2019年08月25日更新
ポケモンGOのソフトBAN発生条件とペナルティの症状・解除方法を解説
ポケモンGOをプレイしていると、ときおりポケモンが表示されなくなったり、木の実が与えられなくなったりします。ポケモンGOを一時的にBANされているこの状態を「ソフトBAN」と呼びます。本記事ではこのソフトBANの各種ペナルティとその解除の方法をお教えます。
目次
ポケモンGOのソフトBANとは
ポケモンGOを「熱心に」プレイしていると、ついついポケモンGOの運営元が想定しているプレイスタイルとズレたプレイをしてしまうことがあります。たとえば短時間に大量のきのみを与えたり、多くのポケストップを回したり、高速で移動しながらプレイしたりすると、「ソフトBAN」と呼ばれる短期間のペナルティを受けます。
BANとは、英語で「禁止令」とか「追放令」という意味です。ポケモンGOをはじめとするオンラインゲームでは、チートやBOTといった、いわゆる「ズル」をしたと見なされると、警告を受けたり、ゲームプレイを制限されたり、ペナルティを受けたり、最悪アカウントを凍結されたりします。
永久BANとの違い
特殊なツールやアプリを使って、家にいながらポケモンGOのイベント地点の特別なポケモンを捕まえたり、違う国の地域限定ポケモンをゲットしたり、あるいは一歩も動いていないのに何十kmも歩いたように見せかけたり、自動的にポケモンを捕まえたりといった悪質なトレーナーは、ポケモンGOのアカウントが凍結され「永久BAN」となります。
それに対し「ソフトBAN」は、ポケモンGOの運営元が想定する、いろいろなところを歩き回って楽しむというプレイスタイル対して、短期間にきのみを与えすぎたり、ポケストップを回りすぎたり、ポケモンを大量に捕まえすぎたり、車などで動き回るといった熱心すぎるプレイに対して、短期間の警告を与えるものを指します。
このソフトBANの各種制限は、ある程度の時間が経つと解除されます。本記事では、具体的にはソフトBANによってどのようなペナルティを受け、どうやってそのペナルティを解除するのかについて説明します。
ポケモンGOのソフトBAN発生条件とペナルティの症状と解除方法
まずは、ポケモンGOのソフトBANがどのような条件で発生し、どんなペナルティを与えられ、そしてどうすれば解除されるのかについて、説明します。
ポケモンGOのソフトBAN発生条件とペナルティの症状
最初に、ポケモンGOのソフトBANの発生条件とそのペナルティについて、説明します。
きのみBAN
- 概略……きのみをポケモンに与える数が多すぎると、以後ポケモンにきのみを与えられなくなります。
- 発生条件……きのみBANは、30分以内に10匹のポケモンに1匹当たり10個きのみを与えると発生するソフトBANです。きのみは30分に10匹まで、そして1匹に10個までしか与えることができません。
- 制限……このペナルティが発生すると、「ポケモンはもうきのみを欲しがっていないようだ。」という警告が表示されて、それ以降はすべてのポケモンにきのみをあげられなくなります。
ポケストップBAN
- 概略……ポケストップを回す回数が多すぎると、以後ポケストップを回しても道具やXPが得られなくなります。
- 発生条件……ポケストップBANは、24時間以内に1,500回ポケストップを回すと発生するソフトBANです。
- 制限……このペナルティが発生すると、ポケストップやジムを回そうとするたびに「少し時間をおいてください」という警告が表示され、道具もXPも手に入らなくなります。
捕獲BAN
- 概略……ポケストップを捕獲する数が多すぎると、ポケモンに逃げられるようになります。
- 発生条件……捕獲BANは、24時間以内にポケモンを2,500匹捕獲、かつ1週間(168時間)以内に14,000匹捕獲すると発生するソフトBANです。
- 制限……このペナルティが発生すると、ポケモンの捕獲画面に入ったところで必ずポケモンに逃げられてしまいます。
レイドBAN
- 概略……捕獲するポケモンの数が多すぎると、レイドボスを捕獲できなくなります。
- 発生条件……レイドBANは、24時間以内に野生ポケモンを500匹捕獲すると発生するソフトBANです。捕獲BANに比べて、1/5の捕獲数で発生することに注意してください。
- 制限……このペナルティが発生すると、レイドバトル後の捕獲チャレンジでレイドボスが捕獲できなくなります。ボールを投げても必ずボールから逃げだし、最後のボールから逃げ出したところで完全に画面から逃げ去ります。
高速移動捕獲BAN
