2019年06月04日更新
iPhone同士を近づけるだけでWi-FIのパスワードを共有する方法と注意点を解説!
「Wi-Fiを共有」iPhone,iPad等でios11以降のバージョンであれば、Wi-Fiを友達と共有できます。いちいち面倒なパスワードをその都度入力するわずらわしさが無くなり便利ですが、条件と注意点があります。記事で詳しく解説します。
目次
Wi-FiパスワードをiPhone同士で共有するために確認しておくこと
スマホとスマホを近づけるだけで、家に招いた友達のスマホにWi-Fiが使えるようになるなんて、便利だと話題です。すぐに用件にはいれますし、通信料を気にせずにWi-Fiでインターネットも出来ます。
Wi-Fiパスワードの共有には条件がある
相手とWi-Fiのパスワードを共有してインターネットを操作するには、やはりいくつか条件があるようです。下に記載したように、重要なことは「1」の「ios11」以降であることと、「5」のWi-Fi供給側のスマホの「連絡先」に相手が登録されていることです。
- お互いのデバイスが「ios11」以降であること
- お互いのデバイスが「Wi-Fi」「Bluetooth」がONになっていること
- お互いのデバイスが近くにあること
- お互いのデバイスが「インターネット共有」がOFFであること
- Wi-Fiに接続できる側の「連絡先」に相手が登録されている(ios12から撤廃された)
Wi-FiパスワードをiPhone同士で共有する方法
Wi-Fiパスワードを共有する相手側での操作手順
これからWi-Fi共有の設定を解説しますが、難しいことは何もなく、訪問する側はフリーWi-Fiをひろうように、パスワード入力場面で待機して、相手(自宅Wi-Fi側)のスマホを待ちます。
「ホーム画面」⇒「設定」⇒「Wi-Fi」~有効にします
Wi-Fi供給元のスマホと同じWi-Fiを選択します
パスワード入力画面で待機します
Wi-Fiパスワードの共有元となる端末の操作手順
自宅Wi-Fi側(自分)は何もすることはありません。相手(訪問者)のスマホに自分のスマホを近づけるだけです。ただWi-Fi設定がONになっていることと、相手がこちら(自分)の「連絡先」に登録されているかだけです。
Wi-Fi供給側(自分)を相手のスマホに近づけるだけで「パスワードを共有」しますか?、と選択画面になりますから、タップします。
”Wi-Fiパスワードが正常に共有されました”と表示されますので「完了」をタップして終了です。SSIDも同一の記号が表示されました。Wi-Fiパスワード共有の設定は終了です。
Wi-FiパスワードをiPhone同士で共有する際の注意点
今回の記事の中で”Wi-Fiパスワードを、iPhone同志で共有する際の注意点”とは、「テザリング」に似ている点です。テザリング(インターネット共有)はiPhoneを「親機」、パソコンを「子機」としてインターネット接続する機能ですが、”NTTdocomo”から乗っ取りの懸念についての報告があります。
Wi-Fiパスワードを共有できないときの対処法
時々、Wi-Fi共有のパスワード共有での操作がうまくいかない事もあるようです。そのときは、Wi-Fiを一旦切り、再びONにすると、接続できることも多いようです。
もうひとつ試してほしい事は「再起動」です。スマホを再起動して再び初めから設定しなおすと、うまくいきます。それでもダメな場合は、最後の手段として「ルーター」のパスワードを入力するしかありません。
赤枠の中に表示されているのが、SS ID(上の2列)とパスワード(key)で、塗りつぶされている記号を入力します。
Apple IDの取扱いに注意しよう
「連絡先」の登録には相手のApple IDが登録されていなくてはなりません。ということは余程信頼できる相手か、身内に限られてきます。無料で「Wi-Fi」使わせてもらう代わりに「Apple ID」教える人がいるでしょうか。くれぐれも相手を選んでください。
Apple IDの不正利用で起こりうる被害例
- Appstore,ituneが利用できなくなる、または不正利用される
- デバイス内のデータ漏洩
- クレジットカード決済の不正利用
- 「iPhoneを探す」への不正アクセスでアクティベーションロック
- 上記「4」アクティベーションロック解除での脅迫
以上物騒な解説も入りましたが、用心に越したことはなく、念頭においてください。
Wi-Fiパスワードを共有してApple端末を便利に使おう
Apple端末同士であれば、近づけるだけでWi-Fiパスワードを共有できるということは、友達が遊びに来たとき、または会社の同僚の訪問時に気軽にWi-Fiで端末操作でき、便利です。
しかも「ios12」バージョンから「連絡先」にApple IDの登録なしでもWi-Fi共有できるようになり、より活用できそうです。