iPhone12 miniとiPhoneSEのスペック・カメラ性能・サイズを比較！

2020年にはiPhoneユーザーにとって気になる新機種の発売が2回ありました。2020年4月の第2世代iPhone SEの発売と、2020年10月のiPhone 12の発売です。

iPhoneシリーズの中の小型な廉価版として2016年に発売された初代iPhone SEの人気は発売から5年経っても根強くあります。そこで、FeliCa/NFCを搭載するなどより時代に即した廉価版iPhoneとして第2世代iPhone SEは登場しました。サイズも小さいので、手が小さくて、近年の大型化が続いていた新型iPhoneは使いにくいという方から大きな支持を得ています。

一方で、小型のiPhoneということでは、iPhone12では、サイズの小さいiPhone12 miniが登場しました。新型iPhoneでの小型化はiPhone12 miniが初めてのことです。小さなサイズのiPhoneを求めている方からは、こちらも注目を集めています。

この記事では、小型サイズのiPhoneを購入したいという方という方のために、iPhone12 miniと第2世代iPhone SEのどちらを選んだらいいのかスペックなどを比較して、選ぶ上でのポイントをお伝えします。

iPhone12 miniと第2世代iPhone SEの基本スペックの比較表です。
 

iPhoneを選択する上では、カメラのスペックを重視するという方も少なくありません。iPhone12 miniと第2世代iPhone SEのカメラスペックについて見ていきましょう。

iPhone12 miniと第2世代iPhone SEのメインカメラのスペック比較表です。
 

iPhone12 miniと第2世代iPhone SEの自撮りで使うインカメラのスペック比較表です。
 

iPhone12 miniと第2世代iPhone SEの大きな違いは購入にかかる金額です。料金(税込み)も比較してみましょう。
 

iPhone12 miniと第2世代iPhone SEのスペックと料金を比較したところで、どちらを購入したらいいのか迷っている方に選び方のヒントをお伝えします。

どちらもサイズ小さいiPhoneという点が共通しています。実際にサイズを見てみると、iPhone12 miniの方が若干本体サイズが小さいのに、ディスプレイサイズがSEよりも大きくなっています。サイズ感だけで選ぶのなら、iPhone12 miniに軍配が上がります。

iPhoneに搭載されているシステムチップには、スマホの性能を決定づけるCPUとGPUが搭載されています。システムチップはiPhone12 miniの方がSEよりも進化したものが搭載されています。

その上、メモリも1GB、iPhone12 miniの方が大きいものが入っています。CPUの処理能力が同じ場合にはメモリサイズが大きい方が処理速度が速くなります。iPhone12 miniと第2世代iPhone SEを比較すると、より高性能なCPUと容量の大きなメモリが搭載されているiPhone12 miniの方が高い処理能力があります。ただし、負荷の高いアプリを頻繁に利用しなければSEで十分です。

カメラ性能は、第2世代iPhone SEがシングルレンズなのに対して、iPhone12 miniにはデュアルレンズが搭載されています。ナイトモードへの対応もiPhone12 miniにはあり、夜の撮影が多い方、風景を撮影する方にはiPhone12 miniの方がおすすめです。ナイトモードや超広角レンズの利用が必要ない方にはSEでも十分でしょう。

iPhone12 miniならグリーンとブルーが選べます。この2色を選択したければ、iPhone12 miniがおすすめです。

バッテリー持続時間はiPhone12 miniの方が第2世代iPhone SEよりも若干長くなっています。

コストパフォーマンスで考えると、第2世代iPhone SEの方に軍配が上がります。iPhone12 miniに搭載されているカメラ性能などが必要なければ、3分の2程度の価格で購入できる第2世代iPhone SEを選択することをおすすめします。

この記事では、iPhone12 miniと第2世代iPhone SEのスペックを比較してみました。小さなサイズでスペックの高いiPhone12 miniと、日常使いには全く問題のないスペックでコスパが良い第2世代iPhone SEと、それぞれメリットがあります。

ご自身のiPhoneの使い方にiPhone12 miniのスペックが必要かどうかを考えて、予算も考慮した上でどちらを購入するか決めましょう。