iPadコントロールセンターの表示方法と便利な使い方(カスタマイズ方法)を解説!
Apple社から販売されているiOS搭載のタブレットiPadですが、コントロールセンターはうまく使いこなせているでしょうか。このページでは、iPadでのコントロールセンターの表示の出し方、設定の使い方、方法をご紹介いたします。
目次
iPadのコントロールセンターを表示する方法
iPadで設定をする上で重要な機能が、コントロールセンターです。コントロールセンターでは、iPadで様々で細やかな設定、様々な使い方ができます。ここでは、コントロールセンターを扱う上での基本、コントロールセンターの出し方をご紹介します。
iOSのバージョンによってコントロールセンターを表示させる方法、出し方が異なりますので、分けてご紹介いたします。
iOS12以降の出し方
コントロールセンターの表示の出し方は、非常に簡単です。iPadのどの画面からでも、画面右上から下方向にスワイプするだけで、コントロールセンターの表示ができます。最新バージョンに更新している場合は、上からスワイプで、コントロールセンターを表示させるのが、基本的なコントロールセンターの使い方です。
iOS11以前の出し方
iOS11以前のOSを搭載したiPadでは、少しだけコントロールセンターセンターの出し方が違います。iOS11以前ではコントロールセンターを表示させたい時には、上からではなく、下から上に向かってスワイプします。
上から下へスワイプしても、コントロールセンターが表示されない時は、下から上に向かってのスワイプでの出し方を試してみるのをおすすめします。
iPadのコントロールセンターでできることは?
iPadのコントロールセンターでできることは、多機能で、様々です。iPadを使う上で、必要な多くの設定がこのコントロールセンターからできます。コントロールセンターで、できる主な機能はWi-FiやBluetoothなどの通信機の設定、音量や明るさの設定、画面ミラーリングなどが、このコントロールセンターから設定できます。
また、コントロールセンターでは、各コントロールパネルを長押しすることで、より詳細な設定ができます。ここでは、コントロールセンターで、できる様々なことを、ご紹介します。
通信機能のオン・オフ設定
iPadのコントロールセンターでは、通信機能の設定ができます。WiFiのオン、オフ、Bluetoothのオン、オフ、AirDropのオン、オフがそれぞれできます。また全ての通信機能を一度にオフにできる、機内モードもこのコントロールセンターにあります。
また、このコントロールパネルを長押しすることで、モバイルデータ通信のオン、オフ、インターネット共有のオン、オフも追加で設定できます。
おやすみモードのオン・オフ設定
三日月型のアイコンが、おやすみモードの設定アイコンです。おやすみモードはその名の通り、自分や周囲の就寝時に一定の機能をオフにし、睡眠を妨害されないようにする機能です。おやすみモードがオンになっているとFaceTime着信や、メールの着信が通知されなくなります。
このおやすみモードはiPadが、ロック状態の時だけ機能するので、注意が必要です。また、このおやすみモードのアイコンを長押しすることで、詳細な設定もできます。おやすみモードの解除時間を一時間後や、この場所から出発するまで、など、様々な条件で設定できます。
画面の向きの固定・解除
南極の周りにぐるっと矢印が、ついているのが画面ロックのアイコンです。この画面ロックのアイコンをタップすることで、画面がアプリなどを使用しても固定されて、不用意に画面が動かなくなります。画面はふいに、使用したくなる機能なので、コントロールセンターからさっと設定できるのはとても便利です。
画面ミラーリング
ミラーリングとは、あるデバイスの画面を他の画面にも同じ様に映し出す機能です。さながら、鏡に写している様にiPadの画面を、TV画面などに映し出すことができます。画面ミラーリングをする方法は簡単です。「画面ミラーリング」と書かれているアイコンがあるので、それをタップします。
iPadの画面をミラーリングするには、基本的にAppleTVとそれに接続されたTVが必要です。AppleTV側で設定してしまえば、iPad側ではコントロールセンターのこの「画面ミラーリング」アイコンをタップするだけで、簡単に画面ミラーリングができます。
ミュージックのコントロール
コントロールセンターの右上、「ミュージック」のアイコンからミュージック、音楽の操作、コントロールができます。iTunesを介して、iPad内に取り込んだミュージックデータを簡単に、再生、曲送り、曲戻しが可能です。
長押しすることでより詳細な操作も可能で、長押しした後、もう一度タップすることで、この画面から、iPadの音楽を管理している、ミュージックの項目へアクセスもできます。
音量・明るさの調節
