Powerampの設定方法と使い方!音楽プレイヤーアプリで音質調整する方法を解説!
スマホで音楽をして楽しめるアプリが数多くある中で、今回はPowerampという音楽アプリについて特集します。音楽プレイヤーアプリのPowerampで音質調整する方法を紹介します。設定方法やハイレゾ音質の音楽を再生したり、イコライザー調整など使い方も説明します。
目次
- 1Powerampはどんなアプリ?
- ・スマホ向けの多機能の音楽プレイヤー
- ・音質にこだわりがある人に使ってみてほしい
- ・無料と有料がある
- 2Powerampにはどんな音質調整機能がある?
- ・再生機能が沢山ある
- ・音声調整機能で音質アップ
- ・音楽がハイレゾ対応している
- ・イヤホンを外すと自動停止する
- 3Powerampの設定方法
- ・インターフェイス
- ・オーディオ
- ・ヘッドセット
- ・ロックスクリーン
- 4Powerampの使い方
- ・音楽フォルダを作成する
- ・音楽の再生方法
- ・音質調整をする
- 5Powerampの音質以外の機能も便利
- ・歌詞の自動ダウンロード
- ・ロック画面に設定できる
- ・スリープタイマー
- 6Powerampのアップグレードが合わない場合:Android
- ・ダウングレードする方法
- ・ダウングレードは自己責任になるので注意
- 7Powerampは音質にこだわりがある人におすすめ!
Powerampはどんなアプリ?
今回はAndroidのスマホで音楽を聴くためのアプリについて解説していきます。Androidのスマホでは、端末にプリインストールされている音楽再生アプリだけでなく、アプリをインストールして別の音楽アプリを使うことも可能です。数多くある音楽アプリの中から、特に有名な音楽プレイヤーアプリの1つである「Poweramp」を紹介します。
Powerampは、Androidのスマホであれば自由にインストールして使うことができる音楽プレイヤーアプリです。音楽を聴くことにこだわりがあるスマホユーザーにとっては良い点が満載のアプリですので、人気のアプリです。まずはPowerampの魅力について簡単に説明しますので、知らないという方は、どんなアプリかを知っておきましょう。
スマホ向けの多機能の音楽プレイヤー
Powerampは、スマホ向けの多機能音楽プレイヤーです。プリインストールされている音楽プレイヤーアプリでも十分に曲を聴くことが可能ですが、Powerampは機能が多く搭載されていますので、細かい設定をして楽しむことができるようになっています。具体的にどのような機能が使えるのか、また、使い方に関しては後ほど紹介します。
音質にこだわりがある人に使ってみてほしい
また、Powerampでは音楽再生の際、音質に特にこだわりがある方が使うことで満足できるアプリです。最近では、ハイレゾ音楽という言葉も多くの方に知られているように音楽の音質にこだわる時代になりました。ハイレゾ形式で音楽を転送することで高音質の音楽を楽しむことができますが、アプリによっては対応していない場合があります。
無料と有料がある
Powerampは、無料でインストールしてAndroidスマホ上で音楽を聴くことができます。また、より応用的に音楽を聴きたい場合は、有料版を購入することでより楽しむことができるようになっています。とはいえ無料版のままPowerampを使い続けることができません。継続的に利用するのであれば、Powerampの有料版を購入する必要があります。
Powerampの無料版と有料版では、同等の機能を使うことができます。ただし無料版は15日間のみ利用できるという制限がついています。つまり無料版のPowerampは、有料版のお試し版としての位置付けになるということです。まずは無料版でアプリの使い方を把握して、慣れてきたら有料版を購入するという流れがおすすめです。
Powerampにはどんな音質調整機能がある?
