LINEタイムラインの「全体に公開」設定の公開される範囲はどこまでかを解説！

今回は、LINEのタイムラインの公開範囲を設定する方法について解説します。友だちの近況を知る上で便利なLINEのタイムライン表示ですが、公開範囲の設定を正しく行わないと自分の意図しない相手のタイムラインにも自分の情報が表示されてしまいます。

タイムラインの投稿表示はユーザーごとに「公開・非公開」を設定できるので、設定手順をマスターして自分のプライベート投稿の表示管理を行いましょう。

タイムライン投稿表示の公開設定は、「投稿前」と「投稿後」で手順が違います。

投稿前にタイムライン投稿表示の公開設定を行う場合は、まず、LINE画面下方に表示されているメニューバーの「ホームアイコン」をタップし、「歯車マーク」→「タイムライン」→「友だちの公開設定」と進みます。

ユーザーごとのタイムライン投稿表示の公開設定の一覧が表示されます。「公開」「非公開」の2つのタブで整理されており、「公開」タブに表示されているユーザーを非公開に設定したい場合は「非公開」をタップ、逆に「非公開」タブに表示されているユーザーを公開に設定したい場合は「公開」をタップします。

投稿後にタイムライン投稿表示の公開設定を確認する場合は、タイムライン投稿の下方に表示されている地球儀や人型のアイコンを確認します。

地球儀アイコンの場合は「全体公開」設定されている投稿で、タップするとポップアップで全体公開であることを確認できます。

人型アイコンの場合は「友だち公開」設定されている投稿で、タップするとポップアップで友だちだけに公開されていることを確認できます。

3本線が入っている人型アイコンの場合は、リストで選択した友だちに公開するように設定されている投稿で、タップするとポップアップで選択した友だちを確認できます。

鍵アイコンの場合は、自分のみに公開するように設定されている投稿で、タップするとポップアップで自分のみに公開されていることを確認できます。

投稿後にタイムライン投稿表示の公開設定を変更する場合は、投稿の右上に表示されている「三点マーク」をタップし、表示されたポップアップから設定変更できます。公開範囲の選択・投稿の削除などを行えます。

次に、LINEのタイムライン投稿を「全体公開」に設定するとどうなるか解説します。

LINEのタイムライン投稿を「全体公開」に設定した場合の状況は、以下のようになります。

LINEのタイムライン投稿を「全体公開」に設定した場合、全LINEユーザーのタイムラインに表示されるということはありません。自分の友だちが共有ボタンを使って投稿を「共有」した際に、友だちのタイムラインを通して拡散するという仕組みです。「全体公開」投稿以外の投稿には共有ボタンは表示されません。

「全体公開」に設定したLINEのタイムライン投稿はLINE運営の監視を受けることが、LINE運営側から明言されています。LINEのタイムライン投稿の不正利用を防止するための対応策の一環と考えられます。不正利用が認められた場合は投稿が削除されるなどの措置が取られます。

「全体公開」に設定する上での注意点は、「全体公開」に設定した投稿は公開範囲設定で「非公開」設定にしている友だちにも閲覧されるという点です。「非公開」設定の友だちのタイムラインにも「全体公開」に設定した投稿は表示されます。

デフォルト設定では、LINEのタイムラインに投稿を行うと、友だち全員のタイムラインに無条件で投稿されます。無条件で投稿されないようにするには、あらかじめ設定を変更しておく必要があります。

LINEのデフォルト設定では、まず、新しい友だちには自動でタイムライン投稿が表示されるように設定されているので、まずこの設定を解除します。

LINE画面下方に表示されているメニューバーの「ホームアイコン」をタップし、「歯車マーク」→「タイムライン」まで進み、「新しい友だちに自動公開」をオフに設定します。

次に前述のとおり、同画面で「友だちの公開設定」をタップして、タイムライン投稿を表示する友だちを設定します。

一度タイムライン投稿を非表示に設定した友だちの設定を解除する場合は、「非公開」タブをタップすると非表示に設定した友だちがリストアップされるので、解除する友だちを選択して「公開」をタップすれば、タイムライン投稿の非表示を解除できます。

LINEのタイムライン投稿を全体に公開するときは注意が必要です。まずはデフォルト設定で新しい友だちには自動で公開されることを認識しましょう。タイムライン投稿を公開する友だちを設定する場合は、まず、新しい友だちに自動で公開される設定をオフにし、次に、友だちごとに「公開・非公開」を設定しましょう。