通話とSMSだけできるSIMフリーのガラケーが2台目におすすめ!
通話専用の2代目スマホを持つのなら、SIMフリーガラケーがおすすめです。通話とSMSだけというシンプルな機能のSIMフリーガラケーを持つメリットにはどんなものがあるのでしょうか。この記事ではSIMフリーガラケーのメリットとおすすめをご紹介します。
目次
SIMフリーガラケーが2台目におすすめな理由と注意点
スマホやケータイの2台持ちを検討している人もたくさんいます。ビジネス用とプライベート用、通話用とWeb専用などと2台持ちを検討する理由は人それぞれです。2台目は通話専用にしたいと考えている人には、SIMフリーのガラケーがおすすめです。
また、年配の人の中にはスマホの機能が使いこなせないので、ガラケーに戻したい、という人もいます。受験生などはスマホでは気が散るので受験が終わるまではガラケーで乗り切る、という人もいます。そんな人にも大手キャリアではなくて、SIMフリーのガラケーを持つことをおすすめします。
この記事では通話専用のガラケーを持ちたいと考えている人におすすめしたいSIMフリーガラケーについてみていきましょう。まずはSIMフリーガラケーが2台目におすすめの理由と、SIMフリーガラケーを持つときの注意点についてみていきましょう。
おすすめな理由
SIMフリーガラケーがおすすめの理由は次の通りです。
月額料金の節約
SIMフリーガラケーを使うことの大きなメリットというのは、月額料金が大きく節約できる、という点です。SIMフリーガラケーを使うためには、格安SIMと契約する必要があります。大手キャリアだと最低でも1回線当たり6000円程度の月額料金がかかりますが、格安SIMでは2,000円程度で契約できます。
格安SIMの月額利用料はデータ通信容量で変わってきますが、Webを一切利用しないガラケーなら最低限のデータ通信容量で利用できます。格安SIMは大手キャリアで余っている回線を利用させてもらっているので、回線が混雑する時間帯はインターネットは大容量で契約していても接続が不安定になります。
しかし、インターネットを一切利用できないガラケーなら関係ありません。電話とSMSだけならデータ通信はほとんど関係なく、格安料金で十分に利用できます。
通話とSMS以外の余計な機能を省ける
格安SIMと言わず、ガラケーにするメリットというのは、通話とSMS以外の余計な機能を一切省ける、という点です。アプリを使いこなせる人にとっては、スマホでゲームも調べ物も、音楽も動画も、1台でいろいろな事がこなせるのは本当に便利なことです。
しかし、これらの機能を使いこなせない年配者にとっては、シンプル機能の方がいいという人もまだまだ案外多いのが現状です。また、機能がありすぎるが故にスマホを持っていると気が散ってしまって困るという人や、スマホをWebやSNS用と通話用で使い分けたい、という人もいます。
そんな人たちにとっては、通話とSMS以外の余計な機能が付いていないガラケーというのは、シンプル機能だからこそのメリットが大きいといえます。
注意点
SIMフリーガラケーに乗り換える上では、注意点もあります。SIMフリーガラケーにしてから後悔しないように、次の点は注意しておきましょう。
通話料は高い
月額利用料金を大手キャリアと比較すると、SIMフリーガラケーに乗り換えると大幅に安くなりますが、SIMフリースマホと比較した場合にはそれほど安くはなりません。格安SIMは月額基本料が格安な分だけ、30秒当たりの通話料だけなら大手キャリアよりも割高になることもあります。
格安SIMキャリアの中には、10分間通話し放題の有料プランを設けているキャリアもあるので、このようなプランの利用も検討しましょう。
格安SIMではキャリアメールが使えない
キャリアメールというのは、大手キャリアがユーザーに用意しているメールアドレスです。次のようなメールのドメインがキャリアメールになります。
- ezweb.ne.jp
- augps.ezweb.ne.jp
- docomo.ne.jp
- disney.ne.jp
- softbank.ne.jp
キャリアメールを使っている人は、SIMフリーガラケーに乗り換えた場合にはメールアドレスを変更しなくてはいけなくなるので注意しましょう。
SIMフリーガラケーでおすすめのキャリアは?
