iPadの使い方・活用術!初心者におすすめの便利な設定方法やできることを解説!

iPadに興味があるものの、iPhoneやPCで足りるのでは、と思う人はいます。しかし、iPadはiPhoneやPCとは違った使い方ができる端末です。本記事では、iPadに興味はあるけれど便利さがよくわからない初心者に向けてiPadの使い方をお教えします。

iPadの使い方・活用術!初心者におすすめの便利な設定方法やできることを解説!のイメージ

目次

  1. 1iPadでできること!iPhoneとの違いは?
  2. iPadの特徴
  3. 2iPad初心者必見!基本設定と使い方
  4. Wi-Fiの設定
  5. パスワードの登録
  6. メールの設定
  7. 3iPadの使い方!アプリをダウンロードする方法
  8. Apple IDの取得
  9. Apple IDでのサインイン
  10. アプリのダウンロード方法
  11. 4iPadの初心者におすすめな活用方法と使い方
  12. スクリーンショットでメモがわり
  13. 電子書籍を読む
  14. 写真や動画の鑑賞
  15. 資料の作成
  16. 写真・動画の編集・加工
  17. サイトの閲覧
  18. 5iPadはパソコンのサブディスプレイ代わりにも!
  19. サブディスプレイとして使う方法
  20. 6iPadがおすすめな人
  21. 7iPadは自分に合わせて使い方を選べる!

iPadでできること!iPhoneとの違いは?

iPadとiPhone

端的に言って、ただ「できること」だけであればiPhoneもiPadも大した差はありません。iPhoneでもインターネット上のサイトは見られますし、電子書籍だって読めます。写真や動画も観られれば、これらを編集・加工することもできます。ExcelやWordで資料の作成もできれば、ペンを使って絵を描くことだって可能です。

しかし、ただ単に「できる」ということと「簡単にできる」「効率良くできる」ということはまったく異なります。極端に言えば、ノミとカナヅチがあれば岩壁に穴を開けてトンネルを掘ることは可能ですが、工事用の掘削機械を使うのとは大きな差が生まれるということです。もちろん、iPhoneがノミとカナヅチでiPadが掘削機械に相当します。

つまり、同じことをするにしても、iPadを活用することで圧倒的に便利になるということです。とはいえ、誰しもが必ずiPhone以外にiPadを手に入れなければならないワケではありません。iPadが与えてくれる便利さが必要でなければ、iPhoneで十分なのです。しかし、iPadならではの便利な使い方を知れば、多くの人はiPadが欲しくなるはずです。

iPadの特徴

iPad Pro

出典: https://www.apple.com/jp/shop/buy-ipad/ipad-pro

一口にiPadと言っても、2019年7月の段階でiPadにはiPad Pro2モデル、iPad Air、iPad、iPad miniの4機種5モデルが存在します。それぞれ使い方が異なるのですが、iPhoneと対比する分には、使い方の違いをひとまとめにして説明することが可能です。

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画面が大きくて見やすい

iPadと女性

iPadの便利さと特徴として一番に挙げられるのが、iPhoneに比べて画面が大きいと言うことです。

最も大きなiPad Pro 12.9インチモデルであれば、2019年7月現在iPhoneの中で一番画面の大きなiPhone XS Macの6.5インチに対して対角線で倍、面積でいえば単純計算で4倍になります。しかも縦長のiPhone XS Maxと違って縦横比4:3ですから、面積の差ははさらに大きくなります。

これに対しiPadで最も小さいiPad miniは7.9インチと、iPhone XS Maxと比べると対角線で1.2倍、面積比で1.5倍程度にしかなりません。しかし、iPhone XSの5.8インチ、iPhone 8の4.7インチと比べればiPad miniですら対角線で1.36倍と1.68倍、面積比で約2倍と約3倍になります。相手がiPhone SEなら、対角線で倍、面積比で約4倍です。

Apple Pencil(第2世代)

