GoogleKeepとは?使い方や多機能なメモアプリの活用方法を解説!
Googleアカウントを作成することで使えるGoogleKeepという便利なメモ機能があるのはご存知ですか?GoogleKeepを使えば大切なメモを整理整頓して保存したり、必要に応じて共有、リマインダーを設定し通知することができます。
目次
- 1メモアプリ「GoogleKeep」とは
- ・Gmailからも利用できる
- 2GoogleKeepのメモの使い方と活用方法
- ・すぐ文字入力できるメモ機能
- ・絵や図形は手書き機能
- ・タスク管理に使えるチェックボックス
- ・録音もできる自動音声入力機能
- ・テキストメモとまとめて記録できる写真機能
- 3GoogleKeepで指定した日時・場所を通知でお知らせ
- ・リマインダー機能の設定方法
- 4GoogleKeepで他のユーザーと共有・共同編集
- ・共有機能の使い方
- 5GoogleKeepアプリ内を整理・検索する
- ・ラベル機能で特定のメモのみを表示
- ・重要なメモはピン留めで固定
- ・アーカイブ機能でアプリ内を整理
- ・メモを探すときは検索機能
- 6Google Keepでメモを取ろう
- ・Googleの記事が気になった方にはこちらもおすすめ!
メモアプリ「GoogleKeep」とは
「Google Keep」とはPC、タブレッド、スマートフォンなどOSや端末に依存せずにGoogleアカウントさえあれば誰でも・どこでも利用することができる簡単なメモ機能です。Googleアカウントを利用するので、保存されたメモはデバイスやアプリ、OSなどを問わずGoogleアカウントにログインすればどこでもアクセスすることができます。
またGoogleKeepでできるのはただ文字でメモを書くだけでなく、手書きで絵や図形を書き記したり、写真を添付したりメモごとに色分けをしたり、チェックボックスのリストを作ったりなどいろいろな使い方があります。
Gmailからも利用できる
Google Keepはアプリからの使用だけでなく、Gmailからの利用も可能です。Gmailとは、Googleアカウントと連携したメール機能のことです。Google KeepはアプリだけでなくGmailの利用中、お得なクーポンや気になったニュースの詳細、取引先の連絡先や担当者の名前などメモしておきたいことを手軽にメモしておくことができます。
GoogleKeepのメモの使い方と活用方法
GoogleKeepとは、基本的な文字でのメモはもちろんのこと、他にもさまざまな便利な活用法があります。例えば、メモごとに背景色を指定したり写真を添付したり絵や図形を手書き入力したりなどです。ここでは、1つずつGoogleKeepの活用法を紹介するので参考にしてみてください。
すぐ文字入力できるメモ機能
GoogleKeepの魅力とは、何といってもタップで簡単にメモが入力できるというところでしょう。利用している端末がスマホであれば、「アプリ」を開いて「メモを入力」をタップし、あとは実際にメモを書くだけです。この簡単な3ステップで気軽にメモできるのがGoogleKeepのいいところです。
さきほどでは、スマホアプリでの使い方を説明しましたが、利用デバイスがweb版でもメモする手軽さは同じです。手順としては、まず「GoogleKeep」の画面を開き「メモを入力」でメモを書くだけ、と使い方はスマホアプリのときと変わりません。
背景の色を選択
GoogleKeepのメモには背景の色を自由に選択することができます。単純に、好きな色で利用するという使い方もありますが、メモトップ画面でも背景が表示されるのでメモの種類ごとに色分けするといった使い方で活用すれば視覚的にも一瞬で見つけたいメモを見つけることができます。
色分け機能の使い方は、まず色分けしたいメモを開きます。右下の「…(メニュー)」を選択すると、画面下にカラーパレットが表示されるので、つけたい色を選択します。
これで、メモトップ画面からメモ一覧を見ると色が変わっているので便利です。視覚的にメモごとに色分けされている状態になるので、絞り込みが楽になります。画像では赤を設定したときのメモトップ画面です。
1つずつ設定する必要があるので少々面倒ではありますが、メモを探すのが楽になるので活用してみてください。メモの種類ごとにつける色を決めておくとなお使いやすくなります。
絵や図形は手書き機能
文字でのメモだけでなく、図形やイラストをメモとして残したい場合、Google Keepには手書き機能を使って絵や図形を書き込むこともできます。やり方はGoogle Keepで「図形描画」を選択し、直接画面に文字や図形、絵などを書き込むだけです。
