ゆうちょダイレクト+(プラス)のメリットとデメリットとは?違いや変更方法も解説!

ゆうちょ銀行には、ゆうちょダイレクトとゆうちょダイレクトプラスがあるのを知っていますか。本記事では、ゆうちょダイレクト+(プラス)のメリットとデメリットや、ゆうちょダイレクトとの違い・変更方法について解説していきます。参考にしてみてください。

ゆうちょダイレクト+(プラス)のメリットとデメリットとは?違いや変更方法も解説!のイメージ

目次

  1. 1ゆうちょダイレクト+(プラス)のメリットとデメリット
  2. ゆうちょダイレクト+のメリット
  3. ゆうちょダイレクト+のデメリット
  4. ゆうちょダイレクト+はこんな人におすすめ!
  5. 2ゆうちょダイレクト+(プラス)のセキュリティ面
  6. ワンタイムパスワードについて
  7. 不正送金対策ソフトPhish Wallについて
  8. 個体識別番号について
  9. 通信内容の暗号化について
  10. 3ゆうちょダイレクト+(プラス)への変更方法
  11. 新規口座開設を行う場合
  12. ゆうちょ銀行の口座を利用中の場合
  13. ゆうちょダイレクトから変更する場合
  14. ゆうちょダイレクトに変更する場合
  15. 4ゆうちょダイレクト+(プラス)を活用しよう!

ゆうちょダイレクト+(プラス)のメリットとデメリット

ゆうちょダイレクト+(プラス)のメリットとデメリットについて解説していきます。

ゆうちょダイレクト+のメリット

ゆうちょダイレクト+(プラス)とは、通帳を発行せずにネット上で口座残高の確認や取引が行えるサービスになっています。ゆうちょ銀行のATMに行かなくても、サービスを利用することができるため、大変便利なサービスです。ここでは、ゆうちょダイレクト+(プラス)のメリットについて解説していきます

ネット上で取引が行える

ゆうちょダイレクト+(プラス)のメリットとは、インターネット上で取引が行えることです。通常は、ゆうちょ銀行のATMなどに行って、口座残高の確認や口座振込などを行います。しかし、ゆうちょダイレクト+(プラス)では、スマホやPCなどの端末からインターネットにアクセスして取引を行うことが可能です。

ゆうちょダイレクト+(プラス)でできる取引は、口座残高の照会・銀行口座への振込・振替・担保定期預金・担保定額貯金・国際送金・ペイジーです。これだけの取引が、ゆうちょダイレクト+(プラス)では簡単にできるのです。

照会期間が長い

ゆうちょダイレクト+(プラス)のメリットとは、照会期間が長いことです。ゆうちょダイレクト+(プラス)の照会期間は、15ヶ月です。通常は、通帳があるため、通帳に記帳してある入出金明細を確認することができます。

しかし、ゆうちょダイレクト+(プラス)では、通帳を発行しないため、インターネット上で入出金明細が照会できるようになっているのです。また、照会できる期間が長いため困ることはありません。わざわざゆうちょ銀行のATMまで行って、通帳記帳をする必要もないのです。

開設が簡単

ゆうちょダイレクト+(プラス)

ゆうちょダイレクト+(プラス)のメリットとは、口座開設が簡単であることです。通常は、ゆうちょ銀行まで行って、ゆうちょ銀行の口座開設の手続きをしなければいけません。

しかし、ゆうちょダイレクト+(プラス)では、インターネット上でゆうちょダイレクト+(プラス)の申込書を請求することができます。そして、申込書を郵送するだけで、ゆうちょ銀行の口座開設ができるようになっています。ゆうちょ銀行のキャッシュカードも、後日郵送で届くようになっています。

ゆうちょダイレクト+のデメリット

ゆうちょダイレクト+(プラス)のデメリットについて解説していきます。

利用できるのは総合口座のみ

ゆうちょダイレクト+(プラス)のデメリットとは、利用できるのは総合口座のみであることです。ゆうちょ銀行には、総合口座と振替口座があります。総合口座とは、通常貯金・担保定期預金・担保定額貯金の口座のことです。振替口座とは、支払いや送金専用の口座になります。

よって、個人のゆうちょ銀行口座を開設する場合は、総合口座になるため、ゆうちょダイレクト+(プラス)を利用することができます。しかし、振替口座では利用することができないため、ビジネス向けではないというデメリットがあります。