ここまで、音楽プレーヤーアプリであるPowerampはどんなアプリなのかについて簡単に紹介していきました。Powerampは、通常のプリインストールアプリに比べて非常に多くの機能が搭載されていることがわかります。ある程度Powerampの魅力についてイメージすることができましたら、いよいよPowerampを使ってみましょう。
ここからは、Powerampのアプリで可能な音質調整機能などについて解説していきます。音楽を聴く際に音質など細かいポイントを気にしてプレイヤーを使いたい方は、こちらで紹介する機能を参考にして実際に使っていきましょう。もちろん音質調整機能だけでなく、細かい箇所まで便利に設定することができるようになっています。
再生機能が沢山ある
Powerampの魅力的機能としてまず紹介するのがメインである音楽の再生機能です。再生、停止など基本的な機能については問題なく使用できます。少しスタイリッシュな機能として、クロスフェード機能が搭載されています。曲の終わりとともに次の音楽がフェードインするようになる再生機能です。シャッフルもできますので飽きのこない再生が楽しめます。
同じ曲を何度も再生したい場合は、リピート機能で可能になります。また、Androidスマホに保存している曲数が非常に多い際は、プレイリストを作成し、好きな曲のみを好きな順番で整理することもできます。音楽を再生するシチュエーションに合わせて、Powerpointの多くの機能から快適に利用することが期待できます。
音声調整機能で音質アップ
次にPowerampの機能で紹介したいのが、音声調整機能です。音声調整機能とはどんな機能なのかというと、音楽にリバーブやディレイなどのエフェクトを加えることができるという機能です。これにより、立体的な音質を楽しむことができます。もちろん曲によって聴きやすい程度がありますので、それぞれ調節してみて聴きやすい設定にしてください。
より応用的な機能になりますが、音楽のテンポチェンジやモノラル再生、そしてリミッターも搭載されています。これらはわかる方は必要に応じて利用してみてください。テンポ変更機能に関しては、プリインストールの音楽プレイヤーにもほとんど搭載されていない機能ですので、Powerampの魅力的な便利機能だと言えます。
音楽がハイレゾ対応している
そして、何と言ってもPowerampの機能として魅力的なのがハイレゾ対応だということです。以前はハイレゾに対応していないアプリでしたが、アプリのアップデートとともにハイレゾの音楽に対応するようになりました。ただしハイレゾの音源をAndroidスマホにハイレゾ状態のまま転送しなければなりません。通常のデータではハイレゾ再生はできません。
また、Androidの端末でPowerampを使用できているからといってハイレゾ状態でを再生できるとは限りません。Androidの端末が仕様上ハイレゾの再生に対応していない場合もあるためです。あまりにも古い端末では、ハイレゾ再生が不可能なことが多くあります。Androidスマホを利用している場合は、仕様書でハイレゾ対応かチェックしてください。
イヤホンを外すと自動停止する
外出先や、移動中にPowerampで音楽を聴いている場合は、イヤホンを利用することが多くあります。イヤホンは、場合によってはケーブルが引っかかり突然外れてしまう場合もあります。その場合は音楽がスマホ端末のスピーカーから出力されてしまう恐れがありますが、Powerampは、外れた瞬間に自動的に停止するようになっています。
イヤホンを外すことで自動停止が可能ですが、それだけでなく、イヤホンを装着したときには自動的に再生がされるようにもなっています。プリインストールの音楽再生アプリでは、毎回スマホを取り出してPowerampの再生ボタンをタップしなければなりませんが、その必要がありません。これは設定で変更することもできます。
Powerampの設定方法
ここまで、Powerampの細かい機能について説明してきました。Powerampのアプリを使うことで、様々な操作がスムーズになります。中でも、リバーブやディレイなどマスタリングで使用するようなエフェクト機能まで搭載されているのは、非常にユニークです。せっかくであれば、これらの機能も使いこなせるようにしたいところです。
Powerampを実際に使っていく中で、まず操作するのが設定項目になります。自分が音楽を聴きやすい環境にしてから音楽を再生しましょう。ここからはPowerampのアプリで設定の使い方を解説していきます。数ある設定項目から、使用頻度の高い設定項目に関してまとめましたのでまずは確認しておくことをおすすめします。
インターフェイス
Powerampの設定項目としてまず紹介するのが、インターフェイス設定です。インターフェイス設定では、Powerampの再生画面の外観を細かく設定することが可能です。Poweramp再生画面右下の「≡」をタップし、「設定」を選択してください。すると、設定メニューが表示されます。この中にある「UI設定」をタップして行います。
「UI設定」をタップすると、「スキン」では、アプリのボタンカラー、そしてレイアウトなど好きなパターンに変更することが可能です。暗い外観がよければ「ダーク」を選択することで、一気に黒ベースの外観に変化します。一般設定項目では、「プレーヤーUI」の部分で、アニメーションなど動作設定や、ラベル表示などを変更することが可能です。