出典: https://www.apple.com/jp/shop/buy-ipad/ipad-pro

こうしたiPadの大きさは見やすさ、情報量の多さに直結します。たとえば、iPadで写真や動画を観る際にはiPhoneに比べて迫力が段違いですし、出先でPC代わりに文書や表計算のデータに手を入れる際にもiPadの画面の大きさがとても便利です。またiPadでApple Pencilを使って絵を描くのは、iPhoneで適当なペンで絵を描くのとは段違いの便利さです。

ただし、こうした「体験」は文字の説明や写真で見るだけでは伝わらないものです。ぜひ一度、お店のiPadや周囲の人の持っているiPadに触れて、実感してください

持ち運びに便利

iPadを持つ女性

先の項で説明したことと相反するようですが、画面こそ大きいもののiPadは持ち運びに便利な大きさです。最大サイズのiPad Pro 12.9インチモデルこそ、ややカバンを選びますが、それ以外のiPadならほとんどのバッグに簡単に収まります。またiPadはノートPCとは違ってディスプレイのみのタブレット型ですから、厚さも薄くスペースを取りません

また、iPadはノートPCのスリープモードよりもはるかに速く立ち上がりますので、iPhone同様にiPadを取り出せばすぐに活用できます。さすがにiPhoneほど取り出しやすくはありませんが、iPadはどこでも簡単にカバンから取り出してすぐに使える、便利な相棒となります。

幅広い使い方が可能

iPadのラインナップ

iPadは、屋内でも屋外でも場所を選ばず利用できます。iPhoneでは画面が小さいな、と感じる場面ではどんな所でもiPadが活躍します。屋内なら、ベッドに寝ころんで利用する使い方も、ソファでくつろぎながら利用する使い方もできますし、屋外に持ち出してカフェや図書館、公園などでも便利に活用できます。

また、写真や動画を見るにも便利ですしマンガを見るにも画面の大きなiPad、特に見開きでマンガを堪能できるiPad Pro 12.9インチモデルはおすすめです。WordやExcelに手を入れるのにもiPadは便利ですしキーボードを使えばもっと便利に活用できます。また、自分だけでなく小さなお子さん用にアニメやゲームを楽しませるという使い方にも便利です。

一方、iPadを使って自宅でじっくりとお絵描きをする用途なら画面が大きなiPad Pro 12.9インチモデルがおすすめですし、逆に外でスケッチをするのなら取り回しのいいiPad miniやiPad Airが便利です。ビジネスからプライベート、趣味や子育てと、iPadは非常に幅広い使い方が可能です。

iPad初心者必見!基本設定と使い方

iPad設定の出発点のイメージ

それでは、ここからはiPadを手に入れたiPad初心者がまずやるべき基本設定について説明します。多くの場合は、iPadを最初に立ち上げたときに設定できるのですが、iPadの初心者だと、そのときはなにをどう設定すればいいのかわからずに、そのまま立ち上げてしまったり、お店や友人宅で設定してもらって、家で使えなかったりして困る場合があります

そんなときのために、iPad初心者のための基本設定のセットアップ方法を説明します。なお、完全に初期化された状態のiPadをセットアップする場合は、以下のリンク先の記事を参考にしてください

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Wi-Fiの設定

iPadでまず設定しなければならないのが、Wi-Fiへの接続の設定です。モバイル通信可能なiPadもありますが、多くのiPadはWi-Fi接続が基本です。自宅のWi-Fiのみならず、出先のコンビニやカフェなどでもWi-Fiが使える所が多いので、そこでもWi-Fi接続してiPadを活用してください。そのためには、まずホーム画面から「設定」アプリを立ち上げます

iPadのWi-Fi設定01

つづいて、左の設定項目から「Wi-Fi」を選択し、右側のWi-Fi画面で「Wi-Fi」の項目をタップして右側のスイッチをオン(緑色)にします。その上で、接続するWi-Fiネットワークを選びます

iPadのWi-Fi設定02

するとパスワード入力を求める画面がポップアップしますので、パスワードを入力して「接続」をタップします。Wi-Fiのパスワードは、多くの場合Wi-Fiルーターの側面や裏面に記されています。また、コンビニやカフェの場合はレジ近辺にパスワードが表示されていたり、パスワードが不要だったりします。