- 概略……高速移動中には、ポケモンが捕まえられなくなります。
- 発生条件……高速移動捕獲BANは、100数十km/h以上の移動中にポケモンを捕獲しようとすると発生するソフトBANです。
- 制限……このペナルティが発生すると、ポケモンを捕まえようとしても、捕獲画面で必ず逃げられてしまいます。
ポケモン表示BAN
- 概略……エンジン付きの乗り物による移動中は、ポケモンが表示されなくなります。
- 発生条件……ポケモン表示BANは、40km/h以上で移動中のときに発生するソフトBANです。GPSによる位置情報が乱れた際にも、40km/h以上の速度で動いたと見なされて発生することもあります。
- 制限……このペナルティが発生すると、「移動速度が速いためプレイを制限しています」という警告が表示されて、それ以降はフィールドマップ上にすべてのポケモンが表示されなくなります。
レアBAN
- 概略……不正ツールを使用すると、レアポケモンが現れなくなります。
- 発生条件……レアBANは、Googleアカウントをツールに利用させて各種情報を得ていると発生するソフトBANです。
- 制限……このペナルティが発生すると、ミニリュウやヨーギラスといったレアポケモンがポケモンGOに出現しなくなります。
ポケモンGOのソフトBANのペナルティ解除方法
ポケモンGOのソフトBANの発生条件とペナルティについて説明したところで、ここからはそのペナルティの解除方法をお教えします。
きのみBAN
制限に該当する最初の個体にきのみをあげた時点から30分後に、ペナルティが解除され「ポケモンはもうきのみを欲しがっていないようだ。」という警告が出なくなります。
ポケストップBAN
1時間単位で、ポケストップを回した回数がリセットされます。たとえば24〜23時間前に200回、それ以降に1300回回したとすれば、1時間後には200回分の回した回数がリセットされます。そうなると24時間以内に1300回しか回していないことになりますから、「少し時間をおいてください」という警告なしにポケストップを回せるようになります。
捕獲BAN
ポケストップBAN同様、1時間単位でポケモンの捕獲数がリセットされます。そのため、1時間経てば捕獲画面で必ずポケモンに逃げられることはなくなります。
レイドBAN
レイドBANも捕獲BAN同様、1時間単位でポケモンの捕獲数がリセットされ、1時間経てば捕獲画面で必ずポケモンに逃げられることはなくなるものと思われますが、正確な条件は不明です。
高速移動捕獲BAN
高速移動捕獲BANは、高速移動を中止すれば解除されます。新幹線や特急列車の乗車中はポケモンGOをプレイしないのがおすすめです。
ポケモン表示BAN
ポケモン表示BANは、速度が40km/h以下になれば数秒で解除されます。バスに乗っていた場合などは、バス停や信号待ちの間であればポケモンを捕まえることが可能です。
レアBAN
レアBANは、不正ツールの利用をやめて1週間ほど経てば解除され、またレアポケモンを捕まえられるようになります。1週間の間はレアポケモンこそ出ませんが、それ以外のポケモンGOプレイは可能です。
ポケモンGOでソフトBANを回避するには?
ポケモンGOのソフトBANに値する行為は、どれも運営元に「やりすぎ」と解釈されるものです。ポケモン表示BANは、車やバイクを運転中のポケモンGOプレイに警告を発するものですし、徒歩や自転車といった人力によらない移動中のポケモンGOプレイを避けてほしいという気持ちの表れです。
同様に捕獲BANやレイドBANは、ポケモンGOをやり込みすぎないでという警告でもあります。
制限に気をつける
ポケモンGOのソフトBANを回避するには、発生条件の制限値に達するまでポケモンGOをやり込みすぎないということです。あくまで空き時間にプレイしている程度であれば、これらのソフトBANに引っ掛かることはありません。
高速で移動する時のプレイは控える
また、ポケモンGOでは人力の移動ではないと思われる速度での移動中は、基本的にプレイできないようになっています。車や電車に乗っている間は、ポケモンGOのプレイは控えてください。
ポケモンGOのソフトBANには気をつけよう
以上、ポケモンGOのソフトBANについて説明しました。ソフトBANも、時間さえ経てばペナルティが解除されますし、ポケモンGOにのめり込みすぎたり、乗り物の中でポケモンGOをプレイしたり、不正ツールを使ったりしなければ、まずソフトBANの条件に達することはありません。ポケモンGOにのめり込みすぎず健全なプレイを心がけてください。