2019年08月24日更新
Pontaポイント運用の口コミや評価!ポンタで投資するメリットデメリットを解説!
Pontaポイントの運用ができるようになりましたが、まだその方法やメリット、デメリットを知らない人も多いのではないでしょうか。今回はPontaポイント運用のメリット、デメリットはもちろん、口コミや評価も合わせて紹介します。是非参考にしてください。
目次
- 1Pontaポイントを運用する仕組みを解説
- ・手持ちのPontaポイントで株式投資ができるサービス
- ・銘柄毎に毎日値動きするポイントに交換して運用
- ・ポイント運用できる銘柄一覧
- 2Pontaポイントを運用するメリット
- ・Pontaを使っていればすぐにはじめられる
- ・株式やETFから投資する銘柄を選べる
- ・20ポンタポイントから1ポイント単位で投資できる
- ・運用中はポンタポイントの有効期限がなくなる
- ・運用中に銘柄変更や運用休止が簡単にできる
- ・投資初心者が運用に慣れるために活用できる
- 3Pontaポイントを運用するデメリット
- ・ポイント引き出し手数料が5%と高い
- ・配当金や株主優待は対象外
- ・ポイント引き出しが20ポイント単位
- 4Pontaポイント運用の口コミ・評価を調査
- 5Pontaポイントの運用は投資を試してみたい人向け
Pontaポイントを運用する仕組みを解説
まずはPontaポイントを投資・運用していく上での基本的な仕組みを解説していきます。
手持ちのPontaポイントで株式投資ができるサービス
Pontaポイントを運営しているロイヤリティマーケティング社が、STOCKPOINT社という個別株式ポイント投資サービスを展開している会社と提携して、手持ちのPontaポイントを使って株式銘柄に投資・運用できるサービスです。
最近では、他社のdポイントや楽天ポイントなどもポイント運用ができるサービスとして知られていますが、Pontaポイント運用は、2019年4月に始まったばかりのポイント投資サービスです。日頃Pontaポイントをよく使う人を中心に注目されています。
銘柄毎に毎日値動きするポイントに交換して運用
個別に銘柄を選んで投資ができ、その銘柄の株価やマーケットの価格に応じて、銘柄に対して投資したポイントも日々変化します。投資した銘柄の株価が上がれば、その銘柄に投資したポイントも増加しますし、株価が下がれば、ポイントも減少します。普通の株式投資と同じような仕組みになっています。
ポイント運用できる銘柄一覧
ポイント運用できる銘柄は以下の通りです。(2019年8月24日現在)
- ゲオホールディングス
- 日本航空
- 三菱UFJフィナンシャル・グループ
- リクルートホールディングス
- ローソン
- 上海株式指数・上証50連動型
- ダウ・ジョーンズ工業株30種平均
- 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型
- ジャパンリアルエステイト投資法人
今のところは上記9銘柄となっていますが、今後も新しい銘柄が追加されていく予定になっています。
Pontaポイントを運用するメリット
続いて、Pontaポイントを運用する上で気になる人が多いメリットをまとめていきます。
Pontaを使っていればすぐにはじめられる
やはり、そのPontaの手軽さがメリットとして挙げられます。普通に株式投資を始めようとすると、基本的にまずは証券口座を開設するなど準備をすることが必要になりますが、Pontaポイントの運用であれば、その必要はありません。
普段からポンタ会員IDを持っているポンタユーザーであれば、Pontaポイント運用サービスに登録するだけでいつでもすぐに投資・運用を開始できるので、Pontaポイントを日頃から使っている人も多いので大きなメリットです。
株式やETFから投資する銘柄を選べる
Pontaポイント運用では、日本企業の国内株式・ETF・REITの3種類からポイントを運用する銘柄を選べます。
投資や運用のことをあまり知らない人にとっては、投資の種類については聞きなれない言葉かもしれませんが、ETFは「上場投資信託」というもので、上場企業の株にまとめて投資ができ、REITは「不動産投資信託」というもので、株ではなく不動産に投資ができるセットというイメージで、異なる対象への投資が可能となっています。
国内株式1社の株だけに絞って投資すると、経営難などでその銘柄の株価が下がった時、運用額の全てが目減りしてしまうというリスクがあるので、株投資をする場合には、複数の企業に分散投資した方が、運用リスクも分散できて安全だとされています。
Pontaポイント運用をする際も、日本企業の国内株式・ETF・REITのそれぞれの銘柄にバランスよく分散投資をすることで、メリットを活かした運用が可能です。実際にポイント運用を始める際にも注意したいポイントです。
20ポンタポイントから1ポイント単位で投資できる
Pontaポイント運用では、20ポイントという少額から1ポイント単位での投資・運用が可能です。ポンタカードは持っているけどそんなにポイントは貯まっていないという人でも、Pontaポイント運用なら大丈夫です。気軽に運用を始めてみることができるので、投資に対してのハードルはかなり低いという点でも評価されています。
運用中はポンタポイントの有効期限がなくなる
通常、ポンタポイントは、最終利用日(最終のポイント加算日または、ポイント利用日)から1年間の有効期限がありますが、運用中であれば、ポイントの有効期限がなくなります。ポイントの有効期限を気にせず、運用が可能なのでたくさんポイントがあるというポンタユーザーにとっては大きなメリットだと言えます。
