楽天ペイ決済の手数料は?導入方法とメリット・デメリットも解説!
本記事では電子マネー決済【楽天ペイ】の加盟店登録・導入方法やクレジットカード決済手数料・入金手数料の評判を紹介します。高いクレジットカード決済手数料に悩んでいる人は、本記事で紹介する楽天ペイの決済手数料を参考にしてください。
目次
楽天ペイの手数料はいくらかかるの?
楽天ペイメント株式会社が運営する【バーコード決済】【QRコード決済】サービス、楽天ペイですが、2019年10月からの増税に伴うキャッシュレス・消費者還元事業(ポイント還元事業)に対応しています。
「キャッシュレス・消費者還元業者」とは、PayPayなどのスマホ決済事業を提供している事業者を指し、キャッシュレス決済事業を推進するためのキャンペーンとなります。
楽天ペイ加盟店の決済手数料が安くなるので、高いクレジットカード決済手数料に悩んでいる人は、楽天ペイの決済手数料・加盟店導入メリット・デメリットを確認して、楽天ペイの導入・切り替えを検討してみてください。
初期導入費無料
楽天ペイの加盟店として新規導入する場合、初期導入費用は無料となります。必要なものはスマホやタブレットだけなので、自分のデバイスを利用することで完全無料で初期導入することが可能となります。高い初期導入費用を抑えられるのも、楽天ペイの高い評判となっています。
別途、楽天ペイでクレジットカード決済・電子マネー決済を導入したい場合は、楽天ペイの【カードリーダー】を契約する必要があります。2019年9月現在、楽天ペイの【カードリーダー】を実質無料で獲得できるキャンペーンも開催されているので、利用しない手は無いでしょう。
月額固定費無料
楽天ペイの、加盟店舗側の月額固定費は無料となります。月額工程比が無料なので、個人商店から全国チェーン展開する業態まで、幅広い業種に対応できます。そういった面でも楽天ペイは高い評判を得ており、利用可能店舗を拡大し続けています。
決済手数料
前にも述べた通り、楽天ペイもキャッシュレス・消費者還元事業(ポイント還元事業)キャンペーンに対応しているため、電子マネー決済・クレジットカード決済の決済手数料が2020年の6月まで安くなります。この期間に楽天ペイの解明点になり、クレジットカード決済・QRコード決済を導入してみましょう。
下記の表は、楽天ペイのクレジットカード・QRコード決済の手数料や、その他の決済サービスの手数料を表にまとめてみました。参考までに確認しておきましょう。
楽天ペイ | PayPay | LINE Pay | Origami Pay | メルペイ | |
---|---|---|---|---|---|
QRコード 決済手数料 |
3.24% ※2.16% |
無料 期間限定 |
無料 期間限定 |
0~3.25% | 1.50% |
電子マネー 決済手数料 |
3.24% or 3.74% |
‐ | ‐ | ‐ | ‐ |
利用可能 クレジット カード |
VISA Mastercard American Express JCD・Dinners DISCOVER |
‐ | ‐ | ‐ | ‐ |
クレジット カード 決済手数料 |
3.24% or 3.74% | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ |
対応 デバイス |
Android iOS |
Android iOS |
Android iOS |
Android iOS |
Android iOS |
楽天ペイ導入方法
続いて楽天ペイの導入方法を紹介していきます。下記のリストは、簡単な楽天ペイ加入方法の手順を紹介しているので参考にしてみてください。
STEP1 | 楽天ペイ公式ホームページにアクセスして加盟店申し込みをクリックします。 |
STEP2 | 楽天ペイ公式ホームページに表示される必要書類を準備します。 |
STEP3 | 楽天ペイ解明会社による審査が行われます。 |
STEP4 | 審査通過後、決済方法を選択すれば登録完了です。 |
加盟店申込み
まずは下のリンクから楽天ペイの実店舗決済サイトにアクセスし、最上段にある赤地に白抜きの「お申し込み」ボタンをクリックしてください。「氏名」「携帯電話番号」「メールアドレス」「開業状況」などを入力して、楽天ペイに申し込みをします。
必要書類準備
