Windows Media Playerの使い方!CD・DVDの再生や取り込み方法を解説!
「Windows Media Player」はWindowsに標準で用意されていますが、使い方をよく知らないという方も、多数見受けられます。そんな「Windows Media Player」の使い方を、機能を伝えようというのが、本記事の趣旨です。
目次
- 1Windows Media Playerとは?
- ・Windowsに標準搭載されているMedia Player
- ・Windows Media Playerの主要機能とは
- ・Windows Media Playerが対応するファイル形式とは
- 2Window Media Playerの使い方と設定
- ・使い方(1)Windows Media Playerに必要な設定とは
- ・使い方(2)Windows Media Playerの起動方法とは
- ・使い方(3)Windows Media Playerの画面構成とは
- 3Window Media PlayerのCD・DVDの再生・書き込み方法
- ・CD・DVDの再生手順
- ・CD・DVDへの書き込み手順
- ・CDの取り込み手順
- 4Windows Media Playerを利用する際の注意点とは
- ・Windows Media Playerが見つからない時は
- ・Windows Media Playerの動作がおかしい時は
- 5Windows Media Playerの使い方をマスターしよう!
Windows Media Playerとは?
「Windows Media Player」は、シアトルに本社を構えるMicrosoftが、開発運営しているメディアプレーヤーで、現在はWindows Media Player「ver12」になり、Windows7以降搭載されています。
Windowsに標準搭載されているMedia Player
Windows Media Playerは、Windowsに当初から標準に装備されている、動画や音楽の「取り込み」ができ、動画や音楽を再生をするための、アプリケーションです。
Windows Media Playerの主要機能とは
Windows Media Playerの主要機能の、1つは音楽cdを、PCに取り込みすることです。2つ目はこれが一番の機能になりますが、取り込みをした音楽ファイルを、再生することです。3つ目には取り込みをした音楽ファイルを、CD、DVDに書き込む機能が挙げられます。
CDの取り込み
「CDの取り込み」機能を使い、PCに保存できます。一緒に動画も「取り込み」することが可能であり、CDのジャケット(表紙)等も、アルバムと一緒に表示することができます。
CDや音楽ファイルの再生・編集
具体的な「設定」「使い方」の方法と手順は、次の章で詳しく記載しますが、Windows Media Playerの主要機能の2つめには、これが一番重要な「CDの再生」と「編集」があります。
「CD」の再生は必ずしもパソコンに、保存する必要はなく「E:」ドライブから直接「Windows Media Player」で、再生して視聴することも可能です。
DVDやCDへのデータの書き込み
そしてDVDやCDへ音楽データを、簡単な操作(ドラッグ&ドロップ)で、短時間に書き込むことができます。
Windows Media Playerが対応するファイル形式とは
- Windows Media メタファイル~ (.asx、.wax、.wvx、.wvx、.wpl)
- Microsoft デジタル ビデオ録画~ (.dvr-ms)
- Windows Media Download パッケージ~ (.wmd)
- Audio Visual Interleave~ (.avi)
- MPEG~ (.mpg、.mpeg、.m1v、.mp2、.mp3、.mpa、.mpe、.mpv2、.m3u)
- Musical Instrument Digital Interface~ (.mid、.midi、.rmi)
- Audio Interchange File Format~ ( .aif、.aifc、.aiff)
- Sun Microsystems および NeXT~ (.au、.snd)
- Audio for Windows~ (.wav)
- CD オーディオ トラック ~ (.cda)
- Indeo Video Technology~ (.ivf)
- Windows Media Player スキン~ (.wmz、.wms)
- QuickTime ムービー ファイル~ (.mov)
- MP4 オーディオ ファイル~ (.m4a)
- MP4 ビデオ ファイル~ (.mp4、.m4v、.mp4v、.3g2、.3gp2、.3gp、.3gpp)
- Windows オーディオ ファイル~ (.aac、.adt、.adts)
- MPEG-2 TS ビデオ ファイル~ (.m2ts)
Window Media Playerの使い方と設定
ここからは図解を交え、具体的に解説していきます。
使い方(1)Windows Media Playerに必要な設定とは
音楽CDや動画を再生するには、特別な設定は必要ありません。CDスロットに音楽CDを入れてセットするだけで、自動的に動画や曲の再生が始まります。
始まらない場合には、「エクスプローラ」から「PC」をクリックして、「E:」ドライブをクリックすると、下図の様にWindows Media Playerが起動して、動画や曲の再生がはじまります。
Windows Media Playerを初めて利用する場合
はじめてWindows Media Playerを利用する場合、取りあえず再生したいメディア(CD、DVD等)をスロット(挿入口)にセットしてみましょう。
Windows Media Playerを利用した事がある場合
Windows Media Playerを利用した事がある場合には、「スタート」の一覧に登録して「スタートボタン」⇒「一覧から選択」ができます。
「スタート」の一覧に登録するには、赤枠のWindows Media Playerのアイコンを、右クリックして下図の様に「スタートピン留めする」を選択します。
使い方(2)Windows Media Playerの起動方法とは
「スタートボタン」から起動するには、左の一覧の「W」の欄から「Windowsアクセサリ」を選択します。
上図のように下の方に見つかります。
使い方(3)Windows Media Playerの画面構成とは
