2019年11月01日更新
メールアプリ「Spark」の使い方!各種デバイスでの設定方法や便利な機能を解説!
MacとiPhone/iOSで人気の無料メールアプリ「Spark」がAndroidにも対応しました。この記事では、メールアプリSparkの使い方や各種デバイスでの設定方法、便利な機能をどうやって使えば作業効率が上がるのか、詳しく解説します。
目次
- 1メールアプリSparkとは?
- ・Mac・iPhoneの無料アプリ
- ・有料版と無料版の違い
- 2メールアプリSparkの特徴
- ・直感で操作できるUIデザイン
- ・複数のメールアカウントと連携
- ・指定したメールのみ表示する【Smart Inbox】機能
- ・アドオン不要で送信予約ができる
- ・テンプレメールで返せる【クイック返信】機能
- ・ロック機能を搭載
- 3メールアプリSparkの各デバイスでの設定方法
- ・Mac
- ・iPhone
- ・Android
- 4メールアプリSparkの使い方
- ・Sparkの便利な使い方
- 5メールアプリSparkのおすすめ設定
- ・メールアカウントの設定をする
- ・スワイプ設定する
- ・アイコンに通知【バッジの設定】
- ・色でアカウントを分ける
- ・表示するフォルダを設定する
- ・外部サービスと連携
- ・スマートフォルダの設定
- ・スマホの通知機能の設定
- 6メールアプリSparkで作業効率をあげるには
- ・スマートフォルダを利用する
- ・スワイプ操作
- ・テンプレートを作成
- ・PDF変換で外部サービスへ保存
- ・スマート検索を活用
- ・リマインダーとリンク
- 7メールアプリSparkは無料で便利な機能が揃っている!
メールアプリSparkとは?
「Spark」は、予約送信できるなど多機能で、無制限でメールアカウントを追加することができて、メールを一括で管理できる無料アプリです。ウクライナ企業のReaddleが開発したSparkは、メールをスピーディーに処理できて、他にはない機能を搭載しているので人気があります。この記事では、メールアプリSparkの使い方や設定方法をご紹介します。
Mac・iPhoneの無料アプリ
「Spark」は、iPhoneやiPad、Mac、Androidなどで使える無料メールアプリです。これまでMacOSやiOS向けに提供されてきましたが、2019年4月は、Androidにも対応し、Google Play Storeでも人気アプリです。
Androidに対応・Windows版はまだ
2019年(平成31年)4月2日から、Spark はAndroidに対応しました。Androidは、Google Play Storeからダウンロード可能になりましたが、Windows版はまだ対応していないです。Androidでは、一部の機能は未登載ですが、追加の予定です。
有料版と無料版の違い
Sparkは、基本的に無料で利用できますが、有料版もあります。有料版は、企業が社内のチームに使用する場合に必要です。チームでファイルやメールを操作するのに便利な機能が備わっています。
無料 | Premium(有料) | |
$6.39 | ||
チーム用ストレージ | 1チームあたり5GB | 1ユーザーあたり10GB |
下書きの共有 | 同時編集は最大2名 | 無制限 |
メールテンプレート | 最大5件 | |
リンクによるメール共有 | 通常のリンク共有 | 拡張されたリンク共有 |
管理機能 | チーム内の役割なし | チーム内の役割設定 |
メールの委任機能 | 最大10件 | 無制限 |
基本的なサポート | 優先的なサポート |
メールアプリSparkの特徴
Sparkは、MacやiPhone、Androidで利用できる人気のメールアプリですが、Sparkのおすすめポイントと特徴について詳しく見ていきましょう。
直感で操作できるUIデザイン
メールアプリSparkのUIがシンプルで美しいデザインです。直感的に操作ができるので、評価が高いです。UIとはUser Interface(ユーザー・インターフェース)の略です。例えば、PCのキーボードもUIです。スマホ(iPhone・Android)では、ボタンやスワイプ操作、キーボード表示などがUIです。
複数のメールアカウントと連携
Sparkは、GmailやYahooメールなど複数のメールアカウントと連携できます。メールの送受信だけではなく、複数のアカウントを管理できる機能はメールアプリには必須となっています。
指定したメールのみ表示する【Smart Inbox】機能
【Smart Inbox】機能は、メールアカウントで指定したメールだけを表示する機能です。スパムメールが届く場合は、そのアカウントのメールを非表示にできます。Smart Inboxモードは、以下のように自動で分けて表示してくれます。
