2019年10月01日更新
iPhoneの充電残量が増えない原因と対処法!不具合を確認して解決!
iPhoneの充電残量が増えない原因と対処法を解説します。バッテリーやケーブルの故障が原因だったりコンセントの不具合だったりなど、いくつか考えられる原因や対処法を確認して、iPhoneの充電残量が増えない不具合を解決しましょう。
目次
- 1iPhoneの充電残量が増えない原因と対処法【ケーブルの問題】
- ・充電残量が増えない原因
- ・充電残量が増えない対処法
- 2iPhoneの充電残量が増えない原因と対処法【接触が悪い】
- ・充電残量が増えない原因
- ・充電残量が増えない対処法
- 3iPhoneの充電残量が増えない原因と対処法【バッテリーの問題】
- ・充電残量が増えない原因
- ・充電残量が増えない対処法
- ・バッテリーが劣化する理由とは?
- ・バッテリーが膨張してしまったら?
- 4iPhoneの充電残量が増えない原因と対処法【iOSの問題】
- ・充電残量が増えない原因
- ・充電残量が増えない対処法
- ・充電残量が80パーセントから増えない場合は?
- 5iPhone充電残量が増えない場合は冷静に対処を
iPhoneの充電残量が増えない原因と対処法【ケーブルの問題】
充電していたにもかかわらず、iPhoneの充電残量がぜんぜん増えていなかったという場合があったりします。では、なぜ充電残量が増えないケースがあるのかを、まずはじめにケーブルの問題でiPhoneの充電残量が増えない原因と対処法を解説していきます。
充電残量が増えない原因
ほとんどの場合、コンセントやケーブルの接触不良が原因で充電残量が増えない場合があります。ケーブルの質が悪化していたり、ケーブルの性能不足が不具合を起こしていると考えられます。
ケーブルの質が悪化している
まず、ケーブルの質が悪化しているということが考えられます。しかし、ケーブルの劣化はわかりづらく気が付かない場合もあります。例えば100円均一で購入したケーブルなどは性能が高くない為、何年も長い期間使っているようなら、劣化の可能性があります。
ケーブルの性能不足
充電残量が増えない原因として、ケーブルの性能不足も考えられます。ケーブルの性能が不足しているという問題もほぼ劣化と同じことが言えます。新品のケーブルの時には充電の性能が十分あったにもかかわらず、長年使い続けることで劣化してしまったために、ケーブルの性能が足りなくなったのが原因という場合もあります。
充電残量が増えない対処法
それでは、ケーブルに問題があった場合の対処法はどのようなものがあるか解説します。
ケーブルを変える
一番良いのは、ケーブルを新しいものに変えるということです。劣化しているケーブルを使い続けるのは危険でもあるので、できれば100円均一などの安いものではなく、信頼できる会社のケーブルにすることをおすすめします。
しかし、他のケーブルに交換してみてもiPhoneのバッテリー充電残量が増えない場合は、ケーブルの問題ではないということになるので、他の方法を考える必要があります。
ケーブルをなめたら直るって本当?
