PayPay IDの設定方法!メリット・注意点やユーザーIDとの違いを解説
PayPayにはユーザーIDとPayPay IDがあります。PayPayのこの2つのIDの違いとはどのようなものがあり、PayPay IDの設定にはどのようなメリットがあるのでしょうか。この記事ではPayPayのIDについてみていきましょう。
目次
PayPayのIDには2種類ある!その違いは?
PayPayの設定ではオプションでPayPay IDを設定できます。実は、PayPayには自分で設定できるPayPay IDの他に、ユーザーIDと言うものもあります。
PayPayのこの2つのIDの違いとはいったいどういうものがあり、PayPay IDを設定するメリットにはどのようなものがあるのかいうことについてこの記事では詳しく解説します。まずはPayPayの2つのIDの違いについて見ていきましょう。
ユーザーIDとは?
PayPayの2つのIDの違いについて、まずはユーザーIDについて見ていきましょう。PayPayのユーザIDとは、PayPayにアカウントを作成したときに自動的に割り当てられるIDのことです。ランダムな16桁の英数字の羅列で割り当てられるもので、PayPayの運営側がユーザーを識別するために利用します。
ユーザー側としては、運営側へ問い合わせをするときなどに利用することがありますが、ユーザーが普段PayPayを利用する上でユーザIDを使う機会はほとんどありません。
PayPay IDとは?
PayPay IDとは、自分で設定することができるIDのことです。利用できる文字は英数字だけですが、ユーザーIDとは違い自分で好きなように文字列を決めることができます。他のユーザーと同じPayPay IDは使えませんが、他の人が使っていなければ、自分の名前やニックネームなど他の人が覚えやすい文字列でアクセスすることができます。
PayPay IDはPayPayを支払いの時に利用するだけであれば設定する必要はありませんが、個人送金を利用するときに利用することがあります。
PayPay IDは設定したほうがいい?そのメリットとは?
PayPayのアカウントを作るときに、PayPay IDの設定画面も出てきますが、PayPay IDの設定はスキップすることもできます。PayPayを利用する上で、PayPay IDは設定した方がメリットがあるのかどうかみていきましょう。
PayPayにわかりやすい固有IDを設定できる
PayPay IDを設定するメリットというのは、PayPayにわかりやすい自分だけの固有のIDを設定できるという点があります。PayPayアカウントを作成した時に自動的に割り当てられるユーザーIDは、16桁ものランダムな英数字なので覚えられません。
自分でわかりやすい固有のIDを別に設定できれば、そちらを使ったほうが何かと便利でしょう。わかりにくく覚えにくいユーザーIDとは別に分かりやすいIDを設定できるというのが、PayPay IDを決定するメリットのひとつです。
自分でIDを設定できる
PayPay IDのメリットは、自分でIDを設定できるというメリットもあります。他の人が使っていないことが前提ですが、自分で好きな文字列を設定することができます。そのために、自分で愛着のある名前やニックネームを徹底することで、友達にも伝えやすくなるというメリットがあります。
個人間送金でID送金するなら必要
PayPay IDを行う最も大きなメリットというのは、個人間送金でのID検索が利用できるようになるということです。個人間送金で、送金する相手を見つける検索方法には、電話番号検索とID検索があります。メールアドレスやLINEなどのSNSのメッセージ機能に送金専用のURLを送って送金する送金方法もあります。
しかし、電話番号やメールアドレス、SNSアカウントというのはPayPay以外のことでも使うものなので、相手に教えるのが不安だという場合もあるでしょう。送金してもらう必要はあるけど、個人情報は教えたくない、というときにはID検索が便利です。
ID検索を使えれば、相手の電話番号やメールアドレスが分からなくても、PayPay IDだけで送金できます。メールアドレス等と違いPayPay IDというのはPayPayでしか利用しないものなので、PayPay以外での不正利用に利用される危険性はありません。
ID検索で利用するIDというのはユーザーIDではなくPayPay IDです。PayPay IDを設定しているとID検索での送金ができるというメリットがあります。
PayPay IDを設定する方法と注意点
