LINE「無効な電話番号」「不正な電話番号」エラーの原因と対処法を解説！

最初にLINEで無効な電話番号や不正な電話番号と表示される原因を項目に分けて紹介します。

LINEにおいて電話番号登録ができない原因として、050の電話番号の使用や、SMS機能のない格安SIMの利用、規則違反があげられます。なぜ登録ができないのか原因を理解しましょう。

050から始まる電話番号は、IP電話に分類されます。LINEは電話認証に、050から始まるIP電話の電話番号を電話認証として採用していません。以前は050のIP電話も電話認証として認められていました。しかし現在のLINEで050番号は、電話認証として使用できません。そのためいくら050の電話番号をLINEに入力しても、無効な電話番号と表示されます。

LINEの電話認証において無効な電話番号と表示される場合は、SMSが使用できる契約かどうかが関係します。現在は格安SIMが、以前よりは普及しつつあります。格安SIMのなかには、データ通信専用SIMがあります。このデータ通信専用の格安SIMを利用しても、LINEでは無効な電話番号と表示されてしまいます。格安SIMを購入する際は、SMS機能がついているかどうか確認をしましょう。

LINEにおいて無効な電話番号と表示され、登録できない場合は規約違反が原因かもしれません。この規約違反の場合は、無効な電話番号よりも不正な電話番号としてLINEに認識されてしまいます。不正な電話番号と認定される具体的な違反内容は以下の通りです。

• 短時間に同じ電話番号で、何度も新規のLINEアカウントを作成
• 短時間に友達リストから、大量のLINEアカウントを削除
• 同様のメッセージをLINEを介して大量に送信
• 1つの電話番号で、複数のLINEアカウント作成を試みる
• 使用する電話番号が、不正利用の番号と発覚した
• スパム報告を受けたなど、LINEから通報された

とくに「短時間に同じ電話番号で、何度も新規のLINEアカウントを作成」は、LINEを新規作成の際に、手順を誤って何度も作業を繰り返してしまったということがあるかもしれません。LINEを新規作成する場合には、よく注意をして不正な電話番号というエラーにならないようにしましょう。

ここでは電話番号認証ができない場合の、実際の対処法を紹介します。

上記のようにLINEの電話認証において無効な電話番号と表示され、登録できない場合は時間をおいて、再度トライしましょう。LINE公式サイトからは、無効な電話番号とエラーが出る際の、特定の対処法は紹介されていません。代わりの対処法として、時間を置いてから再登録をするようにと紹介されています。LINE運営側は対処法として数日置くことをオススメしていますが、ユーザーの中には10時間程で、LINEを登録できないエラーが解消したケースがあります。

時間を置いても依然として、LINEに無効な電話番号と表示される場合は、LINEのお問い合わせメールからその旨を報告しましょう。LINEのお問い合わせによる対処法は、次の項目で詳しく紹介します。

LINEにおいて不正な電話番号と認定された場合の対処法を紹介します。不正な電話番号と表示され、LINEの登録ができない際には、LINE運営側に問い合わせると、自身のLINEアカウントが規約違反を犯しているかどうか確かめられます。なぜ規約違反に該当したかは、問い合わせメールに返信という形で伝えられます。しかし規約違反の原因が、知らされないままのこともあるようです。

またLINEでは、このように規約違反に該当したLINEアカウントの復活は基本的にしません。つまり規約違反のLINEアカウントは、永遠に利用停止ということです。ちなみにLINEアカウントが復活するのは、LINE運営側が規約違反と誤って判断した場合です。とても重い処分のため、LINEを利用する際は十分に注意をしましょう。

上記の対処法でも解決しない場合は、LINEの運営側に問い合わせるのも方法の1つです。

上記の「無効な電話番号」「不正な電話番号」のエラーの対処法でもあったように、お問い合わせフォームを利用しての具体的な問い合わせ手順を紹介します。電話番号認証がならず、登録ができないという場面を想定して、ブラウザを介しての手順をお伝えします。初めに、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで「ライン　お問い合わせ」と入力しましょう。検索結果に表示された「お問い合わせLINE（ライン）」を選びます。

