iPadのタッチパネルが反応しない原因9つと対処法!画面感度が悪い場合や修理の目安も解説!
iPadの画面・タッチパネルが反応しない現象に悩んでいる人はいませんか?本記事では、iPadの画面・タッチパネルの反応が悪い、タッチパネルが完全に反応しない場合の原因と対処法を紹介します。修理を依頼する前に対処法を実行してみましょう。
目次
- 1iPadのタッチパネル・画面が反応しない場合の原因一覧
- ・保護フィルムが原因でタッチパネル画面が反応しない
- ・画面割れが原因でタッチパネル画面が反応しない
- ・画面汚れが原因でタッチパネル画面が反応しない
- ・iPadの歪みが原因でタッチパネルが反応しない
- ・水没ダメージが原因でタッチパネルが反応しない
- ・バッテリーが原因でタッチパネルが反応しない
- ・iOS・iPadの不具合が原因でタッチパネルが反応しない
- ・iPadのメモリが圧迫されている
- ・iPadを濡れた手で操作・またはタッチパネル画面(液晶)に水滴がついている
- 2iPadの画面・タッチパネルの感度が悪い場合の修理方法
- ・保護フィルムを交換する
- ・iPadの設定画面からタッチパネルの感度を調整する
- ・iPadのアプリを終了する
- ・iOSをアップデートする
- ・iPadを再起動する
- 3iPadの画面・タッチパネルが無反応の場合の対処法
- ・iPadを強制再起動する
- 4iPadタッチパネル画面の修理について
- ・iPadのタッチパネル画面の修理費用
- ・iPadの修理依頼方法
- 5iPadのタッチパネルが反応しない場合は早めの対処を!
iPadのタッチパネル・画面が反応しない場合の原因一覧
iPadのタッチパネル・画面が反応しない、またはタッチパネル・画面の反応感度が悪い場合、複数の原因が考えられます。自分でもできる対処法があるので、本記事で確認しておきましょう。まずは、iPadのタッチパネル・画面が反応しない、反応感度が悪い場合の原因を突き止めておく必要があります。
iPadのタッチパネル・画面が反応しない、またはタッチパネル・画面の反応感度が悪い場合に考えられる原因は下記の通りです。
・【iPad画面の感度が悪い・無反応の原因1】iPadの保護フィルムに原因がある
・【iPad画面の感度が悪い・無反応の原因2】iPad画面が割れている
・【iPad画面の感度が悪い・無反応の原因3】iPadの画面汚れが原因
・【iPad画面の感度が悪い・無反応の原因4】iPadデバイスの歪みが原因
・【iPad画面の感度が悪い・無反応の原因5】水没が原因でタッチパネルが反応しない
・【iPad画面の感度が悪い・無反応の原因6】iPadのバッテリーが原因で画面が無反応
・【iPad画面の感度が悪い・無反応の原因7】iOS・iPadの不具合が原因で画面が無反応
・【iPad画面の感度が悪い・無反応の原因8】iPadのメモリが圧迫されている
・【iPad画面の感度が悪い・無反応の原因9】iPadのル画面(液晶)に水滴がついている
上記の原因について個別に状況を解説します。原因を追求することで、正しい対処法が見つかります。自分のiPadに当てはまる原因を探して、iPadの画面が無反応・反応感度が悪い原因を探してみましょう。
保護フィルムが原因でタッチパネル画面が反応しない
iPadのタッチパネルを保護するための「保護フィルム」をつけている人は、保護フィルムとiPadのタッチパネルとの間に、ゴミや空気が入っている可能性があります。保護フィルム自体に損傷があると、そこからゴミや空気が入り込み、iPadのタッチパネルが反応しない、反応感度が悪くなる場合があります。
iPadやiPhoneの保護フィルムは6ヶ月ほどで交換する必要があります。長い間、iPadに保護フィルムをつけたままの人は注意しましょう。
画面割れが原因でタッチパネル画面が反応しない
iPadのタッチパネルに【画面割れ】があると、iPadのタッチパネルが反応しない、または反応感度が悪くなることがあります。iPad画面の画面割れがある人は、画面を修理、またはタッチパネルの交換が必要になります。タッチパネル画面の画面割れを放置しておくと、被害が更に拡大するので、早めの対処をおすすめします。
画面汚れが原因でタッチパネル画面が反応しない
保護フィルム・iPadのタッチパネルに汚れや油などが付着していると、iPadのタッチパネル画面(液晶)が正常に機能しません。画面汚れが原因でタッチパネル画面が反応しない可能性もあるので、画面を柔らかい布などで拭き上げましょう。