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アドオン不要で送信予約ができる
Sparkは、アドオン不要でメールの送信予約ができます。送ったメールに返信がなければリマインダーで通知してくれる機能も搭載しています。
メールを時間指定で送信は、WindowsやMacに標準で搭載されているOutlookではデフォルトで時間指定の機能があります。GmailとThunderbirdでは、ブラウザに拡張機能を導入することでメールの時間指定が可能です。
テンプレメールで返せる【クイック返信】機能
Sparkには、【クイック返信】機能が搭載されています。クリック返信は、業務用のメールに便利です。例えば、「ありがとうございます」「電話ください」など。
ロック機能を搭載
Sparkには、Touch ID・パスコードのロックに対応しています。認証は4桁パスコードもしくはTouch ID(指紋認証)です。Sparkを起動して、メニュー「三」から「設定」をタップします。
「セキュリティ」>「パスワード保護」をタップします。パスワードもしくはTouch IDによるロック機能をオンにします。
メールアプリSparkの各デバイスでの設定方法
メールアプリSparkの特徴をご説明しました。ここでは、メールアプリSparkの各デバイス(Mac、iPhone・Android)での設定方法をご紹介します。
Mac
MacのメールアプリSparkのダウンロードと初期設定の方法をご紹介します。以下のメールサービスを利用できます。
|
ダウンロード
以下のリンクから、Macアプリ「Spark」をインストールできます。MacのAppStoreから無料でダウンロードできますので、「Spark」と検索します。
初期設定
- 「MacのSparkの初期設定の方法」をご紹介します。
- Macのアプリケーションから、Sparkを起動します。
- 「Welcome to Spark / Love your email again」と表示されます。
- 「Log In as New User」をクリックします。
- (任意のメールサービスを選択します。)
- メールアドレスとパスワードを入力します。
- 「Add」をクリックします。
- 「Spark」が連絡先にアクセス許可を求めてきますので「許可しない」「OK」どちらかをクリックします。
iPhone
MacのSparkのご説明をしましたが、ここでは、iPhoneのSparkのダウンロードと初期設定の方法についてご紹介します。
ダウンロード
iPhoneは、以下のリンクからAppStoreで無料ダウンロードできます。
初期設定(smart inbox・ウィジット)
Sparkで便利な機能であるsmartinbox(サイドバー)・ウィジットの設定をご説明します。最初に設定しておくことで、使いやすくなります。
iPhoneのSpark「サイドバー(Smart Inbox)」は、必要な項目にチェックを入れて使用します。
iPhoneのSpark「ウィジット」は、設定しておくことで、便利になります。
ウィジットの項目を選択します。
ウィジットが表示される場所は、Smart Inboxの画面の右下にある「・・・」をタップします。カスタマイズで設定したウィジェットが一覧で表示されます。
Android
Android版の最初の設定と使い方をご説明します。iPhone版には搭載されていて、Android版はまだ未登載の機能があります。今後追加予定なのは、「メールテンプレート」「クイック返信」「カレンダービュー」「チームへのメール付与」などです。
ダウンロード
Androidは、以下のGooglePlayからダウンロードできます。
メールアカウントの追加の画面が表示された場合は、Googleでログインするか、メールアドレスを入力します。
Googleアカウントへのアクセスをリクエストされます。内容を確認して、許可をします。
画面上部に、チュートリアルが表示されています。
初期設定(サイドバー・ウィジット)
Android版Sparkを便利に利用するための初期設定をご説明します。
Sparkをインストールして、起動します。メニュー「三」をタップします。
下にある「設定」をタップします。
- 「Sparkアカウント」は、Sparkのアカウントを作成できます。MacやiPhoneも同様です。
- 「メールアカウント」は、複数のメールアカウントを利用する場合は、ここで追加・削除します。
- 「カスタマイズ」は、サイドバー・スワイプ・ウィジェットの設定ができます。
- 「署名」は、署名を作成できます。
- 「通知」は、通知の内容や通知するメールの設定です。