Windows Media Playerの画面構成は「ライブラリ」と「プレイビュー」で構成され、その都度切り替えて操作します。CDをスロットにセットして自動再生が始まるのは、「プレイビュー」画面です。
プレイビュー
上図が「プレイビュー」の画面です。楽曲と、収録画像や動画が再生されます。下段のスイッチボタンで再生コントロールでき、画面右上スミのアイコンをクリックして、ホーム画面(ライブラリ)に戻ります。
取り込み・書き込み
音楽や動画の「取り込み」「書き込み」にはライブラリ画面の中で行います。
Windows Media Playerを起動してCDをセットして「CDの取り込み」をクリックすると、図の様に「取り込みオプション」が現れます。
コピー防止を追加しないに「✔」を入れて「OK」をクリックします。
すぐに取り込みがはじまります。左側のチェックボックスを消した場合、その楽曲は取り込まれません。
同期
スマートホン(Android)と同期してみます。用意するのは「USBコード」だけです。あらかじめAndroidスマホに「メディアプレーヤー」アプリをインストールしておくとよいでしょう。
Window Media Playeを起動して、スマートホンをUSBコードで接続すると、上図のように表示されて認識されたことがわかります。
同期は下図のようにアルバム全曲を選択して右の欄にドラッグ&ドロップして「同期開始」をクリックします。
同期リストが表示され、スマートホンに転送されました。
スマートホンのホーム画面から、「メディアプレーヤー」アプリをタップします。
同期したアルバムが確認できます。
開いて再生してみます。
無事に再生されました。
ライブラリ
この画面が「ライブラリ」でホーム画面になります。編集する場合には、この画面で行います。
上図では「プレイリスト」になっていますが、1つ下の「音楽」を選択すると、収録されている楽曲の一覧が表示されます。
オンラインストア
上図のように、「ファイル」からインターネットにアクセスして、楽曲や動画を取得することも、「iTunes」をインストールして、「iPhone」と同期することも可能です。
Window Media PlayerのCD・DVDの再生・書き込み方法
CD・DVDの再生手順
CDの再生方法は、上記で述べたとおり、CDをスロットにセットすれば再生が始まります。始まらない場合は、
- エクスプローラーで「E:」ドライブをWクリックする
- スタートボタンからWindow Media Playerを起動する
- 検索欄にWindow Media Playerと入力、起動する
再生中に可能な操作とは
再生中に可能な操作とは、下段のコントーロールバーでの音量等の操作と、CDからの「取り込み」、「書き込み」やスマートホンとの「同期」も同時にできます。
CD・DVDへの書き込み手順
右上の「再生」「書き込み」「同期」の中から”書き込み”を選択します。次に「空のCD」を挿入します。
赤枠をクリックすると全曲選択できますので、右の欄にドラッグ&ドロップします。
「書き込みの開始」をクリックすると書き込みがはじまります。
cdに書き込みが完了しました。取り出して再生して視聴できます。
CDの取り込み手順
CDの取り込みは上記で解説しておりますので、取り込みにおける「ファイル形式」の変更についての方法を説明します。
取り込む形式や音質を選ぼう
Window Media Playerを起動して音楽CDをセットすると、再生が始まりますが、かまわず取り込みのファイル形式を選んでみます。
- メニューバーから「ツール」をクリックします。
- 「オプション」を選択します。
上図では「MP3」になっています。これでよければ「OK」をクリックします。選択する場合は赤枠の「v」をクリックします。
「MP3」の他「WAV」なども選択できます。
取り込んだデータへの追加・編集・削除
編集は「ライブラリ」で行い、楽曲の追加、編集、削除、ジャケットの追加、交換が可能です。
ジャケットの交換はエクスプローラを開き、画像をドラッグ&ドロップすることで、交換や添付などの編集ができます。
取り込んだ楽曲の再生の順番を変えるなど、編集することができます。
Windows Media Playerを利用する際の注意点とは
残念ながら、Windows7で再生できた、映画のDVDがWindows10では、再生できません。視聴するには別のDVD再生ソフトを、インストールするほかありません。検索すれば無料の再生ソフトも、たくさん見つかります。
Windows Media Playerが見つからない時は
Windows Media Playerが見つからない時は、検索すれば簡単です。
デスクトップ画面下の検索欄に、「Windows Media Player」と入力するだけで見つけられます。
上図のようにすぐ見つかり、クリックすれば起動できます。
Windows Media Playerの動作がおかしい時は
Windows Media Playerの再インストールは以下の様にします。初めにWindows Media Playerを「アンインストール」します。次に「インストール」の手順になります。
Windows Media Playerのアンインストール
「アンインストール設定①」「スタートボタン」を押してから「検索欄」に”機能”と入力しますと、「Windowsのの有効化または無効化」と表示が出ますのでクリックします。
「アンインストール設定②」現れたページを下にスクロールさせ「メディア機能」を見つけます。
「アンインストール設定⓷」メディア機能の「+」をクリックして開きます。
「アンインストール設定④」
- Windows Media Playerのチェックボックスから「✔」をクリックして消します
- PCを再起動しますとWindows Media Playerはアンインストールされています
Windows Media Playerのインストール
Windows Media Playerの「インストール」は「アンインストール設定」の①~④を繰り返し④の設定でWindows Media Playerの、チェックボックスに「✔」を入れて、「OK」をクリックして再起動します。これでWindows Media Playerはインストールされています。
Windows Media Playerの使い方をマスターしよう!
標準でついているが故の食わず嫌いというか、あまりWindows Media Playerを、活用されていない方が多く見受けられるようです。ですが、動画や「音楽」に、Windows Media Playerは大変有用です。本記事を参考に、使い方をマスターしてはいかがでしょうか。