楽天の期間限定ポイントを楽天ペイで使う方法!優先的に消費されるようにするには?
楽天グループのスマホ決済サービス・楽天ペイでは、楽天スーパーポイントの期間限定ポイントも料金の支払いに利用できます。しかも期間限定ポイントを優先して使えるため、有効期限の迫っているポイントの消費に重宝します。楽天ペイでの期間限定ポイントの使い方をまとめました。
目次
楽天ペイで使える楽天ポイントについて
近年では、ショッピングなどの料金をスマートフォンでキャッシュレス決済できるアプリが流行っています。その中でも楽天グループが展開しているスマホ決済アプリ・楽天ペイは、ずば抜けた人気を誇っています。
2019年1月にMMD研究所がスマートフォンを所有している20歳~69歳の男女887人を対象に調査を実施した結果、楽天ペイは国内QRコード決済サービスの中で最もシェア率の高い存在であることが判明しました。
楽天ペイの人気の理由として、「楽天スーパーポイントとの連携性」が挙げられます。楽天ペイアプリを使って料金を支払うと、200円ごとに1ポイントの楽天スーパーポイントが付与されます。
また、楽天ペイではアプリに紐付けしたクレジットカードで決済を行いますが、支払い金額に楽天スーパーポイントを充当できる魅力があります。楽天市場といった楽天グループ以外の場所でも楽天ペイを使えるので、普段の買い物時に大変便利です。
期間限定ポイントも使える
楽天スーパーポイントには、「通常ポイント」と「期間限定ポイント」の2種類があります。それぞれのポイントには、以下のような有効期限が設定されています。
- 通常ポイント:最後にポイントを獲得した月から1年間
- 期間限定ポイント:ポイントごとに異なる(短い時には1か月以内)
通常ポイントと比べると、期間限定ポイントには非常に有効期限が短くて使いづらいデメリットがあります。
なるべく無駄なく期間限定ポイントを使い切りたい時には、楽天ペイがおすすめ。楽天ペイでは期間限定ポイントも支払いに使えるので、全ての取得ポイントを最大限に有効活用することが出来ます。
期間限定ポイントの有効期限
有効期限を迎えた期間限定ポイントは、その時点で失効します。失効した期間限定ポイントは楽天ペイでも使用することが出来ません。
期間限定ポイントをフル活用するためには、日頃から期間限定ポイントの有効期限をチェックしておく使い方が大切です。
自分の保有している楽天スーパーポイントの有効期限は、楽天ポイントクラブで詳細に確認することが出来ます。楽天ペイアプリから直接移動することも出来ますが、以下のリンクにアクセスして楽天ポイントクラブアプリをインストールしておくのもおすすめです。
期間限定ポイントが優先的に使用される
楽天ペイアプリで楽天スーパーポイントを使って料金を支払う場合、通常ポイントより期間限定ポイントを優先する便利な仕様になっています。楽天スーパーポイントと楽天キャッシュの使用優先度は、設定画面でカスタマイズ可能です。
- ポイント優先:期間限定ポイント → 通常ポイント → 楽天キャッシュ
- キャッシュ優先:楽天キャッシュ → 期間限定ポイント → 通常ポイント
なお、楽天キャッシュを持っていない時は、設定画面上に「ポイント優先」・「キャッシュ優先」の表示が出ません。
だいぶ出遅れたが楽天ペイを使い始めた。
— エコフリ@投資ブロガー (@economic_free_) August 31, 2019
楽天スーパーポイントの中でも「期間限定ポイント」が使えるようなので、
「期間限定ポイント」の使いみちはこれにしよう。
楽天ペイで期間限定ポイントを使う準備
楽天ペイで楽天スーパーポイントを使うためには、アプリ上で簡単な初期設定を済ませておく必要があります。楽天ペイで期間限定ポイントを使う準備手順を見ていきましょう。
利用前の準備について
まずは、自分のスマホに楽天ペイアプリをインストールしましょう。
以下のリンクにアクセスして、iOS版またはAndroid版の楽天ペイアプリをダウンロードしてください。自動的にインストールが行われた後、「開く」ボタンをタップすれば楽天ペイアプリが起動します。