iPadの歪みが原因でタッチパネルが反応しない
iPadの歪みが原因でタッチパネルが反応しないことがあります。夏の暑い時期に、iPadを直射日光に長時間当てていたり、暑い車中にiPadを長時間放置していると、iPadが歪んでしまうことがあります。この場合は、iPadの買い替えを考える必要があります。
水没ダメージが原因でタッチパネルが反応しない
iPadが水没した過去がある場合、水没ダメージが原因でタッチパネルが反応しないということが考えられます。この場合Apple公式ページから修理を依頼するのが有効な対処法です。本記事後半では、iPadの修理方法を紹介しているので参考にしてください。
バッテリーが原因でタッチパネルが反応しない
古いiPadにありがちですが、長期間iPadを使用していることが原因で、iPadのバッテリーが膨張し、タッチパネルが動作不良を起こす場合があります。iPadのバッテリーが膨張することで、iPadのタッチパネルが歪んでしまい、タッチパネルの接触が悪いくなり、感度・反応が悪くなってしまいます。
これは、Apple側のリコール対象になる場合があります。本記事後半で紹介する【Apple公式サポート】にコンタクトを取り、正しい対処法を確認しましょう。
iOS・iPadの不具合が原因でタッチパネルが反応しない
iPadのタッチパネル画面(液晶)が反応しない・動かない場合、iPadのシステムに何らかの不具合が発生していると考えられます。この場合の対処法は次の章で紹介するので、そちらを参照にしてください。
iPadのメモリが圧迫されている
iPadでアプリを複数起動していると、iPad内部のCPUチップのメモリが圧迫され、iPadの挙動が重くなることがあります。またiPad内部のストレージ容量が圧迫されている場合も同様、iPadの挙動に問題が発生し、タッチパネル画面(液晶)が反応しない・動かないという原因になります。
この場合の対処法は次の章で詳しく解説していきますので、思い当たる節がある人は、次の章を参照してください。
iPadを濡れた手で操作・またはタッチパネル画面(液晶)に水滴がついている
iPadを濡れた手で操作したり、タッチパネル画面(液晶)に水滴がついていると、iPadの画面が反応しない・動かない原因になります。最新のiPadは防水・防塵性能が上がったため、水分がタッチパネル画面(液晶)に付着しても大丈夫と思っている方も多いですが、水滴がついているとタッチパネル画面(液晶)が正常に反応しないことがあるので注意しましょう。
iPadの画面・タッチパネルの感度が悪い場合の修理方法
iPadの画面・タッチパネルの感度が悪い場合の修理方法・対処法は下記のリストを参照してください。
- 【iPadの画面感度が悪い場合の対処法1】保護フィルムを交換する
- 【iPadの画面感度が悪い場合の対処法2】設定画面から感度を調整する
- 【iPadの画面感度が悪い場合の対処法3】iPadのアプリを終了する
- 【iPadの画面感度が悪い場合の対処法4】iOSをアップデートする
- 【iPadの画面感度が悪い場合の対処法5】iPadを再起動する
上記それぞれの対処方法を個別に紹介していくので、iPadの画面・タッチパネルの感度が悪くても困っている人は、対処法を一つずつ実行していきましょう。
保護フィルムを交換する
iPadのタッチパネルに、保護フィルムを張って1年以上経過している人は、新しい画面保護フィルムを購入して、張替えを行いましょう。
まずは、一度iPadから保護フィルムを剥がして、柔らかい布でタッチパネル画面を拭き上げてから、iPadのタッチパネルを操作してみてください。保護フィルムを張っていない状態で、タッチパネルに問題がない場合は、新しい保護フィルムを貼ることで問題解決です。
iPadの設定画面からタッチパネルの感度を調整する
iPadの設定画面から「タッチパネル」の感度を調整してみましょう。iPadの「設定」>「一般」の順番に進み、表示されるメニュー一覧から「アクセシビリティ」をタップしてください。
「アクセシビリティ」画面が表示されたら、画面を下方向にスワイプして「タッチ調整」を選択してください。「タッチ調整」のトグルをオンに切り替えて「保持継続時間」を有効化し、最適なタップ・タッチ感度に調整してみましょう。
iPadのアプリを終了する