申し込み完了したら、本人確認、あるいは法人証明書類を提出します。楽天カードを持っていれば、本人確認は不要です。必要書類は申し込みページに表示されるので確認しましょう。
加盟会社による審査
楽天ペイ加盟点の審査が行われます。楽天だけでなく、クレジットカードの運営会社や電子カード運営会社など、さまざまな業者からクレジットチェックが行われます。クレジット審査結果が届くまで、約2週間かかります。
楽天ペイを運用するスマートフォンやタブレットといった端末に、楽天ペイの店舗アプリをインストールします。また、カードリーダーを導入した場合は、利用端末とBluetoothでペアリングすれば、楽天ペイの導入は完了です。端末にインストールした店舗用の楽天ペイアプリに十分に慣れた上で、お店での運用を開始してください。
iOS(iPhone & iPad)用の「楽天ペイ店舗」アプリは、下記のリンク先にアクセスしてください。App Storeのインストールページが表示されるので「入手」をタップして、「楽天ペイ店舗」アプリをiOS(iPhone & iPad)端末にインストールしてください。
Android用の「楽天ペイ店舗」アプリは、下記のリンク先にアクセスしてください。Google Playのインストールページが表示されるので「インストール」をタップして、「楽天ペイ店舗」アプリをAndroid端末にインストールしてください。
カードリーダーの実質無料キャンペーン
2019年9月現在、楽天ペイではカードリーダーの申し込みが実質無料になるキャンペーンを開催しています。下記の楽天ペイ公式ページで詳しい情報を確認しておきましょう。
楽天ペイの入金サイクルと入金手数料を比較
楽天ペイの入金サイクルと入金手数料を比較して紹介しています。キャッシュフローに直結するポイントなので、しっかりと覚えておきましょう。また、楽天ペイの入金サイクルと入金手数料は楽天銀行が便利です。その他の銀行と入金サイクル・入金手数料が異なるので比較いていきましょう。
楽天銀行の場合
入金サイクル | 翌日入金 |
入金手数料・振込手数料 | 無料 |
その他銀行の場合
入金サイクル | 翌営業日入金 |
入金手数料・振込手数料 | 210円 |
一回のトランザクションで210円の振込手数料は高いと言えるでしょう。高い手数料を無料にしたい場合は、楽天銀行を開設することをおすすめします。入金サイクルも翌日入金となっているので、キャッシュ・フロー効率も高いものとなります。
楽天ペイのメリットとデメリットは?
楽天ペイのメリットとデメリットをまとめて紹介していきます。これまで楽天ペイの決済手数料やキャッシュレス・消費者還元事業(ポイント還元事業)キャンペーンについて紹介してきましたが、メリットとデメリットを踏まえた上で、楽天ペイの導入を検討することが重要です。
メリット
楽天ペイ決済電子マネー決済 店舗側の導入メリット1 |
国内最多の支払い方法が選択できる |
楽天ペイ決済電子マネー決済 店舗側の導入メリット2 |
楽天銀行なら365日入金手数料無料 |
楽天ペイ決済電子マネー決済 店舗側の導入メリット3 |
楽天ポイントが貯まるので 高い集客率が見込める |
楽天ペイ決済電子マネー決済 店舗側の導入メリット4 |
auペイにも対応しているので auユーザーの集客UP |
楽天ペイ決済電子マネー決済 店舗側の導入メリット5 |
簡単操作でスムーズなお会計 |
楽天ペイ決済電子マネー決済 店舗側の導入メリット6 |
専用プリンターを使えば詳細発行可能 |
楽天ペイ決済電子マネー決済 店舗側の導入メリット7 |
キャッシュレス・消費者還元事業 (ポイント還元事業)に対応 |
楽天ペイ決済電子マネー決済 店舗側の導入メリット8 |
初期導入費用・月額固定費が無料 |
最初に、上記の楽天ペイを導入するメリットを個別に詳しく紹介していきます。楽天ペイの導入を検討している人は、参考にしてみてください。
国内最多の支払い方法が選択できる
楽天ペイ導入の大きなメリットの一つでもある、クレジットカード決済・QRバーコード決済・スマートフォン決済という幅広い決済方法を利用できるのが、楽天ペイの大きなメリットです。楽天ペイ以外の電子マネー決済サービスでは、クレジットカードの利用が限定されるなどの制限がありますが、楽天ペイはそうではありません。
