2019年03月15日更新
Windows7の初期化方法!PCをリカバリする方法は?
Windows7の調子が悪くなる前に、その状態を修復させるデカバリ方法は覚えておいて損することはありません。 Windows7を最適な状態で使うための3つの初期化方法、初期化後におこなわなければならない作業など、PC初心者にもわかりやすく解説していきます。
目次
- 1【Windows7】PCを初期化する目的
- ・Windows7が未起動または動作異常の改善
- 2Windows7の初期化の3つの方法
- ・メーカーのリカバリーディスクを使う方法
- ・自分で作成のリカバリーディスクを使う方法
- ・リカバリー領域のプログラムを使う方法
- 3Windows7の初期化時の注意点
- ・重要データのバックアップ取得
- ・ハードウェアの正常を事前確認
- ・リカバリーディスクまたはリカバリー領域の準備
- 4Windows7の初期化後に行う作業
- ・不要プログラムの削除
- ・Windows Updateの実行
- ・必要アプリケーションの再インストール
- ・メール設定やデータ以降
- 5Windows7の初期化して動作環境を改善しよう!
【Windows7】PCを初期化する目的
PCを使っていてWindows7の動作に異常がある時は、初期化することでリカバリできるのを知っているだけで何かと便利です。そのまま放置し、PCが起動しないといったトラブルを防ぐ目的があります。異常な動作にはウイルス感染が理由になっていることも有り、初期化はウイルスに対して有効な手段です。
PC作業中に、ファイルが勝手に削除される。インストールやアインストールを繰り返す。これらの動作異常を確認したらPCを初期化することを考えましょう。初期化とは、PCを購入前の状態に戻すことなので現在PC内に入っているデータはすべて消えてしまいます。
そのため、初期化前に行うデータのバックアップ方法なども含めて詳しく解説していきます。Windows7を購入した際についてくるディスクの用意や再インストールの必要性がありますので、初期化前の注意事項を必ず確認しておきましょう。
Windows7が未起動または動作異常の改善
リカバリとは、Windows7の未起動を防止し、動作異常を修復することをいいます。先にもお伝えした通りウイルス感染による誤作動を起こしている場合は、初期化を行うことでそれらの問題を改善します。ただし、PC内のデータがすべて消えてしまう作業なのでバックアップなどの事前準備が不可欠です。
時として、初期化を必要としない不具合も多くあります。そのための事前確認方法もお伝えしていますので、それらの確認と初期化に必要な準備を必ずした上で作業を始めましょう。
Windows7の初期化の3つの方法
Windows7以降のPCには初期化を行うためのメニューがあるので、事前準備の必要性を知ることができます。一方それらがないWindows7だと、初期化を始める第一歩ですらも初心者であれば難しく感じるでしょう。そこで、Windows7を初期化するための3つの方法を詳しくお伝えしていきます。
メーカーのリカバリーディスクを使う方法
市販のPCを使用している場合、初期化用ディスクがついている場合があります。Windows7で消えては困るデータやディスクで取り込んだツールがなければ、初期化用ディスク1枚で完結する場合も有ります。
自分で作成のリカバリーディスクを使う方法
PCを購入し使い始めの最適な状態をディスクに保存し、初期化用にリカバリーディスクを作っておく方法も有ります。PCを自作する方や購入時に戻るのであれば、自分の使いやすいPCに設定してからリカバリーデスクを作成します。ディスクを使う場合は、PCにディスクを入れるだけで初期化ができます。
リカバリー領域のプログラムを使う方法
パソコン起動時に、Fキーを使って初期化メニューを呼び出せるWindows7もあります。(メーカーによって押すキーが異なります)PC内の一部をデータの保存個所とし、初期化を行うのでバックアップをPC外に一度取り出す手間を必要としません。
Windows7の初期化時の注意点
Windows7の初期化をおこなった場合は、今まで使っていたアプリケーション・作成したファイル画像動画などのデータ全てが完全に失われます。そのため、バックアップと呼ばれる、データ保存の作業と購入時既に入っていたアプリケーションを手動で入れなければならないために、それらのアプリケーション用ディスクの準備が必要です。
重要データのバックアップ取得
上記でお伝えしたデータが失われては困る場合、それらをすべてCDやDVD、USBメモリなどへ保存します。Windows7の初期化は、PC購入前の状態に戻すことです。データだけでなく、PCを使うために必要な情報が入ったディスクが必要になるので、重要データのバックアップだけで初期化を開始しないよう注意しましょう。
ハードウェアの正常を事前確認
異常な動作の原因が、初期化をすることでリカバリされないケースもあります。そのため、「スタート」→「コントロールパネル」→「システムとセキュリティ」→「システム」→「デバイスマネージャー」を順にクリックします。