画面を横にスワイプしてチュートリアルに目を通したら、「はじめる」ボタンをタップしてください。
設定の手順
楽天会員のログイン画面が表示されます。楽天ID・パスワードを入力して、「ログイン」ボタンをタップしてください。
すでに楽天ペイアプリにログインしたことのある場合は、「〇〇さんでログインしますか」というメッセージが表示されてIDやパスワードの入力が省かれます。
楽天ペイアプリの利用規約に目を通したら、「全ての規約に同意して次へ」をタップしてください。
楽天IDに登録してあるクレジットカード情報が一覧表示されます。楽天ペイの支払い元として設定したいカードを選択し、「設定する」ボタンをタップしてください。
「ポイントを自動的に使いますか?」というメッセージが表示されます。「はい(おすすめ)」をタップすれば、自動的に楽天スーパーポイントが充当されて期間限定ポイントを有効活用できるようになります。
「すべてのポイント/キャッシュを使う」の「設定」をタップすれば、ポイントの使い方をいつでも変更できます。
- 「すべて使う」を選択すると、保有している楽天スーパーポイント(期間限定ポイント含む)を決済時に全て使用する
- 「一部使う」を選択すると、決済時に消費したいポイント数を細かく指定できる
- 楽天キャッシュも保有している場合は、楽天スーパーポイントと楽天キャッシュの使用優先順位を決めておく
- 設定が完了したら、「次回もこの設定を使う」にチェックを入れて「OK」をタップする
期間限定ポイントの残高の確認方法
楽天ペイアプリのメイン画面では、楽天スーパーポイントの総保有ポイント残高・期間限定ポイントの内訳が常時表示されています。
ポイント欄をタップすると、楽天ポイントクラブのページに移動します。
楽天ID・パスワードを入力して楽天ポイントクラブにログインすれば、自分の会員ランクや保有ポイントの具体的な有効期限を確認することが出来ます。
利用できるポイント上限について
楽天ペイアプリの利用上限金額は、1回あたり最大50万円です。また、楽天ペイで使用できるポイント数にも、楽天会員ランクに応じて以下の表のような上限設定があることに注意してください。
|
ダイヤモンドランク | |
---|---|---|
1回あたりの使用可能ポイント上限 | 30,000ポイント | 500,000ポイント |
1か月あたりの使用可能ポイント上限 | 100,000ポイント | 500,000ポイント |
ただし、コンビニで楽天ペイ決済を行う場合、1回あたりの利用可能ポイント数が4,000ポイントまでに制限されます。
キャンセルのポイント変換について
もしも楽天ペイでポイントを使って決済した商品をキャンセルした場合、ポイント返還のルールは以下のようになります。
- 取引当日のキャンセル:当日中にポイントが返還される
- 取引の翌日以降のキャンセル:キャンセル日から10日程度で返還される
一般的にはポイントも全額返金されます。しかし、期間限定ポイントを使用した場合、有効期限を過ぎてしまった期間限定ポイントは返還されないことに気をつけてください。
楽天ペイで期間限定ポイントを使う方法
クレジットカードの紐付けやポイントの使い方などの初期設定が完了したら、いつでも楽天ペイ決済を行うことが可能です。ここからは、実際に楽天ペイで料金を支払う方法について見ていきましょう。
店舗での使い方について
店頭で楽天ペイを使う場合、「コード払い」・「QR払い」・「セルフ払い」の3種類の決済方法があり、基本的にはどの使い方を選んでも構いません。
コンビニ・ドラッグストア・レストランなど幅広い業種で使用できるので、事前に楽天ペイアプリを使える店舗を調べておくと良いでしょう。
コード払い
コード払いは、スマホの画面上に表示されるバーコード・QRコードを店のレジで読み取ってもらう決済方法です。
- 楽天ペイアプリを起動して「コード・QR払い」をタップする
