2020年12月05日更新
CompatTelRunner.exeとは?Windows10が重い時の無効化・停止方法を解説!
Windows10が重い場合の原因がCompatTelRunner.exeの場合があります。この記事では、CompatTelRunner.exeとはどういったプログラムで、PCが重い場合には停止しても大丈夫なのか、詳しく解説します。
目次
CompatTelRunner.exeとは?どんな働きをしているの?
Windows10が重いときに、その原因を探ると、CompatTelRunner.exeというプログラムがPCのスペックを大量に使っている場合があります。この記事では、CompatTelRunner.exeとはどういったもので、CompatTelRunner.exeが原因でWindows10が重いときにはどのような対処法ができるのか解説します。
カスタマーエクスペリエンス向上プログラムのための実行プログラム
CompatTelRunner.exeとは、Microsoftのカスタマーエクスペリエンス向上のための実行プログラムです。カスタマーエクスペリエンス向上とは、Windows10で起きた不具合の情報などを、Microsoftに送信することで、今後のWindows10の改良に役立てようというものです。
MicrosoftにWindows10で発生した不具合などを報告している
CompatTelRunner.exeが実際にどのような動きをしているのかはわかりませんが、Windows10で発生した不具合などの情報をMicrosoftに送信していると見られます。
Windows10をセットアップした時に、必ずMicrosoftのカスタマーエクスペリエンス向上のための実行プログラムに参加するか、情報をマイクロソフトに送信しても大丈夫か聞かれています。その報告するための情報を送信するためにバックグラウンドで定期的に動くのが、CompatTelRunner.exeです。
CompatTelRunner.exeのせいでWindows10が重い!停止方法は?
CompatTelRunner.exeが原因でWindows10が重い時には、CompatTelRunner.exeを停止して無効化してしまっても大丈夫なのか、疑問に感じている方もいることでしょう。停止する操作はできても、実質的に停止してしまうと、その後のPCの使用に支障をきたすケースも実は少なくありません。
CompatTelRunner.exeは停止しても大丈夫なのか、停止できるのならどういった操作で停止できるのか解説します。
タスクスケジューラから停止して無効化できる!
CompatTelRunner.exeは停止して完全に無効化してしまっても大丈夫です。CompatTelRunner.exeを完全に停止してしまうと、Microsoftの品質向上のための情報を送信できなくなります。その後のWindows10の改善に何らかの支障は出るかもしれません。
しかし、毎日世界中のWindows10ユーザーから多くの情報は寄せられているはずです。CompatTelRunner.exeのせいでPCが重くなるのを放置して、自分の作業に支障が出る状態の方が本末転倒です。
CompatTelRunner.exeが原因でWindows10が重くなるのなら、停止して無効化してしまいましょう。CompatTelRunner.exeを無効化する方法は、タスクスケジュールから行います。
Windows10の「スタート」を右クリックして、「コンピューターの管理」をクリックします。
デバイスの変更の許可を求められたら許可します。すると「コンピューターの管理」が開きます。左ペインを次の順番にたどって開いていきます。
「タスクスケジューラ」>「タスクスケジューラライブラリ」>「Microsoft」>「Windows」>「Application Experience」
「Application Experience」を開いたら、「Microsoft Compatibility Appraiser」を右クリックして「無効」を押します。これで、CompatTelRunner.exeを停止して無効化できます。