マクドナルドでQUOカードPayやQUOカードは使えない！利用可能な支払い方法を紹介！

カード式商品券のQUOカードは、割引の現金代わりや懸賞などでよく入手することがあります。コンビニ各店やファミレス、書店やガソリンスタンドで利用できるため、QUOカードを入手したらすぐに使ってしまう人がいる一方で、節約のためにコンビニやファミレスには行かないし、車を持っていなくて本も買わないとなるとQUOカードを持て余してしまいます。

せめてよく利用するマクドナルドでQUOカードが使えれば、と思う人もいるでしょうが、残念なことにマクドナルドはQUOカードの対象外です。

QUOカードが使えるお店には、上図のような取り扱い店のステッカーが貼られています。マクドナルドにはこのステッカーが貼られておらず、QUOカードは元より、バーコードを表示するだけで支払えるQUOカードPayも利用できません。物理媒体のQUOカードはともかく、アドレスを送るだけで利用できるQUOカードPayは便利なのですが残念なことです。

しかもマクドナルドでは、単にQUOカードのみならず、全国100万店以上で使えるJCBギフトカードも使えません。マクドナルドでは、同店で販売しているマックカード以外の商品券一般が使えないのです。

しかしQUOカードが使えなくとも、マクドナルドではお得な支払い方法やお得な買い方があります。これから紹介するお得な方法を駆使すれば、手許のQUOカードの金額分くらいはすぐに浮かせることが可能です。そのため、あえてマクドナルドでQUOカードを使おうとこだわらないことをおすすめします。

しかし、それでもどうしてもQUOカードを使ってマクドナルドの支払いを済ませたいのであれば、のちほど「マクドナルドでどうしてもQUOカードを使いたい場合の裏技」の章で紹介する方法を試してください。

先にも記したように、マクドナルドではQUOカードをはじめとする商品券一般が利用できませんが、現金以外にも多くの電子マネーやクレジットカード、そしてマクドナルド専用の商品券であるマックカードが使えます。

ただし、PayPayやLINE Pay、楽天ペイやメルペイといったスマートフォン決済サービスには2019年8月現在まだ対応していません。もっとも今後も対応する見込みのないQUOカードとは違い、静岡県内の75店舗ではすでにLINE Payが利用できますので、これらの決済サービスが今後マクドナルドで使えるようになる可能性は低くありません。

QUOカードが使えないマクドナルドで、おすすめなのが電子マネーの楽天Edy・WAON・nanako・QUICPayです。これらの電子マネーはQUOカードとは違い、使用時にポイント還元が受けられます。もっともQUICPayは、QUICPay自体ではポイント還元されませんが、紐付けしたクレジットカードでポイント還元が受けられるので実質的には同じです。

つまり、QUOカードが使えたとしても、ポイントが還元される分だけこれらの電子マネーの方がお得な支払い方法になります。

QUOカードが使えないマクドナルドで、次におすすめな電子マネーがdocomoのiDです。QUICPayと同じくクレジットカードと紐付けて使うiDは、クレジットカードのポイント還元が受けられるため、QUOカードよりお得に使えます。その上、かつては「dカード連携のiD支払いで、マクドナルドの料金が3％オフ」というキャンペーンもありました。

こうしたお得なキャンペーンがまた行われるかは不明ですが、そんなキャンペーンがなくてもiDがQUOカードよりもお得な支払い方法であることは間違いありません。

公共交通機関をよく使う人がQUOカードの使えないマクドナルドを利用するなら、交通系電子マネーによる支払いはとても便利です。ただし、紐付けているクレジットカードがない限りポイント還元は受けられませんから、お得度という意味ではおすすめできません。とはいえ、いつも利用しているのであれば、すぐに使えて便利なのは間違いありません。

QUOカードが使えないマクドナルドで、意外にお得なのがクレジットカードです。電子マネーの多くが0.5%還元なのに対し、カードによっては1％かそれ以上の還元が受けられます。当然のことながら、ポイント還元の存在しないQUOカードよりはるかにお得な支払い方法です。

マクドナルドの商品券、マックカードは、全国のマクドナルド各店舗で、1枚から購入できる商品券です。マクドナルドでしか使えない商品券のマックカードは、マクドナルドでは使えないもののほかでも使い道のある商品券のQUOカードとは対照的な存在です。500円で購入して500円分にしかならないので、そのままではお得ではありません。

しかしマクドナルドの商品券であるマックカードは、金券ショップでは0.5〜2％ほどの割引価格で販売されています。またヤフオク!でもマックカードを安く手に入れられることもあります。マクドナルドをよく使うのであれば、これらの方法でマクドナルドの商品券であるマックカードを入手すれば、お得にマクドナルドを利用できます。

QUOカードが使えないマクドナルドをお得に利用する際に、見逃せないのがクーポンの利用です。店頭や新聞の折り込みチラシなどでの配布もありますが、間違いなく入手するにはマクドナルドの公式アプリをスマホにインストールすることをおすすめします。