- 「セキュリティ」は、パスキー・ロック、生体認証を設定できます。
「カスタマイズ」の「サイドバー」の設定をご説明します。
「+新規追加」をタップします。
サイドバーに表示する項目を追加することができます。
「カスタマイズ」の「スワイプ」の設定をご説明します。左右とスワイプの強弱で4つの操作を設定できます。特に、ピン止めは、便利な機能で読み直しする際に役に立ちます。
「カスタマイズ」の「ウィジェット」の設定をご説明します。
ウィジェットは、最下部か最上部から選択できます。おすすめは、最下部です。
メールアプリSparkの使い方
メールアプリSparkのダウンロードと初期設定をご説明しました。Android版はまだ未登載機能がありますが、サイドバー・スワイプ・ウィジェットは非常に便利な機能ですので、最初に設定しておきましょう。ここでは、メールアプリSparkの使い方をご紹介します。
Sparkの便利な使い方
メールアプリSparkの便利な使い方は、サイドバー・スワイプ・ウィジェットだけではないです。ここでは、Spark特有の便利な機能の使い方をご紹介します。
一括既読
Sparkは、大量のメールがある場合は、一括既読にすることができます。一括既読はSmart Inbox上でのみ対応しています。Smart Inboxのチェックマークをタップすることで既読処理することが可能です。メールが溜まっている場合に便利な使い方です。
スマート通知
Sparkは、通知タイプを選択できますが、スマート通知は、知らない人からのメールや自動送信メールは通知しない設定にできます。既読する必要がないメールは通知しないようにしましょう。通知してくれるのは、重要なメールのみに設定できる便利な機能です。
Smart Inboxの使い方
Spark特有のSmart Inboxは、自動的に「重要(大事なメール)」「通知(確認)」「メールマガジン(広告などタイトルのみ確認)」「既読(読み終えたメール)」に振り分けます。
Smart Inboxの使い方は、必要なメールだけ読んだり、いつも届くメールマガジンはタイトルのみ確認したり、一括既読にすることで普段のメールを読む作業が楽になります。
リマインダーの設定
Sparkには、通知機能リマインダーを設定できます。リマインダーは「時計のマーク」を選択します。通知したいタイミング「あとで」「明日」「来週」「週末」「日時を選択」などを選択します。
メールアプリSparkのおすすめ設定
メールアプリSparkに特有の機能と便利な機能をご説明しました。ここでは、メールアプリSparkで便利なおすすめ設定をご紹介します。
メールアカウントの設定をする
Sparkを起動して、「三」をタップします。
画面の下にある「設定」をタップします。
「メールアカウント」をタップします。
「アカウントを追加」をタップします。
任意のメールアカウントを手動で追加していきます。
スワイプ設定する
Sparkでは、カスタマイズで「スワイプ」に任意の操作を設定することができます。
左に浅くスワイプ(ここでは、既読/未読に設定)します。浅くスワイプとは、指を当てて左に軽く動かすことで操作できます。
左に深くスワイプ(ここでは、アーカイブに設定)します。深くスワイプとは、指を当てて左に長く動かすことで操作できます。色の変化で確認できます。
右に浅くスワイプ(ここでは、ピン留めに設定)します。左にスワイプと同様に浅くスワイプとは、指を当てて左に軽く動かすことで操作できます。
右に深くスワイプ(ここでは、削除に設定)します。左にスワイプと同様に深くスワイプとは、指を当てて左に長く動かすことで操作できます。
アイコンに通知【バッジの設定】
スマホのアプリ画面のアイコンにバッジの設定もできます。アプリアイコンの右上に未読メッセージの数が表示されます。
バッジの設定は、メニュー「三」>「設定」をタップします。
「バッジ」をタップします。
スマホの通知設定を「オン」にします。複数のアカウントを追加している場合は、未読メッセージの数を表示させたいアカウントの設定をオンにします。
色でアカウントを分ける
複数のメールアカウントを追加している場合「アカウントカラー」を設定できます。
「設定」>「メールアカウント」をタップします。
「アカウントカラー」をタップします。
「アカウントカラー別のカラーを使用する」をオンにします。
メールアカウントをタップして、「カラー」を選択します。
表示するフォルダを設定する
Sparkでは、メールアカウントや機能を多く設定すると、画面に情報量が多く表示されてしまいます。表示するフォルダを厳選して設定することで見やすくできます。
「設定」>「カスタマイズ」をタップします。
「ウィジェット」>「+ウィジェットを追加」をタップします。
Androidでデフォルトで設定されているのは、上記の設定です。このサイドバーを少なくするのがおすすめです。