決済方法を幅広く持っておくことで、顧客の支払い方法・決済方法のニーズに合わせることができるので、新規顧客の獲得と顧客満足度を高めることができます。そういった面でも楽天ペイの評判は高く、覚えておきたい大きな一つのメリットとなります。
楽天銀行なら365日入金手数料無料
楽天ペイの新規導入に合わせて、楽天銀行を開設しておくことで、加盟店舗に大きなメリットがあります。前の章でも紹介した通り、楽天銀行を登録しておくことで、楽天ペイの売上支払い手数料・振込手数料が無料になります。楽天銀行以外の銀行を登録してしまうと、振込手数料が高いので、注意しましょう。
楽天ペイに楽天以外の銀行を登録すると、一回のトランザクションで210円の振り込み手数料が発生し、小売店などの利幅が低い業態には非常に高い手数料となってしまいます。楽天銀行を活用し振込手数料を無料に抑えておくことで、大きなメリットが生まれます。
楽天ポイントが貯まるので高い集客率が見込める
顧客は楽天ペイで決済することで、高い楽天ポイント還元を受けることができます。楽天クレジットカードなどを活用して、楽天ポイントを集めている人は非常に多く、楽天市場圏の顧客を獲得できるという大きなメリットがあります。楽天は国内随一のECサイトです。その顧客を実際の店舗でも獲得できるというのは、非常に大きなポイントとなるでしょう。
上記の記事では、dポイントと楽天ポイントの違いや利用メリットを紹介しているので参考にしてみてください。楽天クレジットカード決済は、楽天ユーザーにとって非常に評判の高い高還元率ポイントサービスです。この楽天市場圏のユーザーを獲得することで、大きなメリットが生まれます。
auペイにも対応しているのでauユーザーの集客UP
楽天ペイは携帯キャリアauが提供しているスマホ決済サービス【auペイ】にも対応しています。auペイは全国のauユーザー2000万人が利用している、スマホ決済サービスの大手の一つです。auペイの加盟店も非常に多く、評判の高いサービスです。
auペイと楽天ペイを両方活用できるので、auペイを利用しているユーザーも取り込めるという大きなメリットが生まれます。
簡単操作でスムーズなお会計
楽天ペイはキャッシュレス決済と呼ばれ、現金持ち運ばなくても簡単にスマホで決済できるサービスです。楽天ペイを導入することで、キャッシュハンドリングのミスも無くなります。決済スピードもあがるので店舗回転率を上げることに繋がります。
アルバイトスタッフのレジ操作トレーニングも省略化できるので、店内の作業効率化をアップしたり、待ち時間の短縮から売上を最大限化することができるというメリットもあります。
専用プリンターを使えば詳細発行を可能
楽天ペイで決済した顧客は、楽天ペイアプリ上で領収書や利用明細を発行して確認するシステムを取っていますが、楽天ペイの専用プリンターを導入することで、利用明細・領収書を印刷して顧客に手渡すことが可能です。細かいサービスですが、顧客満足度に直結する面をカバーしてくれるので、大きなメリットとなるでしょう。
キャッシュレス・消費者還元事業(ポイント還元事業)に対応
前にも述べた通り、楽天ペイはキャッシュレス決済サービスのため、国が主導しているキャッシュレス・消費者還元事業(ポイント還元事業)に対応しています。キャッシュレス・消費者還元事業(ポイント還元事業)は加盟店舗側だけでなく、キャッシュレス決済を利用する顧客にも大きなメリットがあります。
各スマホ決済サービス・キャッシュレスサービスは、キャッシュレス・消費者還元事業(ポイント還元事業)を活用してこぞってポイント還元サービスを提供しています。利用者もこのポイントを獲得したいユーザーが多く、楽天ペイに関しても同様です。キャンペーンを活用することで、新規顧客獲得につながるので利用しない手はないでしょう。
初期導入費用・月額固定費が無料
冒頭でも述べた通り、楽天ペイの初期導入費用・月額固定費が無料という大きなメリットがあります。加盟店舗側からの評判も高く、無料で幅広い決済サービスに対応できるので、楽天ペイを活用する上での大きな導入材料の一つとなります。
デメリット
続いて楽天ペイを利用するデメリットについても紹介していきます。楽天ペイを導入する加盟店側のデメリットは下記の通りです。
楽天ペイ決済電子マネー決済 店舗側の導入デメリット1 |
使用できない加盟店業種・加盟店業態がある |
楽天ペイ決済電子マネー決済 店舗側の導入デメリット2 |
楽天銀行以外の場合入金手数料がかかる |