ただし、パスワードが不要なWi-Fiのアクセスポイントは、通信内容がほかの利用者に盗聴される可能性がありますので、特に初心者はそういう所ではクレジットカードを使った購入やhttpsによって暗号化されていないサイトへのアクセスは避けるのが賢明です。

iPadのWi-Fi設定03

入力したパスワードが正しければ、無事Wi-Fiに接続され、追加の通信料金なしにインターネットにアクセスできるようになります。ソフトウェアキーボードは入力ミスしやすいので、注意してパスワードを入力して、Wi-Fiを設定してください。

iPadのWi-Fi設定04

パスワードの登録

つづいてiPadにパスワード(パスコード)を設定します。iPhoneをお使いならわかるように、パスワード(パスコード)はiPadを他人に利用されたり、大切なデータや個人情報を見られたりしないためのセキュリティにとって大切な存在です。初心者はセキュリティが甘くなりがちなので、必ずパスワード(パスコード)を設定してください

パスワードの登録もiPadのホーム画面の「設定」アプリを立ち上げるところから始まります。

iPadのパスワード設定01

つづいて、左の設定項目からiPad Proなら「Face IDとパスコード」それ以外のiPadなら「Touch IDとパスコード」を選択し、右側の画面で「パスコードをオンにする」をタップします。

iPadのパスワード設定02

するとパスコードの入力画面がポップアップしますので、6桁の数字を入力してください。

iPadのパスワード設定03

すぐに同じパスコードの入力を求められますので、そこでも同じ6桁の数字を入力すれば、iPadへのパスワードの設定は完了です。初心者の場合は特にこのパスワードを忘れてしまいあとでiPadを初期化しなければならない羽目に陥りがちですので、パスワードは決して忘れないようにしてください

また、6桁の数字ではセキュリティが弱いので、もっと桁数を多くしたり、数字だけではなく英字も使ったりすることをおすすめします。そのために、パスコード入力画面で「パスコードオプション」を選択します。

iPadのパスワード設定04

そして「カスタムの英数字コード」か「カスタムの数字コード」を選びます。6桁の数字よりも入力は面倒ですがFace IDやTouch IDを使えばパスコードを入力する機会は少なくなりますのでさほど気にすることはありません。とはいえ、iOSをアップデートしたあとなどではパスコードの入力が必要となりますので、決してパスコードを忘れないでください

なお、この「パスコードオプション」では「4桁の数字コード」も選べますが、かえってセキュリティが弱くなりますのでおすすめしません。「4桁の数字コード」は、ご家族のなかの老人など、桁数の多いパスコードが覚えられない人に使ってもらうときなどに限る使い方です。

iPadのパスワード設定05

パスコードが無事設定できたら、引き続きFace IDで顔もしくはTouch IDで指紋を登録してくださいこのふたつはパスワードを使うよりもはるかに便利で安全ですので、初心者なら特に必ず設定する必要があります。

メールの設定

メールの送付や確認にもiPadはおすすめです。iPhoneでは一つのメールにしか注目できませんが、iPadならメールのタイトルのリストを確認しながらメールの内容を見ていけますので、PCと似た使い方でメールを活用できます。また、iPadはキーボードが大きいため、ローマ字入力もしやすく、iPhone二比べてメール処理の効率が大幅にアップします。

