TポイントのAmazonギフト券への交換方法！期間固定ポイント消化の注意点も紹介！

近年、多くのポイント加算サービスが提供されるようになりましたが、その中でもポイントビジネスの火付け役であり、ポイントサービスの最大手の1つである、Tポイントは誰でも親しみのあるポイントサービスではないでしょうか？

このTポイントは、様々な店舗で貯められ、ポイントを使える施設・サービスも多いので、Amazonでも利用できると想像する人は少なくないはずです。今回は、そんな疑問に応えるべく、TポイントのAmazonギフト券への交換方法・使い方について検証します。

まず、Amazonのネットショッピングでは、Tポイントは直接使えません。Amazonで使えるポイントは、自社ポイントのAmazonポイントのみです。

また、代表的なTポイント加盟店として知られるファミリーマートでは、店頭でAmazonギフト券を販売していますが、Amazonギフト券はTポイントで購入できません。基本的にTポイントはファミリーマートの買い物に使えるポイントですが、一部の商品・サービスではTポイントを利用できず、Amazonギフト券はそれに該当します。

また、あまり気づかれていませんが、Tポイントとして貯まるポイントの内訳を確認すると、実は2種類のTポイントが存在します。1つは通常のポイント、もう1つは「期間固定ポイント」と呼ばれるもので、使用期限が限られており、用途としてYahoo!JAPANサービスでのみ使えるポイントとなっています。

この「期間固定ポイント」はあまり多く貯まらないポイントなので、気づかない間に使用期限を過ぎてしまい、無効化している場合は少なくありません。少量のポイントなので大した損害にはなっていませんが、できれば「期間固定ポイント」も有益に利用したいものです。Yahoo!JAPANサービスを通してAmazonギフト券に交換できればベストな方法です。

ちなみに、「期間固定ポイント」はYahooグループが催すサービスくじなどで入手できる場合が多いようです。

次に、Tポイント（期間固定ポイントを含む）をAmazonギフト券に交換する方法・使い方について解説します。大手ネットショッピングモールのYahooは、TポイントとYahooアカウントとの連携を推奨しているように、Tポイントの代表的な加盟店の1つですが、Yahoo関連のサービスを通してTポイントをAmazonギフト券に交換する方法があります。

ヤフーショッピングとヤフオクを使って、TポイントでAmazonギフト券を購入する方法です。

まず、ヤフーショッピングでTポイントを使ってAmazonギフト券を購入（交換）する方法があります。ヤフーショッピングに出品されているAmazonギフト券を通常の手順で購入し、最後の決済の画面で貯まったTポイントを適用すれば、TポイントでAmazonギフト券を購入できます。

ヤフーショッピングでAmazonギフト券を購入（交換）するメリットは、全購入額をTポイントで支払えることです。後述しますが、ヤフオクでAmazonギフト券を購入（交換）するときは、一部の支払い金額は現金で支払わなくてはいけません。

また、ヤフーショッピングに出品されているAmazonギフト券はやや割高で販売されていることがほとんどなので、純粋なポイント還元を望む場合は、適した購入（交換）方法ではないかもしれません。

ただ、ヤフーショッピングはヤフオクのように口座解説を行わなくても、Yahooアカウントがあればすぐに利用できるので、手間をかけずにTポイントでAmazonギフト券を購入（交換）したい場合は重宝します。

しかし、残念なことに、ヤフーショッピングでは現在（2019年9月時点）、Amazonギフト券の出品がありません。ヤフーショッピングの検索枠で「Amazon」のキーワードで出品商品を検索すると、Amazon Fire タブレットしか検索されません。

今後のヤフーショッピングで、このままAmazonギフト券の出品に制限がかかるのかどうかは判断できませんが、Amazonギフト券が出品されるまで待つしかありません。

ヤフオクでTポイントを使ってAmazonギフト券を購入（交換）する方法の特徴は、Amazonギフト券の金額設定のバリエーションが豊富であることです。何十円単位の少額の出品からあるので、利用したいTポイントに合わせてAmazonギフト券を選べます。

