TポイントをANA/JALマイルに交換する方法!注意点とデメリットを紹介!
Tポイントは航空会社のマイルに交換することができます。ANAのマイルにもJALのマイルにも移行できるのですが、それぞれ交換ルートや交換レートが変わってきます。この記事ではTポイントをマイレージに交換する方法とその注意点についてお伝えします。
目次
- 1Tポイントはマイルに交換できる!
- ・ANAのマイルには直接交換できる
- ・JALのマイルに移行するのは手間がかかる
- ・ANAとJALのどちらに交換するのがお得?
- 2TポイントをANAのマイルに交換する方法
- ・Tポイントから還元率50%の通常レートで交換する方法
- ・還元レート爆上げでお得に交換する裏技も!
- 3TポイントをJALのマイルに交換する方法
- ・交換するルートがややこしいので要注意!
- 4Tポイントをマイルに交換するときの注意点
- ・マイルへの交換は還元率が下がって不利?
- ・JALとANAにはマイルに有効期限があるので注意
- ・Tポイントだけで航空券を買えるほどのマイルは貯めにくい
- 5マイルをTポイントにすることもできる!
- ・マイルの有効期限が切れそうなときにおすすめ!
- ・ANAのマイルをTポイントに交換する方法
- 6Tポイントをマイルに交換してお得に使おう!
Tポイントはマイルに交換できる!
Tポイントが貯まったら、どのように使おうかいろいろと悩む人もいることでしょう。お買物に使ってもいいのですが、Tポイントの交換先には実は航空会社のマイレージプログラムのマイルがあります。国内の主要なマイレージサービスといえば、ANAとJALがありますが、Tポイントはどちらにも交換することが可能です。
しかし、マイルに移行するためのルートや交換レートがANAとJALでは変わってきます。この記事ではTポイントをANAやJALのマイルに交換する方法についてみていきましょう。
ANAのマイルには直接交換できる
TポイントはANAのマイレージサービスのマイルには直接交換することができます。Tポイントの公式サイトであるTサイトにはTポイントを交換できる交換先の一覧がありますが、その中にANAがあります。
また、後で説明しますが、とある裏技を使うと交換レートを3割も上げられる方法もあります。しかし、通常の方法でもTポイントを交換できるのでANAへの交換がおすすめです。
JALのマイルに移行するのは手間がかかる
TポイントはJALのマイルに直接交換することはできません。Tポイントの交換先の一覧にもANAはあってもJALはありません。しかし、まったくTポイントをJALのマイレージに交換できないのかというと、そんなことは決してありません。JALのマイルに移行することもできます。ただ、直接Tポイントから交換できないので手間がかかります。
TポイントをJALのマイルに移行するルートというのは、他のポイントに交換することを何度も重ねる、というルートです。Tポイントは他のポイントにも交換できるので、JALと交換できるポイントまで何度かルートを重ねて交換していけば、JALのポイントにできます。
ANAとJALのどちらに交換するのがお得?
ANAとJALのどちらに交換するのがお得なのかというと、これは悩む必要もなくANAになります。まず通常のレートで交換する場合には、TポイントからANAへは簡単に交換することができます。ANAの交換レートを爆上げする移行方法は、TポイントをJALのマイレージへ移行するのとほとんど手間は同じです。
しかし、同じような手間をかけてもJALのマイルへの移行レートはANAほど高くはなりません。同じ手間をかけて苦労して移行するのならJALではなくANAのマイルに移行したほうがお得です。よほど、JALのヘビーユーザーでANAを使うことはほとんどない、という人ではない限り、TポイントはJALよりもANAへ交換することをおすすめします。
TポイントをANAのマイルに交換する方法
TポイントをANAのマイルに交換する方法を見ていきましょう。
Tポイントから還元率50%の通常レートで交換する方法
まずはTポイントから交換レート50%の通常のレートでANAのマイレージへ移行する方法を見ていきましょう。まずはTポイントの公式サイトのTサイトから「Tポイント交換」のページに入ります。
交換できる提携先に「ANA」があるので、「ANAのマイルに交換する」をクリックします。
Tポイントを貯めるのに利用しているYahoo! IDへのログインを求められます。Yahoo! IDにTカードを登録していない場合には、Yahoo!にログインした後でTカードの番号を入力しましょう。
Yahoo!にログインして、Tカードを登録するとANAのマイルに交換できるページになります。今持っているTポイント数を確認して、500ポイント以上ある場合にはANAの250マイルに交換できます。交換するTポイント数と、Tカードの番号を入力して「確認する」をクリックしましょう。
Tカードの番号の入力を間違えると、正しくマイルの付与がされません。それどころか交換したはずのTポイントも没収されてしまい元に戻らないので注意しましょう。
還元レート爆上げでお得に交換する裏技も!