今回は多くの人が利用していて、初心者にもおすすめなGmailをiPadに登録する方法をお教えします。メールの設定もiPadのホーム画面の「設定」アプリを立ち上げるところから始めます。

iPadのメール設定01

つづいて、左の設定項目から「パスワードとアカウント」を選択し、右側のパスワードとアカウント画面で「アカウントを追加」をタップします。

iPadのメール設定02

そして画面が切り替わったら「Google」のロゴを選択します。もしiCloudやOutlookのメールアドレを登録する場合は、そちらのログを選んでください。

iPadのメール設定03

Googleのログイン画面が表示されますので、メールアドレスを入力して「次へ」をタップします。

iPadのメール設定04

つづいて先ほど入力したメールアドレスのパスワードを入力し、再度「次へ」を選びます

iPadのメール設定05

初心者なら多くの場合、これで次の画面に進めますが、Gmailに2段階認証を設定してある場合は、Google認証システムを組み込んであるスマートフォンで認証コードを取得して入力「次へ」をタップします。

iPadのメール設定06

2段階認証を設定してない場合は、すぐに下のリンク先の記事を参考に、Gmailに2段階認証を設定するのがおすすめです。初心者は特にセキュリティが甘くなりがちなので、是非とも2段階認証を活用してください

ThumbGoogleの2段階認証プロセスの設定をしてアカウントのセキュリティを高める!
セキュリティを高めることが必要に迫られている現在、Googleではアカウントの2段階認証が推...

Gmailのパスワード入力(と2段階認証)を済ませたら、Gmailと同期する項目を選択します。メールの場合は「メール」と「連絡先」のスイッチをオン(緑色)にして、「保存」をタップしてください。カレンダーをオンにするとiPadのカレンダーと、メモをオンにするとiPadのメモとGmailのNotesが、それぞれ同期され、活用できるようになります。

iPadのメール設定07

あとはiPadのホーム画面から「メール」を立ち上げれば、Gmailで利用しているメールがiPad上でも利用できます

iPadのメール設定08

iPadの使い方!アプリをダウンロードする方法

iPadを存分に活用するにはApp Storeにある多くのアプリをiPadにインストールする必要があります。そのためには、まずApple IDを取得しそのApple IDでApp Storeにサインインしなければなりません

最初にApple IDを取得するのは、初心者にとっていささか難しく感じられますが、一度Apple IDを取得すれば、それ以後Appleが提供するiCloudやApple Musicなどのサービスにも利用できます。というよりも、Apple IDなしではiPadは満足に活用できないのが実情です。iPadを活用するために、まずはApple IDを取得してください。

Apple IDの取得

Apple IDの紹介画面

Wi-Fiの設定同様、Apple IDもiPadを最初に立ち上げたときに設定できるのですが、iPadの初心者だとワケがわからなくて、Apple IDを作成していない場合があります。そんなときには、以下の方法でApple IDを取得します

新規アカウントの入力

Apple IDを取得する際にも、まずiPadのホーム画面の「設定」アプリを立ち上げ、左の設定項目から「iPadにサインイン」を選択します。

Apple IDの取得方法01

するとApple IDの入力を促す画面がポップアップしますので、「Apple IDをお持ちでないか忘れた場合」をタップします。

Apple IDの取得方法02

さらに選択画面がポップアップしますので、「Apple IDを作成」を選びます

Apple IDの取得方法03

つづいて生年月日を入力して、「次へ」をタップします。

Apple IDの取得方法04

さらに氏名を入力して「次へ」を選びます

Apple IDの取得方法05

それからメールアドレスを入力します。その際、自分が使っているメールアドレスをApple IDとして使用するか、新たにiCloudメールを取得するかを尋ねてきます。先ほど「iPad初心者必見!基本設定と使い方」の章の「メールの設定」の節で設定したGmailのアドレスを使うので「現在のメールアドレスを使用」をタップします。

Apple IDの取得方法06

つづいて、先ほど設定したメールアドレスを入力して「次へ」を選択します。

Apple IDの取得方法07

さらにApple IDのパスワードを設定します。これはメールアドレスのパスワードではないので、それとは違うパスワードを設定してください。パスワードを、確認用も含めて2回入力したら「次へ」を選びます

Apple IDの取得方法08

つづいて本人確認用の電話番号を入力します。iPhoneなどのSMSが使えるスマートフォンの電話番号を入力して「SMS」にチェックを入れて「次へ」をタップします。SMSが使える電話がない場合は「音声電話」にチェックを入れて「次へ」を選んでください。