「ケーブルの先をなめたらケーブルが直り充電できるようになった」という説があるようですが、ケーブルの先をなめるというのは、危険な行為となるのでまずやめましょう。
これは要するに、ケーブルの先がほこりやごみなどで汚れており接触不良を起こしていたものが、汚れが取り除かれたことによりケーブルが正常に充電できるようになったと考えられます。ウェットティッシュなどでケーブルを綺麗にしてみることをおすすめします。
他の端末がある場合は試しに挿してみよう
iPhoneの充電が出来ない場合、iPhoneに問題があるのか、充電ケーブルに問題があるのかを確認しておく必要があります。iPhoneやiPadなどの同じケーブルを使う端末があれば、挿し替えてみて充電できるか確認してみましょう。
同じケーブルを使用した結果、充電出来る端末と出来ない端末がある場合は、端末自体が壊れているか、端末のケーブル差し込み口がほこりやごみなどで汚れているか、端末が必要としている電力が供給できていないということが考えられます。
純正ケーブルを使う
もちろん純正ケーブルを使うことで、端末が必要な電力の相違で充電できないということはありませんので純正ケーブルを使うことはおすすめです。しかし、純正に頑なにこだわる必要はありません。値段が高い割にはケーブルが細く耐久性が良くないなどの意見もあるようです。
iPhoneの充電残量が増えない原因と対処法【接触が悪い】
次に、接触が悪い場合のiPhoneの充電残量が増えない原因と対処法を解説していきます。
充電残量が増えない原因
iPhoneの充電残量が増えない原因としてあげられるのが、主にコンテントやケーブルの接触不良に関するものです。
コンセントなどの接続機器の接触不良
コンセントなどの接続機器の接触不良は、まずしっかりとコンセントが電源に差さっていなかったという場合があります。この場合はコンセントをしっかり差し込むようにすれば問題は解決します。
そして注意したいのが、コンセントの中でケーブルが切れているという場合です。この場合はコンセントが原因だと分かりづらく、漏電している可能性も考えられるので注意が必要です。他のケーブルなどを差し込んでもコンセントが使用できないようであれば、コンセント自体に問題があると考えるべきでしょう。
充電残量が増えない対処法
それでは、コンセントなどの接触不良によるiPhoneの充電残量が増えない場合の対処法はどのようなものがあるでしょうか。
他のコンセントを使用する
他のコンセントを使用してみましょう。コンセントを変えてみて充電できるようならケーブルに異常はありません。充電できなかったコンセントは故障していることになり、他のことにも利用出来ません。安全のために破棄するようにしましょう。
充電器がコンセントに正しく刺さっているか確認する
充電器がコンセントに正しく刺さっているか確認してみましょう。しっかりとコンセントにケーブルが刺さっていない場合はしっかりと差し込むようにしてください。それでも充電できない場合は、コンセントの故障を疑ってみてください。
iPhoneの充電残量が増えない原因と対処法【バッテリーの問題】
それでは次からはコンセントやケーブルなどではなく、iPhoneのバッテリーの問題でiPhoneの充電残量が増えない原因と対処法を解説していきます。
充電残量が増えない原因
iPhone自体が原因で充電残量が増えない場合は、バッテリーの質が悪化していたり、バッテリーの不具合によるものが考えられます。
バッテリーの質が悪化している
バッテリーは次第に劣化していき、質が悪化することで充電残量が増えない原因となることがあります。同じバッテリーを長い期間使用している場合は、バッテリーの充電が増えないだけでなく、消費も早くなっていることもあります。
バッテリーの不具合
充電残量が増えない原因として、他にもバッテリーに不具合が起きている場合も考えられます。この不具合も劣化から起こっていることが多いです。
充電残量が増えない対処法
それでは、バッテリーによるiPhoneの充電残量が増えない場合の対処法はどうすればよいでしょうか。
バッテリーを変える
バッテリーによるiPhoneの充電の不具合であれば、一番良いのはバッテリーを変えることです。劣化したバッテリーを使い続けるのは、充電残量が増えないだけでなく他にもいくつかのデメリットがあるため、早めの交換をおすすめします。
端末の再起動を行う
再起動を行うことで、バッテリーの不具合が直る可能性もあります。バッテリーが劣化するほどまだ使用していない場合は、一度再起動してみてください。
バッテリー残量ゼロの状態でないか確認する
iPhoneのバッテリー残量がゼロの状態ではないか確認してみてください。そのような場合、充電ケーブルを繋いで充電したとしても、iPhoneが再起動するまでに時間がかかってしまいます。充電を開始してから少し時間が経つと、iPhoneの画面にバッテリーマークが表示されます。この状態から再起動が完了するまでに30~60分程かかる場合もあります。
バッテリー残量がゼロになりきる前に充電するよう心がけましょう。
バッテリーが劣化する理由とは?
バッテリーが劣化する理由としては、iPhoneに主に使用されているリチウムイオン電池の特徴と関係があります。いくつか劣化の要因はあり、まずひとつ目に電極自体の劣化があります。これは電池の材料になっているものが長い間使われていくにつれ、別のものに変化し、イオンの量が減っていくことで電極が劣化するというものです。
ふたつ目はバッテリーパックに内蔵されているコンピューターによるものです。充電を繰り返していくうちに内蔵されている調整コンピューターの精度が損なわれ、まだ充電が可能であるにもかかわらず充電が止まってしまうという不具合が起こる場合があります。
みっつ目として、バッテリーパック内にあるセルバランスの不具合によるものです。電池はひとつに全て入っているというわけではなく、複数のセルに分けられています。そのセルがバラバラに充電されるため、ひとつのセルが充電された段階で充電完了になり、充電が停止してしまう不具合が起こる場合があります。
バッテリー劣化への対策はある?
