dポイントと楽天ポイントの違いを比較!メリットや使い分け/併用して貯める方法も解説!
dポイントと楽天ポイントの違いを比較しながら、メリット、使い分けや併用可否についてご紹介します。マクドナルドやジョーシンでのポイントカード使用の詳しい解説や、dポイントと楽天ポイントを併用してお得に活用する方法などもまとめますので参考にしてください。
目次
- 1dポイントと楽天ポイントの会員数と特徴
- ・楽天市場とドコモの大きなユーザーがいる
- 2dポイントと楽天ポイントを比較:メリット
- ・dポイントのメリット
- ・楽天ポイントのメリット
- 3dポイントと楽天ポイントを比較:加盟店の特徴
- ・街の加盟店は両者多数で大差なし
- ・ネットショッピングは楽天市場の楽天ポイントが有利
- 4dポイントと楽天ポイントを比較:その他・ポイントの特徴
- ・有効期限で有利なdポイント
- ・電子マネーとの相性はどちらもほぼ同じ
- 5dポイントと楽天ポイントを比較:ポイント移行・交換先
- ・両者交換先としておすすめはANAマイル
- ・両者ともポイント活用で投資まで使える
- 6dポイントと楽天ポイントは結局併用がお得!
- 7dポイントと楽天ポイントをお得に貯めて使用しよう
dポイントと楽天ポイントの会員数と特徴
dポイントと楽天ポイントは、Tポイント、Pontaポイントと並んで4大共通ポイントと言われており、会員数を伸ばしている人気のポイントサービスです。dポイントと楽天ポイント、それぞれの会員数と特徴から比較してまとめていきます。
dポイントと楽天ポイントの会員数
- dポイント会員数:7,015万人
- 楽天ポイント会員数:1億人以上(※2019年4月時点)
現時点では、会員数はdポイントよりも楽天ポイントの方が上回っていますが、どちらとも会員数を着実に増やし続けています。
楽天市場とドコモの大きなユーザーがいる
dポイントと楽天ポイントに共通の特徴だと言えるのが、楽天ポイントには楽天市場、dポイントにはドコモというそれぞれの大きな市場とユーザーを持っているということです。
楽天ユーザーは楽天ポイントを、ドコモユーザーはdポイントを、お得に貯めることのできるポイントアッププログラムを展開していることもあり、普段利用しているサービスと同社のポイントを利用するユーザーが多く、dポイントと楽天ポイントは会員数を伸ばしています。
dポイントと楽天ポイントを比較:メリット
dポイントと楽天ポイントを比較していく上で、もっとも気になるメリットについてをそれぞれまとめていきます。
dポイントのメリット
まずは、dポイントのメリットです。
dカードを発行でドコモの利用料金からポイントが付与
ドコモが発行しているクレジットカードである「dカード」を発行すると紐付いているドコモの利用料金からdポイントが付与されます。dカード通常会員は利用料金の1%、dカードGOLD会員は利用料金の10%がポイント還元され、ドコモユーザーはdカードを持っているとかなりお得にポイントを貯められるのでメリットは大きいと言えます。
なお、利用料金には、ドコモ光の利用料金も含まれますが、機種代金の分割支払い分や課金等のコンテンツ使用料はポイント対象外なので注意が必要です。また、dポイントの付与は1000円単位で計算されるので、1000円で端数分にはポイントがつかないということも頭に入れておきましょう。
dカードの入会プレゼントにidキャッシュバックがある
dカードに入会するとiDキャッシュバックを受けられるキャンペーンを実施しています。
特別キャンペーンでポイントアップしていることもありますが、通常期間のポイントでは
- dカード:500円分のiDキャッシュバック
- dカードGOLD:1,500円分のiDキャッシュバック
注意点は、キャッシュバックを受けるためにはエントリーが必要なこととキャッシュバックの有効期限が6ヶ月ということです。
dポイントはドコモサービスでお得にポイント還元
dポイントは、ドコモが提供する「dマーケット」の利用でも、dポイントを貯められることもメリットです。
dマーケットのサービス
- dショッピング
- dデリバリー
- dゲーム
- dマガジン
- dブック
- dトラベル
- d fashion
- dジョブ
- dカーシェア
- dミュージック
- dミールキット
- dキッズ
- dTV
ドコモのdマーケットのサービス内容の種類は豊富で、各サービスの利用でボーナスポイントが付与されるキャンペーンが行われることも多いので、うまく活用すればかなりお得にdポイントを貯められます。ドコモユーザーの人はdポイントをお得に使えるので積極的に活用することをおすすめします。
年会費はdカードも条件付きで無料
