「iPadを探す」をオフにする方法！iCloudから設定を無効にできる！

iPadやiPhoneには、「iPadを探す」「iPhoneを探す」機能がついており、この機能を使うことで、それぞれの機器をなくしてしまってもどこにあるのかを探知することができます。この記事では「iPadを探す」機能についてご紹介します。

もちろんこの探す機能をオフにすることもできるのですが、まず、いくつかのデメリットがあるのでご紹介します。

まず１つ目のデメリットは、「iPadの位置を確認できなくなる」点です。iPadを探すという機能を使えば、iPadをなくしてしまったり盗まれてしまったりした場合にiCloud.comにアクセスして位置を確認することができます。

しかし、この機能をオフにしてしまうと、まずどこにあるのかがわからなくなってしまいます。そして最悪の場合、情報流出してしまったり中古ショップに売られてしまったりなど悪用される可能性も高くなります。

また、iPadを探すの機能をオンにしておくと、他人に利用させないためのロックがされるので、他人に情報流出や勝手な設定を防ぐことができるのも利点です。

しかし、iPadを探すの設定をオフにしてしまうと、紛失、盗難の被害にあった場合に遠隔操作を行なってiPadをオフにしておくことができないので、被害が大きくなる可能性もあります。

ですので、普段利用している分にはiPadを探す機能をオフにしておくメリットはほとんどありませんが、中古ショップに売る、iPadを修理、下取りに出すなどの場合にはこの設定をオフにしておくことで、他人に利用させないためのロックを解除することができます。

次の項目では、iPadを探す機能をオフにする機能についてご紹介します。

前の項目では、iPadを探す機能をオフにした場合のデメリットについてご紹介しました。次に、iPadを探すをオフにする設定方法についてご紹介します。

設定方法は大きく分けて２つあり、１つ目は「iPadから直接設定する」方法と「PCやAndroidなど別の端末から遠隔操作で設定する方法」があります。この項目では、１つ目の「iPadから直接設定する」方法について解説します。

まずはじめに、iPadの設定アイコンをタップし、開きます。

設定アイコンをタップして設定画面を開いたら、「ユーザ名」の部分をタップします。

ユーザ名をタップしたら、次に表示される「iCloud」を選択します。

iCloudをタップしこの画面が表示されたら、「iPadを探す」という表示を探し、選択します。

iPadを探すという表示を選択すると、上の画面のような設定画面が出てくるので、無効にします。無効にする際、Apple IDとパスワードの入力を求められますので、入力すると設定が完了です。

とても簡単に設定できますので、必要に応じてこの設定をしてみてください。

前の項目では、iPadを探す設定をiPadから直接設定し、機能を無効にする方法について解説しました。続いて、iPadを探す機能をPC、もしくはAndroidから遠隔操作し、機能を無効にする方法について解説します。

iPhoneからiPadを探す機能を無効にする方法もご紹介するので、iPadで直接設定するのが難しかった場合などに試してみましょう。

まずはじめに、PCからiPadを探す機能を無効にする方法をご紹介します。PCから設定を行う場合には、iCloud.comにサインインして設定を変える必要があります。

はじめに、iPadを探す機能をオフにしておきたいデバイスの電源をオフにするかSIMカードを取り外し、インターネットに接続できない状態にしておきます。

電源を切るかSIMカードを抜くかをしてインターネットに繋げない状態にしたら、iCloud .comをインターネット検索し、サイトを見つけたらその画面を開きサインインします。

iCloud .comにサインインすることができたら、iPhoneを探すを選択します。

この画面が表示されたら、必要に応じてiPadを探すの設定をオフにして設定は完了です。

続いて、AndroidからiPadを探すをオフにする方法について解説します。基本的に、AndroidはiPhoneを探すといったアプリは非対応なので、PCで設定を行う場合と同じようにブラウザから行う必要があります。

まず、AndroidにChromeのアプリをダウンロードし、ChromeからiCloud .comへアクセスします。iCloud .comにサインインしてからはPCと同じ作業で設定を変えることができます。

iCloud .comのサイトはPC版でないと見ることができないので、「PC版サイトを見る」に忘れずにチェックを入れておくようにしましょう。

最後に、iPhoneからiPadを探すをオフにする方法についてご紹介します。まず、「iPhoneを探す」というアプリケーションを開きます。こちらのアプリケーションはiPhoneに初めから付属しているアプリケーションです。

このアプリケーションを開いたら、Apple IDを入力し、サインインします。サインインすると、以下のような画面が表示されます。

この画面が表示されたのを確認したら、iPadをタップし、左にスライドします。すると、右側に削除という文字が現れるので、削除をタップし、確認画面で削除を選択して設定は完了です。

前の項目では、iPadを探すをオフにする具体的な設定方法を３つご紹介しました。上記３つの方法でiPadを探すをオフにする場合、どの方法でも必ずApole IDとパスワードを入力してサインインする必要があります。

パスワードがわからずに入力できず、サインインできなければiPadを探す機能をオフにすることができなくなってしまうので、Apple IDのパスワードがわからない場合の対処法についてご紹介します。

Apple IDのパスワードがわからない場合や忘れてしまった場合、パスワードをリセットして新しいパスワードを設定することで対処が可能です。

パスワードをリセットする際の対処法は、Apple IDのセキュリティの種類によって変わってきます。対処法は、主に「２ファクタ認証」「アカウントでセキュリティ質問を設定している」「２ステップ確認」の３つがあります。

Apple IDで「２ファクタ認証」を有効にしている場合は、信頼しているAppleのデバイスで利用している、もしくは有効にしているパスコードを使うことでパスワードをリセットすることができます。

また、「アカウントでセキュリティ質問を設定している」場合には、パスワードをリセットするオプションを選ぶ際に「セキュリティ質問に答える」を選び、質問に答えることでパスワードをリセットすることが可能です。

そして、「２ステップ認証」の場合には、Apple IDアカウト管理のページを開き、「Apple ID またはパスワードをお忘れですか？」という表示をクリックし、Apple IDを入力してパスワードをリセットするも選んでおきます。

その後、「続ける」を選んでおき、２ステップ確認の復旧キーを入力した後に信頼しているデバイスを選ぶと、その機器に確認コードが送られますので入力すると完了です。

これらの操作でApple IDのパスワードをリセットすることができ、再設定もすることができます。iPadを探すの設定を変更したい時、どの方法でもApple IDとパスワードの入力は必須なので注意しましょう。

iPadを探すの設定を変更、オフにしたいのにもかかわらずApple IDのパスワードがわからなくなってしまった場合には以上の方法でパスワードを再設定しましょう。

ここまで、iPadを探すの設定をオフにした場合のデメリット、iPadを探すの設定を直接オフにする設定方法について解説しました。また、PCやAndroid、iPhoneからiPadを探すの設定をオフにする方法、Apple IDのパスワードがわからなくなってしまった場合の対処法もご紹介しました。

これらの設定はとても簡単にできますが、デメリットも多くあるので、必要に応じて設定を行い、安全にiPadを利用しましょう。