Macでメールを送信できないエラーが発生した時の原因と対処法！

まずはじめに、Macでメールがエラーで送信できない時の原因についていくつか解説していきます。エラーの原因の多くはMac側での設定にあります。しかし、エラーの原因は環境やその他の要因で起こっている場合もあります。もし、こちらの解説でも解決できない場合はAppleに問い合わせるのが良いでしょう。

まず、SSLの設定によってエラーが起こっている場合について解説します。SSLとはデータの流用等を防ぐためデータを暗号化して送受信するシステムのことです。SSLで送信するにはサーバが受信しない限りは送信する事ができません。その為、Macの方でSSLの設定がオンになっていると送信できなくなり、エラーが起こります。

次に考えられるのが、MacのOSのアップデートによってMacのメール設定が変更されている可能性がある事です。MacのOSは頻繁に更新され、設定の内容にも変更が加えられたりします。もし、エラーがMacOSアップデート以降起こっている場合は設定を確認し、元の状態に戻しましょう。

エラーにはMacのメール設定とは関係のないMac本体の設定に原因がある場合もあります。その一つとして、Macでファイアウォールの設定がオンになっているとエラーが起こります。Macでファイアウォールをオンにするとファイルの共有等の外部からの接続を切ってしまいます。

その為、Mac上でファイアウォールがオンになっているとメールも送信できなくなるという事です。

次に確認すべき事がMacのインターネット接続状況です。初歩的な内容ですが、上記の内容でも原因がわからない場合、意外にもMacに接続しているWi-Fiの状況やルータの設定に問題が発生している場合があります。一度他のネットワークに接続してみて、もしメールが送信できるのであればインターネット側の接続に問題があると考えられます。

上記でMacでエラーが起こる原因について解説してきましたが、次に送信できないときに確認しておきたいことについて解説していきます。Macではメールを送信する際に下記で解説するメールアドレスの間違い以外は全てエラーが出て送信すらできない状態になります。

その為、エラーの原因を突き止めるには上記で解説した原因を一つずつ確認していく必要があります。設定等を確認し、解決していきましょう。

まず意外にも多いのが、メールアドレスに間違いがあった場合です。上記でも解説したようにメールアドレスの間違いの場合はメールを送信後に自分宛に返ってくるのでこのエラーの場合は原因が分かりやすいです。もう一度送信先の正しいアドレスを確認してスペルミスの内容に打ち直してみましょう。

次に確認しておきたい事が、メールのサーバ設定を確認する事です。上記の原因の方でも解説していたようにSSLの設定がオンになっている事によってエラーが起こっている可能性があります。そういった際にまずはサーバの設定を確認する必要があります。

確認方法についてですが、まずMacの「メール」を開き上部にカーソルを合わせると「メール」や「ファイル」、「編集」等と表示されます。「メール」を選択し、「環境設定」を選択します。すると上記のような設定画面が表示されます。このページよりサーバ設定を確認していきましょう。サーバの設定については下記の方で解説していきます。

上記の方でMacでメールが送信できない際はメールアドレスに間違いがないか、ない場合はサーバの設定を確認しましょうと解説しました。ここからは実際にMacで送信用のメールサーバの設定方法について解説していきます。

まずは上記の確認すべき点で解説したように「設定画面」を開きます。次に「アカウント」を選択します。アカウントを選択すると「アカウント情報」の二つ右に「サーバ設定」と表示されるので選択してください。「送信用メールアカウント」を選択し、一番下に表示される「SMTPサーバリストを編集」を選択します。

選択するとサーバ設定の詳細が表示されます。下部に「TLS/SSLを使用」のチェックボックスがあり、そこにチェックが入っていたらチェックを外しもう一度再送信してみましょう。

Macのメールは便利な機能も備えており使いやすいですが、MacのOSアップデートによって急にMac上でエラーが起こったりします。そういった際は焦らずまずは、今回解説した対処法を試して解決しましょう。