マクドナルドの公式アプリをインストールしてクーポンを利用すると、QUOカードが使えないことが気にならなくなるほど、お得にマクドナルドを利用できます。

また、公式アプリほどでないものの、LINEのLINEクーポンにもマクドナルドのクーポンがたびたび登場します。基本的には公式アプリと同じクーポンで種類が少ないことが多いのですが、期間中にもう一度同じものを食べたくなったときや、一緒に行った家族や友人にもクーポンを使うときに便利です。

マクドナルドのクーポンは、公式アプリやLINEクーポンだけではなく、メルペイのクーポンにも登場します。メルペイのマクドナルドのクーポンは、公式アプリ並みに種類が多い上に、時折かなり安いクーポンも登場します。マクドナルドのヘビーユーザーなら、公式アプリのクーポンと共に、メルペイのクーポンも見逃せません。

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もはやQUOカードとは関係なくなりますが、日本マクドナルドホールディングス株式会社の100株以上の株主になると、毎年2回、マクドナルドの優待食事券が届きます。この優待食事券は、バーガー類・サイドメニュー・ドリンクの引換券が各6枚で1冊になっており、株の保有数によって、以下の優待食事券が届きます。
 

• 100～299株保有株主……優待食事券1冊（各6枚）
• 300～499株保有株主……優待食事券3冊（各18枚）
• 500株以上保有株主………優待食事券5冊（各30枚）

2019年8月現在、日本マクドナルドホールディングス株式会社の株を100株取得するには48万強必要ですから、株主優待食事券だけで1.25〜2％弱の利回りということになります。この低金利時代においてはそれほど悪くはない利回りですが、このためだけに株を買うのはいささか面倒です。

そこでおすすめするのが金券ショップやヤフオク!の利用です。550〜600円で購入できることが多いので、グランクラブハウスはもちろん、ビッグマックや場合によってはフィレオフィッシュのバリューセットでもお得になります。

QUOカードが使えないマクドナルドですが、楽天ポイントとdポイントは利用可能です。いずれも楽天Edy、iDと併用することでポイントが二重に貯まります。

楽天ポイントを利用する際には、支払い時に楽天ポイントカードか楽天ポイントアプリを提示します。するとそれだけで1％のポイント還元が受けられます。これに加えて支払い方法を楽天カードでチャージした楽天Edyにすれば、楽天カードのほうにも0.5＋0.5%＝1％のポイント還元が受けられ、合わせて2％の楽天ポイントを獲得できます。

dポイントを利用する場合も同様で、支払い時にdポイントカードかdポイントクラブアプリを提示するだけで、1％のポイント還元が受けられます。さらに、これに加えて支払い方法をdカードでチャージしたiD払いにすれば、dカードのほうにも1％のポイント還元が受けられ、合わせて2％のdポイントを獲得できます。

ただし、電子マネーにこだわらなくとも、高還元率のクレジットカード払いであれば楽天ポイントカードかdポイントカードを併用することで同様のポイント還元が受けられます。ただし、その場合は違うポイントシステムとなるので、マクドナルドを利用するのであればこのふたつのポイントシステムのどちらかを使うのが利口と言えます。

ここまで、マクドナルドで使えるQUOカード以外の支払い方法や商品券のマックカード、お得に使えるクーポンなどについて説明してきました。しかし、こういう方法を駆使してマクドナルドをお得に利用しても、家に積み上がったQUOカードはなくなりません。もしどうしてもQUOカードを使いたいのであれば、QUOカードを現金化するしかありません。

QUOカードを現金化するには、金券ショップが一番手頃です。お店や地域によって異なりますが、QUOカードは95％前後で買い取ってもらえます。通常QUOカードは500円券ですので、1枚のQUOカードが475円に現金化できる計算です。

500円分のQUOカードなのに25円損した、と感じるかもしれませんが、使われないまま家に死蔵しているQUOカードの値打ちは0円です。500円のQUOカードが475円になったのではなく、0円のQUOカードが475円になったと考えるべきです。

もし大量にQUOカードがあるようなら、ヤフオク!での販売という方法も可能です。しかし、送料や販売手数料を考えると、よほど大量にQUOカードがあるか、金券ショップまで遠くて売りに行けないのでもなければ、ヤフオク!でQUOカードを売るよりは金券ショップでQUOカードを売った方がお得です。

また、フリマアプリでのQUOカードの販売を考えるかもしれません。しかし、2019年8月現在、アイドルやキャラクターものでプレミアがついているQUOカードなら別ですが、メルカリでもフリマでもQUOカードを金券として売ることはできなくなっています。そのため、QUOカードを現金化するのであれば金券ショップへの販売が一番となります。

以上、QUOカードが使えないマクドナルドで、ポイント還元があるカードや電子マネーを使ったり、クーポンで安価に商品を購入したり、楽天・dの両ポイントカードでポイントを受け取ったりと、お得な利用方法をお伝えしました。また裏ワザとしてQUOカードを金券ショップに売って、QUOカードを現金化する方法もお教えしました。

本記事でお伝えしたことを参考に、家で死蔵されているQUOカードをうまくマクドナルド以外で利用して、その分のお金でマクドナルドをお得に利用してください。