通常の交換方法だと交換レートは50%ですが、これを80%の交換レートに爆上げしてTポイントをANAマイレージに移行する方法があります。こちらも解説しておきます。これはTポイントから等価交換できるポイントをいくつも経由するルートを使って、ANAのマイルへの交換レートが高いポイントまで移行する、という方法を取ります。
そのTポイントの移行ルートというのは次の通りです。まずはTポイントを「JRキューポ」に等価交換します。次に「JRキューポ」から「Gポイント」に等価交換します。「Gポイント」から「LINEポイント」に等価交換します。「LINEポイント」から「メトロポイント」に交換レート90%で交換します。
「メトロポイント」から「ANAのマイル」に交換レート90%で交換します。これでTポイントから交換レート81%という高いレートで交換することができます。各ポイントへ移行するのに最低でも数日かかるので日数がかかりますが、通常のレートと比べると3割以上も高いレートで交換できます。絶対に陸マイラーを覚えておかないといけない方法です。
TポイントをJALのマイルに交換する方法
TポイントをJALのマイルに交換する方法についてみていきましょう。
交換するルートがややこしいので要注意!
JALのマイルはTポイントから直接交換できないので、ANAのマイルの通常の交換方法よりもややこしくなります。その点によく注意しましょう。交換ルートは違いますが、交換する方法はANAのマイルを交換レート爆上げで交換するときとほぼ同じです。
まずはTポイントをJRキューポに交換
まずはTサイトのTポイントの交換先から「JRキューポ」を選んでTポイントをJRキューポに交換します。この時の交換レートは等価交換です。
JRキューポをPontaポイントに交換
次にJRキューポをローソンのPontaポイントに交換します。この時の交換レートも等価交換になります。
PontaポイントからJALマイルに交換
Pontaポイントから最後にJALのマイレージバンクへ交換します。この時の交換レートは50%になります。手間はANAのマイレージへ交換するのとほぼ同じで、交換レートが50%なのであまりおすすめはしませんが、どうしてもJALに交換したい、という人はぜひチャレンジしてみましょう。
Tポイントをマイルに交換するときの注意点
Tポイントを航空会社のマイルに交換するときには注意した方がいい点があります。こちらではTポイントをJALやANAのマイルに交換するときに頭に入れておいた方がいい点についてみていきましょう。
マイルへの交換は還元率が下がって不利?