Amazonギフト券の購入（交換）は、出品に対して入札した後、「取引ナビ」と呼ばれる出品者・落札者が連絡を取り合うメッセンジャー機能を使って、Tポイントで支払いを済ませ、その後納品としてメールでAmazonギフト券のコードを送ってもらうという流れになります。

ヤフオクでAmazonギフト券を購入（交換）するメリットは、出品されている入札価格が正規値段よりもやや安い、割引値段であることです。通常店舗で購入するよりもお得に入手でき、しかもTポイントを利用できます。

ヤフオクでAmazonギフト券を購入（交換）する際のデメリットは、支払額の全額をTポイント払いできないことです。支払いの一部は現金で支払うことになります。

また、ヤフオクは基本的にオークション形式なので、お得な入札価格で必ずAmazonギフト券を購入（交換）できるとは限りません。場合によっては他者が入札して価格が変動する可能性はあります。

次に、ヤフオクでTポイントをAmazonギフト券へ交換するときの注意点について解説します。

前述した通り、実際のTポイントの内訳では2種類のポイントがあり、その内の「期間固定ポイント」には有効期限が設定されています。

この「期間固定ポイント」はYahoo!JAPANサービスでしか使用できないという条件があり、なおかつあまり貯まらないので少額のポイントがいつまでも利用されずに、最終的には期限切れで無効になるというパターンがほとんどです。

そうした状況に鑑みると、「期間固定ポイント」はヤフオクでAmazonギフト券へ交換するという利用の仕方が有効です。ヤフオクでは何十円単位でAmazonギフト券の出品があるので、Tポイントで足りない分は若干現金で補足して、「期間固定ポイント」を全て使い切るというやり方ができます。

この方法を活用するのであれば、「期間固定ポイント」の有効期限は常にチェックし、期限切れになる前にヤフオクを使ってAmazonギフト券に交換するようにしましょう。

ヤフオクでTポイントを利用する際の基本的な注意事項として、支払いの全額をTポイントで賄えないという点があります。ヤフオクの支払いは最低1円でもいいので現金払いが必要になります。現金の支払いに関しては、Yahoo預金払いもしくは銀行振込を使います。

ヤフオクの現金払いに関しては、振込手数料の発生の有無を確認しましょう。TポイントをうまくAmazonギフト券に交換できても、現金払いに対して振込手数料がかかるようでは、コストがかさんでAmazonギフト券に交換した意味がなくなってしまいます。

ヤフオクの現金払いに関しては、振込手数料を発生させない方法としては、振込手数料がかからない金融機関を利用する、Yahoo預金払いを利用するという2つの方法が考えられます。前者の条件は実際のところ難しいと思われるので、後者のYahoo預金払いの利用をおすすめします。

Yahoo預金払いとは、自分の金融機関の口座をYahooの「預金払い口座」として登録すると振込手数料をかけずにYahooの支払いを行えるというシステムです。

ただし、Yahoo預金払いを利用できる金融機関は指定されているので自分の金融機関が該当するか確認してから利用しましょう。Yahoo預金払いの指定金融機関は大手銀行を含め、現在（2019年9月時点）60以上が対応しています。

また、余談ですが、Yahoo預金払いの機能は2019年9月30日（予定）よりPayPayに統合される模様です。

TポイントをAmazonギフト券へ交換してみましょう。TポイントをAmazonギフト券へ交換するには、Yahoo関連のサービスを利用しましょう。

現在、TポイントをAmazonギフト券へ交換する手段として使えるサービスはヤフオクです。ヤフオクでAmazonギフト券へ交換するTポイントの使い方をマスターして、無駄なくTポイントを有効活用しましょう。

また、Tポイントの期間固定ポイントの使い方には制限があることを留意しておきましょう。期間固定ポイントは有効期限が設定されているだけでなく、Yahoo!JAPANサービスでのみ使える仕様なので、ヤフオクでAmazonギフト券へ交換するという利用方法が適しています。