オーディオ
次に紹介する設定項目は「オーディオ」の設定です。先ほどと同じくPowerampの「設定」を表示してください。「オーディオ」と記載されている項目をタップします。この箇所では、クロスフェードやリプレイゲイン、オーディオフォーカスなど音声の設定を行うことができます。音楽を途切れることなく再生したい場合はフェードの長さを設定します。
1曲ずつ終わりまでしっかり聴きたいという場合は、「自動フェード」の項目をタップし、「フェードしない」を選択してください。少し応用的な設定になりますが、Bluetooth接続時の細かい設定も下の部分から行えます。「オーディオフォーカス」の設定項目では、電話がかかってきたときに音楽を自動的に停止し、終わり次第再開するような設定にできます。
ヘッドセット
次に紹介する設定項目は、「ヘッドセット」です。イヤホンやヘッドフォンを普段から音楽を聴くのに使っているという方は、頻繁に設定する箇所になります。Powerampの設定から、「ヘッドセット/Bluetooth」を選択してください。この部分でイヤホンなどを脱着した時の動作を設定できます。
お使いのAndroid端末に装着しているイヤホンを外した際に、音楽が一時停止するようにするには、「ヘッドセット取り外し時一時停止」という項目のスイッチをオンにしてください。有線のイヤホンを装着した時に自動的にスマホの音楽が再生されるようにしたい場合は、その下にある「有線ヘッドセットでの再生再開」のスイッチを操作します。
ロックスクリーン
Powerampのアプリでは、Androidスマホのロックスクリーンも設定することができます。音楽を頻繁に操作する方は、ロックスクリーン上で行うことができれば毎回アプリを表示させる手間が省けます。Poweramp設定一覧の「ロックスクリーン」をタップしてください。この部分で、表示項目の細かい設定を行います。適宜調整してください。
Androidのロックスクリーン上に表示するだけでなく、Powerampオリジナルのロックスクリーンも搭載されています。PowerampオリジナルのロックスクリーンをAndroidスマホに表示させるには、下の部分にある「ロック画面に表示」のスイッチをタップしてオンに切り替えてください。これで専用ロック画面が次回から表示されることになります。
Powerampの使い方
ここまで、Powerampのアプリで可能な設定項目の中から特に使うことが多い設定項目を解説してきました。ここからは、Powerampのプレイヤーを使って音楽を聴く際の使い方について説明していきます。便利なフォルダ作成から、イコライザの使い方など音質調整の使い方も併せて解説しますので、覚えた上で、快適に音楽を再生していきましょう。
音楽フォルダを作成する
まずはPowerampのプレイヤーの使い方として、音楽フォルダを指定するやり方を説明します。音楽を他のデータと混同したフォルダでAndroid端末に保管している場合は、毎回全ての曲のライブラリから目当ての曲を探し出す手間がかかってしまいますが、あらかじめまとめた音楽フォルダを作成しておけば、それらを指定することで簡単に再生できます。
まずはAndroid端末のファイルマネージャーなどのアプリで音楽のみを「Music」などのフォルダに移動させるなどしてわかりやすいようにしてください。整理できましたら、Powerampのアプリでそのフォルダを音楽フォルダとして指定します。ライブラリにある右上の3点アイコンをタップしてください。「フォルダを選択」をタップします。
「フォルダを選択」をタップするとAndroid端末に保管されているフォルダを閲覧できますので、音楽が保存されているフォルダにチェックマークを入れてください。これでPowerampがフォルダ内の音楽を読み取ります。読み取りが完了しましたら、ライブラリにも反映されるようになります。大量に音楽がある方は少し時間がかかる場合もあります。
音楽の再生方法
次にPowerampの使い方として、メインである音楽の再生方法です。音楽を再生するには、Androidで音楽フォルダ指定をし、ライブラリを認識させた後、ライブラリのメニューから「アルバム」「アーティスト」もしくは「ジャンル」などから選択して好きな音楽をタップするだけです。「アルバム」をタップするとジャケットが表示されます。
アルバムジャケットをタップすると、その中に保存されている曲名が一覧で表示されます。好きな曲を選択することでプレイヤーが作動するという仕組みになっています。音楽プレイヤーの使い方に慣れてきましたら、オリジナルなプレイリストを作成して、気分やに合わせて好きな曲だけを再生してみてください。次で少し応用的な使い方を紹介します。
音質調整をする
Powerampの音楽プレイヤーに慣れてきましたら応用的な使い方も覚えておいてください。ここで紹介するのがイコライザなどの機能になります。イコライザはどのような機能かというと、高音や低音などを周波数別に大きくしたり小さくしたり、聴きやすいように音質を変化させる機能のことを言います。イコライザで自分の好きな音質に変えましょう。
イコライザーを設定
Powerampの音楽プレイヤーでイコライザ設定の使い方をまずは紹介します。音楽プレイヤー下にあるゲージアイコンの調整タブを開きます。右上のイコライザアイコンをタップしてください。イコライザのフェーダーが表示されます。このフェーダーを動かして好きな音質に変更してください。難しい場合はイコライザのプリセットも指定できます。