お問い合わせフォームに直接飛べました。LINE運営側はエラーの対処法を、メールで送信者に報告します。返信用メールアドレスフォームには、忘れずに自身のメールアドレスを入力しましょう。

次の項目では、実際のエラーについて報告できます。無効な電話番号と表示される場合は、LINE>認証番号＞電話番号認証でエラーを右の選択バーから選びます。

最後にお問い合わせフォームの送信をします。内容の確認をし、忘れずに送信ボタンを押しましょう。

LINEのアカウントは電話番号による登録のみならず、実はFacebookとの連携により登録することも可能です。ここでは、LINEとFacebookの連携方法を紹介します。

はじめに、LINEとFacebookを連携したからと言っても、LINEとFacebookはそれぞれの情報を勝手に公開することはありません。例えば、LINEのタイムライン投稿がFacebookに反映されることはありません。FacebookからLINEに、ということも発生しません。

LINEとFacebookを連携することの利点は、電話番号を使用せずともLINEにアクセスができることです。今回はLINEの無効な電話番号というエラーを扱っているため、この原因のためにLINEの登録ができないという場合にはオススメの対処法です。登録ができないという場合以外にも、LINEアカウントの引継ぎの際にも、Facebook認証を活用できます。このように電話番号が利用できない場合には、とても便利な機能です。

LINEとFacebookを連携する場合には、Facebookアカウントを持っていることが前提となります。Facebookアカウントを持っていない方は、アプリをダウンロードし、新規登録をしましょう。Facebookアカウントを作成し準備を整えたら、LINEのホーム画面を開きます。左上の歯車のアイコンをタップします。歯車をタップすると、アカウントの設定画面に移ります。その中から、上から2番目のアカウントを選びます。

アカウントをタップしましょう。

下の画像がアカウント画面です。Facebookの欄には、連携するという文言があります。連携すると表示されている場合は、現在LINEとFacebookの連携はまだされていないという意味です。今回はLINEとFacebookの連携をしたいので、連携をするをタップし、先へ進みましょう。

つづいて、自動的にFacebookの画面に切り替わります。すでにFacebookアプリをダウンロードしている状態なので、上の「Facebookアプリでログイン」をタップします。

タップすると、LINEとFacebookの連携画面になります。「〇〇（自分のアカウント名）」としてログインをタップします。

上の画面でログインをタップすると、再度LINEアカウントの画面に戻ります。今度はFacebookの欄が、「連携解除」に変更されています。つまり、LINEとFacebookの連携は成功したという意味です。LINEとFacebookの連携を解除したい場合には、今度は連携解除をタップするだけで、解除手続きが完了となります。

スマートフォンなど新しいデバイスを購入した際には、スムーズにLINEの引継ぎができるように、古いデバイスでLINEとFacebooの連携を済ませる必要があります。

LINEで電話番号認証ができない場合にとても便利なFacebook認証。しかし、いくつかの注意点があります。Facebookでは友達登録していても、LINEでは友達登録していないという使い分ける人も多いのではないでしょうか。しかしLINEの友達自動追加機能がONになっている、かつFacebookの登録電話番号が一般または友達に公開されている場合は、Facebookの友達がLINEに勝手に登録されることがあります。

現代人の必須アイテムLINE。LINEに登録できないとなると、日常生活に多大な影響を及ぼします。それを未然に防ぐために、050のIP電話やSMS機能なしの格安SIMは、LINE登録としての使用は控えましょう。
またLINEの規約違反は永久にアカウント停止のペナルティが課せられるので、十分に注意しましょう。

LINEが使えないと焦る方も多いです。その場合に備えて、原因を理解し対処法を覚えておくのをオススメします。