Googleマップをライトモード(2D)に設定で高速化!稲妻マークで解除する方法も解説!
Googleマップでは、動作が遅いことを解決できるライトモード(2D)という機能が存在しています。今回は、お使いのPCのGoogleマップをライトモード(2D)を設定して高速化する方法について解説していきます。稲妻マークの解除法も紹介します。
目次
Googleマップのライトモード(2D)ってなに?
Googleマップには、ライトモード(2D)と呼ばれる機能があります。まずは、このライトモード(2D)機能についてどのような機能なのかを説明します。Googleマップのライトモード(2D)とは、簡単に言うと、動作を軽くするためのモードです。お使いのPCなどで、Googleマップの動作が異様に遅く感じられる場合には、改善されることが期待できます。
ライトモード(2D)とは?
Googleマップのライトモードは、2Dというモードの名称に変わりましたが、基本的には動作を速くさせる機能になりますので、以前と同じような効果が得られます。Googleマップの内容は時間が経過するごとにパワーアップしていきます。古いスペックのPCやスマホを使用している場合はアップグレードされたGoogleマップに追いつけないことがあります。
ライトモードは2Dモードに仕様変更
ライトモードは2Dモードに使用が変更された訳ですが、特に新しい使い方を覚える必要もありません。機能の名称が変わったということを知識として頭に入れておく程度で結構です。また、Googleマップでのモード切り替えに使用していた稲妻マークは、基本状態では表示されなくなりましたので、新しくなったGoogleマップで探さないようにしてください。
3Dモードとは?ライトモードとの違い
ここまでGoogleマップでは、従来の機能として切り替えができたライトモードが2Dモードという呼び方に変更されたということを解説してきました。名前が変わっても基本的な役割は大きく変わりませんので、安心して利用してください。ここからは、Googleマップの3Dモードと、ライトモードの違いについて解説していきます。
Googleマップでの3Dモードとライトモードの違いは、表示と設定・検索など機能がいくつか異なる部分があります。1つずつ紹介していきますので、Googleマップで初めてライトモードを利用するという方は、ここで2つの違いについて知っておきましょう。
表示での違い
まずは3Dモードとライトモードの表示の違いについて解説します。ライトモード(2D)で地図を表示すると、立体的な表示がなくなります。全体的に平たい表示になるため、パフォーマンスも軽くなるという仕組みになっています。ストリートビューや航空写真を見ない時には、2Dにしていても十分使用できますのでストレスなく操作が可能になります。
設定・検索での違い
次に紹介する違いは、Googleマップでの設定や、検索です。Googleマップでは、自宅や職場をはじめ、よく行く場所を登録することができますが、それらの設定を行うことができなくなります。設定をするには一旦通常の3D表示に戻してから設定することが必要になります。また、検索では、自分の付近の施設などの検索ができなくなります。
その他機能
3Dモードとライトモードは他にも異なる部分があります。Google Earthを使用する場合には3D状態でないと使用できません。Google Earthを利用する際にはCPUに負担をかけてしまうことが多いため、動作も遅く感じることがあります。マイマップの利用も制限されてしまいます。これらを使用しない場合は2Dでサクサクした動作を実現させてください。
ストリートビューはできる?