イコライザのプリセットを指定するには、イコライザ画面の「プリセット」をタップしてください。メニューから好きなイコライザプリセットを選択してください。イコライザではフェーダーの他に高音ブーストや低音ブーストも利用できます。奥が深い項目ですので様々なイコライザ設定を試してみましょう。
ステレオ機能を使う
イコライザ設定の他に、ステレオ機能というものがあります。今度は上の3つのアイコンから真ん中のボリュームアイコンをタップします。「Stereo X」のツマミを変化させることで音楽により立体感を加えることができます。これも好きな音になるまで調節してみましょう。モノラルで再生したい場合は左下の「モノラル」をタップします。
リバーブ機能を使う
もう1つの調整機能として細かいエフェクト機能の使い方を説明します。今度は上部の3つのアイコンから一番右にあるアイコンをタップします。左下の「リバーブ」をタップして機能をオンにします。すると、ツマミを調整できるようになりますので、こちらでも再生している音楽が好きな音質に変化するように調整してみてください。
Powerampの音質以外の機能も便利
ここまではPowerampの再生機能、そして細かい調節機能まで使い方を紹介してきました。ここからはPowerampに搭載されている音質以外の便利機能について触れていきます。慣れてきましたらこれらの機能も使用していきましょう。基本的にはPowerampのアプリ内で完結できる機能です。
歌詞の自動ダウンロード
まずPowerampの便利機能として紹介するのが、歌詞のダウンロード機能です。再生している音楽で対応する歌詞を自動的にダウンロードしてくれます。音楽の再生画面上で右部分の設定アイコンをタップし、「歌詞」をタップします。ただし、歌詞タグがない場合は、Google検索や別アプリに移動され、そちらから歌詞を手動で閲覧することになります。
ロック画面に設定できる
次に紹介する便利機能は先ほども触れましたが、ロック画面にできるという機能です。設定から「ロックスクリーン」の項目を選択し、「Powerampロックスクリーン」の部分にあるスイッチをオンにすると、音楽の操作がロック画面上で可能になります。こちらは適宜行ってください。
スリープタイマー
最後に紹介する便利機能がスリープタイマー機能です。寝る前に音楽を聴いている方にとってはかなりありがたい機能です。スリープタイマー機能はプリインストールの音楽プレイヤーでも搭載されていない場合がありますがPowerampなら自動的に停止できます。再生画面の「時計アイコン」をタップし、バーを調整させて完了です。
Powerampのアップグレードが合わない場合:Android
ここまで、Powerampのその他便利機能について解説してきました。前から使ってきた方は気付きますが、Powerampは以前から大きくバージョンが変わり、それに伴いプレイヤーの仕様や外観など変化しました。この最新バージョンが嫌な方は、アップグレード版をご自身でダウングレードさせてPowerampを使いましょう。
ダウングレードする方法
Powerampを前のバージョンにダウングレードする方法について解説します。基本的には最新バージョンの外観、仕様に基づいて使い方を説明してきましたので、ダウングレードしたPowerampとは操作方法が大きくことなる箇所があります。
事前に設定を変更する
まずはダウンロードの前に設定を変更しておきましょう。Powerampをダウングレードしますのでこれが勝手に更新されないようにGoogle Playの自動更新機能をオフにしておく必要があります。次に、Android設定から「提供元不明のアプリ」のインストールを許可しておいてください。
ダウングレードの手順
設定が完了しましたら、Androidの端末から最新バージョンのPowerampをアンインストールする必要があります。そして以下のURLにアクセスしてPowerampのv2のAPKファイルをダウンロード、インストールまで済ませてください。インストール後起動しましたら以前のPowerampになっているか確認して完了です。そのままアプリを使ってください。
ダウングレードは自己責任になるので注意
Powerampのアプリバージョンを以前のバージョンにダウングレードする方法を解説しました。基本的には最新バージョンのPowerampアプリを使用することをおすすめします。もしダウングレードしたいという場合は、Google Playで提供されていないアプリを使用することになりますので、自己責任となります。データの確保をした上で行いましょう。
ただし、ハイレゾ機能などに関しては過去のバージョンでは非対応であったため、適切に音楽が出力されない可能性もあります。機能のギャップを理解した上でダウングレードを行ってください。
Powerampは音質にこだわりがある人におすすめ!
Powerampのアプリについて今回は解説してきました。Powerampは、通常のプリインストールアプリとは大きく異なり、便利な機能が大量に搭載されています。ハイレゾ音源でも心配要りません。ハイレゾ対応な仕様なだけでなく、自分の好きな音質に細かく変更することも可能です。音質にこだわりがある人にとっては非常におすすめアプリです。