Tポイントをマイルへ交換するときには、ANAのマイルの交換ルートを工夫して交換レートを30%爆上げしても元のTポイントと比べると最大8割にしかできません。ANAを通常のルートでも交換したり、JALを他のポイントサイト経由のルートで交換するときには50%です。
さらに交換ルートの途中で手数料が掛かる場合もあるので、ルートの選び方によってはさらに交換レートが下がることもあります。Tポイントは1ポイント1円でお買い物に使えるほか、交換レートが等価交換のポイントや交換レートが上がる交換先もあります。
航空会社へのマイルへの交換は還元ルートが下がるので不利になるのではないかという声もあるのが現実です。
マイレージプログラムで1Tポイント1円以上のレートで航空券の購入可能
ANAのマイルについて考えてみましょう。ANAのマイルは楽天Edyと1マイル1円のレートで交換できます。また、ANAご利用券とも1マイル1円で交換できます。また、ANAセレクションで商品と交換できますが、商品の選び方によっては1マイル1円以下になってしまうこともあります。
Tポイントから還元レート5割とか8割とかで交換したマイルを、楽天Edyやご利用券への交換、ANAセレクションでの商品の交換に浸かってしまうのなら、Tポイントで1ポイント1円で利用したほうがよほどマシだと言えます。
しかし、マイルの真骨頂ともいえる特典航空券との交換に使うとなると、十分に元が取れます。航空券とのマイルの交換レートを見てみると、最低でも1マイル1.5円から、通常は1マイル2円から3円程度、最も高い交換レートになるときには5円以上になることもあります。
1マイル2円以上に換算できる航空券と交換出来れば十分にTポイントから交換した元が取れるといえます。ぜひ航空券に交換できる時には、Tポイントからマイルにしてみることを検討してみましょう。
JALとANAにはマイルに有効期限があるので注意
航空券と交換できればお得になるということなら、航空券に変えられるようになるまでがんばってTポイントを貯めていこう、という人もいるかもしれません。しかし、TポイントにもJALとANAのマイルにも有効期限があるので注意しましょう。
Tポイントの有効期限は最終利用日から数えて1年です。これは貯めても使っても交換してもどんな利用方法でも構いません。何か月かに一度ファミリーマートかTSUTAYAでポイントを貯める、ということをしていれば有効期限はその日から1年間になります。
一方で、マイルは取得した日から3年間と決められています。その後にマイルを取得するのか、マイルを使うのか、ということに関係なく、取得したマイルは取得した日から3年経ったら失効してしまいます。特典航空券に替えられるようになる前に失効してしまう可能性もあるので注意しましょう。
Tポイントだけで航空券を買えるほどのマイルは貯めにくい
また、Tポイントだけで航空券に替えられるほどのマイルを貯めることはとても難しいのが現状です。1年間に何度も飛行機を使って旅行をしたり出張したりする人なら、マイルが失効する3年間のうちに何度か航空券をゲットできるチャンスにも恵まれるでしょう。
しかし、航空券に必要なマイル数というのは万単位になることが普通です。交換レート50%ならその倍のTポイントが必要になるということですが、Tポイントを1万ポイントも貯めることは正直大変です。
陸マイラーが日本国内の陸上でのポイ活だけで航空券をゲットできるほど現状は甘くありません。マイルを貯めていきたいのなら、Tポイントのポイ活だけではなくマイルが貯まりやすいクレジットカードも併せて利用するなど、戦略を練る必要があります。
マイルをTポイントにすることもできる!
ANAのマイルはマイルからTポイントに交換することもできます。こちらでは今までとは逆にマイルをTポイントにすることについてみていきましょう。
マイルの有効期限が切れそうなときにおすすめ!
マイルは取得した日から3年目の日がやってきたら容赦なく失効してしまいます。航空券に交換するには圧倒的に足りなくても、お買い物などで使いたくても、使える最低限のポイント数に届かないために利用できない、そんなこともあります。
失効を免れるためにおすすめな方法が、他のポイントへ交換するということです。ANAのマイルならTポイントに交換できます。Tポイントに交換すればファミリーマートなどで利用することができるので便利です。ただし、Tポイントから直接交換した分のマイルは再びTポイントに交換することはできません。他のポイントに交換するなどの使い方を考えましょう。
ANAのマイルをTポイントに交換する方法
ANAのマイルをTポイントへ交換する場合には、ANAのホームページの「Tポイント[提携ポイントへの交換]」から交換の手続きを行います。
こちらのページから入って手続きを行うことで1万マイルを1万Tポイントへ交換することができます。
JALのマイルはTポイントには基本的に交換できない
尚、Tポイントに交換できるのは基本的にANAのマイルだけです。JALのマイルはTポイントには交換できます。JALのマイルを交換したいのなら、提携ポイントサービスには電子マネーのWAONや、Suicaなどがあります。JALのホームページにも交換できるポイントが掲載されているので、そちらでどんなポイントに交換できるのか調べてみるといいでしょう。
Tポイントをマイルに交換してお得に使おう!
この記事ではTポイントをANAやJALのマイルに交換する方法と、交換するときの注意点などについてみてきました。Tポイントの使い道はいろいろとありますが、飛行機をよく使う人にはマイルに交換して特典航空券をゲットする、というのもいいでしょう。ぜひTポイントでマイルを貯めていい旅に出られるようにしてください。