コントロールセンターでもっともお世話になるかもしれないのが、この音量と明るさの設定です。画面右側にある、太陽マークとスピーカーマークを上下に操作するだけで、簡単に音量と明るさの調整ができます。また、明るさに関しては長押しすることで、ブルーライト軽減をするNightShiftモードのオン、オフもできます。
その他機能
その他にもコントロールセンターから、多くのことが操作できます。上記で紹介した項目以外は、コントロールセンターのカスタマイズが可能で、「フラッシュライト」や「カメラ」、「消音モード」など多くの機能を追加したり、削除してスッキリさせることができます。
コントロールセンターのカスタマイズについては、下記の項目で、詳しくご説明します。
iPadのコントロールセンターの使い方
コントロールセンターを使えば、音楽、ミラーリング、通信の設定はもちろん、アラーム、計算機、低電力モード、拡大鏡などに簡単にアクセス、使用ができます。ここでは便利な、コントロールセンターの使い方、コントロールセンターのカスタマイズの方法をご紹介します。
コントロールセンターをカスタマイズする
コントロールセンターをカスタマイズすることで、よく使う機能へ簡単にアクセスできるようになります。暗いところでライトをすばやく使いたい、アラームをすばやく設定したい、カメラをすばやく起動したい、そんな時には、コントロールセンターのホームに機能を追加します。
カスタマイズする方法は、iPadの「設定」から「コントロールセンター」へ進みます。「コントロールセンター」内の「コントロールをカスタマイズ」を選択し、コントロールセンターへアイコンを追加する場合は「+」を、削除する場合は「-」を選択して、「削除」を選びます。
コントロールセンターのアイコンを並び替える時には、「設定」→「コントロールセンター」から「コントロールをカスタマイズ」を選択して、アイコン選択一覧の横の「三」マークを押しながらドラッグすることで好きに並び替えることができます。
コントロールセンターから操作をする
ここでは、コントロールセンターから操作できる機能を、上記まででは紹介しきれなかった機能といっしょに、まとめてご紹介します。
- アラーム:タップしてアラームの設定画面へひとっ飛び。アラームの設定ができます。
- 明るさ:コントロールバーを上下するだけの直感的な操作で、画面の明るさを調整できます。
- 計算機:いわゆる電卓。そのままタップで標準的な計算機を、そこからデバイスを回転させることで、関数電卓という高度な電卓に切り替えることが可能です。
- おやすみモード:一定条件内の着信音、通知音を消音にする機能。長押しすることで、詳細な設定ができます。
- 運転中の通知を停止:携帯デバイスが運転中であることを認識すると自動で、着信音や通知音を消音にして、連絡してきてくれた人に、運転中であることを通知してくれます。
- アクセスガイド:アクセスガイド機能を使用し、デバイスを一つのアプリのみでしか使えない専用デバイスにすることができます。
- 低電力モード:デバイスのバッテリーが減ってきた時に、よりバッテリー消費の少ない状態へ移行させます。
- 拡大鏡:デバイスのカメラ機能を通じて、拡大鏡として使えるようにします。
- QRコードのスキャン:カメラを使用してQRコードを読み取り、QRコード先のWEBサイトへアクセスすることができます。
- 画面の向きをロック:画面が不用意に回転しないように、デバイスの画面の向きを固定します。
- 消音モード:警告音や通知音を消音状態にします。とりあえず、通知音を消したい時におすすめです。
- ストップウォッチ:時間をはかる一般的なストップウォッチ。
- テキストサイズ:デバイスに表示されるテキストを、タップ→スライダーの上下で簡単にテキストサイズを変更する機能です。
- ボイスメモ:内蔵マイクからメモを取る、ボイスメモへすばやくアクセスします。
- 音量調節:コントロールバーの上下で、オーディオの音量調節が可能です。
この他にも、「カメラ」「フラッシュライト」「補聴器」「ホーム」「メモ」「タイマー」「Wallet」など多くの機能を表示し、カスタマイズができます。
iPadのコントロールセンターを表示させないようにするには?
便利なコントロールセンターですが、それを表示させないようにすることもできます。ここでは、その方法をご紹介します。
App使用中のアクセスをオフにする
iPadで、コントロールセンターの表示をオフにする方法は、「設定」→「コントロールセンター」→「App使用中のアクセス」をオフにします。この方法では、あくまでアプリ使用中にコントロールセンターを表示してしまう、誤操作を防止するだけですので、ホーム画面からは、コントロールセンターへアクセスが可能です。
iPadのコントロールセンターで効率アップ!
iPadのコントロールセンターの使い方を、ご紹介いたしました。コントロールセンターへは、簡単にアクセスでき、カスタマイズも簡単にでき、カスタマイズできるアイコンや機能も数多くあることがわかりました。iPadではコントロールセンターの使い方をマスターして、iPadでの操作を効率的にしましょう。