文字でのメモでは表現しにくい場合など、図形描画を利用するとメモの幅が広がります。
グリット線を表示
GoogleKeepではグリッド線を表示することもできます。グリッド線を表示させる手順は、GoogleKeepで「図形描画」をタップ。
その後、右上の「…(メニュー)」を選択します。
すると、画像のようなメニューが表示されるので、「グリッド線を表示」を選択し、さらにグリッド線の種類を選ぶ画面に移るので好きなものを選んで「適用」してください。
タスク管理に使えるチェックボックス
GoogleKeepでは、ただ文字を書いてメモするだけの活用法以外にも、タスク管理などの際に便利なチェックボックス機能も備わっています。このチェックボック機能を使うことで日々のやることを管理したり、買い物リストを作って買い忘れを防止するなどの使いことができます。
箇条書きでリスト化できる
例えば、買い出しややることなどの一覧を作って箇条書きでリスト化することができます。チェックボックスでのリストを作ることができるので、購入や作業が終わったものをチェックしていくことでリスト内の管理がしやすくなります。
また、リストを作ったらリマインダー機能を使って通知でお知らせすることもできるのでメモを書いたのに忘れていた場合でも通知によって思い出すことができます。そのおかげで買い忘れなども防止できるので、とても便利です。リマインダー機能の使い方については、後ほど説明していきます。
さらに、GoogleKeepで作ったメモは共有することも可能です。例えばチェックボックス機能を活用して買い物リストを作っておいて、相手に「これ買ってきて」と共有することで代わりに買ってきて貰うといった活用方法もあります。
録音もできる自動音声入力機能
歩きながらなどスマホで文字を打てない状況でふと、アイデアが浮かんできたときなどに便利なのがGoogleKeepの音声機能です。歩きスマホは少し前も事故が起きて問題になりました。しかし、予定がある場合などはいちいち立ち止まって文字を打ち込むのが難しいときもあると思います。GoogleKeepの音声機能はそのようなとき特に便利です。
GoogleKeepの音声機能を使うと音声は文字に変換されますが、音声も一緒に保存してくれるのでもし変換が間違っていても安心です。文字としての変換がおかしいときは、音声を確認することができるので文字を書く時間がないとき気軽に利用できます。
テキストメモとまとめて記録できる写真機能
GoogleKeepでは写真を保存しておくことも可能です。ただし、この機能は文字によるメモのようにGmailのサイドバーから登録することはできません。メモとして写真の保存をするためには、GoogleKeepを単独で起動させる必要があります。
メモとして写真を登録するには、「GoogleKeep」の右上にある「open in new tab」をクリックします。すると、GoogleKeepに新しいタブに表示されるので、ここでメモとして文字の代わりに画像を登録することができます。
ここでひとつ注意したいのが、GoogleKeepには画像以外のファイルが添付できないということです。いっけん何でもできそうなGoogleKeepですが、このように出来ないこともあります。もしデータファイルをメモしておきたい場合は、内容を文字に起こすか画像に変換させる必要があります。
GoogleKeepで指定した日時・場所を通知でお知らせ
GoogleKeepにはリマインダーという活用法もあります。リマインダーとは何かというと、指定した日時や場所を通知で知らせてくれる機能のことです。この機能を活用すれば、大切なメモを忘れることがなくなるので便利です。
その日までにやらなければならないことや、買い物リストを作ったけどいざ店についたらメモを作ったことを忘れていた経験がある人はぜひ活用してほしい機能です。
リマインダー機能の設定方法
リマインダー機能を設定するには、まずGoogleKeepの「メモ」を開いて右上にある「ベル」アイコンを選択します。すると「日時の選択」画面が表示されるので、そこから通知したい日時を設定しましょう。以下で詳しく説明します。
日時の選択
Googlekeepのリマインダー機能のひとつ、日時を選択するには「メモ」を開いて右上にある「ベル」アイコンをタップしてください。すると「日時の選択」画面が表示されるので、リマインダーを指定したい日時を指定しましょう。日時の指定には「日付け、時刻、繰り返し」の3つが指定できます。必要事項を設定して完成です。
場所の選択
