Kindleアプリの使い方!画面上での操作方法や本を読むのに便利な機能を紹介!
Kindleの使い方は電子書籍を使う上で非常に精緻な設計になっています。単純に本を読むということではなく、Kindleだからこそできる使い方もご紹介します。今回はKindleの使い方及び画面操作の方法や本の削除方法などの注意点についてご紹介します。
目次
- 1Kindleの使い方~基本編~
- ・本を読むときの画面操作
- ・アイコンの意味
- ・目次へ移動する方法
- ・しおりの挟み方
- 2Kindleの使い方~応用編~
- ・ブックマークの方法
- ・ハイライト&メモをする方法
- ・単語帳として使う方法
- ・ノートブック
- ・SNSアプリでシェアする方法
- ・X-Ray機能
- ・本の削除/復活方法
- ・特定の本を隠す方法
- ・電子書籍の検索機能
- 3Kindleの読み上げ機能の使い方とメリット
- ・読み上げ機能を使うメリット
- ・設定方法
- 4Kindleの設定をカスタマイズする方法
- ・ページジャンプする方法
- ・画面の明るさを調整する方法
- ・背景色を変更する方法
- ・文字の大きさやフォントの変え方
- ・言葉を検索する方法
- 5Kindleの使い方を覚えて読書を楽しもう!
Kindleの使い方~基本編~
言わずもがな、本と電子書籍は違います。リアルな世界に所蔵されている本にできないことでも電子書籍であれば、Kindleであればできることは多くあります。本にできないことでもKindleであればできることを覚えていくことで読書の楽しみを増やすことができます。
ただし、Kindleにできることをすべて覚えることは難しく、中には全く使わない機能もあります。今回は電子書籍を読む上で欠かせない基本や覚えておくと便利な機能を優先してお伝えします。Kindle初心者の方でも実践しやすいように記載していくので、すでにKindleを使い始めてる方は応用編から読むことをおすすめします。
本を読むときの画面操作
Kindle内の本を読むときに一番多く行う画面操作はページをめくることです。この画面操作をするためにはスワイプをするだけで良いです。ページを進めたいときは右方向にスワイプし、戻りたいときには左方向にスワイプしてみましょう。これだけでKindleで一番よく使う画面操作は完了です。
アイコンの意味
Kindleでは本を読む上で使う頻度の高い機能をすぐに使えるようにしてあります。まずはKindleで電子書籍を選び、読む際に文章を軽くタップしてみます。すると画面上部にいくつかのアイコンが表示されます。それぞれのアイコンの意味は以下の通りです。また、画面操作しやすいように電子書籍がズームアウトされるようになっています。
v | 本を閉じる |
≡ | メニュー表示 |
虫眼鏡 | 検索 |
Aa | フォントや表示スタイルの変更 |
ノート | メモやブックマークの整理 |
リボン | ブックマーク |
・・・ | 拡張機能 |
目次へ移動する方法
今、ご紹介したアイコンの中でもKindleのメニュー表示は使う機会が多いと思います。”≡”をタップして画面下部に移動していくと目次が表れます。タイトルから読みたい場所へすぐ行けるというのは操作性が良いということでもあります。また、Kindle内の本を読む際には是非使っていただきたい機能でもあります。なぜなら、本と電子書籍の違いを一番感じやすいポイントだからです。
しおりの挟み方
また、Kindleでも本のようにしおりを挟むことができます。しかも複数個所にしおりを挟むことができます。アイコンの中からリボンマークをタップすれば、今読んでいる電子書籍のページにしおりを挟むことになります。再度、リボンマークを押せばしおりを外すこともできます。しおりを挟んだ箇所は画面下部に黒い点として表れます。
この機能はKindleの中でも使う頻度が高い機能となっています。本と違い、しおりを挟むための動作が少ないため、ここでも操作性の良さが見られます。Kindleの基本操作は以上のことを知っておけば十分でしょう。また、電子書籍を読む上では欠かせない機能たちですので日ごろから使っていくようにしましょう。
Kindleの使い方~応用編~
Kindleで電子書籍を読むときには基本編でお伝えした機能だけでは満足できない人もいるでしょう。それは本を読むという行為からKindleの電子書籍を読むという行為へシフトチェンジしているからです。Kindleだからこそできる機能を使って、もっと電子書籍を楽しむことにしましょう。
このときに重要となるのは、Kindleというのは画面上で多くの機能を使いこなすことができ、読書の助けになるということです。お伝えする機能をすべて使え、ということではなく、Kindleを使う上でどれが自分に合っているのかを見極めながら使うようにしてみてください。
ブックマークの方法
応用編のKindleの使い方に入る前にしおりとブックマークの違いに触れておきます。本ではしおりをつかい、Kindleではブックマークを使います。この2つに違いはなく、少なくとも本記事中では違いはありません。したがって、アプリ上のブックマークの使い方としおりの使い方は同一ということになります。
希望するページをアプリ上で開き、リボンマークのアイコンをタップすればブックマーク完了となります。ブックマークを削除したい場合は再度、リボンマークのアイコンをタップすれば削除できます。
ハイライト&メモをする方法