また、Googleマップでよく利用されるストリートビューは2D状態でも利用できるのか疑問に思う方も多くいます。2D状態のGoogleマップでもストリートビューを楽しむことが可能です。ただし、3D表示など細かい機能を表示させることができませんので、フル機能で表示させたい際は、モードを通常の3Dに戻してから再表示させてください。
GoogleマップをPC・スマホでライトモードに設定する方法
Googleマップでの通常表示と、2D表示の違いについて説明してきました。ここからはGoogleマップをPCやスマホを使ってライトモード(2D)に切り替える方法を解説していきます。少し変わった手順になりますが、一度マスターしてしまえばいつでも自由に表示モードを切り替えて、通信を節約することが可能になります。
ライトモードに切り替える方法
ライトモードに切り替えるには、複数通りの方法があります。お使いのPCやスマホでやりやすい方の手順でモード切替を行ってみてください。ライトモード(2D)に切り替える方法としてはヘルプから切り替える方法と、URLから切り替える方法があります。ここではその両方の手順について解説しますのでチェックしておきましょう。
ヘルプから切り替える
まずはGoogleマップの表示モードをヘルプから切り替える方法について紹介します。まずはPCやスマホを使用してGoogleマップのアプリを起動させてください。Googleマップアプリにある「≡」のアイコンをクリックしてください。表示されたメニューの中に「ヘルプ」がありますのでクリックします。「ライトモード」と検索で切り替えができます。
URLから切り替える
次にGoogleマップの表示モードをURLから切り替える方法について解説していきます。URLから切り替えるというのは、URLを編集するということになります。この方法は簡単ですので、覚えてしまいましょう。GoogleマップのURLの末尾に「force=canvas」と入力するだけで2Dの表示に切り替えることが可能です。必要に応じて使い分けましょう。
「force=lite」を入力することで2Dを表示できていましたが、これを入力しても変化しない場合が多く、上記で紹介した「force=canvas」を試してください。わからない方は下記のURLにアクセスしてください。
ライトモードを解除する方法
ライトモード(2D)の表示に切り替えることができましたら、次は3Dの通常モードにするために解除する方法を説明します。周辺検索などを利用したい場合は、ご自身で解除して利用することになります。ライトモード(2D)を解除するには、稲妻マークをクリックします。稲妻マークをまずは探してください。
稲妻のマークが見つかりましたらそれをクリックしてください。「通常のマップに切り替えられます」もしくは「3D表示に戻す」という部分をクリックすることで、2Dの表示が解除されます。適宜変更してお使いください。また、2Dを基本的に使用したい場合は、2D表示を解除する前に、ブックマークをしておくと次に起動しやすくなります。
Googleマップがライトモードに切り替わらない場合
ここまで、Googleマップの表示モードを切り替える方法と、使用目的に応じてPCやスマホで切り替える方法について解説してきました。ここからは、Googleマップがライトモードに切り替わらない場合の対処法について説明していきます。PCやスマホで表示を切り替えられない場合には、以下で記載する確認事項をチェックした上で再度試してください。
URLが間違えていないか確認する
まずはGoogleマップを表示しようとしているURLに間違いがないかチェックしてください。2D表示にURLから変更するには「force=canvas」を入力する必要がありますが、スペリングには十分気をつけて記入してください。また、同じGoogleが提供しているChromeのブラウザを使用することも、相性が良いため、効果的です。
また、PCやスマホでお使いのインターネットブラウザのアプリによっては、適切にモードが切り替わらない場合もありますので、どうしても切り替えができないという方は、「≡」のアイコンから「ヘルプ」の箇所で「ライトモード」と検索して切り替える方法で行ってください。
稲妻マークを確認する
3Dの通常モードから2Dに適切に切り替えることができた際には、必ずGoogleマップ上に稲妻のマークが表示されています。稲妻のマークが表示されない状態では2Dモードに切り替えが失敗しているということになります。再度切り替えを試してください。Googleマップの表示切り替えの際にはこのように稲妻マークを目安にしてください。
ライトモードが解除できない場合
また、ライトモード(2D)に切り替えることができたものの、通常のモードに戻すことができなくなってしまった場合には、インターネットブラウザをもう一度インストールし直してみてください。キャッシュなど一時的なデータや不具合がリセットされて、設定もデフォルト状態に戻っていますので、この状態からGoogleマップにアクセスしてみてください。
Googleマップをライトモードで高速化しよう!
ここまで、Googleマップでの通常表示である3Dモードから、2Dの表示に変更する方法について解説してきました。表示モードを切り替えることによって、動作がスムーズになり、表示しやすくなるだけでなくデータ通信の節約にもなります。ぜひ覚えて、好きな時に切り替えができるようにしてください。