照会期間を過ぎると窓口対応になる

ゆうちょダイレクト+(プラス)のデメリットとは、照会期間を過ぎると窓口対応になることです。ゆうちょダイレクト+(プラス)で照会できる期間は、15ヶ月です。よって、それ以上前の取引明細を照会するためには、ゆうちょ銀行の窓口へ行って手続きをしなければいけません。

ゆうちょダイレクト+(プラス)では、通帳がないため紙媒体で全取引内容を残すことができません。取引内容を残したい人には、ゆうちょダイレクト+(プラス)は向いていないかもしれません。

慣れないと不便に感じる場合がある

ゆうちょダイレクト+(プラス)のデメリットとは、慣れないと不便に感じる場合があることです。ゆうちょダイレクト+(プラス)では、通帳がなくキャッシュカードのみ発行されます。よって、基本的な操作はインターネット上で行います。よって、WEBに慣れていない人は、操作に時間もかかってしまい不便に感じてしまう可能性があります。

ゆうちょダイレクト+はこんな人におすすめ!

ゆうちょダイレクト+(プラス)のメリット・デメリットをご紹介しました。このことから、ゆうちょダイレクト+(プラス)には、向いている人と向いていない人に分かれます。ゆうちょダイレクト+(プラス)に向いている人とは、通帳を使わない・要らない人や、ゆうちょ銀行のATMまで行くのが面倒な人です。

ゆうちょダイレクト+(プラス)では、通帳がなくキャッシュカードのみ発行されます。また、ゆうちょ銀行に行かなくてもインターネット上で取引を行うことができます。よって、通帳を使わない・要らない人やインターネット上ですぐに取引をしたい人には非常に便利なサービスなのです。

ゆうちょダイレクト+(プラス)のセキュリティ面

ゆうちょダイレクト+(プラス)のセキュリティ面について解説していきます。

ワンタイムパスワードについて

ゆうちょダイレクト+(プラス)のトークン

ゆうちょダイレクト+(プラス)は、インターネット上で取引を行います。よって、ゆうちょダイレクト+(プラス)では、セキュリティ対策をしています。ゆうちょダイレクト+(プラス)のセキュリティ対策には、ワンタイムパスワードがあります。

ゆうちょダイレクト+(プラス)のワンタイムパスワードとは、取引を実行する際に入力する、1回限りのパスワードのことです。このパスワードは、登録しているメールアドレスで受け取ることもできますが、トークンで表示させることもできるようになっています。

トークンとは、一度しか使えないパスワードの生成機です。ボタンを押すだけでワンタイムパスワードが表示されるので、取引の際に入力するだけです。

不正送金対策ソフトPhish Wallについて

ゆうちょダイレクト+(プラス)のセキュリティ対策

ゆうちょダイレクト+(プラス)のセキュリティ対策には、不正送金対策ソフトPhish Wallがあります。不正送金とは、インターネット上でユーザーのPCにウイルスを感染させ、虚偽の画面を表示させることで、暗証番号などを盗み不正送金させるサイバー攻撃のことです。

このサイバー攻撃を防ぐために、ゆうちょダイレクト+(プラス)では、不正送金対策ソフトPhish Wallのインストールを推奨しています。不正送金対策ソフトPhish Walは、無料でインストールできるようになっています。ソフトをインストールすることで、不正なサイトを確認することができるため、ウイルスに感染することを防ぐことができるのです。

個体識別番号について

ゆうちょダイレクト+(プラス)のセキュリティ対策には、個体識別番号があります。ゆうちょダイレクト+(プラス)に、個体識別番号を登録することで、登録したスマホのみログインできるようになります。よって、登録していない端末からは、ゆうちょダイレクト+(プラス)にはログインすることが一切できないのです。

通信内容の暗号化について

ゆうちょダイレクト+(プラス)のセキュリティ対策には、通信内容の暗号化があります。通信内容を暗号化することで、個人情報が盗まれることを防ぎます。暗号化通信には、SSL通信があります。しかし、ゆうちょダイレクト+(プラス)では、TLS通信を採用しています。TLS通信は、SSL通信よりも安全性が高い通信方式になっています。