Kindleアプリではマーカーではなく、ハイライトを残して気になる文章を目立たせることができます。Androidであれば任意の箇所を長押ししてバーを調整することで文章を選択できます。選択された部分にアイコンが表示されるので〇が複数重なった場所をタップすればハイライトをつけることができます。iPhoneの場合は文章を選択後、選択箇所を再度タップすればアイコンが出現します。
また、ハイライトの有無に関係なく選択した文章にメモを残すこともできます。ハイライトの時と同様にアイコンを開き、左から2番目のアイコンをタップしましょう。するとフリーテキストでメモを残すことができ、最後に”完了”をタップすればメモを残したことになります。
単語帳として使う方法
資格勉強などをする際も電子書籍はあなたの力になってくれます。勉強をしてテストに臨むときに必要となるのが単語帳ですが、Kindleには単語帳という機能はありません。代わりにフラッシュカードという機能がついています。フラッシュカードはKindleアプリで電子書籍を開いた後、”拡張機能”をタップしてもらうと出現します。
デッキを新しく作成し、その中に単語や熟語をコピーして貼り付けておくことができます。また、iPhoneアプリとしてKindleを使っている場合はハイライトした色ごとにフラッシュカードを作成することもできます。もし、資格勉強等でKindleを使おうと考えている場合はiPhoneアプリとして使うことをおすすめします。
ノートブック
さて、ハイライトをしたもののハイライトさせた文章が多すぎると場所を特定するのにも時間がかかります。ハイライトさせた箇所をすべてブックマークさせておくことも一つの手ですが、面倒です。安心してください。ハイライトをさせた箇所を一覧で確認することができます。
Kindleで本を開き、ノートブックのアイコンをタップしてください。すると、あなたがブックマークした箇所やハイライトさせた箇所を一覧で確認することができます。ここでもメモを残すことができますので、メモの残し忘れはほとんどないでしょう。要点だけを振り返りたいときなどにご利用ください。
SNSアプリでシェアする方法
素晴らしい本というのは自発的にシェアしたくなるものです。Kindleでは友だちに本をシェアすることも簡単にできます。Kindleアプリ上で本を開き、拡張機能を開きましょう。そこには”この本をすすめる”という項目が表示されるのでタップしてください。その後、FacebookやTwitterをはじめコミュニケーションツールの選択ができますので、好みのツールをタップしてください。
選択後、Kindleアプリから離れることになりますが、シェアした後にはKindleに戻る仕様となっています。Kindleアプリ上でSNS経由のシェアの使い方は以上となります。素晴らしい本をどんどんシェアしていきましょう。また、画面操作も非常に簡単ですので使うツールを間違えてタップしないように注意してください。
X-Ray機能
Kindleの中で特におすすめの機能としては「X-Ray機能」があります。この機能はKindleユーザーにとって使うべき機能であって、Kindleを使う理由の大きなメリットになるでしょう。この機能を使えば重要な文章やトピック、人物などについて書かれているページへジャンプすることができます。つまり、本を購入するときに気になっていた箇所をすぐに読むことができます。
拡張機能をタップすると”X-Ray機能”という項目があるので、選択するとカテゴリーが選べます。この中から気になるコンテンツをタップすると該当のページへジャンプすることができます。Kindleを使えば気になる箇所だけ読むことも可能となるのです。Kindleユーザーになるのであればぜひ使ってみてください。残念ながらすべての電子書籍に対応しているわけではないので項目として出現しない場合は諦めてください。
本の削除/復活方法
Kindleの電子書籍を削除するためにはKindle上では操作することができません。そのためAmazonサイトへ移動し、”端末の管理”へ行き購入済みのコンテンツを削除しましょう。削除したいコンテンツにチェックを入れて、画面上部にある”削除”を押すだけで削除完了となります。これでKindle上から書籍を削除することができます。
一度、Kindle上から削除されたコンテンツは所有権を放棄することになります。そのため削除すると復活させることはできず、削除したコンテンツは再度購入が必要になります。Kindleアプリ上で削除できない理由はこの点にもあり、安易に削除できないようになっています。よってKindle上の電子書籍を削除する際は慎重さを欠かさないようにしてください。
特定の本を隠す方法
Kindleの使い方として邪魔な本を表示させない方法があります。名作を駄作に埋もらせることはあなたの貴重な時間を無駄にすることになります。そうならないためにもKindleのライブラリを開き、画面上部にある三本線のマークをタップし、”コレクション”で整理しましょう。
Kindleでは本を未分類のまま購入することになるので、この分類を整理してあげることによって名作を保護することができます。操作自体はシンプルで画面上部にある”+”をタップして、タイトルを入力し、分類したい書籍を選択すれば完了です。Kindle上で名作をどんどん保護しましょう。
電子書籍の検索機能
Kindleには検索機能も備わっています。Kindleで本を読んでいない画面の場合は画面上部に検索ウィンドウが設置されているので、そこから書籍の検索をすることができます。Kindleで購入できる書籍の候補とすでに購入している書籍を表示してもらえるので重複して購入する心配はありません。
