ターゲットディスクモードで起動しないMacのデータを救出する方法!他のMacへの接続方法を解説!
本記事ではMacが起動しない状況を救出する方法の1つ、ターゲットディスクモードの使い方を紹介します。Macのグラボが故障してもHDDが生きていれば、他のMacパソコンからターゲットディスクモードを使ってデータを救出することが可能です。
目次
- 1ターゲットディスクモードで起動しないMacのデータを救出しよう!
- ・ターゲットディスクモードとは?
- 2ターゲットディスクモードの準備と注意点
- ・【注意点】「FireWire800」「USB Type-C」の端子の違いに注意!
- ・おすすめのUSB Type-C・FireWire800の変換ケーブル
- ・事前に両方のMacパソコンを電源につなげて充電しながら接続
- 3ターゲットディスクモードの起動方法
- ・起動方法1:不要なデバイスは全て外して充電ケーブルに繋ぐ
- ・起動方法2:2台のMacを繋ぐ
- ・起動方法3:ディスク認識させたいMacをTキーを押しながら電源ON
- ・FireWireアイコンが表示されれば接続完了
- 4あとはホスト側のMacでFinderを開いて確認
- ・「デバイス」項目にMacintoshドライブがあれば成功
- ・ターゲットディスクモードを終了させる方法
- 5ターゲットディスクモードで起動しないMacのデータを救出しよう!
ターゲットディスクモードで起動しないMacのデータを救出しよう!
Macパソコンが故障して画面・スクリーンが映らないという状況に困っている人はいませんか?Macが故障しても、電源が入る、またHDDが生きている(認識される)場合は、ターゲットディスクモードを利用することで、故障したMac内のデータファイルを救出することが可能です。
本記事冒頭の本章では、Macのターゲットディスクモードについて詳しく紹介していきます。Macのグラフィックボードが壊れても、もう一つのMacがあれば、簡単にターゲットディスクモードでデータ救出できるので、諦める前に本記事で紹介する方法を参考にしてみてください。
ターゲットディスクモードとは?
ターゲットディスクモードとは、Macとその他のMacパソコンを優先ケーブル接続し、HDDを認識で壊れたMacからデータを救出するための機能です。ターゲットディスクモードには必要なツールや注意点があるので、次の章でしっかりと確認しておきましょう。
ターゲットディスクモードの起動方法を覚えておけば、グラボの故障・トラックパッドの故障など、様々なMacの故障事例に対処することが可能なので、覚えておきましょう。
ターゲットディスクモードの準備と注意点
本章では、ターゲットディスクモードの準備と注意点を紹介していきます。ターゲットディスクモード起動方法を確認する前に、しっかりと確認しておきましょう。
【注意点】「FireWire800」「USB Type-C」の端子の違いに注意!
MacのUSB規格・端子に注意してください。最新のMacBookには「USB Type-C」のUSB規格が採用されていますが、昔のMacBookには「FireWire800」が採用されています。自分のMacBookパソコンのUSBタイプと規格を確認し、必要であれば変換ケーブルを購入する必要があります。
おすすめのUSB Type-C・FireWire800の変換ケーブル
その1 | Apple Thunderbolt 3(USB-C)- Thunderbolt 2アダプタ |
その2 | Apple Thunderbolt - FireWireアダプタ MD464ZM/A |
のUSB Type-C・FireWire800の変換ケーブルは、Apple純正品を利用すると安心です。上記2つの変換ケーブルを紹介するので、変換ケーブルが必要な方は参考にしてみてください。
Apple Thunderbolt 3(USB-C)- Thunderbolt 2アダプタ
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事前に両方のMacパソコンを電源につなげて充電しながら接続
次の章でターゲットディスクモードの起動方法を紹介しますが、必ず両方のMacを充電した状態でターゲットディスクモードを起動してください。途中でMacパソコンの充電・電源がOFFになってしまうと、認識されているディスクのファイルが破損してしまう恐れがあるので注意しましょう。
ターゲットディスクモードの起動方法
ターゲットディスクモードの起動方法1 | 不要なデバイスは全て外して 充電ケーブルに繋ぐ |
ターゲットディスクモードの起動方法2 | ディスク認識したい方のMac電源をオフにして 2台のMacをケーブルで繋ぐ |
ターゲットディスクモードの起動方法3 | ディスク認識させたいMacの Tキーを押しながら電源ON |
ターゲットディスクモードの起動方法4 | FireWireアイコンが表示されれば接続完了 |
起動方法1:不要なデバイスは全て外して充電ケーブルに繋ぐ
両方のMacで、接続されているデバイスを外してください。
起動方法2:2台のMacを繋ぐ
続いて2台のMacをケーブルで接続します。
ディスク認識したい方のMac電源をオフにしておく
ディスク認識したい方のMac電源をオフにしておきましょう。
起動方法3:ディスク認識させたいMacをTキーを押しながら電源ON
ディスク認識させたいMacをTキーを押したまま電源をオンにしてください。Tキーはそのまま離さずに長押しします。
FireWireアイコンが表示されれば接続完了
認識したいMacから起動音が発生し、「FireWireアイコン」または「Thunderbolt」が画面上に表示されたら、Tキーを離して下さい。
うまくできない場合の手順
ターゲットディスクモードがうまく起動できない場合は、電源をオンにしてからTキーを長押ししてみてください。また、Macの電源がオンになっている場合は「Appleアイコン」>「システム環境設定」>「起動ディスク」>「ターゲットディスクモード」をクリックしてターゲットディスクモードを起動してください。
あとはホスト側のMacでFinderを開いて確認
最後にホスト側のMacパソコンで、Finderを起動し壊れたMacパソコンデータを救出していきましょう。
「デバイス」項目にMacintoshドライブがあれば成功
Finderを起動し、画面左側のメニュー項目から「デバイス」を選択し、項目内にMacのディスクが表示されていれば、ターゲットディスクモード接続が成功しているということになります。認識されているMacのディスクを選択し、必要なファイルをホスト側のMacパソコンやHDDなどのディスクに移行・転送しましょう。
この方法を覚えておけば、グラボの故障・トラックパッドの故障など、様々なMacの故障事例に対処することが可能なので、覚えておきましょう。
ターゲットディスクモードを終了させる方法
ターゲットディスクモードを終了する場合は、表示されているMacのディスクを選択した状態で「command + E」を押すか、ディスクをゴミ箱に入れて安全な取り外しを行って下さい。
ターゲットディスクモードで起動しないMacのデータを救出しよう!
本記事ではMacが起動しない状況を救出する方法の1つ、ターゲットディスクモードの使い方を紹介しました。Macのグラボが故障してもHDDが生きていれば、他のMacパソコンからターゲットディスクモードを使ってデータを救出することが可能です。
Macが故障し困っている人は、本記事で紹介したターゲットディスクモードを使って、Macからデータを救出しましょう。