iPhoneでデフォルトで設定されているのは、上記の設定です。このサイドバーを少なくするのがおすすめです。
外部サービスと連携
Sparkは、外部サービスと連携できます。iPhoneのSparkの「設定」>「外部サービス連携」をタップします。
「サービスに接続」で、EvernoteやDropBOX、Googleドライブ、oneDrive、リマインダーなどに連携できます。
スマートフォルダの設定
Sparkのスマートフィルターの設定をします。iPhoneのSparkの「設定」>「カスタマイズ」をタップします。
「ウィジェット」>「+新規追加」をタップします。(機種によって、スマートフォルダはサイドバーにある場合があります。)
「スマートフォルダ」をタップします。
「フィルタを選択してください」をタップして、フィルタを入力します。
ここでは、Googleを入力して、上記のように設定できます。
スマホの通知機能の設定
メールアカウントごとに、通知をするか設定できます。メニュー「三」>「設定」>通知をタップします。
通知画面にどのように表示されるのか設定が可能です。
「差出人と件名」
「差出人のみ」
「プレビューなし」
通知タイプでメールアカウントごとに通知するか設定が可能です。
ロック画面に表示
Smart通知機能で、重要なメールアカウントは、通知タイプを「すべて」に設定して、その他のメールアカウントは通知タイプを「スマート」に設定することもできます。
スマホでロック画面に表示させる設定にします。iPhoneでは、ホーム画面>「設定」>「通知」>「Spark」をタップします。
Sparkの通知設定で「全部」表示にした場合は、ロック画面に表示で読むことができます。ロック画面から、操作して、重要なメールをタップして、メールアプリSparkを起動させて読むことができます。
重要なメールにはピンマークを利用
Sparkには、「ピン留め」機能があります。重要なメールや読み返すメールにはピン留めをすることで重要な情報を確実に処理しましょう。リマインダーも同時に使用するのがおすすめです。
メールアプリSparkで作業効率をあげるには
Sparkのおすすめ設定をご説明しました。ここでは、これまでご説明してきた機能を使って、メールアプリSparkで作業効率をあげる使い方をご紹介します。
スマートフォルダを利用する
Sparkでメール確認の作業効率をアップさせるのであれば、「スマートフォルダ」をできるだけ利用しましょう。
スマートフォルダの使い方には「アドレス」も設定することができます。
重要なメールが多い場合に便利な機能です。
件名に「要返信」「ファイル(PDF)」などもスマートフォルダを使ってみましょう。
スワイプ操作
「設定」>「カスタマイズ」>「スワイプ」で編集できます。スワイプは自由に設定変更できるので、よく利用する「ピン留め」「スヌーズ設定」などを設定することで作業効率がアップするのでおすすめです。
テンプレートを作成
テンプレートの設定は、左から2番目のアイコンをタップします。
新規テンプレートから、「テンプレートのタイトル」と「メールのタイトル」「本文」を設定します。
プレースホルダーでは、以下の項目の設定ができます。
|
カスタム・プレースホルダーでは、自由に登録できます。例えば、サイトのURLを登録することも可能です。
PDF変換で外部サービスへ保存
Sparkは、メールをPDFにして外部サービスに保存できます。メール閲覧画面>画面の下「・・・」タップします。保存する際は、連携先のサービスを選択します。
スマート検索を活用
Sparkは、メール閲覧画面の右上から「メール検索」ができます。検索は英語がメインですが、人物名は認識できます。アドレスから検索も可能です。
「yesterday」と入力することで、「昨日のメール」を検索できます。
リマインダーとリンク
Sparkのメール閲覧画面>画面の下「・・・」をタップします。iPhoneのリマインダーを登録しておくことで作業効率がアップします。
iPhoneのリマインダーに反映されます。
メールアプリSparkは無料で便利な機能が揃っている!
メールアプリSparkの使い方や各種デバイスの設定、便利な機能、作業効率がアップする使い方についてご説明しました。
Sparkは、Mac、iPhone、Androidで使用できます。Androidはまだ一部の機能は未登載ですが、十分に活用できます。重要なメールだけを読むことができるので、時間短縮にも繋がり、リマインダー機能もあるので、確認漏れの心配もないです。
Sparkは、予約送信もできて、スワイプ操作、サイドバーの編集、ウィジェットの設定など多機能です。まだメールアプリを利用していない人や便利なアプリを探している人は、Sparkを使ってみましょう。