- レジのスタッフにバーコード・QRコードを提示して読み取ってもらう
- 支払い完了
QR払い
QR払いは、店側から提示されたQRコードをスマホのカメラアプリで読み取る決済方法です。
- 楽天ペイアプリを起動して「QR読み取り」をタップする
- スタッフから提示されたQRコードを読み込む
- 決済金額を入力する(自動入力される場合もあり)
- 確認画面でスライドを横にスワイプする
- 支払い完了
セルフ払い
セルフ払いは、レジに並ぶことなく好きなタイミングで代金を送信できる決済方法です。
- 楽天ペイアプリを起動して「セルフ」をタップする
- 一覧表示された店舗の中から該当のお店を選択する
- 「このお店でお支払いする」をタップする
- 決済金額を入力する(間違えないように注意)
- 確認画面でスライドを横にスワイプする
- 支払い完了
ネットでの使い方について
無印良品やベルーナなど楽天ペイに対応しているインターネットショッピングサイトでは、代金の支払い時に楽天ペイを利用することが出来ます。
- 欲しい商品をショッピングカートに入れて決済画面に移動する
- 支払い方法で「楽天ペイ」を選択する
- 楽天IDでログインする
- 「ポイントを利用する」にチェックを入れて使いたいポイント数を入力する(期間限定ポイントから優先して消費される)
楽天ペイで期間限定ポイントが使えない原因
楽天ペイは便利でセキュリティレベルが高く、非常に優れた決済サービスです。しかし、利用に際して注意すべき点もあります。
- 楽天ペイで使えるポイント数には上限がある
- 仮ポイント(楽天スーパーポイントとして確定していないポイント)は期間限定ポイントであっても楽天ペイで使用できない
- 決済時に50ポイント以上の確定ポイント(利用可能なポイント)を持っていない場合、楽天ペイでポイント支払いが出来ない
その他にも楽天ペイで正常に決済できない場合があるので、以下のようなケースに気をつけてください。
100円未満の支払いに対応していない店舗がある
インターネットショッピングの場合、 楽天ペイの最低決済金額は100円に設定されています。したがって、多くのオンラインストアでは100円未満の支払い時に楽天ペイ決済を利用することができません。
どうしてもオンラインショップで楽天ペイを使いたい場合は、購入する商品数を増やして合計金額を100円以上にしてください。
全額ポイント払いに対応していない店舗がある
不正利用を防止するため、楽天ペイでの全額ポイント支払いを受け付けていないオンラインストアがあります。
セキュリティの厳しいストアで期間限定ポイントを消費したい場合は、利用するポイント数を合計金額未満に指定してから決済を行いましょう。
楽天ペイで期間限定ポイントを利用しよう!
今回は、楽天ペイで期間限定ポイントを支払いに充てる使い方やその注意点などをご紹介いたしました。最後に本記事の要点をまとめると、以下の5点が挙げられます。
- 楽天ペイなら、実店舗・ネットショッピング、どちらの決済時でも楽天スーパーポイント(期間限定ポイント含む)を使える
- しかも通常ポイントより期間限定ポイントが優先して消費されるため、有効期限の迫っている期間限定ポイントを無駄なく使えるメリットがある
- 楽天ペイは、スマホにアプリをインストールして楽天ID・クレジットカードの紐付け等を行うだけですぐに使える
- 店員にスマホの画面を見せる「コード払い」や、店側から提示されたQRコードを読み取る「QR払い」などの決済方法がある
- ただし、一度に使えるポイント数は楽天会員ランクに応じて異なる、キャンセル時に有効期限の切れた期間限定ポイントが返還されない恐れがある、100円未満の支払いに対応していない店舗がある、などの点に注意が必要
楽天ペイを利用すれば期間限定ポイントを無駄に失効させてしまう心配がなく、楽天会員の強みを最大限に活かすことが出来ます。
スマホ決済アプリの使い方が分からなくて悩んでいる方は、ぜひ本記事を参考にして楽天ペイを使いこなせるようになってください。