dカードの年会費は、初年度無料、次年度以降も原則無料ですが、前年度に1度もショッピングサービスを利用していなければ、税抜1,250円の年会費がかかります。dカードを発行したら、少額でも構わないので必ずショッピング利用をするようにして、無駄な年会費を払うことの無いように気をつけてください。
ドコモユーザーの人は利用料金をdカード支払いしておけば、確実に年会費を払わずにdカードを利用できるのでドコモユーザーの人はdカードを発行するのもいいでしょう。
なお、dカードゴールドは年会費が税抜10,000円となっているので、年会費を払ってまで持つ必要は無いと考える人も多いですが、ドコモユーザー、特にドコモを家族で利用しているという人はdカードゴールドを発行することで、年会費以上にお得にポイントを貯められる可能性があります。
先述の通り、dカードゴールドを持っているドコモユーザーは、毎月のドコモ利用料金の10%分のポイントが付与されるので、現在、月々の利用料金が9,000円以上であれば、ドコモ利用分のポイント還元だけで年会費の元を取ることができます。
また、現在実施中の入会キャンペーンでは、
- 入会で2,000円分
- ドコモ料金の決済方法にdカードを登録で1,000円分
- エントリーと入会の翌月末までに20,000円以上の決済で8,000円分
- 「こえたらリボ」「キャッシングリボ」の設定で合計2,000円分
最大で15,000円分のiDキャッシュバックを受け取れるのでメリットは十分と言えるでしょう。
楽天ポイントのメリット
続いて、楽天ポイントのメリットです。
楽天カードは新規入会でポイントプレゼント
楽天ポイントに入会すると、乳秋ボーナスと利用ボーナスでそれぞれ楽天ポイントが付与されます。
実施中の入会キャンペーン(2019年9月10日現在)
- 新規入会特典:2,000ポイント
- カード利用特典:3,000ポイント
楽天カードの入会キャンペーンのポイントは変動するので、高い時では8,000ポイントにアップすることもあります。楽天カードの発行タイミングを迷っているという人は、楽天カードの公式ホームページで入会キャンペーンの情報を定期的に確認するといいでしょう。
また、ポイントサイトに掲載されている場合、そこからの入会でさらにポイントサイトでもポイントが付与されるので、入会の際にはポイントサイトを比較して入会経路を検討するのもいいでしょう。上手に活用してお得にポイントをゲットしてください。
楽天ポイントは楽天市場でSPUで還元率UP
楽天ポイントの場合は、SPUと呼ばれる「スーパーポイントアッププログラム」があり、対象サービスを併用して利用することで楽天市場でのお買い物で付与される楽天ポイントが最大16倍になります。特に、普段から楽天の関連サービスを利用している人には、SPUを活用することで更にお得にサービスを使えるようになるので大きなメリットになります。
サービス | 倍率 | 達成条件 |
楽天カード | +2 | 楽天市場で楽天カードを利用 |
楽天ゴールドカード/プレミアムカード | +2 | 楽天市場で楽天カードを利用 |
楽天銀行+楽天カード | +1 | 楽天銀行の口座から楽天カード ご利用分を引き落とし |
楽天の保険+楽天カード | +1 | 「楽天の保険」の保険料を 楽天カードでお支払い |
楽天でんき | +0.5 | 加入と利用 |
楽天市場アプリ | +0.5 | 楽天市場アプリでのお買い物 |
楽天証券 | +1 | 月1回500円以上のポイント投資 |
楽天モバイル | +2 | 通話SIMご利用 |
楽天TV | +1 | 楽天TVのNBAまたは パ・リーグSpecial加入・契約更新 |
楽天ブランドアベニュー | +1 | 月1回以上のお買い物 |
楽天ブックス | +0.5 | 月1回1注文1,000円以上お買い物 |
楽天Kobo | +0.5 | 電子書籍を月1回1注文 1,000円以上お買い物 |
楽天トラベル | +1 | 対象サービス・対象期間の利用 |
楽天ビューティ | +1 | 月1回1,500円以上の利用 |
なお、楽天ブランドアベニュー・楽天トラベル・楽天ビューティのポイントアップ条件は2019年10月1日より変更となります。その他、ポイント条件は随時変更されることがありますので、詳細については、その都度楽天の公式ホームページより確認しましょう。
年会費は楽天カードは無料
楽天カード、楽天PINKカードの年会費は永年無料です。家族カードについても同様に年会費無料なので、手軽に発行できるクレジットカードとしてはメリットが大きいでしょう。
なお、楽天PINKカードとは、基本的な楽天カードの内容は網羅しつつ、女性向けのサービスが充実したオプションなどをつけられるので、さらに便利に使えるクレジットカードのことです。
