Sleep Cycleで睡眠サイクルを測定！アプリでいびきやレム睡眠を感知できる？

日頃の激務で朝起きるのが辛い、うまく寝付けず寝ても休息感が得られない人は、「Sleep Cycle」アプリを活用してみましょう。本記事冒頭の本章では「Sleep Cycle」アプリを利用するメリットや、Sleep Cycleアプリの特徴について紹介していきます。

良質な睡眠を実現するには、レム睡眠・ノンレム睡眠のサイクルを理解する必要があります。Sleep Cycleは一般的に眠りの浅い時間帯「レム睡眠状態」、深い眠りの時間回「ノンレム睡眠状態」を自動で測定してくれる機能を搭載した「スマートアラーム目覚まし時計」です。

使い方は就寝時にSleep Cycleを起動したスマホを枕元に置いておくだけです。いびきの音や睡眠時間から、睡眠のサイクルを自動で把握し、眠りの浅くなる時間帯「レム睡眠状態」の時に、アラームを鳴らして、快適な目覚めを実現します。

Sleep Cycleアプリを利用する前に、良質な睡眠時間を確保するために必要な「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」の違いについて理解しておきましょう。レム睡眠とノンレム睡眠は90分前後の間隔で訪れる睡眠状態を指します。レム睡眠中は普段起きて生活している状態よりも、脳内の活動が活発な状態で、夢を見る時間帯はレム睡眠中の場合がほとんどです。

「ノンレム睡眠」は睡眠中に4回訪れる深い睡眠状態のことを指し、特に最後の3回目・4回目サイクルのノンレム睡眠は、一般的により深い睡眠状態であると言われています。この「ノンレム睡眠」サイクルの時にアラームが鳴ると、寝起きが非常に辛くなります。

Sleep Cycleはどのような仕組みで睡眠を測定し、アラームのタイミング・サイクルを設定しているのでしょうか。本章ではSleep Cycleアプリの仕組みについて紹介してきます。

Sleep Cycleは独自の技術による睡眠分析に特化した「スマートアラーム目覚まし時計」です。その測定方法やアラームを鳴らす時間・タイミングは、下記のデータから測定されます。

• 「いびき」などの睡眠中の呼吸音の測定データ
• スマホの加速度計データ

Sleep Cycleはスマホを枕元に置いておくだけで、睡眠中のいびきや呼吸音から音を絶えず情報収集しており、いびきデータとしてデータを表示してくれます。いびきを書いている時間と、いびきをかいていない時間帯のデータから、最適なアラーム時間とタイミングを提供してくれます。

また、スマホの「加速度系データ」からも睡眠状況を観察し情報を収集します。それらすべての情報は「スリープスコア」としてデータが蓄積し、良質な睡眠を取るために活用されます。

本章ではSleep Cycleアプリの使い方を紹介します。まずは、お使いのスマホにSleep Cycleアプリをインストールしてください。Sleep Cycleアプリは完全無料で利用可能、iOS（iPhone）、Android OS両方に対応しています。下記のリンクからSleep Cycleアプリはインストール可能です。

iOS（iPhone & iPad）用の「‎Sleep Cycle: スマートアラーム目覚まし時計」は、こちらのリンク先からインストールしてください。

Androidスマホ用の「‎Sleep Cycle: スマートアラーム目覚まし時計」は、こちらのリンク先からインストールしてください。

Sleep Cycleアプリを起動すると「マイク」「アラーム」アプリとの連携許可を確認する画面が表示されます。連携・保存されたデータは外部に送信されないので安心してください。上の画面が表示されたら「許可」をタップして選択し、マイク機能・アラーム機能との連携を許可してください。

Sleep Cycleは有料プレミアム版のサブスクリプションサービスを提供しています。2019年6月現在、今なら30日間無料トライアルを利用できるので、興味のある方は試してみてください。また、無料版で利用する場合は、画面右上の「スキップ」をタップしてください。

Sleep CycleはFacebook、またはメールアドレスでの登録が必要です。Facebookアカウントを持っている人は「Facebookで接続」をタップしてください。Facebookアカウントを持っていない人は「メールアドレスでサインイン」をタップして、メールアドレスを登録してください。

最後に「プライバシーポリシー」の確認画面が表示されるので「OK」をタップして選択してください。

Sleep Cycleアプリのメイン画面が表示されます。アラーム時間を設定して「開始」をタップして就寝してください。自動で睡眠中の音声データ取得が開始します。画面右上の「音符」アイコンではアラーム音を設定できます。左上の「ベル」アイコンをタップするとアラームがストップします。

Sleep Cycleアプリの画面下に表示されているメニュータブ一覧から「設定」をタップすると、「アラーム音」「バイブレーション」「スヌーズモード」「アラームサイクル」「休日」などの詳細設定ができます。ライフスタイルに合わせてアラーム設定をしておきましょう。

就寝前に注意するポイントは、スマホを枕元の近くに設置して、スマホを充電しておくことです。計測中にスマホの充電が切れてしまうと、アラームが鳴らず、睡眠データが取得できません。また、枕元から遠い場所にスマホを置いておくと、正確な音声データが首都機できないので注意してください。

また、スマホをロックしても問題ありませんが、スマホスクリーンを上に向けて就寝するようにしてください。あとは、Sleep Cycleアプリが自動で睡眠データを取得し、最適なアラームのタイミングを教えてくれます。

Sleep Cycleではいびきをしているタイミングを確認する機能も搭載されいます。有料プレミアム版のみの機能となりますが、自分の睡眠を分析したい人はぜひ試してみてください。

Sleep Cycleの有料プレミアム版に登録後、下部のメニュータブ一覧から「睡眠傾向」をタップすると「いびき」を書いている時間帯を確認することができます。普段の睡眠中に、どれほどいびきをかいているか、自分で確認しましょう。

実際のいびき音声を確認することができます。普段気づかないいびきの音声を確認しておくことが睡眠改善を進める最初の一歩です。良質な睡眠を取り続けることで、いびきは軽減していくと言われていますので、その効果を実際に体感してみてください。

良質な睡眠を取るには、最適な起床時間とタイミングを把握しておくことが重要です。Sleep Cycleはそういった良質な睡眠を取るための第一歩となる、睡眠状態を確認することができるアラームアプリです。「しっかり寝ても疲れが取れない」という人は、本記事で紹介したSleep Cycleを活用し、普段のライフスタイルの改善をはじめてみましょう。