Kindleの読み上げ機能の使い方とメリット
Kindleには文章の読み上げ機能があるということをご存知でしょうか。この機能を使うことでKindleをもっと有効活用することができます近年ではオーディオブックが台頭しており、ランニングをしながら本を読むという人も増えてきました。その中にはKindleを使っている人も少なくないでしょう。
Kindleでは音声が機械音声になっており、少しぎこちなさを感じます。Audibleやaudiobook.jpであれば人間の声で読み上げてくれるので便利ですが、追加料金が発生します。Kindleの自動読み上げ機能を体験してからオーディオブック専用のアプリを購入するか検討してみるのも良いでしょう。
読み上げ機能を使うメリット
Kindleで読み上げ機能を使うメリットは「ながら読み」ができるということです。Kindleではユーザーの好みに合わせて機能が調節できますが、ずっと画面を見ているとどうしても疲れてしまいます。これは本でも同じですがKindleの場合でも同じなのです。
しかし、Kindleの読み上げ機能を使うことで家事をしながら、ランニングしながら、寝ながらKindleで書籍を読むことができます。このながら読みができることでKindleでも発生している目の疲れも克服することができ効率よくKindleを使うことができます。
設定方法
Kindleの読み上げ機能はiPhoneとAndroidで若干異なります。そのためそれぞれの場合でKindleの読み上げ機能を使うための設定方法をご紹介します。Kindleの使い方の中で一番難しい設定方法ですが、一度設定してしまえば問題ないので、ゆっくり進めてみてください。
iPhoneの場合
iPhoneの場合ではKindleの読み上げ機能を発生させるために、iPhone本体での設定が必要となります。iPhoneの”設定”から”一般”、”アクセシビリティ”と進み、”スピーチ”、”画面の読み上げ”と順にタップしていきましょう。これで画面の読み上げがONになっていることが確認できます。この後にKindleアプリを立ち上げ、画面の一番上から2本指で下へスワイプすれば読み上げが始まります。
Androidの場合
Androidの場合でもKindleの読み上げ機能を利用するためには本体設定が必要となります。”設定”から”ユーザー補助”を開いてください。その後に”Talk Back”をONにしてください。これでKindleの読み上げ機能が使えるようになります。
Kindleで本を開き、画面をタップしてください。すると緑色の枠が出現するのでダブルタップをすると読み上げが開始されます。Kindleであれば自分で読み上げることなく、一定のリズムで本を読むことも可能になります。この機会にKindleを使ったながら読みに挑戦してみてください。
Kindleの設定をカスタマイズする方法
Kindleには小技的なカスタマイズ方法があります。この方法を使えばスムーズにKindleを使うことができ、読書の妨げとなる面倒さを軽減することができます。また、カスタマイズですのでユーザーに合わせた設定がKindleアプリ上で変更可能であり、どんな時にでもKindleを快適に読むことができます。
ページジャンプする方法
Kindleに登録されている書籍には目次が設けられており、先ほどご紹介した目次の表示方法以外にページ内における目次も使うことができます。Kindleではページに書かれている目次の題名をタップするとそのページまでジャンプする仕組みになっています。ページ数が書いていなくてもKindleでは問題ありません。
画面の明るさを調整する方法
Kindleの”Aa"アイコンをタップすると表示形式を変更することができます。中には画面の明るさを変更できるステータスバーがあるので、スライドさせることで好みの明るさに変更できます。Kindleなら昼夜問わず本を読むことができます。なお、「システムの輝度を使用する」にチェックが入っていると端末本体の設定がKindleにも反映されることになります。
背景色を変更する方法
先ほど同じで「Aa」アイコンを開くと「カラー」という項目があります。白、黒、セピア、緑の4種類からKindleの背景色を選ぶことができます。Kindleの背景色を変えることによって目の疲れを軽減したり、ロケーションや日の光に合わせて読みやすさを変えることができます。
文字の大きさやフォントの変え方
文字の大きさやフォントもKindleでは変更できます。「Aa」アイコンの中に「テキストサイズ」という項目があり、これを調節することでKindle内の文字の大きさを変更液ます。また、Kindleでは10種類のフォントが用意されています。Kindleで購入した書籍の内容に合わせて使い分けるのも一つの楽しみとなるでしょう。
言葉を検索する方法
Kindle内にある単語を選択すると、言葉の意味を補助する機能が作動します。ウィキペディアに載っている内容を表示したり、辞書をダウンロードすればその内容が記載されます。この機能を使えば勉強にも使えるフラッシュカードの内容をスムーズに補てんすることができます。
Kindleの使い方を覚えて読書を楽しもう!
Kindleの使い方は単に本を読むということに対して非常に精緻に考えられています。今回ご紹介したKindleの使い方はごく一部ですが、いづれもKindleユーザーにとって重要な情報でしょう。Kindleユーザーになる方、あるいはすでにKindleユーザーになっている方もこの機会にKindleをもっと使ってもらえれば幸いです。