お兄ちゃん、Razerのorbweaverと箱コンを一緒に使うと箱コンを使えなくなっちゃうときがあるんだよ。そんなときはデバイスマネージャーの赤く囲ったところかその上を無効にしてみてね。 pic.twitter.com/hor6xs2sLe
— PC周辺機器が好きな妹bot (@pcdevice_sister) March 13, 2019
デバイスマネージャーの画面に並んだドライバーの横に「!」マークがついている場合は、問題があることを確認できます。ドライバーを再インストールや有効にすることで解消される場合もあります。そのため、初期化を行う前に正常か否かの事前確認をしておきましょう。
リカバリーディスクまたはリカバリー領域の準備
上記でお伝えしたリカバリーディスクがあれば、自動的に初期化が始まります。PC内部にバックアップフォルダを手動で作成する手段があり、リカバリー領域を予め準備することが可能です。PCの状態がよい時に作成しておくと、初期化後の復元の手間を大きく省きます。
リカバリー領域を利用した初期化の場合、ディスクと違って初期化後の作業方法が異なります。電源を入れる際メーカーによって押すキーが異なるため、予め確認しておくとよいでしょう。初期化後の作業は共通です。
Windows7の初期化後に行う作業
Windows7の初期化はリカバリディスクがあればクリックで簡単に終わらせることが可能ですが、初期化後に行う作業に多くの時間がかかることがあります。使い続けている間に補強されてきたPCが、弱くなってしまっているのでそれらに対処する作業も必要になります。
Windows 10で問題のあるアップデートが自動的にPCから削除されるようになる https://t.co/x7eLoSMVKo pic.twitter.com/0pBowKnGfy
— チャクラ (@kouichi4001) March 13, 2019
不要プログラムの削除
市販されたWindows7であれば、初期化後は使わないアプリケーションが多く表示されることになります。普段使わないプログラムは削除していきましょう。アプリケーションをそのまま残しておくと、自動的にアップデートをおこなったり、いつでも使える状態でスタンバイし続け、Windows7の動作に影響を与えることもあります。
動作の遅さを改善することに繋がる作業なので、Windows7を快適な状態に保つ人手間はおすすめです。これらのアプリケーションは削除するだけでは意味がありません、使わないものはアンストールしておきます。
Windows Updateの実行
Windows7を使い続けて行く中で、弱い部分を補強するWindows Updateが何度か繰り返されてきているはずです。この作業を怠ると、ウイルスに感染しやすくなったり不具合をまねきます。そのため、必ずおこなっておきましょう。
この作業に幾分時間を要することがあります。そのため初期化をする準備と時間の確保も必要です。Windows Updateを実行しないままにPCを使うのは、また不具合を起こす原因になりかねません。
必要アプリケーションの再インストール
購入時から使い続けているアプリケーションも、古いバージョンに戻っている可能性があります。こちらも不具合の原因になるのでアップデートします。また、後から追加したアプリケーションは再びインストールする必要があります。
予め、基本的に使っているアプリケケーションの名称をメモしておくか、パスワードや登録しているメールアドレスも記録しておくと初期化以降のPC作業がスムーズです。ブックマーク自体もバックアップできるので、ダウンロードできるサイトをブックマークに入れておくといいでしょう。
メール設定やデータ以降
メールソフトや家計簿、データの保存をPC内部におこなうものなどは、初めはデータが全くない状態です。メールもツールを起動しただけでは送受信出来ない状態になっているので、改めて設定する必要があります。こちらも電話帳などのデータはバックアップが必要なので忘れずにおこなう必要があります。
Windows7の初期化して動作環境を改善しよう!
Windows7の初期化前にやるべきことと準備しておくものは、ご理解いただけたかと思います。PCの問題動作を改善するためにおこなう初期化ですが、購入前の状態に戻すことで動作の遅さなどが改善することも有ります。Windows7を使い始める一番動作環境の良い時期に、リカバリディスクを作っておくのがおすすめです。
もうどうしようもないから完全にCドライブ初期化してWindows7入れることにする pic.twitter.com/wuRiaSbifb
— そるじゃー (@toranekokoneko) July 25, 2018
PCも古くなり使い続けているうちに、動作不具合が起きてくるものなのでいつでも初期化できる準備をしておきます。何かと手間のかかる作業が、簡略化できるのでおすすめです。またデータは普段から消えてしまってもいいようにバックアップをとる習慣をつけておくといいでしょう。