メルペイのポイント還元率は0%！過去のキャンペーンについて紹介！

「メルペイ」は人気フリマアプリの「メルカリ」に2019年2月13日より新たに追加された機能です。「メルペイ」は「メリカリ」で商品を売って溜まった「売上金」を、Apple Pay(アップルペイ)やiD(アイディー)に対応している加盟店のカードリーダーにかざして、スムーズに決済できるサービスです。

この「メルペイ」ですが、実はコンビニ、その他の加盟店で決済を行っても、還元率は0％です。すなわち「メルペイ」で決済をしても1円もキャッシュバックがありません。頻繁に還元率25%などのキャンペーンを行っている、QRコード決済の「LINE Pay」「PayPay」などとは対照的です。

一見するとメリットが無いように見える「メルペイ」ですが、利用するメリットが沢山あります。この記事では、還元率が0％でも「メルペイ」がなぜ人気なのかについて、紹介していきます。

還元率だけで考えると、「Suica」もポイント還元率は0%です。「Suica」もコンビニなどに設置されているリーダーにかざすだけで決済できる便利なサービスですが、還元率が0%で1円もキャッシュバックが無い点では「メルペイ」同じです。しかし「Suica」はクレジットカードからのチャージが出来る為、カード会社からポイント還元が期待できます。

一方で「メルペイ」は、そもそもクレジットカードでのチャージに対応していません。その為「Suica」のようにクレジット会社からのポイント還元を期待することもできません。

「メルペイ」アプリの画面には、ポイントによるキャッシュバックが存在しないにもかかわらず、「ポイント」があります。「メルペイ」のサービスが始まるのを機に、「メルカリ」アプリをインストールした人は、なんの為のポイントなのか困惑したでしょう。

このポイントは「メルペイ」開始以前から存在していた項目で、「メルカリ」の友だち招待キャンペーンなどによって特典ポイントなどが溜まる場所です。また、売上金を使って「メルカリ」内で商品を購入しようと思うと、一旦、売上金をポイントに変換する必要があるため、その用途でもポイントを使用します。

「メルペイ」の最大の特徴は、「メルカリ」の売り上げを「メルペイ」で使えてApple PayやiDの決済に利用できることです。銀行口座を登録しておくと、「メルカリ」の売上金が自動的に「メルペイ」にチャージされ、特に申請の手続きをせずに、そのまま「メルペイ」の決済に利用できます。

銀行口座を登録していない場合は、一旦「メルカリ」の売上金を「メルペイ」のポイントに変換してチャージする必要があります。

冒頭では、メルペイの還元率は0％で、キャッシュバックがないと伝えしましたが、2019年のGWに「メルペイ」でもキャッシュバックキャンペーンが行われました。この時の還元率は以下の通りでした。

セブンイレブンでの利用： 還元率＝７０％
それ以外の店舗：還元率＝５０％

2019年のGWキャンペーンでは、還元されるポイント数の上限は２５００ポイントでした。話題になった「Pay Pay」の100億円キャンペーンに比べると、上限ポイント数が少なかったため、見劣りすなどの声が多くありました。

「メルペイ」のポイントには有効期限があります。また、ポイントの種類によって有効期限が異なりますので、その辺りも注意が必要です。

まず、「メルカリ」の売上金で購入したポイントの有効期限は、ポイントに交換した日から365日です。そして、先述したGWのキャッシュバックキャンペーンで得たポイントの有効期限は180日です。

このように、ポイントによって有効期限が異なりますので、うっかり使い忘れないように注意してください。ポイントの有効期限が近づくと、アプリの方から通知が送られるので、見逃さないようにしましょう。

ちなみに、銀行口座からチャージした「メルペイ」の残高に有効期限はありませんので、安心してください。

「メルペイ」のポイント還元率は0%である事と、「メルペイ」がそれでも人気な理由を紹介してきました。また「メルペイ」は2019年3月からQRコードで決済できるようになり、ますます便利になりました。

PayPayやLINE Payなどのサービスは、キャッシュバックを武器に多くの集客を行なっていますが、「メルペイ」は「便利さ」に重きを置いた決済サービスです。特に「メルカリ」で商品を売っている方は、売上金をそのまま決済に使えるため、ぜひ「メルペイ」を使ってみてください。

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