iPadで多数のアプリを起動したままにしておくと、iPadのCPUメモリに不可がかかり、iPadのタッチパネルの反応が遅くなることがあります。この場合は、一度バックグラウンドで起動しているアプリを完全に終了してください。
iPadの画面したから上方向にスワイプすると、起動中のアプリ一覧が表示されます。アプリをタップしたまま上方向にスワイプすると、アプリが完全に終了します。
iOSをアップデートする
iPadのiOSが古いバージョンの場合、iPadの操作反応が鈍くなり、画面の反応も悪くなる場合があります。その場合は、iPadのiOSをアップデートしましょう。iPadの「設定」>「一般>「ソフトウェア・アップデート」をタップしてください。
新しいバージョンのiOSがある場合はアップデート情報が表示されるので、指示に従ったiOSをアップデートしましょう。
iPadを再起動する
最後の対処法はiPadの再起動です。iPadの上部についている「スリープボタン・電源ボタン」を長押しして、iPadの電源を一度オフにしてください。その後、再度「スリープボタン・電源ボタン」を長押ししてiPadの電源をオンにします。
iPadの再起動は、タッチパネルの不具合以外にも、iPadで発生するほとんどのトラブルシューティング方法として有効なので、覚えておきましょう。
iPadの画面・タッチパネルが無反応の場合の対処法
iPadの画面・タッチパネルが無反応の場合の対処法を紹介します。iPadの画面がブラックアウトしている状態など、完全にタッチパネルが無反応の場合は、iPadの強制再起動が有効的な対処法です。
iPadを強制再起動する
- iPadの側面にある「音量を上げるボタン」を一度押して放します。
- iPadの側面にある「音量を下げるボタン」を一度押して放します。
- iPadの側面にある「サイドボタン」を一度押し続けてください。
- iPadのスクリーンに「Apple ロゴ」が表示されたら「サイドボタン」を放してください。
iPadタッチパネル画面の修理について
これまで紹介してきた対処法を実行しても、iPadのタッチパネル画面が無反応、反応の感度が悪い場合は、iPadのタッチパネル画面の修理が必要になる可能性が高いと言えるでしょう。本記事最後の本章では、iPadのタッチパネルの修理・交換費用と、Apple公式修理サポートへの修理依頼方法を紹介します。
iPadのタッチパネル画面の修理費用
スクリーン修理費用 | Apple Care+ for iPad に加入している場合 |
|
---|---|---|
iPad mini iPad mini 2 |
21,800円 | 4,400円 |
iPad mini 3 iPad mini 4 iPad mini 5 |
32,400円 | 4,400円 |
iPad 2 iPad Air iPad (第5世代) iPad (第6世代) |
27,800円 | 4,400円 |
iPad (第4世代) iPad Air 2 |
32,400円 | 4,400円 |
Pad Air 3 iPad Pro9.7inch |
42,400円 | 4,400円 |
iPad Pro10.5inch | 50,200円 | 4,400円 |
iPad Pro11inch | 57,400円 | 4,400円 |
iPad Pro 12.9inch (第1・2世代) |
68,800円 | 4,400円 |
iPad Pro 12.9inch (第3世代) |
74,800円 | 4,400円 |
iPadの修理依頼方法
iPadの修理依頼をする場合は、お近くのApple StoreまでiPhoneを持ち込むか、iPhone修理センターページにアクセスして「修理サービスを申し込む」をクリックしてください。お近くのApple Storeまで持ち込む場合はiPhone修理センターページから修理を予約しておけるので、Apple Storeでの待ち時間が短縮できます。
上記のリンク先から、Apple公式の修理サービスページにアクセスして修理依頼してみましょう。
iPadのタッチパネルが反応しない場合は早めの対処を!
本記事ではiPadのタッチパネル画面が反応しない、反応が鈍い場合の対処法を紹介しました。一つずつ対処法を実行することで、ほとんどの問題を解消することができます。タッチパネルの反応が悪い場合も、落ち着いて1つずつ対処法を実行してみましょう。