バッテリーの劣化を抑える対策としては、できるだけ充電回数を減らすということが大切です。少し減った程度でちょこちょこと毎日充電するのではなく、満充電し終わったら充電のマークの色が変わるまで次回の充電をしないようにし、充電する回数を減らすことでバッテリーへの負担を減らすことができます。
他にも、バッテリーは極度の高温や低温が苦手なため、適切な温度の場所で充電するようにしてください。また、充電をしながら動画観覧やゲームなどの操作を行うと、処理計算をするための熱と充電の熱の両方の熱をためこむこととなるため、充電時のiPhone操作は極力しないほうが良いでしょう。
バッテリーが膨張してしまったら?
iPhoneのバッテリーが膨張してしまったら、早めのバッテリー交換をおすすめします。そのまま使用し続けると膨張したバッテリーが画面に圧力をかけて画面のガラスを割るなど、バッテリー交換以上の修理費がかかってしまう場合もあります。さらに本体内部でバッテリーが破裂してしまう場合もあるため大変危険です。
iPhoneの充電残量が増えない原因と対処法【iOSの問題】
最後にiPhoneのiOSの問題で充電残量が増えない場合の原因と対処法を解説していきます。
充電残量が増えない原因
充電残量が増えない原因としてiOSに問題がある場合があります。iOSとは、iPhoneのOSのことです。
OS側の問題
OSとは、アプリやデバイスなどを管理する中枢的な役割をはたしています。そのためOSの不具合というのは、ほぼ起こることはありません。しかし万が一iOSに問題が起こってしまった場合は、早めに再起動や復元などの対処をすることをおすすめします。
充電残量が増えない対処法
iPhoneのバッテリー充電残量が増えない原因がiOSの不具合の場合、自分でできる対処法は限られますが、再起動や復元して対処する方法を解説します。
端末の再起動を行う
端末を再起動してiOSの不具合を修正するという方法があります。再起動することで、他の問題が同時に発生していたとしてもある程度のエラーはリセットすることができ、その結果正常なOSに復元できる可能性があります。iPhoneで何かしらのエラーを感じた際は、復元するために一度再起動をしてみることをおすすめします。
初期化・復元を行う
再起動してみても改善されない場合は、他の対処法として初期化して復元するという方法もあります。初期化して復元するためには、iPhoneの「設定」から「一般」をタップします。
次に、画面下にある「リセット」を選択します。
どのデータを初期化するかを選択する画面が出るので、「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップします。これで復元を行う前準備としての初期化は完了します。その後また起動すると復元することができます。
ただし、ゲームやアプリのデータはこの方法で復元できません。必ず初期化・復元を行う前にはバックアップを行った上で初期化・復元を行うように注意してください。
充電残量が80パーセントから増えない場合は?
iPhoneのバッテリー充電残量が増えないと言っても、最初の0%の状態から全く充電残量が増えない場合もあれば、途中で充電が止まってしまうという場合もあります。iPhoneのバッテリー充電残量が80%から増えない場合の対処法について解説していきます。
端末の温度を下げよう
充電を行う際、バッテリーが劣化していたり、陽に当たるような車内などに置いておくことで、端末が熱くなることがあります。端末の温度が高くなりすぎるとiPhoneがそれ以上熱が上がらないように自動で充電をストップすることがあります。
その場合は、熱を冷ますために端末を涼しい場所へ移動させ、しばらく放置します。端末の温度が下がれば、再び充電ができるようになります。しかし、バッテリーが劣化し熱くなっているようであればバッテリーの膨張などの危険があるため、早めにバッテリーを交換するようにしましょう。
iPhone充電残量が増えない場合は冷静に対処を
iPhoneの充電残量が増えない場合は、まずは上記のような不具合から原因を見つけ出し、冷静に対処してみましょう。もしこれらの方法を色々試してみてもiPhoneの問題が改善されない場合は、Appleサポートへ問い合わせるか、修理に出すことをおすすめします。その際に自分で試した方法を説明することで、iPhoneの状況を理解してもらいやすいでしょう。