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ゆうちょダイレクト+(プラス)への変更方法

ゆうちょダイレクト+(プラス)への変更方法について解説していきます。

新規口座開設を行う場合

ゆうちょダイレクト+(プラス)への変更方法ですが、ゆうちょ銀行の口座を持っていない場合は、新規で口座開設する必要があります。

ゆうちょダイレクト+(プラス)で新規口座開設を行う方法は、「ゆうちょ銀行WEBサイト」にアクセスして、「ゆうちょダイレクト+(プラス)利用申込書」を請求します。ゆうちょダイレクト+(プラス)の利用申込書が届いたら、「記入・押印」します。

そして、「本人確認書類」と一緒に郵送します。郵送してから2週間程度で、ご利用案内とキャッシカードが届きます。あとは、ゆうちょダイレクト+(プラス)で、「パスワード」「メールアドレス」を設定することで利用できるようになります。

ゆうちょ銀行の口座を利用中の場合

ゆうちょダイレクト+(プラス)への変更方法

ゆうちょダイレクト+(プラス)への変更方法ですが、ゆうちょ銀行の口座を持っている場合は、ゆうちょダイレクト+(プラス)への利用登録をする必要があります。ゆうちょダイレクト+(プラス)への利用登録をする方法は、「ゆうちょダイレクトのお申込み(無料)」をクリックして、利用申込をします。

そして、後日届く「制限解除のパスワード」を入力して、「ゆうちょダイレクト+(プラス)」への切り替えを行ってください。

ゆうちょダイレクトから変更する場合

ゆうちょダイレクトと、ゆうちょダイレクト+(プラス)には多少違いがあります。ゆうちょダイレクトから変更する場合は、違いをよく確認してから変更するようにしてください。違いは、下記の通りになっています。
 

機能 ゆうちょダイレクト ゆうちょダイレクト+(プラス)
通帳発行 あり なし
取引内容の照会期間 2ヵ月まで 15ヶ月まで
担保定額貯金の払戻し できない できる
担保定期貯金の払戻し できない できる
担保定額貯金満期のお知らせ 郵送 WEB確認
担保定期貯金満期のお知らせ 郵送 WEB確認
担保定額貯金の預入 できる できない

このように、大きな違いは通帳発行があるかどうかと、取引内容の照会期間です。

キャッシュカードの利用が必要

ゆうちょダイレクト+(プラス)で利用するキャッシュカード

ゆうちょダイレクトから変更した場合は、キャッシュカードの利用が必要になります。ゆうちょダイレクトとは違い通帳はないため、今まで利用していた通帳は利用不可になります。そして、お金の引出しには必ずキャッシュカードが必要になります。ゆうちょダイレクトとは違い、ゆうちょダイレクト+(プラス)ではキャッシュカードのみ利用するのです。

よって、変更する前に、キャッシュカードが利用できるかどうかを確認するようにしてください。磁器不良でキャッシュカードが利用できない場合、お金を引出すことができません。

ゆうちょダイレクト+への変更方法

ゆうちょダイレクト+への変更方法

ゆうちょダイレクト+(プラス)への変更方法は、「ゆうちょダイレクト」にログインして、「ゆうちょダイレクト+への切替」をクリックします。

ゆうちょダイレクト+への変更方法

ゆうちょダイレクト+(プラス)へ変更する「口座」を選択して、「次へ」をクリックします。

ゆうちょダイレクト+への変更方法

「利用規約」にチェックを入れて、「実行する」をクリックします。

ゆうちょダイレクト+への変更方法

上のような画面が表示されたら、切替え完了です。

ゆうちょダイレクトに変更する場合

ゆうちょダイレクト+(プラス)から、ゆうちょダイレクトに変更する場合は、窓口での手続きが必要になります。手続きに必要な物は、「キャッシュカード」「お届け印」「本人確認書類」になります。ゆうちょ銀行で、「切戻し請求」の手続きをしてから、2週間程度で通帳が届きます。

ゆうちょダイレクト+(プラス)を活用しよう!

今回は、ゆうちょダイレクト+(プラス)のメリット・デメリットや、違いや変更方法を解説しました。通帳を使わない・要らない人やインターネット上ですぐに取引をしたい人は、ゆうちょダイレクト+(プラス)を活用してみてください。

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この記事のライター
leiyu
皆さんのお役に立てる記事を分かりやすく書いていくライターを目指しています。