PayPay IDを設定する方法と設定するときの注意点について見ていきましょう。
設定方法
PayPay IDを設定していないときに設定する方法は、まずはスマホでPayPayのアプリを開いたら、トップページから「アカウント」をタップします。
PayPay IDを設定していない場合には、アカウントのページに「PayPay ID 未設定」と出てきます。こちらをタップするとPayPay IDを入力して設定できる画面に入れるので設定しましょう。
なお、すでにPayPay IDを設定してある場合には、アカウントページに「PayPay ID 未設定」が表示されません。「アカウント情報」からPayPay IDを確認できるので、そちらから確認してみましょう。
PayPay IDを設定するときの注意点
PayPay IDを設定するときにはIDの文字列の設定に次のような注意点があります。
最初の一文字はアルファベット
一つ目の注意点は、最初の1文字目は数字ではなく、アルファベットを利用することというルールがあります。理由はわかりませんが、PayPay IDは数字から始めることはできないので注意しましょう。
英数字のみ
利用できる文字は英数字のみです。日本語のひらがな、カタカナ、漢字はIDには利用できません。ただし、IDとは別に表示名を設定できます。表示名では日本語の文字も使えます。
大文字の利用不可
PayPay IDに利用できる文字は英数字ですが、アルファベットの大文字は利用できません。小文字と数字の組み合わせでIDの文字列を作るように注意しましょう。
設定後の変更と削除は不可
PayPay IDを設定する時に最も注意しなければならない点があります。それは一度設定してしまったら、IDの変更や削除はそのPayPayアカウントを使い続けている限りできないという点です。
表示名は何度でも変えることができますが、PayPay IDは変更できません。削除もできません。どうしてもIDの変更や削除したいというときには、PayPayアカウントを削除して作り直さなくてはいけませんが、PayPayアカウントは同じ電話番号からの登録が半年間できないので、半年はPayPayを利用できなくなり、そちらも注意が必要です。
IDを変更したいと思わないように、後から考えて恥ずかしいと思うようなIDをつけないように注意してください。
PayPayのユーザーIDの詳細について
PayPayのユーザーIDについても詳しく見ておきましょう。
PayPayで本人確認するときに必要
ユーザーIDを利用するのは、PayPayがユーザーの本人確認をしたり、提携を導入している店舗が利用者の確認をするときなどに利用されます。PayPayの運営側が利用者の本人確認をするときに利用するのは、PayPay IDではなくユーザーIDです。
運営側に問い合わせをするときに本人確認を求められたら、PayPay IDではなくユーザIDを入力する必要があります。ユーザーがユーザIDを利用する機会はほとんどないのですが、問い合わせの時の本人確認に必要になるということは頭に入れておきましょう。
ユーザーIDの確認方法
PayPayのユーザーIDを確認する方法を見ておきましょう。PayPayのユーザーIDは、PayPayアプリのtopページに記載されています。PayPayアプリを開いたらトップページを一番下までスクロールしましょう。すると一番下にユーザーIDが記載されているのでこちらで確認できます。
ユーザーIDをコピーする方法について
PayPayでユーザーIDによる本人確認を求められた場合に、ユーザーIDをコピーする方法がわからないという人がいます。ユーザーIDがコピーできなければ16桁ものランダムな英数字を入力するのは大変なことです。実はPayPayアプリには、本人確認しなくてはいけないときに、簡単にユーザーIDをコピーできる方法があります。
PayPayのユーザーIDをコピーしたいときには、PayPayアプリに記載されているユーザーIDの横にあるコピーボタンをタップします。四角が2つ重なっているような形のボタンがコピーボタンです。こちらをタップするだけで簡単にユーザーIDはコピーできます。
PayPayの2つのIDの違いを理解しよう!
この記事ではPayPayの2つのIDの違いについて解説してきました。PayPayでは頻繁に利用するのはPayPay IDですが、万が一本人確認を求められたときにユーザーIDがどこにあって、どうやってコピーするのか知っておいたほうが便利です。ぜひこの2つのIDの違いを理解して、必要な時に使い分けできるようにしておきましょう。