2019年05月11日更新
Windows10のWindows Hello(生体顔認証)の設定方法と対応デバイスを紹介!
Windows10のPCを使っている皆さんは「Windows Hello」という顔認証機能をご存知ですか?この記事では、Windows10のWindows Hello(生体顔認証)の設定方法と、対応しているデバイスをご紹介していきます。
目次
Windows Helloとは
普段Windows10のPCを使っている皆さんは「Windows Hello」という顔認証機能をご存知ですか?この「Windows Hello」は、最新鋭のテクノロジーを駆使したWindowsの生体顔認証です。「Windows Hello」を利用することで、これまでのようにWindowsデバイスにパスワードを入寮してログインするよりもずっと早くログインができます。
生体顔認証のためにPC備え付けのカメラを使用するか、指紋リーダーを使ってオーナーの指紋を読み取るという認証方法があります。どちらの認証方法を選択しても「Windows Hello」でログインができます。
複雑に設定してあるパスワードでも、どこからか情報が漏れたことでウイルスに感染する場合も考えられます。その点を考慮すると、顔認証機能や指紋認証機能の方が、セキュリティー能力は高いといえます。
この記事では、Windows10のWindows hello(生体顔認証)の設定方法と、対応しているデバイスをご紹介していきます。まずはじめに、Windows Helloの認証方法をご紹介していきます。
Windows Helloの認証方法
Windows Helloの認証方法をご紹介していきます。Windows Helloの認証方法には2種類あり、「生体顔認証」と「指紋認証」があります。
生体顔認証
「生体顔認証」は、Windows Helloにユーザーの顔を登録して素早くログインするシステムです。Windows Helloを有効にし、生体顔認証を登録することで、これまでのログイン方法よりもずっと素早くサインインができるようになります。
普段使っているWindowsノートPC、タブレット、デバイス、アプリ、おまけによく使うWebサイトにまで迅速、安全にログインができます。また、アプリ内でのサービスを購入する際にも活用できます。
指紋認証
「指紋認証」は、Windows Helloにユーザーの諮問を登録して素早くログインするシステムです。Windows Helloを有効にし、ユーザーの指紋を登録することで、これまでのログイン方法よりもずっと素早くサインインができるようになります。
普段使っているWindowsノートPC、タブレット、デバイス、アプリ、おまけによく使うWebサイトにまで迅速、安全にログインができます。また、アプリ内でのサービスを購入する際にも活用できます。
Windows Helloの設定方法
ここからは、Windows Helloの設定方法をご紹介していきます。生体顔認証の登録、指紋認証の登録に分けて、それぞれの設定方法をご紹介していきます。
生体顔認証の登録
まずはじめに、生体顔認証の登録方法をご紹介していきます。WindowsのPCを起動し、スタートメニューの「歯車アイコン(設定)」をクリックしましょう。Windowsの設定メニューが様々表示されるので、「アカウント」をクリックします。
次にアカウントの設定メニューが表示されるので、左側に表示されているメニューの「サインインオプション」をクリックします。画面中央に「顔認識」という表示が出てくるので、顔認証の下の「セットアップ」を選択しましょう。
「Windows Hello へようこそ」というウィンドウが表示されます。このウィンドウで、使用しているデバイスを自分専用に設定ができます。ここで生体顔認証の登録を済ませることで、以降はパスワードを入力しなくても、生体顔認証でPCのロックを解除したり、本人確認が必要な場合の認証を行ったり、買い物ができるようになります。
画面下部の「開始する」をクリックします。PIN(あるいはパスワード)の入力を求められるので、入力し、ユーザー認証をしましょう。
ユーザー認証が完了すると、PCのカメラが起動し、顔登録が開始されます。PCのカメラをまっすぐ見て、顔の認証を続けましょう。
これで生体顔認証登録がすべて完了しました。次回からPCにログインするときには、生顔認証を使えるようになります。最後にウィンドウの「閉じる」をクリックし、登録を完了させましょう。
指紋認証の登録
次に、指紋認証の登録方法をご紹介していきます。WindowsのPCを起動し、スタートメニューの「歯車アイコン(設定)」をクリックしましょう。Windowsの設定メニューが様々表示されるので、「アカウント」をクリックします。
次にアカウントの設定メニューが表示されるので、左側に表示されているメニューの「サインインオプション」をクリックします。画面中央に「顔認識」という表示が出てくるので、顔認証の下の「セットアップ」を選択しましょう。
「Windows Hello へようこそ」というウィンドウが表示されます。このウィンドウで、使用しているデバイスを自分専用に設定ができます。ここで指紋認証の登録を済ませることで、以降はパスワードを入力しなくても、指紋認証でPCのロックを解除したり、本人確認が必要な場合の認証を行ったり、買い物ができるようになります。
画面下部の「開始する」をクリックします。PIN(あるいはパスワード)の入力を求められるので、入力し、ユーザー認証をしましょう。
次に、指紋センサーが起動します。指紋を登録したい指をセンサーに当て、画面に表示される指示に従って指紋の登録を進めます。セットアップが完了するまで、指紋を登録している指をセンサーに当て、当てては離すを繰り返し行いましょう。
また、別の角度で指紋を登録する必要があるので、表示される手順に従って角度を変えながらセンサーに指を当て、当てては離すを繰り返し行いましょう。
Windows Helloに指紋の登録が完了したら、画面下部の「閉じる」を選択し、指紋登録作業を完了します。別の指の指紋も登録したい場合は「別の指を追加」を選択します。
Windows Helloの削除方法
次にWindows Helloの削除方法をご紹介していきます。登録方法と同様に、生体顔認証の削除、指紋認証の削除に分けて、それぞれの設定方法をご紹介していきます。