運用中に銘柄変更や運用休止が簡単にできる
運用中でも、マイページから、簡単に投資する銘柄の変更や運用の休止が可能です。マイページのメニューから「ポイント運用をとめる」を選択することで、銘柄ポイントを未運用ポイントに変更でき、ポイントの変動がなくなります。「未運用ポイント」にした状態で他の銘柄を選べばポイント投資先銘柄の変更が可能です。
ただし、先ほど運用中のポイントについては有効期限がなくなるとお伝えしましたが、未運用ポイントには1年間の有効期限がありますので、運用ポイントから未運用ポイントへ移す際にはポイントの有効期限に注意が必要です。
投資初心者が運用に慣れるために活用できる
投資初心者が、通常の株式投資・運用を始めようと思うとなかなか難しい部分がたくさんありますが、Pontaポイント運用であれば、設定も操作も簡単なので初心者でも運用がしやすくなっています。
投資・運用を始めてみたいけど、何から始めたら良いか迷っている人や、資産運用に漠然とした不安を持っている人など、投資初心者がポイントを使って気軽に運用可能です。
Pontaポイントを運用するデメリット
ここまでPontaポイントを運用するメリットをまとめましたが、もちろん運用するにあたってはデメリットもあります。メリットだけではなくデメリットもしっかりと把握した上でポンタポイントを運用に使うかどうかを判断する必要があります。
ポイント引き出し手数料が5%と高い
最大のデメリットとも言えるのがポイント引き出し手数料が5%かかるということです。dポイントや楽天ポイントなのど他社ポイント投資では手数料がかからないので、このデメリットは大きいです。
通常の株式投資・運用をしたことがある人なら分かるかもしれませんが、引き出し手数料が5%というのはかなり高く、投資家の間では「ぼったくり」と言われている「ファンドラップ」でも手数料3%ですのでこの手数料は致命的なデメリットと言って間違いないでしょう。
もちろん投資で5%以上の利益を出すことができれば、手数料を差し引いても利益はでますが、この5%以上の利回りを達成することは、投資家でも容易ではありませんので、安定したポイント投資は難しいとも言えます。
また、運用手数料は0.00329%が自動的に日々控除されています。数字で見るとかなり小さいので気にならないという人も多いですが、dポイントを始めとする他社が運営しているポイント投資では運用サービス手数料が無料のケースが多く、他社と比較すると、小さいながらもデメリットになるでしょう。
配当金や株主優待は対象外
5%という高い手数料を回収するために、配当金や株主優待を狙っていくことを考える人もいるかもしれませんが、Pontaポイント投資では、配当金や株主優待は対象外となっています。5%という引き出し手数料を回収する道が1つ絶たれることになるので、これも安定した運用を目指すにあたっては大きなデメリットだと言えます。
ポイント引き出しが20ポイント単位
運用ポイントは20ポイント単位で、Pontaポイントとして引き出せますが、楽天ポイントやdポイントのポイント投資では1ポイント単位で引き出せます。端数のポイントは未運用ポイントとして置いておくことができますが、未運用ポイントには1年間の有効期限があるので注意が必要です。
Pontaポイント運用の口コミ・評価を調査
では、実際にPontaポイントについての口コミや評価を見ていきます。ポンタユーザーのリアルな声なので、Pontaポイント運用を始めようか迷っているという人は是非参考にしてください。
良い口コミ・評価
「余ったポイントで気軽に始められる」
「もし、損をしてしまってもポイントだから安心」
「ポイントの有効期限がなくなるというのは良い」
Pontaポイント運用サービスに良い評価をしている人の口コミを見ると、運用方法がよくわからない人にも始め方などが分かりやすく、それでももし損をしてしまってもポイントなので安心できるという点が投資初心者の人から評価されています。
悪い口コミ・評価
「手数料が高すぎて利益が出せるとは思えない」
「配当金がもらえないのは痛い」
「投資できる銘柄が少ない」
「ポンタで投資するくらいならdポイントで投資する方がいい」
一方、Pontaポイント運用サービスに悪い評価をしている人の口コミを見てみると、高い手数料がかかることや配当金がもらえないことに対しての不満が特に多かったです。Pontaポイント運用サービスとdポイント投資を比較している人も多く、dポイント投資の方がおすすめだという人も多数見られました。
Pontaポイントからdポイントへ交換できることからも、dポイント投資を勧める声が多いようです。
実際の口コミを見てみたところ、良い評価、悪い評価どちらももありましたが、現状では、悪い評価を受けている口コミが多く見られたという結果になりました。
Pontaポイントの運用は投資を試してみたい人向け
今回は、Pontaポイントの運用についてご紹介しました。Pontaポイントの運用は誰でも始めやすく、簡単だというメリットの一方で、安定して利益を出すには、高い手数料がかかることや配当金や株主優待が対象外であることなどのデメリットが多く、Pontaポイントの運用は投資を試してみたいという初心者向けのサービスだと言えます。
ある程度、運用のことが分かるという方は直接、株式投資をするか、他社のポイント運用サービスにすることも検討しましょう。まずは余ったポイントを使って始めたい方、運用は初心者だけど投資や運用を始めてみたいという方はPontaポイントの運用から始めてみるのもいいでしょう。