Googlekeepのリマインダーで場所を選択したい場合には、メモを開いて「ベル」アイコンを選んだあと「場所の選択」をタップします。そこで場所の名前もしくは住所を入力することで設定できます。ここでリマインダー指定した場所に着くと、自動的にリマインドで通知してくれるので買い出しのメモなどのさいに活用すると便利です。
しかし、この場所通知の設定はスマホのみの機能です。また、場所のリマインドを活用するためにはGooglekeepアプリにGPSのアクセスを常に許可しておく必要があります。これを許可していないとGPSが機能しないためリマインド通知が送られてきません。場所リマインドを使いたいときは忘れないように、設定を許可しておきましょう。
GoogleKeepで他のユーザーと共有・共同編集
Googlekeepには、他のユーザーとメモ内容を共有したりGoogleKeep内のメモを共同で編集することができます。家族間でのやることリストやチームでおこなう仕事でのタスク管理など、メモを共有したほうがスムーズに進む場合に共有・共同編集を活用すると便利です。これからGooglekeepで他のユーザーと共有・共同編集の使い方や注意点について説明していきます。
共有機能の使い方
GoogleKeepで共有機能を使うには、まず「メモ」を開き、右下の「…(メニュー)」から「共同編集者」をタップします。すると共同編集者について入力する画面に移るので、共有するユーザーまたはメールアドレスを入力してください。
注意点
もしもここで共同編集者について入力できない場合は、共有設定がオフになっている可能性が考えられます。設定を確認するためには、メモトップ画面左上の「メニュー(三本線)」アイコンの次に「設定(歯車マーク)」の順にタップします。設定画面の「共有を有効にする」項目で確認することができます。
GoogleKeepアプリ内を整理・検索する
GoogleKeepを活用していると、情報量が増えてアプリ内がごちゃごちゃしてくることがあります。そのようなときに、アプリ内のメモを整理したり検索したりする方法がいくつかあります。ここでは、GoogleKeep内のメモを整理整頓するのに使える機能の使い方をそれぞれ説明していきます。
ラベル機能で特定のメモのみを表示
Googlekeepのラベル機能とは、メモの種類ごとにラベル(タグ)を製作し、メモを整理する機能のことです。メモにラベルをつけておくことで、ラベルごとの分類ができるようになり、探したいメモを簡単に見つけることができるようになります。
トップ画面の左上に表示される「メニュー(三本線)」をタップして出てくる一覧にラベルという項目があります。横にある「編集」もしくは下にある「新しいラベルを作成」を選択すると、ラベル名を入力する画面へと移るので任意のラベル名を記入し終えたら右側の「チェック」をタップします。
ラベルの作成が完了したらあとはラベルを付けたいメモに張り付けるだけです。ラベルわけしておくことで、ラベルからの検索が可能になり、整理しやすくなります。
重要なメモはピン留めで固定
Googlekeepでメモした重要な内容は、ピン留め機能を使ってトップに固定することができます。この後すぐに使うメモや、常に忘れないように意識しておきたい内容を書いたメモなどを固定しておくのに便利な機能です。この機能をうまく使えば、必要なメモを常に目にはいる場所に固定しておけるため大切なことを忘れにくくできます。
アーカイブ機能でアプリ内を整理
Googlekeepには、アーカイブ機能というものがあります。アーカイブとは消すのではなく、隠すだけの機能なのでいま必要のないメモなどを一時的に非表示にしておく使い方が便利です。そうしておけば、メモがごちゃごちゃになることもありません。メモをアーカイブするには、Googlekeepのメモを横にスワイプすることでアーカイブ(隠す)ことができます。
元に戻す方法
アーカイブしたメモを元に戻したいときは、「アーカイブ」の中からもとに戻したいメモを選んで非表示をとくことができます。簡単なので、使い勝手がよく活用しやすい方法です。
メモを探すときは検索機能
GoogleKeep内からメモを探すときには、検索機能を活用するのもひとつの方法です。メモトップ画面の「メモを検索」をタップすると検索画面が開かれます。検索画面ではキーワードでの検索、メモの種類での絞り込み、ラベルでの絞り込み、色での絞り込みの4つの方法があります。
好きな検索方法で、必要なメモを絞り込みましょう。
Google Keepでメモを取ろう
以上で紹介したように、GoogleKeepにはさまざまな使い方があることがわかったとおもいます。活用法を知っておけば、ちょっとしたメモからタスク管理などまでいろいろな使い方をすることが可能です。手軽に使えるGoogleKeepを活用して、手軽にメモ機能を活用して日々の暮らしに取り込んでみてください。