SIMフリーガラケーを契約するのにおすすめの格安SIMのキャリアは次の3社です。
UQモバイル
SIMフリーガラケーを利用するのにおすすめな格安SIMキャリアにはUQモバイルがあります。テレビやインターネットのCMや広告がとても印象的な会社ですが、格安SIMとしては人気が急上昇しています。
料金プランは月間高速データ通信容量によって、月額1,480円から使える2GBの「プランS」、月額2,480円から使える6GBの「プランM」、月額4,480円から使える14GBの「プランL」の3つのプランがあります。
ガラケーの場合にはデータ通信容量は基本的に必要ないので月額1,480円で十分でしょう。端末も購入できて、月額2,138円から利用できます。
ワイモバイル
Yahoo!が運営している格安SIM会社として、信頼性が高いワイモバイルも、SIMフリーガラケーに乗り換えるのならおすすめです。ワイモバイルも印象的なCMで覚えている人も多いことでしょう
格安SIMとしては珍しく、ガラケー用の料金プランを用意している点が特におすすめな点です。ワイモバイルにはデータ通信を利用しないガラケーユーザーにうれしい通話のみの「ケータイプラン」という料金プランがあります。こちらは月額たったの934円という料金で通話のみ利用できます。
ワイモバイルではガラケーの端末の扱っているので、回線の契約と合わせて購入した人にもおすすめです。
楽天モバイル
SIMフリーガラケーなら楽天モバイルもおすすめです。楽天モバイルでは月額1,480円から利用できるスーパーホーダイのプランが有名です。
データ通信を利用しないガラケーなら通話SIMのベーシックプランの月額1,250円を選ぶこともできます。
現在はdocomo回線とau回線を借りている楽天モバイルですが、現在、自社回線の準備を進めています。通信環境も今後自社回線化が完了したら、かなり良くなることが考えられます。もちろん、ガラケーの端末を購入することもできます。
SIMフリーガラケーでおすすめの端末は?
おすすめキャリアでもガラケーの端末が購入できます。しかし、通話とSMSだけで十分だという人、2台目の通話専用ガラケーを探している人にもっとおすすめな、SIMフリーガラケーをご紹介します。
un.mode phone01
SIMフリーガラケーのおすすめの端末には「un.mode phone01」があります。こちらの端末は日本国内のメーカーが製造した純日本製のガラケーということで話題になっています。スマホ全盛の現在の日本にあって、通話とSMSに特化したガラケーです。
現在のところ、回線はdocomo(全回線)とSoftbank(一部の回線)にしか対応していないということですが、docomo回線を扱っている格安SIMを利用すれば大丈夫です。ガラケーといっても、アラームやカレンダー、電卓といったケータイにあると便利な機能は付いているのも便利です。
NichePhone-S 4G
もう一つのおすすめの端末は「NichePhone-S 4G」です。こちらのガラケーの大きな特徴はそのサイズです。名刺サイズで本体の厚さは9.5mmと1cmありません。胸のポケットにも入るサイズはビジネスマンが持ち歩くのにはうってつけのガラケーです。
また、バッテリーの持ちもスマホでは考えられないほど長く、連続待機時間が110時間と驚くべき長さを誇ります。バッテリー切れで電話ができなくなることが心配な人の通話専用の2台目ガラケーに最高です。
SIMリーガラケーを検討してみよう!
この記事ではSIMフリーガラケーについて詳しく解説してきました。格安SIMが注目されていますが、通信環境の悪さから大手キャリアから完全に乗り換えられない人もいます。しかし、電話の通信回線は繋がるのは大手キャリアよりも遅くなるという欠点はありますが、データ通信程不安定になりません。
通話専用の2台目ガラケーなら格安SIMでも十分に使えます。ぜひ2台目スマホを検討しているのなら、SIMフリーガラケーもぜひ検討してみましょう。SIMフリーガラケーをもつことで、料金の節約ができるだけでなく、スマホのバッテリーが切れた場合に備えた安心感も得られるようになります。