを確認
ネットの接続状況を確認しておきましょう。ネットに繋がっていない状態ではiTunesのダウンロードはできません。タスクトレイ(デスクトップ右画面下のバー)のWi-Fiアイコンをクリックしましょう。『接続済み、セキュリティ保護あり』という表示が出たらネット接続されている証拠です。
またはブラウザで何らかのWebサイトにアクセスしましょう。アクセスできればネットは接続されています。反対にアクセスできなければ、ネットは繋がっていません。何らかの原因でオフラインになっています。一時的なバグがほとんどですので少し待ってみましょう。
パソコンを再起動する
パソコンに不具合が起きた際の定番と呼べる再起動を行ってみましょう。パソコンの電源を一度落として再起動することでiTunesがダウンロードできるようになるケースもあります。
iTunesがダウンロードできない時に確認したいPCの設定など
続いてiTunesがダウンロードできない時に確認したいPCの設定等を紹介します。パソコンの空き容量、セキュリティソフトの稼働状況、使用しているブラウザ、管理者としてログインしているかといったことに焦点を当てていきます。確認項目と対処法をそれぞれ解説します。
PCの空き容量の確認
PCにインストールしたソフトのデータと情報はローカルCディスクに保存されます。iTunesをダウンロード・利用するには少なくとも400MBの空き容量が必要です。iTunesがダウンロードできない時は、まずPC内の空き容量を確認しましょう。空き容量が不足している場合は、不要なソフトやデータをアンインストールして空き容量を増やしましょう。
セキュリティソフトが邪魔をしていないか
セキュリティソフトの誤判断により、iTunesのダウンロードができない場合があります。要するにセキュリティソフトがiTunesを有害なソフトウェアと判断して、PCを守るためにインストールを拒否しているということです。この場合はセキュリティソフトを一時的に解除し、再度iTunesをダウンロードし、その後セキュリティソフトを再稼働させましょう。
ブラウザを変えて対処する
iTunesがダウンロードできないのは今使っているブラウザが原因かもしれません。この場合はブラウザを変えたらうまくいきます。Internet ExplorerやMicrosoft Edgeブラウザでダウンロードできない時はGoogle ChromeやFirefoxブラウザでダウンロードを行ってみましょう。
iTunesと競合しているソフトは入ってないか
iTunesと競合しているソフトが原因で、iTunesのインストールが阻止されることがあります。セキュリティソフトウェアのケースと似ていますが、iTunes for Windows のインストール時に問題がある場合は、競合しているソフトを無効にするかアンインストールしないと問題が解消しない可能性があります。
メモリを開放する
PCの動作があまりにも遅くダウンロードできないといった場合はメモリの容量がいっぱいになっている可能性が高いです。メモリとは空き容量ではなく、一度に作業できる容量のことです。その際はメモリを開放することでメモリ不足を解消することができます。メモリ開放の際はフリーソフトではなく、Microsoft純正ソフトを使用するのがいいでしょう。
管理者としてログイン
お手元のパソコンには管理者としてログインしていますか。コントロールパネルからユーザーアカウントに入って、パソコンの管理者としてログインしてみましょう。既に管理者権限があるユーザーで実行した場合は、新規管理者ユーザーを作成して、再度iTunesをダウンロードしてインストールしましょう。
コンポーネントの削除を行う
前回iTunesをインストールした時から残っているコンポーネントが原因かもしれません。コンポーネントを一度削除してから、iTunesを再ダウンロード・インストールしましょう。
iTunesのダウンロードとアップデートができない時に確認したいこと
続いてiTunesのダウンロードとアップデートができない時に確認したいことを解説していきます。
iTunesを最新バージョンにアップデートするためには
Windows 10を使っている場合は、紹介済みの手順でMicrosoft Storeから最新バージョンのiTunesを入手しましょう。Windows 10以外を使っている場合は、アップル公式サイトから入手しましょう。最新バージョンへのアップデート手順は、使っているWindowsでサポートされているiTunesのバージョンによって異なります。
Appleのサーバーを確認する
Appleのサーバーで何か問題が発生している可能性もあります。下記のリンクからAppleのシステム状況確認ページを開いて、サーバーに不具合が起きていないか確認しましょう。
Windows updateが行われているか
iTunesをWindowsで利用するためにはWindows 7以降でないといけません。お手元のパソコンのWindows updateが行われているかを確認しましょう。タスクバー(デスクトップ画面下のバー)のWindowsアイコンか、キーボードのWindowsキーを押しましょう。続いて歯車アイコンをクリックして設定画面を開きましょう。
『更新とセキュリティ』をクリックしましょう。
下画面のように『最新の状態です』という表示がされていれば、Windows updateは行われている状態です。最新の状態でない場合は更新を行ってください。
iTunesの修復を行う
iTunesの修復を行えばダウンロードできるかもしれません。iTunesのダウンロード時にセットアップファイルもダウンロードしている場合は、右クリックして『管理者として実行』クリックしましょう。iTunesを修復するオプションが表示されます。
どうしても解決しない時はサポートに連絡を
最終手段はMicrosoft社のサポートサイトへの問い合わせです。ソフトウェアやアカウントに関するサポートをしてくれます。下のリンクから『Microsoftサポート』のページを開きましょう。『Microsoft サポートへようこそ』という画面が表示されます。『お問い合わせ』をクリックしてMicrosoftサポートに問い合わせをしましょう。
iTunesがダウンロードできないも慌てずに作業を行う事で解決
iTunesがダウンロードできない時も焦る必要はありません。紹介した手順に沿って作業を行えばダウンロードできるようになります。