dポイントと楽天ポイントを比較:加盟店の特徴
次は、dポイントと楽天ポイントを加盟店で比較していきます。
街の加盟店は両者多数で大差なし
街中にある加盟店は、数だけでみると楽天ポイント加盟店の方が多いものの、dポイントの楽天ポイントのどちらもかなり多く、街中で買い物をするということに限って言うならば、それほど大きな差は無く使えると言えるでしょう。
ジョーシンやマクドナルドはどちらにも加入
ジョーシンやマクドナルドはdポイントと楽天ポイントのどちらにも加入している珍しいお店なので、ジョーシンまたはマクドナルドを利用した際は、お会計時に、ご自身のお持ちのカードを提示してポイントを貯めるといいでしょう。
ただし、dポイントと楽天ポイントの両方を貯めているという人が、ジョーシンやマクドナルドを利用する時に注意が必要なのが、ジョーシン・マクドナルドともに、楽天ポイントカードとdポイントカードの併用ができないので、どちらか一方のポイントしか貯められないということです。
ジョーシンでは楽天カードまたはdポイントだけを提示してもポイントを貯めることができないので必ずジョーシンのポイントカードを併用しなければなりません。
ジョーシンのポイントと楽天ポイントまたはdポイントを併用することでポイントを2重取りできるというように思っている人が多いのですが、実際は、本来ジョーシンポイントとして付与されるはずだったポイントの一部が楽天ポイントまたはdポイントに付与される形になるので併用してのポイント2重取りはできません。
ジョーシンポイントはあまり使わないので、街中で普段使える楽天ポイントやdポイントの方に少しでもポイントを貯めたいという人にとってはメリットではありますが、ジョーシンを利用することが多くジョーシンポイントを貯めたいという人にとっては併用して提示するメリットは無いでしょう。
マクドナルドではdポイントまたは楽天ポイントを貯めるだけでなく、貯めたポイントを1ポイント=1円単位で使えるので期間限定ポイントなどの消費先としてもマクドナルドはおすすめです。会計金額にポイントが満たない場合、マクドナルドでは差額を現金決済することになります。
また、マクドナルドでポイントを使用して、差額を現金で支払った場合のポイント付与については、楽天ポイントの場合はポイント使用分にもポイントが付与されますが、dポイントは現金で支払った分にのみポイントが付与されますので、マクドナルドでポイントを使用する場合には楽天ポイントの方が有利です。
マクドナルドでのdポイントの使い方や注意点についてはこちらもご参照ください。
マクドナルドでの楽天ポイントの使い方や注意点についてはこちらをご参照ください。
ネットショッピングは楽天市場の楽天ポイントが有利
ネットショッピングをよく利用する場合は、楽天市場の楽天ポイントが有利です。
楽天市場に出店している店舗数はかなり多く、欲しいものを販売している可能性も高くなります。もちろん、dポイントをネットショッピングで使える店もあるものの、まだまだ数が限られています。楽天市場であれば、自動的に楽天ポイントが使えるので、ポイントアップなども併用してより多くのポイントをゲットできる機会が増えます。
楽天市場をよく利用するという人はSPUや楽天スーパーセールなどうまく活用して効率的に楽天ポイントを貯めるのがおすすめです。なお、楽天カードを持っているだけでも、常時3%のポイント率で楽天市場でお買い物ができます。
dポイントと楽天ポイントを比較:その他・ポイントの特徴
dポイント、楽天ポイント、それぞれのポイントの特徴についても比較していきます。
有効期限で有利なdポイント
通常ポイントの有効期限
- dポイント:48ヶ月(4年間)
- 楽天ポイント:獲得月を含めて1年間
期間限定ポイントの有効期限
- dポイント:獲得したポイントによって異なる
- 楽天ポイント:約40~45日
まず、通常ポイントの有効期限を比較すると、dポイントが48ヶ月、楽天ポイントが1年間となっており、4倍もの大きな差があります。
期間限定ポイントに関しては、dポイントの期間限定は獲得したポイントごとに有効期限が設定されているので、楽天ポイントの40〜45日という期限と単純な比較はできませんが、通常ポイントでこれだけの差があると、有効期限についてはdポイントの方がメリットが大きいと言えます。
電子マネーとの相性はどちらもほぼ同じ
電子マネー・スマホ決済をするときにポイントを使えるかどうかというのも重要なところですが、dポイントも楽天ポイントも電子マネー決済にポイントを使用できます。
電子マネー | スマホ決済 | |
楽天ポイント | 楽天Edy | 楽天ペイ |