楽天ペイ決済電子マネー決済 店舗側の導入デメリット3 |
お客様側に上限金額がある |
上記それぞれの楽天ペイ導入デメリットを個別に詳しく解説していくので、参考にしてみてください。
使用できない業種がある
楽天ペイアプリ決済がサービス・業態もあります。楽天ペイから公表されている、楽天ペイアプリ決済がサービス・業態は下記の通りです。
楽天ペイアプリ決済がサービス・業態1 | アクセサリー・宝石・貴金属販売店舗 |
楽天ペイアプリ決済がサービス・業態2 | 画廊店舗 |
楽天ペイアプリ決済がサービス・業態3 | 時計販売店舗 |
楽天ペイアプリ決済がサービス・業態4 | 美術品(美術、骨董品)売店舗 |
楽天ペイアプリ決済がサービス・業態5 | 美術品(古銭、切手)販売店舗 |
楽天銀行以外の場合入金手数料がかかる
楽天ペイを導入するデメリットの大きなポイントとして覚えておきたいのが、楽天銀行以外の銀行を、売上振込銀行に登録してしまうと、振込手数料が210円発生するという点です。前にも述べましたが、1日の売上を振込するときに210円の振込手数料が発生するのは、小さいな個人営業店舗にとっては非常に高い手数料となります。
しかし、楽天銀行を開設しておくことで、振込手数料を無料にできるので、このデメリットを解消することができます。
お客様側に上限金額がある
楽天ペイ決済の上限と条件1 | コンビニ決済の場合、一回の利用限度額は4,000円まで |
楽天ペイ決済の上限と条件2 | 1回の利用額は最大で50万円まで |
楽天ペイ決済の上限と条件3 | クレジットカードの利用限度額を超えた利用は不可 |
上記の様に高額商品を購入する場合、利用上限規制があるので十分に注意してください。普段の楽天ペイ利用で、上記の上限を超えることは稀ですが、注意点・デメリットとして覚えておきましょう。
なお、通常の楽天ペイリーダーを使ってクレジットカード決済する場合は、クレジットカードの利用可能額が上限となり、高額商品を扱っている場合は、クレジットカード決済を利用できるので大きなデメリットにはならないでしょう。
楽天ペイの使用評判は如何に?
本記事最後の本章では、気になる楽天ペイの評判を紹介していきます。加盟店側の口コミ(評判)と楽天ペイユーザーの口コミ(評判)を分けて紹介するので参考にしてみてください。
加盟店の口コミ
その他の加盟店の口コミや評判は、下記の楽天ペイ公式サイトで確認できるので参考にしてみましょう。
使用ユーザーの口コミ
これは重要なお知らせだ!#楽天ペイ pic.twitter.com/DSHp6SWLDf
— はつき (@paprika_ytb) September 21, 2019
楽天ユーザーの口コミ・評判の中でも2019年10月1日から開催される【キャッシュレス・消費者還元事業(ポイント還元事業)キャンペーン】のポイント還元率アップは、非常に評判が高く話題を読んでいます。
\セブン-イレブンで楽天ペイ/
— あゆみみみ (@ayumimimiroom) September 27, 2019
やっと‼ポイントもらえるキャンペーンも始まるよ!https://t.co/VyqC7jM89z #楽天ペイ #楽天スーパーポイント #セブンイレブン
楽天ペイデビューしました!
— 沢木薫 (@sawaki_kaoru71) September 23, 2019
楽天カード以外も使用できるなんて‥締め日でクレカ使い分けができるからキャッシュフローにやさしい😊
Visa、Mastercardが登録できます。
楽天ポイントも使えて便利、楽天Edyもまとめてほしいな🤲#楽天ペイ pic.twitter.com/ZX6wAUrLGy
楽天ペイは、店舗によって最大15%ポイント還元なども開催されており、その人気と評判の高さからTwitterでのツイートも非常に多いの特徴です。
楽天ペイは良心的な手数料なのでやって損はない!
本記事では、楽天ペイ加盟方法から、楽天ペイを導入するメリット・デメリット・評判をまとめて紹介しました。キャッシュレス・消費者還元事業(ポイント還元事業)キャンペーンも後押ししており、キャッシュレス決済化の流れは大きなものとなっています。振込手数料も楽天銀行の口座を開設することで、手数料無料になるので活用しましょう。
本記事を参考に決済手数料の安い楽天ペイを導入して、新規顧客を獲得してみましょう。