PayPayのコンビニでの使い方!ファミマ以外にローソンで使える?
スマホ決済サービスPayPayはコンビニでも利用が可能です。ファミマは早期にPayPayを導入していましたが、ローソンなど他のコンビニでもPayPayは利用できるのでしょうか?PayPayに対応しているコンビニとその使い方について詳しく解説します。
目次
PayPay(ペイペイ)はコンビニで使える?
PayPay(ペイペイ)とは、スマホアプリで支払いが完了する決済システムです。「ペイペイ」と歌いながら踊っているCMが印象的で、使ったことはないけれど知っているという方も多いのではないでしょうか。
2018年12月からサービスを開始し、PayPayを利用して支払いをすると購入金額の20%相当のポイントが還元されるという「100億円あげちゃうキャンペーン」を実施したことで注目を集めました。今最もホットなスマホ決済サービスであるPayPayは物を購入するだけでなく、美容室などのサービスを売りとしている店でも利用が可能です。
しかしもちろん全ての店で利用できるわけではなく、PayPayに対応していない店ではPayPayによる支払いはできません。しかし使える店の数や種類は徐々に増えており、PayPayを使える店の一覧はPayPayの公式ホームページで確認が可能です。ここではPayPayを使える店の中でも、恐らく最も身近な店であるコンビニについて解説します。
ファミリーマート・ミニストップ・ポプラ
現在PayPayで支払いができるコンビニはファミリーマート・ミニストップ・ポプラの3社のみです。少し前まではPayPayに対応しているコンビニはファミマのみでしたが、次にミニストップが全店舗で対応し、最近ではポプラがPayPayに対応しました。
しかしコンビニ店舗数日本1位を誇るセブンイレブンは未だ対応しておらず、この先に対応するのかどうかも発表されていません。主要のコンビニがセブンイレブンだという方にとっては不便を感じることがあるかもしれません。
ローソンでPayPayが使えるように!
現在対応しているコンビニはファミマ・ミニストップ・ポプラのみですが、ローソンもPayPayに対応すると発表しました。2019年3月26日から全国の店舗でPayPayを導入するとのことです。
ローソンはファミマに次いで店舗数が多く、スイーツなどにも力を入れているため、ローソンでしか買えない商品には多くのファンがついています。ローソンでPayPayによる支払いができるというのは、ローソン好きの方にとっては嬉しい情報ではないでしょうか。
PayPayのコンビニでの支払い方法
ここまでPayPayが使える店について解説してきました。ただ、いざ利用するときに使い方がわからなければ意味がありません。前提としてPayPay(ペイペイ)のアプリをダウンロードし、ログイン後にお支払情報を登録する必要があります。PayPayを利用する場合は、これらの作業を済ませておくようにしましょう。
PayPayの支払い方法は2種類存在し、PayPayが使える店であっても、どちらの支払い方法に対応しているのかは店によって異なります。実際店に行かないとどちらの支払い方法に対応しているかわかりません。どちらの方法にも対応できるように、PayPayの使い方を理解しておきましょう。
このようにPayPayのホームページでは支払い方法をイラスト化して解説しています。ただこれだけではわかりにくいという方のために、ここではPayPayの支払い方法をそれぞれの方法別に、より詳しく解説します。
QRコードでの使い方
PayPayが使える店では、レジの隣などにQRコードの記載されたボードが置かれていることがあります。この場合、QRコードをスキャンすることで支払いが可能です。レジでスムーズに支払いをするためにも、支払いの前にPayPayのアプリを起動しておくことをおすすめします。
支払いの際にはレジで店員に「PayPay(ペイペイ)で支払います」という旨を伝えておきましょう。アプリの操作は簡単です。下のタブ内にある"スキャン支払い"を選択し、店に置いているQRコードをスキャンします。読み取りに成功すると、お支払金額を入力する画面が表示されます。
そこで支払金額を入力し、金額に相違がないか店員に画面を見せて確認してもらい、間違いなければ"支払う"を押下します。支払いが完了すると、「ペイペイ」という支払い音と共に支払金額が表示されている画面に遷移します。もう一度その画面を店員に見せ、支払いは完了です。
店のポイントカードなどがある場合、店によっては割引などによって支払合計が変わる可能性もありますので、PayPayを操作するより先に提示した方が良いでしょう。
バーコードでの使い方
もう1つの支払い方法が、バーコードによる支払いです。PayPayが使える店の1つであるファミマは、このバーコードによる支払いに対応しています。支払いをスムーズにするためにも、QRコードを使った支払いと同く、先にアプリを起動しておきましょう。
レジにて店員に「PayPay(ペイペイ)で支払います」と伝え、アプリで下のタブ内にある"コード支払い"を選択します。するとバーコードが表示されます。
レジで支払金額が確定しましたら、アプリに表示されているバーコードを店員に見せます。店員にバーコードを読み取ってもらい、成功すると「ペイペイ」という支払い音が鳴り、支払い完了です。
QRコードに比べてこちら側でしなければならない作業は少ないので、手軽に支払いが可能です。こちらの場合でも、ポイントカード等がある場合は先に提示しておきましょう。
PayPayの支払いで買えないコンビニ商品がある!