Apple IDの取得方法09

SMSに確認コードが届きますので、そのコードを入力して「次へ」を選択します。音声電話を選んだ場合は、その電話番号に電話が掛かってきて確認コードを伝えてきますので、そのコードを入力します。

Apple IDの取得方法10

iPadの利用規約が表示されますので、「同意する」を選んでください

Apple IDの取得方法11

さらに確認画面が表示されますので、ここでも「同意する」をタップします。

Apple IDの取得方法12

するとiPadのパスコードを求められますので、「iPad初心者必見!基本設定と使い方」の章の「パスワードの登録」の節で登録したパスコードを入力します。
 

Apple IDの取得方法13

以上でひとまずApple IDは取得できました。

Apple IDの取得方法14

しかし、この段階ではまだApple IDは正式に承認されていません。Apple IDに登録したメールアドレスが正しいものであることを確認してもらう必要があります。

メールアドレスの確認

メールアドレスを確認してもらうためには、「設定」アプリにあるApple IDの「メールアドレスを確認」の項目の「メールアドレスを確認」をタップします。

メールアドレスの確認01

すると、Apple IDに登録したメールアドレスに確認コードを記したメールが届きます。先に記したように、メールの設定で登録したメールアドレスであれば、iPadで「メール」アプリを立ち上げ確認コードを確かめて、それを入力します。

メールアドレスの確認02

これでApple IDが正式に取得できました。

メールアドレスの確認03

しかし、実はApple IDだけでは、たとえ無料のアプリであってもApp Storeからアプリをダウンロードできません。クレジットカードを登録して、支払い能力があることを示す必要があります。

支払い情報の入力

支払い情報を登録するには、まず「設定」アプリの「Apple ID」から「支払いと配送先」を選びます

支払い情報の入力01

そして「お支払い方法を追加」をタップします。

支払い情報の入力02

画面が切り替わったら、クレジットカードの情報・住所・氏名を入力し「完了」を選択します。

支払い情報の入力03

お支払い方法の欄に登録したカードが示され、アプリを購入するときに使えるようになります。

支払い情報の入力04

Apple IDでのサインイン

Apple IDを取得して、クレジットカードの登録も終えたら、いよいよiPad用アプリをインストールします。しかしその前に、App StoreにApple IDでサインインしなければなりません。そのために、まずホーム画面から「App Store」をタップして立ち上げます。

App StoreへのApple IDでのサインイン01

App Storeが立ち上がったら、右上のマイアカウントのアイコンを選択します。

App StoreへのApple IDでのサインイン02

するとApple IDとパスワードの入力を求められますので、先の節で登録したApple IDのメールアドレスとパスワードを入力して「完了」を選びます

App StoreへのApple IDでのサインイン03

すると確認画面が表示されますので、「レビュー」を選択します。

App StoreへのApple IDでのサインイン04

さらに規約への同意を求められますので、「利用規約に同意します」のスイッチをオン(緑色)にして「次へ」を選択します。

App StoreへのApple IDでのサインイン05

クレジットカード、および住所・氏名の確認がありますので、クレジットカード裏面の3桁の「CVV(セキュリティコード)」を入力して「次へ」を選びます

App StoreへのApple IDでのサインイン06

以上でApp StoreにApple IDを登録できたので「続ける」をタップして、App Storeの利用を続けます

App StoreへのApple IDでのサインイン07

アプリのダウンロード方法

さて、App StoreにApple IDを登録できたら、いよいよiPad用のアプリをインストールします。App Storeを立ち上げると、Todayの項目で日替わりのアプリ紹介が見られますので、そこから選んでもかまいません。

また、下のタブを使うと「ゲーム」やそれ以外の人気の「アプリ」、インストールしたアプリの「アップデート」、そしてアプリをさがす「検索」に切り替えられます。今回は「検索」をタップして、欲しいアプリを探してみます。