生体顔認証の削除
まずはじめに、生体顔認証の削除方法をご紹介していきます。WindowsのPCを起動し、スタートメニューの「歯車アイコン(設定)」をクリックします。Windowsの設定メニューが様々表示されるので、「アカウント」をクリックします。
次にアカウントの設定メニューが表示されるので、左側に表示されているメニューの「サインインオプション」をクリックします。画面中央に「顔認識」という表示が出てくるので、顔認証の下の「削除」を選択しましょう。
生体顔認証の削除の場合は、「削除」をクリックするだけで登録してある生体顔認証データを削除できます。生体顔認証データを削除したため、次回のログインからはパスワード入力となります。
再度生体顔認証データを登録したい場合は、先にご紹介した登録方法と同じ手順でデータを登録しましょう。
指紋認証の削除
次に、指紋認証の削除方法をご紹介していきます。WindowsのPCを起動し、スタートメニューの「歯車アイコン(設定)」をクリックします。Windowsの設定メニューが様々表示されるので、「アカウント」をクリックします。
次にアカウントの設定メニューが表示されるので、左側に表示されているメニューの「サインインオプション」をクリックします。画面中央に「指紋認証」という表示が出てくるので、指紋認証の下の「削除」を選択しましょう。
指紋認証の削除の場合は、「削除」をクリックするだけで登録してある指紋認証データを削除できます。指紋認証データを削除したため、次回のログインからはパスワード入力となります。
再度指紋認証データを登録したい場合は、先にご紹介した登録方法と同じ手順でデータを登録しましょう。
登録していた指紋のデータが削除されると、指紋認証未設定の状態になり、「Windows Hello」の指紋認証でひょうじされる選択肢が「他の指紋を追加」と「削除」の2種類から「セットアップ」のみの表示に変更されます。
Windows Helloの対応デバイス
次にWindows Helloに対応しているデバイスをご紹介していきます。
Windows Hello対応の3Dカメラを搭載したデバイス
まずはWindows Hello対応の3Dカメラを搭載したデバイスをご紹介していきます。Windows Helloに対応している3Dカメラを搭載したデバイスは、以下の2点です。
- マウスコンピューター CM01
- 上海問屋 DN-914238
「マウスコンピューター CM01」は、マウスコンピューターが2016年に発売した外付けWindows Hello対応のウェブカメラです。たった1秒で顔認証が完了するのがこのカメラの魅力です。
実際にこの「マウスコンピューター CM01」を使って顔認証をしたユーザーのレビューでは、Windowsのログイン画面がPC上に表示されると同時に、あっという間にログインが完了したという評価がされています。商品のレビューを参考にする限り、認証速度はとても優秀なようです。
マウスコンピューター CM01の本体価格は7836円(税込み)となっています。この外付けカメラは「Windows Hello」で使用する顔認証機能に特化したモデルであるため、残念ながら画質は92万画素しかなく、その他の仕様にはあまり向いていません。Skypeといったビデオチャットとしてのウェブカメラにはあまりおすすめできません。
次に紹介するのは上海問屋が販売しているWindows Hello対応カメラです。価格は24,999円(税込み)と、先にご紹介した「マウスコンピューター CM01」と比べて高めの設定です。
「マウスコンピューター CM01」が対応しきれていないHD画質に対応しているため、Windows Helloの生体顔認証のみならず、通常のウェブカメラとしても使用が可能なのでおすすめです。
指紋リーダーを搭載したデバイス
次にWindows Hello対応の指紋リーダーを搭載したデバイスをご紹介していきます。Windows Helloに対応している指紋リーダーを搭載したデバイスは、指紋リーダーを搭載しているPCであれば、ほとんどの場合そ、外付けのデバイスを用意することなくそのまま利用ができます。
また、今使用しているPCに指紋リーダーが無い場合でも、Windows Helloに対応したUSB接続式の「指紋リーダー」をUSBの挿し口に取り付けることで、指紋認証データを登録できるようになります。
PC搭載の指紋リーダーでも、USB接続式の指紋リーダーでもデータの登録方法は先にご紹介した方法と変わりません。設定は先にご紹介したようにとても簡単なので、気軽に登録してみましょう。
Windows Helloが設定できないデバイスの対処法
最後に、Windows Helloが設定できないデバイスの対処法をご紹介していきます。現在使用しているPCが「Windows Hello」に対応していない場合でもあきらめることはありません。
外付けの認証システムで対応可能
現在使用しているPCが「Windows Hello」に対応していない場合で生体顔認証、指紋認証データが設定ができないという場合でも、別途に外付けの認証システムを購入することでWindows Hello を利用することができるようになります。
外付けのカメラデバイスでおすすめなのは、先にもご紹介した「マウスコンピューター CM01」です。画質に関しては、決して優秀であるとは言い難い商品ですが、「Windows Hello」で使用する顔認証機能に特化したモデルであるため、顔認証機能は大変優れています。Skypeといったビデオチャットとしてのウェブカメラにはあまりおすすめできません。
この「マウスコンピューター CM01」は、カメラに顔を向ける方法でユーザーを認識し、Windows10を搭載しているPCといったデバイスに瞬時にログインができます。
また、このカメラはマルチユーザー対応となっているため、複数人の家族やグループなどが共有で使用するPCでも、それぞれの顔でユーザーを識別が可能になっています。
Windows Helloを設定して自分のデバイスを守ろう
この記事では、Windows10のWindows Hello(生体顔認証)の生体顔認証、指紋認証設定方法と、対応しているデバイスをご紹介していきました。パスワードだけでは守り切れるとは言い難い大切なPCを、Windows Helloを設定し、より高度なセキュリティーで大切なPCを守りましょう。