ここまでPayPayを使える店や使い方を解説してきましたが、PayPayに対応しているコンビニであっても購入できない商品があります。ファミマ等の大抵のコンビニでは、プリペイドカードやギフトカードが売っています。しかしこれらの商品をPayPayで購入することはできません。
また葉書や切手なども購入できず、コンビニ払いをされる方が多いであろう公共料金の支払いもPayPayでは不可能です。これらはPayPayに限った話ではなく、クレジットカードや他の電子マネーでも同様に支払いができない場合が多く、基本的に現金の支払いにのみ対応しています。
PayPayで購入できるか不安な商品があった場合は、購入する前に店員に確認する方が確実でしょう。
PayPayはセブンイレブンなど他のコンビニでも対応する可能性はある?
現在PayPayに対応しているコンビニはファミマ・ミニストップ・ポプラ、そしてローソンがこの先対応することを発表しています。しかし最近始まったサービスであるだけに、まだPayPayを導入していない店も多いのが現状です。
前述しましたが、大手コンビニチェーンのセブンイレブンも未だPayPayを導入していません。ではこの先、セブンイレブンがPayPayに対応する可能性はあるのでしょうか?
コンビニで利用できる電子決済
現在セブンイレブンでは自社で展開しているnanacoを筆頭に、EdyやauWALLET、iDなど様々な電子決済に対応しています。SuicaやICOCAといった交通系の電子マネーにも対応していますが、対応している数だけでみればファミマやローソンに比べてセブンイレブンが取り扱っている電子決済の種類はあまり多くありません。
セブンイレブンではnanacoで買い物をすることによって受けられるメリットが大きいため、あまり他社の電子決済サービスは積極的に取り入れていないのかもしれません。
セブンイレブンの自社サービス「セブン・ペイ」
セブンイレブンは2019年の春に、自社が展開するスマホ決済サービス「セブン・ペイ」を提供すると発表しています。これに伴い、未だPayPayを導入していないセブンイレブンが、セブン・ペイのサービスを開始してもなおPayPayを取り扱うのかわからなくなりました。
電子決済であるnanacoを展開していることで他の電子決済の取り扱いが少ないことを考えると、今後PayPayを導入しない可能性もゼロではありません。
勿論セブン・ペイのサービスを開始し、更にPayPayを導入する可能性もありますが、その場合はPayPayで支払うよりもセブン・ペイで支払う方がお得な特典やキャンペーンが行われる可能性が高いでしょう。
どんどん導入対応していくコンビニでぜひPayPayを!
ここ数年、コンビニは現金払いではなく電子マネーやクレジット払いを主流とし、キャッシュレスの流れに移行しつつあります。しかし現金の方が簡単でわかりやすいという方は少なくありません。ただ、PayPayはスマホさえあれば簡単に支払いが可能で、カードを申し込む必要も、カードが届くまで待つ必要もありません。
PayPayがキャンペーンを行っているタイミングであれば、普段の買い物がお得にできるチャンスですので、コンビニなどの何気ない買い物にこそPayPayを利用することをおすすめします。PayPayの使い方をマスターし、少しでもお得に買い物をしましょう。