App Storeからのダウンロード方法01

今回はAmazonの電子書籍アプリである「Kindle」を探すことにして、検索窓に「Kindle」と入力します。するとKindleを含む候補が表示されますので、その中から「Kindle for iPad」を選択します。

App Storeからのダウンロード方法02

するとKindleや、それに類する電子書籍アプリのhontoやBookLive!、Kinoppyが表示されます。今回はほかのアプリには目もくれず、Kindleをインストールします。そのためにKindleの項にある「入手」をタップします。

App Storeからのダウンロード方法03

すると確認画面が表示されますので「インストール」を選びます

App Storeからのダウンロード方法04

すると、ほかの人がいたずらなどでインストールするのではないことを確認するため、Apple IDのパスワード入力を求められるので、パスワードを入力して「サインイン」を選択します。このとき「パスワードの登録」の節で説明したように、Face IDやTouch IDを登録しておくと、パスワードを入力せずに顔認証や指紋認証でサインインを済ませられます

App Storeからのダウンロード方法05

すると即座にアプリのダウンロードが始まります。目的のアプリ(今回はKindle)の丸いボタンが少しずつ進んでいきます。

App Storeからのダウンロード方法06

ダウンロードとインストールが完了するとボタンが「開く」に変わります。これをタップすればKindleが立ち上がります。

App Storeからのダウンロード方法07

ホーム画面を確認すると、アイコンの最後にKindleが追加されています。もちろん、このアイコンをタップしてもKindleが立ち上がります

App Storeからのダウンロード方法08

ほかにも、あなたに合ったアプリを見つけて、どんどんiPadにインストールしてください。

iPadの初心者におすすめな活用方法と使い方

iPadにアプリをインストールできるようになったところで、初心者でも簡単に使えるおすすめのiPadの使い方をお教えします。

スクリーンショットでメモがわり

第一におすすめするのが、Webサイトなどをスクリーンショットにとってメモ代わりにする使い方です。スクリーンショットは以下の方法で撮れます。

 

  • iPad Proなら、上部のスリープボタンを押しながら、音量を挙げるボタンをクリックして、すぐに両方のボタンから手を放す
  • それ以外のiPadなら、上部または再度のスリープボタンを押しながら、ホームボタンをクリックして、すぐに両方のボタンから手を放す

iPadのスクリーンショットでメモ01

スクリーンショットを撮ると、左下にスクリーンショットのサムネイルが表示されますので、それをタップしてください。

iPadのスクリーンショットでメモ02

するとサムネイルに書き込みやテキストが追加できるようになります。ここでは試しに赤いペンで手書きで注を入れます

iPadのスクリーンショットでメモ03

下図のように書き込みができたら、「完了」をタップします。

iPadのスクリーンショットでメモ04

大事なメモ代わりのスクリーンショットですから「”写真”に保存」を選びます

iPadのスクリーンショットでメモ05

こうしてメモったスクリーンショットは、iPadの標準アプリの「写真」で確認できます。ホーム画面から「写真」を立ち上げます

iPadのスクリーンショットでメモ06

「マイアルバム」の「カメラロール」に保存されていますので、タップして開きます。

iPadのスクリーンショットでメモ07

さきほどの注釈入りのスクリーンショットが確認できます。スクリーンショットですから、簡単に作成できて、いかようにも書き込みができる、iPadにまだ慣れていない初心者にもおすすめの使い方です。

iPadのスクリーンショットでメモ08

電子書籍を読む

Kindleの画面

電子書籍リーダーとしての使い方も、iPadのおすすめの活用法です。iPadには「ブック」が標準搭載されていますが、おすすめなのはAmazonのKindleの利用です。先に「アプリのダウンロード方法」の節で紹介したように、KindleのアプリをインストールしAmazonから有料・無料の電子書籍をダウンロードして電子書籍リーダーとして活用してください

電子書籍は場所も取りませんし、欲しいときにすぐに購入できてとても便利です。またiPadはiPhoneよりも画面が広いため、マンガや固定レイアウトの雑誌やグラフィカルな本を読むのにおすすめです。なかでもiPad Pro 12.9インチモデルは、A6判のコミックを見開きで読むのと同じ大きさでマンガ表示できるので、マンガ好きには最適の使い方ができます。