dポイント | iD | d払い |
どの方法でもスマホさえあれば、気軽に使えるので街中でのお買い物の際は便利です。普段の利用に関しては、dポイントも楽天ポイントも電子マネーとの相性に大差は無いので、自分の使いやすいものを選ぶか、どちらも併用して使っていく場合には、ポイントアップキャンペーンが実施されているかどうかなどでどちらを使用するか選ぶと良いでしょう。
dポイントと楽天ポイントを比較:ポイント移行・交換先
dポイントや楽天ポイントは、先ほどご紹介したようにマクドナルドやジョーシン、その他の街のお店・ネットショッピングでの利用ができますが、それ以外にも、ポイントを以移行・交換して使うことも可能です。ここでは、dポイントと楽天ポイントのポイント移行・交換先について比較していきます。
両者交換先としておすすめはANAマイル
dポイントと楽天ポイント、どちらにも対応している移行・交換先でもっともおすすめしたいのが、ANAマイルです。陸マイラーという言葉も少しずつおなじみになりつつありますが、マイルから特典航空券へ交換することで国際線・国際線のフライトをお得に利用できますので、飛行機に乗る機会があるという人は押さえておくといいでしょう。
なお、dポイントからANAマイルへの交換は、少し特別な方法になるのでその点についてもしっかり解説します。
まず、楽天ポイントをANAマイルへ移行・交換する場合です。楽天ポイントからANAマイルへの移行は、簡単に行うことができ、交換レートは2ポイント=1マイルで50%となっています。
一方、dポイントからANAマイルへの移行・交換は少し特殊な方法を使う必要があります。dポイントの交換先にはANAマイルは入っていませんので、直接交換して飛行機を利用したいという人は直接移行・交換して使えるJALマイルを選択するといいでしょう。
なぜ、dポイントの移行・交換先としてJALマイルよりもANAマイルがおすすめなのかは、交換レートが理由となっています。dポイントからJALマイルへの移行の場合の交換レートは2ポイント=1マイルで50%ですが、dポイントを特殊ルートでANAマイルへ移行することで交換レートを65.6%にすることができます。
dポイントをANAマイルへ移行・交換するには、dポイント→Pontaポイント→LINEポイント→メトロポイント→ANAマイルというルートをたどる必要があります。
交換ルートは高いものの、移行するために経由するポイントが多く、移行完了まで時間がかかるというデメリットもありますので、楽天ポイントをマイル交換するのと比較すると、ポイント移行・交換に慣れていない人には少し難しいかもしれません。
ただし、ANAマイルへの交換レートとしては、最大81%とももっと高いレートで交換ができるポイントやルートも存在するので、自分にとって、dポイントや楽天ポイントをANAマイルに移行・交換することに価値があるのかを考えた上で移行するようにしましょう。
両者ともポイント活用で投資まで使える
楽天ポイントもdポイントも、どちらもポイント投資に活用して使えることもメリットです。投資を始めてみたいけど、やり方が難しそうだと思っている人や、不安が大きくてなかなか踏み出せないという人からも、ポイント投資なら手軽に、簡単に投資を始められるので人気を集めています。
dポイントと楽天ポイントは結局併用がお得!
dポイントと楽天ポイントを比較した結果、実際dポイントと楽天ポイントは、圧倒的にどちらが優れているということはなく、あくまでも、普段使っているサービスとお得に併用できるかどうかや、使用したいお店が加盟店になっているかどうかなどの細かい状況に応じて、お得に使えるポイントが異なるということが分かりました。
ドコモと楽天関連の各サービスと併用したり、それぞれの会社が発行しているクレジットカードを発行したりすることで、よりお得にポイントを貯めて使えるので、自分が普段使うサービスのクレジットカードを発行してポイント倍率をアップするのもいいでしょう。
1番お得にポイントを貯めたいという人は、dポイントカードと楽天ポイントカードの両方を持っておき、状況に応じてポイントを貯めたり使ったりと、いいとこ取りをするために併用していくのがおすすめです。
dポイントと楽天ポイントをお得に貯めて使用しよう
楽天ポイントとdポイントを両方併用しながらよりお得に使えるようにしたいという人は、スマホでdポイントと楽天ポイントを使えるように、それぞれのアプリを使うのがおすすめです。アプリさえダウンロードしてあれば、スマホ1つでポイントを集約できるので、持ち運びにも便利ですし、いつでもポイントを確認できます。
dポイントと楽天ポイントのそれぞれのメリットを活かしながら、ポイントを貯めてお得に使いましょう。