またほかのiPadであっても、1ページ単位であれば十分大きく表示できますし、Androidのタブレットと違い、本を表示するのに余白が出にくい4:3のアスペクト比ですので、電子書籍リーダーとして心からおすすめできます。加えて電子書籍リーダーとしての使い方を進めれば、家の中の書籍スペースを減らすこともできます。

写真や動画の鑑賞

iPadを眺める女性

画面の大きなiPadなら、写真や動画を観賞するという使い方にも最適です。特にクライアントや恋人・友人に見せるときには画面の大きいiPad Pro 12.9インチモデルがおすすめですし、画面の小さいiPad miniもスマートフォンとは比較にならない迫力をどこででも堪能できるのでさまざまな活用法が考えられます

資料の作成

PCやMacほどではないものの、iPadは資料作成に威力を発揮します。特にPCが苦手とするグラフィックの表現は得意ですので、Apple Pencilで手書きの図を書き加えたり、注釈を入れたりする資料作成にはiPadが活用できます。またiPadには苦手と思われる長文や大量の数値入力もiPad ProやiPad AirならSmart Keyboardが使えるので問題になりません

写真・動画の編集・加工

iPadを扱う男性

iPadは、iPadで撮った写真や動画以外にも、Lightningケーブル経由やWi-Fi経由でカメラやiPhoneなどから写真や動画を読み込めます。iPadは画面が広い上に、直接画面にタッチして編集できるため、写真や動画に対しては直感的でグラフィカルな編集作業が行え非常に効率的です。写真や動画の編集は、iPadの使い方の中でも一二を争う活用法です。

サイトの閲覧

iPadを扱う女性

iPadは画面が広いので、iPhoneよりもはるかにサイトの閲覧がはかどります。また、Sprit View機能や、2画面で調べ物ができるSmoozを使うことで同時に2つのサイトにアクセスしたりサイトを見ながらTweetしたり各種レビューを確認しながらECサイトで買い物をしたりいった活用法も可能です。

また、iPadで解説サイトを見ながら、iPhoneやPCを操作できるのもおすすめできる使い方のひとつです。

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iPadはパソコンのサブディスプレイ代わりにも!

iPadは、PCやMacのサブディスプレイとして利用したり、液晶ペンタブレット代わりの入力機器として使用したりもできます。

サブディスプレイとして使う方法

2019年7月現在、iPadでサブディスプレイとしての使い方を利用するには有料アプリの「Duet Display」などを使う必要があります。しかし、2019年9月にリリース予定のiOS13を使うと、Macとならば無料で有線やWi-Fiでサブディスプレイとして活用できるようになり、iPadの画面に触れて書き込むといった使い方も可能になります

iPadがおすすめな人

iPadを使う老人

iPadは、とにかく画面の大きさが最大のメリットです。大画面を活用できる写真の現像や動画の編集を行う人には便利ですし、スマートフォンに比べて広い画面を使える表計算や文書作成を活用したい人にもおすすめです。また、単純に画面が大きいということで、老眼が進んだ老人や細かな操作が苦手なデジタル初心者でも便利に使えます

つまり、iPadは初心者から上級者までほぼすべての人におすすめの、便利なデバイスといえます。

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iPadは自分に合わせて使い方を選べる!

iPadを扱う女性

最初に記したように、iPadがなくてもiPhoneでたいていのことはカバーできますが、そのためには余計な時間や手間が必要です。iPadを使うことで、こうした不便さの多くが解消可能です。初心者から上級者まで、iPhoneを使っていてもっと画面が広ければと感じたり、PCを使っていて気軽に外で使えたらと思ったりしたら、iPadの購入を考えてください。

あなたの希望に合わせて、iPadはどんな使い方にも対応します。

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この記事のライター
julyten
PDAの頃から携帯機器やPC関係を扱ってきた旧きプロレス愛好家。